116.政治とスポーツの関係が良い例と言うべきか。 【TERU】さん [インターネット(吹替)] 10点(2023-10-12 21:37:23) |
115.《ネタバレ》 マンデラ大統領の激動の人生を、95年ラグビー南アW杯にスポットを当てて観易く仕上げた脚本力が見事だと思いました。スポーツイベントの持つフェアな爽やかさが、人種差別というえぐみを中和させる効果もあって心地よい仕上がりになりました。 キャスティングも超安定。フリーマン大統領とM・デイモンキャプテン。ハリウッドでもトップクラスの「信頼感を醸す」二人ですから、これはもう心の底から任せた、という気持ちになりますよね。 試合のシーンも良かった。もっと観ていたいと思わせるような臨場感がありました。 ラジオ実況を聞く白人のおっちゃんたちと黒人の子どもの連続一コマ劇場、いいなあこれ。見る度に縮まる距離と、いつの間にか買ってもらってるジュース。笑って泣きました。 ああ、ひとつだけ。低空飛行を演出したパイロットもとい航空会社は事前に警備および主催に連絡しとくべきだったとは強く思うな。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-09-10 19:06:59) |
114.高評を目にし 鑑賞..序盤は良かったけど..物語として 物足りない..なぜ チームが強くなったのか、その過程がまったく描かれていない..そこ 大事でしょ! 残念.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2022-11-13 09:12:37) |
113.ラグビー映画のつもりで見始めたのにマンデラ物語が始まって驚いた。 でも、心に響く言葉がいくつもあって、それはそれで良かった。 序盤は当時の出来事を淡々と描く感じで、落ち着きのある雰囲気が好印象。 終盤に向けては選手も応援する国民も徐々に盛り上がって行ってとても感動的でした。 ラグビーが国民の心を1つにして行く光景に自然と涙が零れました。 とんでもない大差で負けていたけど、日本もこの大会に参加していたことが少し誇らしかったです。 【もとや】さん [インターネット(吹替)] 8点(2021-05-07 11:03:59) |
112.《ネタバレ》 面白かった。 事実は小説より奇なり。 ラグビーの勝ち方も出来すぎてる。 ネルソンマンデラ氏の名前は以前から知っていたけど ラグビーを盛り上げて国を一つにまとめ上げるようなことまでしていたのか。 盛り上げるのには最高の勝ち方だな。 【Dry-man】さん [インターネット(吹替)] 8点(2020-10-05 00:13:39) |
111.マンデラ大統領とラグビーチームがつながるとは知らなかったし意外だったので、結末は容易に見当がついてしまうものの最後まで興味深く見ることができた。 【飛鳥】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2020-05-01 22:41:34) |
110.《ネタバレ》 流行に乗って鑑賞。国として誇れるチームを、チームとして誇れる国を、お互いに感謝の意で称えあうラストは(監督の思い通りかもしれませんが)とても快いものでした。 【SIN】さん [DVD(字幕)] 8点(2020-03-09 20:32:17) |
★109.ラグビーワールドカップで3回目の優勝を遂げた南アフリカ。こんまいチョロチョ動き回るデクラーク選手が目立ちまくっていましたが、キャプテンはチーム初の黒人主将となる巨漢シヤ・コリシ選手。貧民屈育ち、少年時に優勝時のワールドカップを観て「国がここまで一体となれるのか」と衝撃を受け、ラグビーの道を目指すことになったそうな。 ワールドカップ初参加・初優勝時の南アフリカを描いた本作。強豪国として名を馳せながら連盟からオミットされ、アパルトヘイト撤廃により初めて大会参加が認められる。でも当時ラグビーは上流階級、即ち白人限定のスポーツと見做されており「アパルトヘイトの象徴たるスプリングボクスなど潰すべき」と黒人達は叫ぶ。一方で「この国ももう終わり」と士気がガタ落ちになる白人選手達。そんな彼らを身一つで説得し、鼓舞する為に必死に動き回るマンデラ大統領。最後には、黒人と白人が一体となって熱狂の渦に巻き込まれる。実際にはもっと色々あったでしょうが、脚本がシンプルながら本当によく出来てると思いました。 当時の黒人の大半はサッカーにしか興味がなかったそうで、大統領警護の黒人SPが白人SPにいちいちしょうもない質問を発する小ネタが良。「おい何が起こったんだ!?」「得点が入ったんだよ。」 当時チームに黒人は1人しかおらず、それが20年の時を経て、初の黒人主将を戴き世界制覇。映画とリアルが一連となった感動巨編のようです。 【番茶】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-11-24 23:50:31) (良:1票) |
108.《ネタバレ》 ラグビー映画というよりは、ラグビーを通じてネルソン・マンデラの信念、そして真のリーダーシップとは何かということを我々に教えてくれる映画でした。「私は我が運命の支配者、我が魂の指揮官なのだ」という言葉が心に響きました。 【TM】さん [DVD(吹替)] 9点(2019-07-16 00:20:16) |
