★35.これほど観た後、他の人のレビューを観たくなった映画もめずらしいで。ここ見て、なるほどな~って発見はあったが、とにかく、頭の悪い俺にはわけがわからん。だってこの映画けなすのはほんまに簡単。最初の映像にはほぼ確実に三半規管やられて気持ち悪くなるし、その後の展開は悲惨やし、映像は暴力的やし、メメントぱくってるし。とにかくけなしてくれっていわんばかりのイキオイやで。じゃー簡単にけなす人は見方が浅いんかってゆーたら、それもどーやろ、深いんかもしれんけど、これ観て肉体的にも精神的にも不快になるのは確実やし。言ってみれば映画による暴力?脳天に一発くらいたい人もしくはそれってどんな感じか好奇心あふれる人は観てもえーんちゃうかな。それにしてもモニカはんって人はすごいわ。こんな役よくやるわ。こんな役せんでも十分売れてるのに。んで結論やけど、この映画嫌いやけど、吸引力はすごいので10点をつけざるおえん。ちなみに同じ余韻の映画、邦画で言えば「リリイ・シュシュのすべて」が近かったわ。 【なにわ君】さん 10点(2004-03-30 08:07:00) |
34.見ない方がいいと、うわさを聞いて見てしまいました。そしてやっぱり後悔してしまいました。映像に引き込まれてしまった部分で4点を付けました。 【boby_st】さん 4点(2004-03-27 01:53:26) |
33.不快、不快、不快。最初から最後まで不快の極み。やたらと揺れるカメラワークも気分悪くなるが、まったく救いのないストーリー展開も最悪。最後に幸せなシーンを見せるのも悪趣味。しかし、暴力に真剣に向き合わない映画が多いなか真正面から暴力を描いたこの作品にはやはり高得点を与えざるをえない。 【新井】さん 8点(2004-03-17 15:17:16) |
32.失敗作ではないのはよく分かるが、カメラワークも含め自分には面白いと感じられる要素は全く無かった。人によっては良作なんじゃないか?と思いつつも良い作品臭を出してるだけの駄作ともとれる 【am】さん 3点(2004-03-08 05:49:29) |
【no one】さん [DVD(字幕)] 9点(2004-02-25 03:36:34) |
【デヘデヘ】さん 2点(2004-02-20 17:01:52) (笑:2票) |
29.DVD借りてみました。モニカ・ベルッチ主演のかわりにVシネマ四天王が誰一人出演しないことになった、文化人監督によるVシネマです。 1・0.2・0・1 【にしざわ】さん 2点(2004-01-24 12:48:05) |
28.今まで見た映画の中で1、2を争う気持ち悪さでした。やたらとぶれるカメラワークにレイプシーン、ゲイクラブ、撲殺シーン・・・一言で言えばめちゃくちゃ恐かった。どれだけ早送りしようと思ったことか。中盤になって気づいたけどメメントっぽい構成になっていたのね。ただこっちは謎がないので二度見たいとは思わない。 【およこ】さん 0点(2004-01-13 20:16:58) |
27.《ネタバレ》 監督がメメントからインスパイアーされたとかなんとかいってたけど、これじゃぁパク、、、。こんなタイプの映画が一つの型として確立してもいいとは思うけど、2番煎じなら逆行させる必然性はしっかり欲しい。なかったとはいわないけど、逆行させたいから内容をあとづけしたという印象を受けた。それではやはりパクリの域を抜け出ていないように思う。ただ、必然性が希薄にかんじられたのは、私には、レイプシーンがいわれているほどには残酷に感じられなかったからかもしれません。むしろ人を殺してしまったアレックスの元恋人の方がよっぽどかわいそうに感じてしまったのですが、(あんなに帰りたがってたのに、、、。)私に見る目がないんですかね。全体的には頭でっかちな映画という感想です。でもラストの映像は見ていてちょっと気持ちよかったです。 【コーラL】さん 6点(2004-01-05 20:56:01) |
26.描きたかったことはよくわかる。人生で、ほんの些細な過ちが、大きな悲劇に繋がって、人も神も何もかもが信じられなくなることは、往々にしてあることだと思う。映画のすべてがハッピーエンドでなければならないという法はないし、色調に独特の美学もあった。あの逆まわしは、痛みを想像させる手段としては有効だったと思うし、あの手ブレ映像も、前半は酷く揺れていて、後半は随分落ち着いている事から、マルキュスの精神状態の反映なのかなと思えば納得がいく。だが、エンドロールを最初に持って来たり、キューブリックのポスターを貼ったりしたのは蛇足だ。斬新な(メメントのパクリだといってしまえばそれまでだけど)手法も、微妙なさじ加減がないと、ダサイだけ。またベルッチの非の打ち所のない美貌は、女性が持つ「美」の部分を象徴する様で、シミひとつ見当たらない肉体は、あまりに暗すぎるこの作品を、観賞に堪える映像に仕上げるために不可欠だ。だが相手役がヴァンサン・カセルだと、「露出狂夫婦だねぇ」という感想をついつい持ってしまう。確かにカセルはとても上手い役者さんなんだけど、あの夫婦共演は食傷気味。成功作とは世辞にも言えないが、駄作と言い切るには、なにかえぐられるような痛みを残した存在感だけは立派にあった映画。 【ともとも】さん 6点(2003-12-31 23:28:14) |
