13.《ネタバレ》 タイトル通り、いい奴、悪い奴、変な奴がメインに動く。 主人公は、変な奴で、これがラスト、どんな人か分かる仕組み。 朝鮮半島の上側の部分の大陸が舞台。だから西部劇じゃないんだが、 ハングルウエスタンという出来上がりデス。 もう軍やら阿片やら絡んできて、 それがアップテンポな演出で、矢継ぎ早に展開するのが、快感。 韓国映画って、ここまで来てるんだって驚きも・・ また隣の大陸で、暴れていたという馬賊を描いた映画としても特筆すべき。 博多には、馬賊のような、客から金をせしめて、奔放に遊ぶ芸者を「馬賊芸者」といい、 大正のころ、いたとされる。 映画にもなっており、京マチ子主演で映画化されている。(未見) 【トント】さん [DVD(字幕)] 8点(2023-04-02 19:59:09) |
12.《ネタバレ》 ウェスタン興味ないんですけど、これおもしろい!! スピード感が楽しい!!アクションのアイディア満載!! 悪い意味でなく考えずに楽しめる映画です。 ちょっと撃ち合いながすぎとか思ったけどいいです。 チョン・ウソンの乗馬姿かっこいいです…。なんかでもこの人 滝田栄の若いころに似てるような気がする。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-03-27 21:49:06) |
11.《ネタバレ》 見せ方やBGMなど今までの韓国映画という雰囲気よりハリウッド映画という印象で良かった。なかばウソン目当ての部分もあったけど、見てみるとソン・ガンホが一番良かった。最後のお宝は一体どうしたのか少し気になります。笑 【civi】さん [DVD(字幕)] 6点(2011-08-19 05:12:20) |
10.《ネタバレ》 アクション活劇っぷりが、かっちょよくてとても面白かった。魅せ方がとても華やかで、良い意味でマンガっぽくて気持ちいい。ストーリーが雑だってこれだけ楽しけりゃいいや。 キム・ジウン作は大体好きだなぁ。いつも終盤クドいけど。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 8点(2011-08-17 15:39:26) |
9.セルジオ・レオーネ『続・夕陽のガンマン』をベースにしつつも「the ugly(卑劣漢)」を「the Weird(変な奴)」に変更しているところがミソ。しかもこの変な奴をメインに据える。かっこいい強いだけで映画を引っぱってゆけるほどの腕がないというのもあるんだろうが、高いエンターテイメント性を出せる設定であることは確かでなかなかにうまい。「the good」が他の二者に比べると影が薄いのが残念。もう少し目立つキャラにしてくれるとラストの三つ巴がさらに盛り上がったように思う。指狩り魔のエピソードがラストで意外な真相に結びつくという二重構造のストーリーがいかにも観客をあっと言わせなきゃ娯楽じゃないみたいな妄想の産物のように思えて萎えた。ま、サービスといえばサービスなんだけど、そこに費やす時間を「the good」に当ててやったほうが断然面白いと思う。もしくは『続・夕陽のガンマン』に拘らず二者プラスアルファにしちゃうか。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 5点(2011-01-27 16:13:48) |
★8.《ネタバレ》 韓国やるなぁ~ アクション分野でハリウッド製に見劣りしないのは凄い。ただ、パク・チャンイ(イ・ビョンホン)、パク・ドウォン(チョン・ウソン)、双方かなり腕が立つ事が分かり、最後は二人のしびれる直接対決が見られるものと思っていたが、余計なひねりを加えてきたせいで、三人の戦いになったのは正直言って水を差された気分だ。日本語が分かる者にとっては、大日本帝国軍人の棒読みも気になってしまう。<追記>2011年2月、『続・夕陽のガンマン』を拝見。三つ巴になるのはオリジナル通りだと知ったが、この映画に限ってはやはり1対1が見たかったかな~。 【リーム555】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2010-08-17 18:12:13) |
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7.全編に渡ってアクションシーンが素晴らしい。カメラの使い方が上手く、狭い列車内での銃撃戦や、チョン・ウソン演じる"GOOD"が空を飛びながら(ホントに飛びます)ウィンチェスター銃をぶっ放すシーンなどは、空間の上手い使い方に唸らされました。どういう風にアクションを撮ったらカッコいいか知りつくしてますね。ホントにカッコいい。 イ・ビョンホンが出演しているせいか、劇場内は女性で一杯でしたが、これは是非男性(特にタラ好きな人)に観て欲しい映画ですね。 【民朗】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-18 00:10:29) |