107.《ネタバレ》 とても良い映画なんだってのは伝わってきます。しかし私はラグビーになじみがない。アパルトヘイトは義務教育で習った程度のことしか知らない。こーゆー映画を楽しもうと思ったら、最低限の予備知識というものが必要みたいですね。自身の勉強不足、知識不足により、物語に入り込めきれず。 この映画はきっと政治ドラマ。そしてスポーツもの。サクセスストーリの様相を呈しながら、伝記的意味合いも強い。そのどれもに均等に力を入れています。良く言えばバランスがとれていると言えます。めっちゃ悪く言っちゃうと、散漫。 映画が始まってすぐ、ネルソン・マンデラが全職員の前で演説をします。それを聞いただけで知りたくなる。『ネルソン・マンデラは祖国を変えるため、どんなことをやったのか。』でもそれは描かれません。マンデラがひたすらラグビーにのめりこむ人にしか映らないのです。アパルトヘイトの象徴であった白人主体のラグビーチームを国民全員で応援することで、黒人と白人の気持ちを一つに統一しようとする。それはそれで悪くない。でも他にどんな改革をしたのか。それが知りたくなっちゃうのです。 そしてラグビー。弱小国でスタート。となれば、当然強くなっていく過程が見たいじゃないですか。ありきたりな展開でも良いんです。サクセスはベタで良い。それが見たいのです。で、まずは大統領から激励。ふむふむ、それで。あれ?もう試合?しかも勝利。そこから先は全勝。そしてエンドロール。なぜそんなに強くなったのか。それが見たいのに。それが描かれていれば、もっと感動できたかもしれないのに。これでは精神論だけでワールドカップを制覇したように見えちゃいます。この作品ではラグビーが民族融和の媒体としてしか描かれていないのが物足りなかったですね。 【たきたて】さん [ブルーレイ(字幕)] 6点(2019-04-10 08:27:20) |
|
106.《ネタバレ》 良くできた感動ストーリー。イーストウッド映画のきれは乏しい。職人監督の面のみ。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 7点(2019-01-21 11:21:57) |
105.この映画は、政治的偉人の映画とスポーツ映画を融合した、歴史映画という、どこかが必ず失敗して偏った感想になってしまいそうな内容なのに、 どれもうまくまとまっていて、さすがはイーストウッドとしか言いようがない、すばらしい出来の映画でした。 マンデラ大統領で泣き、ラグビーで泣きと感動しまくった映画です。 ぜひ、ラグビーワールドカップ2019日本大会の前に見て欲しい映画ですね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(吹替)] 8点(2019-01-08 14:07:29) |
104.《ネタバレ》 イーストウッド監督らしからぬ感動一直線の作品。ワールドカップ優勝もさることながら、マンデラ大統領その人に魅入りました。27年間の投獄生活を強いた者達への私怨を国の未来の為に捨てる姿にひれ伏します。今も毎日「死んでも許さない」と思うチンケな自分を浮き彫りにさせてくれた逸品。 |
103.《ネタバレ》 2015年のワールドカップで日本代表が南アフリカ代表を下し世界的なニュースになったわけですが、(そして五郎丸ブームが起きたわけですが)それもこの映画を観ればあらためて納得します。 あの頃は、それがどれくらいすごい事なのかラグビー人気の低い日本では今一つ伝わっていませんでしたから。 さて世界には誰もが認める偉人というものがごく少数存在していて、2005年にBBCが行った「もし世界統一政府が出来たら大統領には誰になってほしいか」投票で1位に選ばれたネルソンマンデラ氏は間違いなくその一人なわけです。 この映画中でも「この人のためなら」という思いをいろんな人が持つわけですが、これって、私が大好きな映画「デーブ」での雰囲気にもちょっと似てるんですよね。(もちろんデーブはフィクションですが) こういう雰囲気の映画は大好きです。 日本にも「この人のためなら!」と思えるような素晴らしい政治家がぜひ出てきてほしいものだと切に願います。 【あばれて万歳】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2018-01-23 19:42:34) (良:1票) |
102.《ネタバレ》 おなじみのモーガン・フリーマンがあの偉大な大統領に見える。マット・デイモンが本物のラグビー選手に見える。アパルトヘイトを常識として育った人々、新しいヒーローに興奮する子供たち、そして熱狂する大観衆、街の人々etc、全部本物に見える。 最初に注意点を一つ。この映画はよくある「負け犬が立ち上がるスポーツ物」に見えるかもしれないが、南アは元々トップクラスの強豪国。アパルトヘイトのせいで国際試合から締め出されて若干低迷していただけで決して弱小チームだったわけではない。あくまで強豪国ならではのプレッシャー。 エンドロールでは現実の選手の画像が流れるが、これまた顔以外ほとんど映画と同じに見える。ラグビーというスポーツの激しさを始め、この映画は現実にしかありえない光景を見事に映画にしてのけている。本当にあった困難、一つの国が崩壊する危機、決して断ち切れない憎悪、南アのその後の苦難と発展を考えればやはりどこかで誰かが「奇跡」を起こしていたのだ。それらが映画として生真面目に再現される。ちょっとこれ、ものすごいぞ。 【tubird】さん [インターネット(字幕)] 9点(2018-01-17 08:54:20) |