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25.《ネタバレ》 オープニングいきなり「カルネ」のおっさん登場、ド直球のレイプシーン、ド直球のオマージュtoキューブリック、そして先に逆回転さしてた「メメント」はホントについこないだの作品。おいおいまじかよと思いそうな所だが、その辺の浅はかさはあまり気にならない。中途半端に独自の世界にこもるよりは、こちらの方が観てる側からしたらむしろすがすがしい。そしてこの映画は、観る者に絶望的な痛みを感じさせるには人間のどの部分を叩けばいちばん効果的かを教えてくれた。なにげに音楽はダフトパンクのトーマ。新作はやくでないかなー 【ドレミダーン】さん 8点(2003-12-31 17:50:19) |
24.《ネタバレ》 監督は運命論を言いたっかたのか。まず、地下鉄のシーンでアレックスがこう言っている”今とても素敵な本を読んでいるの”(その本の内容は運命論だ)。それにラストの芝生のシーンでもその本が読まれている。またカメラワークもらせんを描き回転し、時が逆行していくストーリーである。ラスト後を早送りしたら宇宙の画像がこれまた回転してもいる。つまり宇宙の始まりから決められた道を歩いているということだが、それだとあまりに希望がないですよね、そこがあまり好きではないかな。映画自体は痛みも伝わったし、良かったとは思います。 【メタファー】さん 7点(2003-12-30 23:54:41) |
23.《ネタバレ》 まず初めに。この映画は“ネタバレ”を覚悟してでも先に皆さんが述べられてます事を知ってから見る事をお勧め致します。レビューを読んでから見る事をお勧め致します。それはなぜならば、始まって早々はまず訳が判りません!!そしてぐるぐるぐるぐる回るカメラーワークと音響に、とても気分が悪くなってしまいます。(←ほんと。)それに加えてホモ連中の 聞くに耐えない会話のシーンで始まります。だから、それを覚悟しておいてもらった上で見られたほうがいいと思うのです。(←ほんと。) なので、さぁ皆さん、下のほうのレビューを読んでから、知ってからトライ致しましょう。れっつごー。 でも、私個人的に思う事なのですが、例のシーン(アレックスのレイプシーン)は始まってから42分過ぎのところからなのですが、先にココまで飛ばしてしまってそこから見るのでもいいと思います。(カメラワークぐるぐる気分の悪くなるところは飛ばしてしまってさ・・。)そして最後にまた巻き戻ってから見直せば、十分にストーリーが繋がります。現に私はそうしてしまいました。それに逆にそのほうが、男優マルキュスの怒りにだって同情できました。さてと、皆さん、いかがでしょう?? 【3737】さん 5点(2003-12-30 08:27:14) |
22.《ネタバレ》 あと何分ほど目を伏せていればいいの?と聞きたくなるレイプシーンや撲殺(かな?)シーンはつらかった。こういう事が自分の身に起きたら本当にイヤだなぁ・・・。怖すぎる。意外にもあの女装の男性が股間を見せた時にギョっとしてしまった。逆回転のストーリーはメメントを思い出したけど、こちらの方が好き。でももう一回見るのはきついからもういいや。 【piggy】さん 5点(2003-12-27 01:27:52) |
21.《ネタバレ》 モニカ・ベルッチを鑑賞したくてDVD購入…大失敗。衝撃作という紹介記事を目にしましたが、…うーん…レイプ…それもお尻もレイプ…って、それを取り上げるほどの映像か?レイプしちゃう男優の方が痛々しく見え、本来の被害者と加害者の区別も曖昧にさせられそうでした。カッセル氏の仕返しシーンに関しては、残虐だからという理由ではなく、精神崩壊している(かもしれない)痛々しさに目を背けるという理由でもなく、ただただ、目を背けたいばかりでございました。 …あんな地下道で、あんな状況を目にしながら、当事者の女が逃げたというに…恐怖で動けなかったようにも見えず…あー…自分の美貌には強気な発言をする貴女様…確かに美しいです…でも、演技力はいかがなものでしょう…あ、左様ですか…私の観る目が無い…はいはい、ごもっとも。 【日雀】さん 0点(2003-12-19 23:38:26) |