6.《ネタバレ》 いやーこりゃ面白い!まさに痛快。ベースは『続・夕陽のガンマン』で、あとはガンガン好きなものぶち込んでみました、という潔い作品。ド派手なアクションは冒頭の列車バトル→闇市での銃撃戦→大平原での全員集合チェイスと、徐々に激しさを増す構成でナイス!特に大平原チェイスは、劇中でドウォンが語っていた「人生は追いつ追われつの連続」を、コソ泥vs馬賊団×2vs関東軍vs賞金稼ぎでカオスに展開。そこで流れる「悲しき願い」と、ウィンチェスターライフルをぐるんぐるん回しながら馬を駆るドウォンにテンション上がりっぱなし。この豪快な物量作戦には参りました。 ただそれ以外の部分では間延び感が否めない。『続~』の冗長さをも魅力にしてしまう雰囲気は出せていなかった。『続~』では、コイツがアイツを追っかけて、ヤツがアイツを利用して、コイツがアイツと手を組んで・・・と展開していたものを、ほぼ全員宝を見つける事だけに絞った事で、簡潔したというより希薄になってしまったところがある。それと、本作はユン・テグ中心で語られていくが、やはりここはドウォンを映画の世界観への案内役として立てた方が良かったのではないだろうか。 もしくは、ユン・テグをもう少し掘り下げて過去の残酷な自分を忘れようと明るく振る舞う男として描いても良かったかもしれない。劇中でもドウォンとの会話で「心が痛む」と言っていたが、もう少しここは拡大してもいいと思う。 他にも、ユン・テグの正体がバレるのが大平原チェイスの直前だったり、エピローグがドウォンとユン・テグの再決闘だったりと、魅力的なシーンがたくさんあった。確かにこれ以上尺を延ばすと全体としては辛くなってくるだろうと思うので悩ましい所。 ただ何より、たたずまい一つで画として魅せてしまう3人は本当に素晴らしかった。 それだけで十分と言っていいくらいに。 【Sgt.Angel】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-13 20:59:17) (良:1票) |
5.《ネタバレ》 冒頭でいきなり日本人をゴミのように殺しまくり状態で、気分がさーっと冷めてしまい。たとえ娯楽映画であろうと、日本人としては不快に感じずにはいられないワケで。もしも逆の事やったら、大騒ぎになるであろう事は明白なワケで、温厚な国民性ゆえ、この映画をこの国で公開できた事に映画会社と配給会社と韓国映画ファン(自分もか)は感謝すべきですね。さて、そんな冷めまくり、映画との距離感じまくりで見続けた残り2時間なワケですが、アクションは凄く頑張ってます。そしてそれだけの映画。それだけで十分な映画とも言えるのですが、それゆえにアクション以外の部分が退屈なデキで。特に斬新な展開も何もなく、3人の関係性もガンホとビョンホンは過去の因縁があるので、まあいいとして、ウソンの存在は限りなく作品世界の中で薄い、絡む必然性の弱いキャラ。それに途中のアヘン窟とか、そこで子供助けるとか結局何もない余計なエピソードがジャマ。ガシガシ押しまくってくるアクションだけでタイトにまとめちゃって良かったのにね。冒頭の大列車強盗アクションとか、高低差を自在に使った銃撃戦とか、クライマックスの大平原での一大チェイスとか、それだけで十分凄かったのですから。凄いけど間延びした映画って事で、普通に見られたとして6点、ってところですか。日本人としてああ、この映画を作ってる人達は(韓国人は、ではないですよ)日本人が嫌いなんだなぁ、と思えて冷めてしまった分が-2点ってところで。とーちゃんは赤紙来て満州に渡り、ソ連に抑留されたワケです。満州の日本軍をまるっと悪として描くと、私ゃ悪の子だ。さすがにそれは肯定しないわぁ。 【あにやん🌈】さん [映画館(字幕)] 4点(2009-09-10 18:33:52) |
4.《ネタバレ》 イ・ビョンホンが様をつけられる理由がわかったような気がする。いろいろなエピソードがまとめきれず適当な感じにつっこんであるだけなのでストーリーはなんともよくわかならい。ソン・ガンホが結局何なのかとか始終気にならないだとか、一人ひとりの関係性だとか生い立ちだとかどうでもよいのねってくらいの脚本にはさっぱり魅力を感じない。でも7点。映画館のビョンホンの顔が素敵。クライマックスの馬、車、バイクが入り乱れてのチェイスのカメラのかっこよさ。最初の列車の俯瞰シーンの音楽も最高。スタッフ、役者の熱量がすごい。だから7点。 【HAM】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-06 02:23:49) |