101.《ネタバレ》 みんな笑顔になれる素敵映画でした。 こういった映画で素直に感動できる気持ちを持ち続けたいなと思わせてもらいました。 【ローグ】さん [DVD(吹替)] 9点(2017-11-19 15:18:52) |
100.「事実は小説よりも奇なり」とはよく言ったもの。 歴史上におけるトピックスと成り得る出来事は、往々にして、「創作」における「遠慮」を容易に飛び越えていく。 もしこの映画のストーリー展開が、完全なる創作だったとしたならば、「なんて安直で都合のいいストーリーだ」と批判は避けられないだろう。でも、事実なのだから、ストーリー展開そのものに対しては、批判のしようがないというものだ。 この映画は、二人のリーダーの話である。 一人は、ラグビー南アフリカ代表チーム“スプリングボクス”のキャプテンであったフランソワ・ピナール。そしてもう一人は、南アフリカ共和国という国そのものを率いたネルソン・マンデラ大統領その人だ。 特に際立っていたのは、モーガン・フリーマンが演じるネルソン・マンデラという「指導者」の、使命感と人生観だった。 27年間に及ぶ獄中生活を経てからの大統領就任。その初日の描写からこの映画は始まる。 当然あるはずの怒りや憎しみを抑えこみ、融和と寛容によって国家の混乱を治めようとする指導者の姿には、南アフリカ共和国にかぎらず、世界中総ての人々が教訓とすべき“在り方”が示されていたと思う。 そして、その偉大な指導者の人間性に触れ、国内において微妙な立ち位置の代表チームの主将として、「勝利」することの価値の大きさに共鳴していくフランソワ・ピナールの振る舞いが印象的だった。 偉大なリーダーの信念によって、人が、チームが、国が変わっていくということの本質を、この映画は伝えるのだと思う。 劇中、マンデラ大統領がこう言う。 「変わるべき時に私自身が変わられないなら、人々に変化を求められません」 必ずしもリーダーという立場にあろうがなかろうが、変わるべきは常に自分自身ということなのだろう。 【鉄腕麗人】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2016-09-04 18:49:16) (良:1票) |
99.《ネタバレ》 終始退屈な映画でした。 弱小チームが、どのような過程でワールドカップに優勝したのか全く理解できないし、如何せん、試合の映像が長すぎて面白くありません。 イーストウッドの映画には個性がある。 そんな私の先入観を逸脱した映画でもありました。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2016-08-27 08:33:01) |
98.ラグビーチームがなぜ急に強くなったのか、いま一つよくわからず。白黒混合の警備員チームによる対立から融合への流れも、いま一つ中途半端。マンデラの倒れるほどの多忙ぶりも、黒人がラグビーに傾倒していく過程も、いま一つ伝わってきません。しかしM・フリーマンっていい役者だなと、あらためて感じます。 それに、ラグビーの試合の描き方が秀逸。M・デイモン以外、役者がラグビーの猛練習をしたのか、選手が役者として参加したのか、それとも何らかの合成なのかは知りませんが、すごく自然で迫力がありました。 そしてもう1つ、ラストの試合終了後からエンドロールにかけて流れる曲(ホルストの「ジュピター」をアレンジしたやつ)が実にいい。テーマにピッタリで、ちょっとアフリカ風で、けっして大げさではないところが素晴らしい。この曲を聞けただけで、すっかり満足してしまいました。 【眉山】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2016-07-21 22:53:17) |
97.《ネタバレ》 わたしが見た映画案内では人種融和のためではなく、負けに負けていたナショナルラグビーチームを大統領が掛け声をかけて立て直した話しと紹介していたので最初からそのつもりで鑑賞しました。何れにしてもネルソン・マンデラの不屈の精神が核であることは確かでしょう。「これが敗北の味だ。乾杯しようぜ。」と言う破れかぶれの主将フランソワがマンデラ大統領との会見を経てチームメートと訪れた離れ小島の刑務所で収監時のマンデラの幻影を垣間見、その精神の一端に触れ、一念発起頑張るという物語はまさにクリント・イーストウッド節です。この映画で語られる話があったのは1990代ですが、あれから様々なことがありました。その中でも筆頭に挙げることができるのは日本のナショナルチーム(と言おうか日本に縁がある人々からなるチーム)が負けざるチームだった 南アフリカのチームを下して世界中から「大金星」との賞賛を受けたことでしょう。そのマンデラ氏も既に故人です。さらに1998年の長野オリンピック開会式で小澤征爾氏の指揮による五大陸合唱の一拠点だった南ア喜望峰で白人と黒人が黎明の中で肩を並べて歌っている象徴的な場面を衛星中継で見たわたしとしては古今の感を覚えます。 【かわまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2015-12-20 13:01:34) (良:1票) |