20.少し残念だ、と思った。私は、ギャスパー・ノエ監督のセンスが大好きなのだけれど、この作品で彼の底が見えてしまったような気がした。彼は暴力的な映画を撮り続けて来た。ならこの作品が最凶なのは間違いない。でも私はそうは思わなかった。確かにこの映画の表層的、視覚的な暴力描写には、他の2作など及びもつかない。でも私は「カルネ」「カノン」の方が暴力的だと思う。それは多分、北野武が「「BROTHER」より「DOLLS」の方が暴力的だ」と言うのと同じ理由で。前2作を超えるものを作るには、とにかく扇情的で人の不快感を掻き立てる映画だろう、と表層的な暴力描写に頼り過ぎてしまったのかも知れない。それが非常に残念。次に期待して、7点。 【ひのと】さん 7点(2003-12-17 21:04:08) |
19.《ネタバレ》 さかQさんのレビューで『前半で原型を留めないほど消火器で殴打されたヌリア(犯人)が実はまったく別の人でそのそばでほくそえんでいた本人こそがヌリアだと判明したときはもう余りの衝撃で脱力しました。』を知ったとき、僕も脱力しました。復讐できたことがこの映画を観てしまったぼくの唯一の救いだったのですが、それも砕けてしまいました。観てからもう3ヶ月くらい経ちますが、いまだに凹んでいます。どうして観た人をボロボロに傷つける映画作りをするのでしょうか。そうまでしてirreversible【逆転できない】を表現してなんになるのでしょうか。監督が最近こんな被害にあったのでしょうか。せめて復讐を成就させてあげてもいいじゃないですか。やり場のない憤りですな。ただ、メメント型はこの映画にはぴったりの方法です。とても効果的でした。ラストシーン(メメント型だから、映画の世界ではオープニング)が、中盤で傷ついた心にひりひりと染み込んできて、結局、レイプシーンもリベンジシーンも、このラストシーンを飾るための駒となります。そのラストシーンというのは緑の芝の上で読書でくつろぎ横たわる単なる普段のアレックス!しかもBGMはベートーベンの第7の2!・・・なんというか、どうしようもなく辛いです。点数の分布が両極化してるのもこの映画らしいと思います。 |
18.《ネタバレ》 不快でした・・・ただ、普段エンターテイメント映画で、人の死やレイプが描かれても、不快じゃなく描かれてるのも問題なのかも、と逆説的に考えた。レイプを含めて暴力はこんなにも不快で恐ろしいものなのかと、当たり前のことに気付かされる。・・日常で軽々しく使う『やりてー』とか『殺すぞ』なんて言葉は、当然、冗談、軽口、なんだけど、口にしたくなくなったもん。前作の役者が出てきたり、”2001年宇宙の旅”の赤ちゃんのポスターを妊娠がわかる前後に配したり、”事件”前にも”予兆”があったりする演出はありきたりかもしれないけど、デジャビュを感じさせ、取り戻せない時間に泣きたくなった。・・この不毛さ、不快さは・・この映画を見なければよかったと・・二次的にも取り戻せない時間を感じさせるデジャビュ。自分は高得点だけど、人に薦めないし、もう見たくない。 【ウメキチ】さん 7点(2003-12-11 15:09:58) |
17.カメラワーク、時間軸等、ヤリタイ事はよく分かるが、あらゆる意味で「あからさま」すぎる。素人か二流監督が考えそうな映画。極めて不快。 【STYX21】さん 1点(2003-12-04 22:49:19) |
16.《ネタバレ》 私、この作品は好きですね。レイプシーンの部分はちょっと目を逸らしましたが、その後のアレックスとマルキュスとのシーンが好きです。それにしても、モニカ・ベルッチは美人だなぁ~~『マレーナ』もそうだけど、体当たり!幸せが訪れたと思えば、悪夢がやってくる。最後のアレックスとマルキュスのシーンでアレックスが『夢を見たの。赤いトンネルで、そのトンネルが2つに割れてしまうの』と言うシーンがある。その時マルキュスは『腕の感覚がない』と言い、右腕を振っている。その後で右腕をへし折られている。レイプしている時に男が何かを取り出し鼻で吸っているが、それは薬物だった。また、マルキュスも同じように薬物を吸っている。『アレックスのケツにぶち込みたくなった』と言っているが、トンネルの中での男もそう言っている!このような共通点があったのを分かっただろうか?2回目の鑑賞で1回目と全然違った印象を残した。+2点。 【アンナ】さん 9点(2003-12-04 16:56:56) |