33.《ネタバレ》 ジュリエットからの返信が届くなんて(正確にはジュリエットの秘書からだけど)なんとロマンチックな。 しかも50年前の手紙を見つけちゃうとか、かなりワクワクしますよね。 ラブコメ、ロマコメっていうのは王道でシンデレラでよいのです。 ヴァネッサ・レッドグレイヴの品の良さよ。フランコ・ネロとは60年代からのパートナー?お二人の間には息子もいるわけで、2006年に正式に入籍したとか。なんだか二人の入籍記念の作品みたいにも思えるんですが、とにかくイタリア、トスカーナ地方の風景が素晴らしいですね。 チャーリーとはラストでそうなるだろうなと予想はできたので、ヴィクターの立ち位置が気になって気になって、どう決着つけるのかしらと。レストラン開店と料理への拘りに神経がいっちゃってはいたけど、まったく嫌な奴じゃないし。 しかしガエル・ガルシア・ベルナルがなんでヴィクターやってんだろうとそれがいちばん気になったかな? ソフィがクレアに書いた手紙が素晴らしかったです。それをラスト近く結婚式で公開するっていうのが良い演出ですね。 【envy】さん [インターネット(字幕)] 7点(2023-07-18 17:43:34) |
32.《ネタバレ》 この映画を見て『浮気は良くない』と言うのは野暮。『若さゆえの・・・』『一時の気の迷い』『よくあるラブコメ』『上手くいきすぎ』『予定調和』、全部野暮。 ソフィーがかわいい。3人の掛け合いが楽しい。50年前の手紙が見つかるなんてロマンチック。みんなハッピーエンドでめでたしめでたし。こうやって素直な気持ちで楽しむのが一番です。 ソフィーとヴィクターはダメになっちゃったけど、ヴィクターはダメな人ではありません。ちょっと自分の夢に一途になりすぎただけ。二人の破局のシーンは辛かったけど、ヴィクターは自分の夢をかなえようとしている。ヴィクターはヴィクターなりのハッピーエンドを迎えたのだと思うようにしたいです。そうすれば、この映画は全員が幸せな結末を迎えたことになります。幸せな気持ちに浸れます。 嫌な人間が一人も出てこないので、そのプロセスにおいて物足りなさを感じてしまう人もいるでしょう。 でも休日の昼下がり。のんびり観るのにこんなに良い映画はありません。 ラブコメ及びハッピーエンドの定番。万人向けの良作。 ヴィクターや『ジュリエットの秘書』であるお姉さま方。旅先で出会う『紳士ロレンツォ・バルトリーニ』のみなさまがた。そしてクレアとソフィーとチャーリーは、まるで3人の仲良し親子を見ているかのよう。この魅力的な人々と、イタリアの町並みとその夜景の美しさに、ちょっとだけ基礎点プラスです。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 8点(2019-06-03 12:13:14) (良:1票) |
31.《ネタバレ》 プロットが『幸せの黄色いハンカチ』にちょっと似てますね。手紙がベースとなって若い男女が年長者と一緒に旅して恋愛応援している間に自分達が出来ちゃうって所が。互いに配偶者に先立たれ、余命を老いらくの恋に費やす(でも、結婚までいっちゃうと普通は親族が反対しますけどね。遺産の関係で。)2人と、マリッジブルーな女が旅先で入り込んできたイベントと男に引っ掛かるとうコントラストは中々ではあるが、前者の2人はよいとしても、後者2人はどうも共感できない。見た目的にもイマイチで魅力もない。ま、女のワガママ・妄想映画を見てしまった自分に責任があるのですが、これだけ男不在なのもどうなのかと。だって男の方は仕事を兼ねてイタリアに来てるわけでしょう。あまりにも仕事への理解がなさすぎるような。最後の手紙にある「人生にタラレバはない。それに囚われると一生苦しむ。」というのは恋愛に限らず全てにおいて言える事であり、流れていく時間の中で人生を修正していくしかないんだろうな。 |
30.よく出来たおとぎ話のような映画。 女性向きの作りではあるが、イタリアの風景とかも美しくて、観ていて気持ちいい。ソフィーの書いた返信の手紙は最後に紹介されるが、これが物語を上手く表していて感動的だった。 【simple】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2015-04-18 11:48:48) |
