22.日本のファンタジーを映像化するとこうなるって感じですね。ズーッと体を硬直させながら観てたので疲れましたが、気持ち悪いんだけど目を背けるほどでもなく難解なんだけど首をひねるほどでもない絶妙な間合いの映画でした。俳優経験のある監督さんが映画を撮ると説得力のある画作りをするなぁと思います。何にしても眉毛の無い人間は美男美女でも怖いということが実感できました。 【SWORD】さん 6点(2004-09-29 10:56:37) (良:1票) |
★21.《ネタバレ》 面白かったです。今まで日本映画バカにしていました。 世界観というか雰囲気というか、映画全体に流れている独特な感じが妙に綺麗で怖かったです。井戸に落とされるシーンで「りん か?」って言った瞬間いきなりワッ!と来たときは、かなりビビッた。ケツが1センチ浮きました(笑)。来るぞ来るぞ~って思わせといて、ワッ!とビックリさせられるのも怖いけど、ああいう驚かせ方もいいですね。 もっくんも良かったけど、それ以上にりょうの演技がとても魅力的で印象に残りました。※ 【もっつぁれら】さん 7点(2004-09-09 18:15:45) (良:1票) |
20.本木、りょう、浅野、(ついでに竹中)と、ただでさえ視覚的に印象的な役者達を、監督のビジュアルセンスで更なる高み、というか普通の作品らとは方向まる違いの最果てへすっ飛ばす。乱歩に塚本という組み合わせも、絶妙すぎて座布団1ダースって感じ 【ドレミダーン】さん 8点(2004-07-24 15:42:56) |
19.塚本監督もメジャーになるとパワーがおとる点は否めないが、やはり良い出来の映画と思う。眉毛のない日本人、町や家の雰囲気、色使いなど、世界に通用する日本が描かれていると感じた。乱歩らしい気味悪さにちょっとエスプリが効いた感じが良し。 【ぼぎー】さん 7点(2004-07-24 14:38:51) (良:1票) |
18.肉を焼く時、最初に強火で表面を焼く。そして火を弱め、調整をしつつ中に火を通す。強火で出来た表面の「壁」が肉汁を中に閉じ込める。「眉なし」はそれです。眉剃りは元々、顔に出る感情を消す為の日本的な慣習だった。眉を剃り落とすことで、感情は出口を奪われ逃げ場を失う。閉じ込められたそれは内部で延々と核融合を起こす。涼しげな顔をしつつ内部はどろどろ。内には欲望と憎悪が渦巻き、混沌と化す。それゆえ、物語自体は特別能動的ではないはずなのに、有無を言わせない攻撃性を孕んでいる。暴力性に満ちた極彩色。1つの観念の下に閉じ、完成されたその世界観には脱帽。芸術は、1つの暴力。 【ひのと】さん 9点(2004-06-22 18:11:36) (良:2票) |
17.面白かった~っていう点数ではないんですけど、すごく惹かれました。見てる最中ずっと「すごい」「すごい」と呟いてました。すごく力強い映像で圧倒されっぱなしでした。色使いやスピード感もすごくよかったと思います。友達にはお薦め出来ませんが、一人で何度も楽しみたいと思います。 【愛人/ラモス】さん 9点(2004-03-31 10:43:58) |
【ゆうしゃ】さん 6点(2004-03-22 12:16:37) |
15.邦画の中では一番ってくらい好きな作品ですね。りょうさんの髪型が少々気持ち悪いですが、話はすっごく感動的です(T△T)ゞでも、井戸のシーンは恐いですね。これはみなさん必見ですよ~!!! |
【真尋】さん 3点(2004-02-09 14:15:03) (笑:1票) |
13.乱歩作品を映像化させたものの中で、ダントツでいいです。 【孤島の鬼】さん 10点(2004-01-25 23:12:27) |
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12.怖い映画かと思ったら悲しい映画でした。独特の世界観はかなり良い味でていると思います。内容も悪くないです。でも何かが足りなかった。先がすんなり読めるからかなぁ |
11.徹底して俗世間を排し、閉じた世界を作り上げた塚本晋也の才能に脱帽。その独特の世界に違和感なく馴染んだ本木雅弘も大物ぶりに磨きをかけている。こういう映画を作れる才能が、日本からも出て来るようになったんだなあ、とある種の感銘を受けた作品。こういう作品は、少しでも売らんかな精神がこぼれ出ると何もかもブチコワシになってしまいがちだが、揺るがぬテンションで最後まで突っ走り抜いた気合いが見事。ウソっぽさも、徹底して貫けば芸術になる。この監督が出て来て初めて、日本映画もここまで来たかという感じがした。完璧。 【anemone】さん 10点(2003-12-06 02:19:35) (良:1票) |
10.江戸川乱歩の原作を塚本ワールドで染め捲った映画らしいが、奇妙キテレツなカルトものって感じ。舞台劇のような描写、眉毛を消した登場人物、ケバいパンクファッション? 、摩訶不思議な踊りなどなど。うーん、どう評価すればいいんだろう…。作家性は感じ取れたので、とりあえず5点ね。 【光りやまねこ】さん 5点(2003-12-03 15:58:06) |
9.徹底的なまでに異質な世界観が見事で引き込まれた。これに限定するわけでなくこういう個性こそ日本が重要視するべきことであり、育てるべきものだと思う。本木雅弘の演技も良かったが、何と言ってもりょうの女優としての存在感が物凄かった。 【鉄腕麗人】さん 9点(2003-11-30 13:26:49) |
8.《ネタバレ》 好きじゃない。演出で驚かせてるけど、本では驚かない。むしろ本(脚本)で読みたい。「セックスシーンを見る趣味はないんだ」ってなんだか安易な進め方してるな、と思いました。 【もちもちば】さん 4点(2003-08-04 00:13:11) |
7.なんか、よく分からないストーリーでした。怖さもあまりなかったし。ただ、ああいう世界観や色使いは日本人が得意とするだけあってわりとよかった。 【しゃぼんだま】さん 3点(2003-07-04 20:06:56) |
6.この不気味で妖しい世界観は原作の世界にとても近いんだと思う。奇妙奇天烈な登場人物たちがとても独創的で引き付けられる。なんといってもヒロインを演じるりょうが美しく魅力的だ。彼女はこの映画で映画女優としての力量を見せたと思う。 【スマイル・ペコ】さん 9点(2003-05-29 17:08:50) |
5.判りやすくて、まとまってて良いと思う。独特の世界観にすごく惹かれた。 【さみー】さん 8点(2003-04-21 22:19:27) |
【cocooon】さん 6点(2003-02-19 14:24:36) |
3.映像とか、世界観がよかったと思う。でも、何回もビデオで巻き戻してみないと最後がどうなったのか分からなかったところが残念。人の恨みは恐ろしい。 【kyo】さん 4点(2003-01-22 17:20:09) |