3.《ネタバレ》 とてもおもしろい痛快馬賊ウェスタン・ムービー。汽車や街中の銃撃戦ベリベリ・グッド。ギャグの呼吸も良く、何回も観客から笑い声が起きる(私も笑う)。こういう映画、好きだなあ。 【以下バレ】 ただ物語には明確な瑕があり、ただでさえ3つ巴でややこしいのに、悪役とは別の馬賊やら何やらが話に煩雑に絡んできて頭が混乱してしまう。大平原のチェイス・シーンなどはこれに関東軍まで絡むものだから混沌のきわみで、かつ長すぎるのでここがいちばんつまんなかった。でも考えてみれば、かつて日本人があんな大平原で西部劇みたく撃ち合いに参加したことがある(かもしれない)と思うだけでなんとなくワクワクする。いつか日本人を主人公とした馬賊ウェスタンが作られることを願わずにはいられない。この映画ではまるで日本人=インディアンだが。 それともう少し三人三様の過去をきちんと説明してほしかった。中途半端に匂わせる程度で結局わけわかだし、「指切り魔」の正体が彼ではそれまでのキャラに相反するので観客が頭の中に描いてきた物語を破壊してしまいドッチラケで放り出すことになる。ラストもおもしろければよいというだけ。築き上げてきた物語に沿うものにする気はおそらくないだろう。 いろいろ惜しい。しかしこんなに痛快さを感じる映画を見たのは久しぶりなのは確か。やっぱ大陸が舞台だと印象違うもんなのかな。 【アンギラス】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-06 01:52:58) |
2.《ネタバレ》 かなりイイカゲンなところがありますが、この〝追いかけっこ〟はなかなかどうして楽しいです。主演3人の初登場シーンも工夫されていますし(この列車強盗のシーンが一番良く出来ている)、途中のチョン・ウソンが上空から撃ちまくるガンファイトも見せ場となっていますし、最後の全員集合の追いかけっこなどもスケールがあってパワーがあります(「マッドマックス2」を想起させる)。ただドラマ部分は弱く、地図の場所に何が隠されているかとかソン・ガンホの正体とか謎めいた部分は、むしろ最後までネタバレしない方が良いように思えます。 主演3人についてはイ・ビョンホンもチョン・ウソンも確かにカッコイイですが良い奴も悪い奴も型通りで(特にビョンホンの悪役は見せ場に乏しい)、鈍重そうでありながら実に軽快に動き回り折り畳み式オペラグラスで笑いをとる型破りなガンホが美味しい所をかっさらってエスケープして行くのは、当然と言えば当然です。 【ミスター・グレイ】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-09-04 18:25:23) |
1.《ネタバレ》 確かに『続・夕陽のガンマン』(原題『THE GOOD THE BAD AND THE UGLY』)っぽい設定と展開ですが本作はより明解に作り上げた痛快アクション大作。オープニングから大陸感バリバリの列車大アクションに魅了されました。クライマックスの全員集合の砂漠大爆走アクションは『やりすぎ!見せすぎ!』と言いたくなるほどお腹一杯になりました(細かいギャグも忘れないのも好感)。そしてラストの主要三人の決闘は完全に『続・夕陽のガンマン』・・かっこよくない訳がございません。とことん客を楽しませるという奉仕に徹していると言いたくなります。キャラクターもそれぞれが魅力的でとてもよかったと思います。ライフル使いの寡黙な賞金稼ぎチョン・ウソン。冷酷で繊細さも垣間見える馬賊のボスという悪役を魅力的に演じたイ・ビョンホン。そして事実上の主役のソン・ガンホはギャグ・シーンはすべて彼が持っていき、愉快なタフガイを演じてそれぞれが最高と言いたいです・・・が・・・本作で一番、残念に思ったのは、この魅力的なキャラクター達が本作で上手く絡み合っているように見えなかった事です。結局、このキャラをどういう視点で見ていいか、物語での立場が分かりづらく終盤までそれを引きずってしまったせいでアクション・シーンも、あと半歩入り込めなかった部分がありました。そしてラストで暴かれるソン・ガンホのある秘密に関しては、それまでの伏線の見せ方が断片的過ぎてドンデン返しというほどのインパクトは感じられず、あってもなくても同じに見えました。変に凝らずにかつての仲間同士とか、簡単にした方がこの物語には合ってるのでは?色々、書きましたが韓国のアクション映画もハリウッド映画に対抗出来るほどの力量を十分に証明できてしまった作品だと思います。最終的には『面白い映画』という結論です。 【まりん】さん [映画館(字幕)] 7点(2009-08-29 19:33:40) (良:2票) |