29.アマンダ・セイフライドって、脇役のときはそこそこいい感じの存在感を放つのに、主演を張るほどの技量はまだまだというところが割れてしまいましたね。しかし、大女優レッドグレーヴとこれほどいろんな場面で共演したのは、彼女にとってもよい勉強になったことでしょう。それにしてもレッドグレーヴ、骨太の鋼線のような存在感は相変わらずで、彼女が一声発するだけで、ほかの役者もみんな気が呑まれているのまで分かってしまいます。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2015-01-05 02:31:50) |
28.《ネタバレ》 50年前の恋愛の悩みを綴った見ず知らずの人の手紙に、ライタ―志望の主人公が書いた返事がきっかけとなって物語が進んでいくロードムービーです。その返事の中味は最後の方でやっと披露されますが、なかなかいい内容でした。主人公たちのめでたしめでたしの結末も、感情のすれ違いが繰り返される分爽快感は深まりました。いかにも作り物の感が多少残りますが程良く癒されました。 【ProPace】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2015-01-03 17:17:10) |
27.アリタリアの株は買いそびれましたがその後本当に上がったのかもしれませんね。輝かんばかりの美しさ、アマンダとヴァネッサの二人とも品があってようございました。プロボノで活躍している弁護士には見えないチャーリーになぜ引かれていったのか、旅をして気づく愛もあれば、旅をして愛していないと気づく瞬間もある、旅って大切ですね。ありきたりの音楽とエンディングでなければもう少しよかったのですが、あ、景色が息を呑むほど美しかったのも言い添えておきましょう。 【HRM36】さん [CS・衛星(字幕)] 4点(2014-12-29 10:49:30) (良:1票) |
26.展開としてはありがちな映画だが、テンポよく進み、ベタベタの恋愛ものというよりも、ロードムービー的要素が強いので、男性でも飽きずに見ることができる映画だと思いました。ロミオとジュリエット?っと聞いただけで、いかにもな恋愛ものを想像してしまうのですが、それはあくまでロケ地としての舞台なだけで、全く知らない人でも十分楽しめます。個人的にはクレア役のヴァネッサ・レッドグレイヴが結構いい歳なのに、すごく綺麗でキラキラしていて、さすがは女優と思いました。ストーリー的には若干、自己中な感じに受け取れなくもないのですが、まあ、それが恋愛映画ですからね。 【シネマファン55号】さん [インターネット(字幕)] 7点(2014-08-07 15:29:23) (良:1票) |
25.《ネタバレ》 最近は出会ったその日にやってしまうようなラブストーリーが多いけど、これは久し振りに純粋なラブストーリーにめぐり会えた気分です。 節度を弁えた英国紳士ならではのラブストーリーといった感じでしょうか。 最初はかなり嫌な奴だったチャーリーだけど、徐々に魅力が増していくのが良かった。 車の窓を開けて、惚れてまうやろー!って叫びたくなるような状況下でよく我慢したね。 ほんとはキスすらいけないことなんだろうけど、そこは大目に見てあげよう。 一方のヴィクターも悪い男ではなくて、ちょっと料理に夢中になり過ぎたのが敗因という結末は納得の行くものだった。 でも、それは彼の魅力だし、オープンする店に料理を食べに行ってみたいと思えるほど好感度は高かったので、ソフィーにとって苦渋の決断だったことは理解できる。 まあ、捨てられるヴィクターの立場から見ると酷い話で、ちょっと理不尽過ぎるけどね。 この物語はジュリエットへの手紙が50年の時を経てジュリエットからの手紙となったところから一気に面白くなって行く。 正直、クレアとロレンツォのラブストーリーだけでも感動的でちょっと泣きそうだったのにソフィーとチャーリーのラブストーリーまで絡んでくると参ったと言うしかなかった。 同姓同名の物語に相応しいラストのオチも綺麗に纏まっていて良かったし、ソフィーはひとりだけという言葉も心に沁みた。 あと、やっぱりソフィーの書いたジュリエットからの手紙がとても素晴らしくて勇気を与えられる文章だったので、この物語全体の説得力が増したような気がする。 もちろん記事の方も素晴らしかったに違いないので、ジュリエットへの手紙が爆発的に増えちゃったのも納得である。 ジュリエットの秘書さんたちはボランティアでやってるらしいけど、記事の反響が大き過ぎて大変だろうなってちょっと心配してしまいます。 【もとや】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-06-26 15:39:47) (良:1票) |
24.ここまで心温まるラブストーリーもないと思う。無論うまく出来た話ではあるけれど、展開もラストも風景も演出もきれいすぎて感動しっぱなし。 【ラスウェル】さん [DVD(字幕)] 9点(2014-05-15 22:52:44) |
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23.《ネタバレ》 まあありがちっちゃありがちなんですけども…。心が弱っているときにはこの都合のよすぎる展開くらいがちょうどいいのよ…。安心してストーリーに身を任せられます。 まあちょっと都合よすぎですけどもね。 ロレンツォの奥さんが生きてたらマジ修羅場~怖わ~怖わ~まあそういうのはほかの映画で・・・。 あと、とくに最後の二人のパトリシアは・・・昔の少女漫画で使い古されたネタですが…。話まとめるためにやっつけ仕事なエピソードですが・・・。 トスカーナの映像がすばらしいのでお話のうにゃむにゃはごまかされているかも。 しかしガエル・ガルシア・ベルナルをあんなどうでもいい振られ役につかうとは・・・。ある意味すごい。まさかのどんでん返しがあるんじゃないかとちょっと疑ってしまいましたよ。 【ぺーこ】さん [DVD(字幕)] 6点(2014-05-12 22:52:24) |
22.《ネタバレ》 まーね~、確かにドベタで都合がいい展開な訳だけども、とーってもいいじゃないですか。ああやって手紙の返事を書く人たちの存在も初めて知ったし(とても日本じゃ考えられないね)イタリアの美しい景色もいいし、このあたりはお国柄を表わしてるのでしょうね。そして、の、キャスティングがとてもいいですね。アマンダもとても美人だけども、クレアを演じるヴァネッサ・レッドグレーヴが素晴らしい! 人生を達観したかのようなおおらかさのなかにある「少女の目」は並大抵の演技力じゃできませんよ。もぅ牧場で出会った瞬間とか、ホント感動的でしたね~、こういう展開に弱いんんんだヨ(苦笑)。実際にこの二人は長年連れ添ったパートナーで観ているこっちが恥ずかしくなるほど仲がいい(照)。結婚式でクレアに書いた手紙をクレアがソフィーに読むというヒネリのある筋書きと気の利いた邦題(原題はto)がナイス。いやー良かったな~DVD買おうかな(笑)。とーってもオススメできるとオモイマスハイ 【Kaname】さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2013-10-03 09:43:43) (良:1票) |
★21.《ネタバレ》 最後のい○こ落ちは「一般正解率85%」くらいバレバレ,40代毒男が見る映画ではありませんでした.一番痛かったのは,ヒロインが私のストライクゾーンから大きく外れていたこと・・・こんなこと言ってるから毒男なんですね.きっと. 【マー君】さん [DVD(吹替)] 5点(2013-07-14 00:22:33) |
20.《ネタバレ》 話が読める。おもしろくない。 たぶん私の好みに合わないのだろう。 孫が最初の方意地悪すぎて、実はいい子でしたエピソードが全然入ってこない。 感情移入できない。 【らんまる】さん [DVD(字幕)] 4点(2013-06-24 22:47:04) |
19.ご都合主義、先が読める、んなわけねーだろ、上等! 映画を見る愉しみを思い出させてくれる一本。二時間、別の世界にトリップ出来て、終わった後に何か温かなものが残る。この映画が残してくれたのは、食べきれない食料も、着きれないドレスも要らない。愛する大切な人とお気に入りの場所で寄り添って過ごせたら、何よりも幸福だということ。でも、それが変化を求め、欲望に囚われた人間という生き物は、そんな風に美しくはなれない。だからこそこれは映画であって、心を打つ。風景も老若二人の女優も素晴らしい。納得がいかないことがひとつ。存在自体が芸術と言っても過言ではない名優、ガエルガルシアベルナルが、なんだってこんな役やっているんだろう・・・・ 【ともとも】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-04-21 15:04:56) (良:1票) |
18.物語の構想は良かったが、あまりに女目線な展開にちょっと引いた。チャーリーの役者がもっといい男だったら、と思ったのは男の俺だけか? ベルナルには残念な配役でした。 【kaaaz】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-04-21 05:06:56) |
17.《ネタバレ》 『ロミオとジュリエット』のジュリエットの銅像とバルコニーがあるイタリアの街を舞台に、50年前の1通の手紙をきっかけに、二人の女性が運命の人に辿り着くまでの物語。かの地の街並みと風景は素敵の一言。一貫して暖かな雰囲気が漂い、予定調和的ではあるが、ハッピーエンドを迎えるラストは感動する。本当の気持ちを伝える(たとえ何年経っても)という小さな勇気は、まさに運命という宝石を掴み取ることだと気付かされる。また、アマンダ・セイフリッドの魅力全開な一編ともなっている。この素敵な演出と脚本とも相まって、久しぶりに巡り合った掘り出しもの映画だと思う。 【しぇんみん】さん [DVD(吹替)] 8点(2012-11-28 23:36:04) (良:1票) |
16.《ネタバレ》 すべてが御都合主義的に進んでいくが、それこそがこの手の映画の醍醐味。力を抜いて鑑賞することができる。舞台はイタリアで、美しい背景の中で物語は進んでゆく。時を超える物語はどこかしら心を打つものがあった。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-11-14 20:04:23) |
15.イタリア旅行をしているような雰囲気を味わえるロードムービー。 ロミオとジュリエットを小道具代わりにしたお話は、ラストがわかっていても心地がいい。 ただおばあちゃん側のエピソードはほんわかしていていいのだが、 ヒロイン側の設定やエピソードはかなり安直で軽く、作品の質を落としているという印象。 もっと控えめな描写にすれば、味わいのある作品になったのにもったいない。 ラストのカットを見た限りでは、ヒロインのほうがメインの作りなので仕方ないのかも。 まあ普通にいい映画だとは思うけど……。 【MAHITO】さん [DVD(字幕)] 5点(2012-09-12 04:34:47) |
14.《ネタバレ》 この映画をひと言で、的確に表せと言われたら、それはもう、「素敵」という言葉以外思い浮かばない。それ位素敵な映画です。この映画の登場人物たちの恋の舞台となるのは、かの有名な戯曲『ロミオとジュリエット』の悲恋のヒロイン、ジュリエットの銅像とバルコニーがある、イタリアはヴェローナの街。どこを切り取ってもそれはもう絵はがきの様に美しく、味わいある街並みと風景は言うまでもなく「素敵」であり、恋の成就をきっと後押ししてくれるような、最高のロケーション。このお話は、運命に辿り着くまでの(為の)小さな勇気の物語です。50年という時を経てもなお、変わらぬ愛というのは、その恋が成就すればきっと「運命」だと言えるでしょう。待っているだけでは、それは想いでしかない。クレアを突き動かし、奮い立たせたのはソフィの、クレアのジュリエットレターに対する返事(小さな勇気)だ。お互いに愛した伴侶が亡くなっているというのは少しご都合ですが、それも運命という事にしておいてあげて下さい(笑)。クレアはその勇気のおかげで運命を掴み取る事が出来たんです。「運命」に辿り着くまでの道のりを「人生」とするならば、この映画は長い人生の中で数少ない幸せな運命を手にするまでの一番素敵な人生のシナリオの一つを描き、切り抜いたものなんですね。素敵なはずです。そして運命は、この奇跡の地ヴェローナでやがてソフィにも訪れます。それはクレアの結婚式の席で起こりました。クレアの手紙への返事が、なんとソフィ自身に語られ、小さな勇気を与える、ジュリエット「から」の手紙になった瞬間です。こんな素敵な演出、見事な脚本は見た事ありません。素直な本当の気持ちと、それを伝える、ほんの少しの勇気があれば、きっと人生は有意義なものとなり、運命を引き寄せる事が出来る。心から素直に感激してしまいました。例え戯曲の中のヒロインだとしても、運命に翻弄され、抗い、その命を賭してまで悲恋を成就させたジュリエットも、きっと彼女達の恋を心から祝福し、いつまでも見守ってくれていることでしょう。 【miki】さん [CS・衛星(吹替)] 9点(2012-08-27 21:29:00) (良:1票) |