15.「自分の価値」というのは、自分で決める事も出来るし、他人が決める場合もある。よく言われる「自分の通夜を見てみたい」というのは後者を確かめたいという願望なのだろう。「死者の無念」に感動できない事もないし、全体的には綺麗にまとまっているとは思うのだが、いくつか疑問・難点が。 疑問は真理子の子供が生まれないから離縁というのがどれ程の苦悩なのかわからないが、その後施設でそれなりの働きをし、必要とされているのに自己肯定感が低い事。 難点は吉岡の演技が苦悩・葛藤あるピアニストに思えない事。千織役の子に可愛げがなくイマイチな事。総じてキャストに難ありかな。 「月光」が物悲しく響くので、それが印象的で頭に残るけど。 |
14.《ネタバレ》 最初は、よくある『転校生』まねの入れ替わり映画かと、ちょっとがっかりしたけど、なかなかどうしていい作品だった。灯台の明かりがステンドグラス越しに入り、奇跡を表現するような演出って過去にもあったのかな? 少し感心しました。 尾高杏奈、はじめて見たけれど注目の女優さんですね。まり子役は竹内結子の専売特許って感じの役がらだけど、年齢的にはやっぱり石田ゆり子だったのかな。あと、でてくる人が皆いい人すぎる(元ダンナの一家以外)感があるけど、まあ、ファンタジーだからいいか。 【フラミンゴ】さん [地上波(邦画)] 6点(2009-01-15 16:04:36) |
13.《ネタバレ》 熱狂的原作ファンが多いからどうなることかと思ったが、悪くなかったじゃないですか。とくに千織役の子すごいなー。大人ぶるだけでなく、しっかり石田ゆり子になっていた!だから途中でゆり子本人になったときは「ゲッ!」と思ったが、中越と吉岡との3ショットで号泣させられたからオイラの負け。よしとしましょう。舞台を山から海に変えたのも、映画のロケーションとしてはgood。撮影きれいでいい感じだったねー。センター長の藤本さんと栄養士の萩原くんが空気だったのがちょっと残念だったが、オイラはこの作品、気に入りましたよ、ええ。最後のステンドグラスは原作ファンへのサービスでしょう。 【ダブルエイチ】さん [DVD(邦画)] 7点(2008-03-15 16:56:08) |
12.《ネタバレ》 恋愛ファンタジーにしては物足りないストーリーでした。やや期待してただけに残念…。 【獅子-平常心】さん [映画館(邦画)] 5点(2007-01-23 00:27:17) |
11.オカルトが全部駄目とは言わないけど、 現実味の無い奇跡を乱発すると話が安っぽくなる。 あと、細かいことだけど、真理子が咥えてたパイプがどこに行ったのか気になる。 どう考えてもカットが繋がらない。 まあ、そんな粗探しをするくらいしか価値のない退屈な作品でした。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 3点(2007-01-05 08:18:19) |
10.《ネタバレ》 原作を読んだ者としては千織の役割が若干軽くなっただけで物足りなさを覚えてしまった。特に前半での彼女の背景説明が必要最小限という感じなのでラストでの敬輔との関係の変化が与える印象もイマイチ弱い(連弾のシーンは良かったのだが)。せっかく、尾高杏奈が石田ゆり子を真似した演技など、なかなかの好演を見せてくれているだけに余計不満を感じてしまう。そもそも、原作では千織とのエピソードが第1章、真理子とのエピソードが第2章、奇蹟の後日談がエピローグ、といった感じなので真理子メインにした場合、こうなってしまうのは仕方ないのだろうけど、それにしては敬輔の真理子に対する思いがほとんど描出できていない。それから、真理子の乗り移った千織を時々、石田ゆり子が演じるのは演出としては悪くないが、心電図のコードを抜くシーンでの必然性については疑問。また、教会で敬輔が乗り移るシーンも判りずらい。こうした点にはどうも石田ゆり子の出演時間や、尾高杏奈に演じさせることへの抵抗などの大人の事情を感じて興ざめしてしまう。俳優では石田ゆり子、中越典子、西田敏行が好演しているものの、肝心の吉岡秀隆は石田ゆり子と並ぶと妙に存在感が薄いのが痛い。もうちょっと芯の強さを感じさせる演技がほしかった。ちなみにfor chiori from papa&mamaの意味は原作を読んでいないと良く判らないだろう(それとも、敬輔と真理子がパパとママという解釈をさせるつもりだろうか?)。見方によっては2人が結ばれたのはセンターの発起人が千織の両親だったことによる運命の巡りあわせ、みたいな解釈も可能だが、原作未読でそこまで解釈できるかは不明。 【マイカルシネマ】さん [DVD(邦画)] 5点(2006-09-25 20:18:11) |
9.どこかで観たような話・・・。このテの作品の中では導入部分にちょっと違和感がありました。キャスティングのせいかな。最後延々と長いのでええ加減はよぉ終わらんかいって思っていました。吉岡が出ると作品の「色」が決まってしまいますね。私はこれはあまりいいことではないと感じています。作り手としては商売のこともあるし手堅いとは思うのですが彼が出るとあまり愉快な話にはならないですしね。 【たかちゃん】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2006-08-28 13:00:29) |
|
8.これは期待はずれ。1回観ればもうそれでいいかと。明らかに狙って映画化したのがバレバレですね。それと吉岡秀隆はこういう役が良く似合う。そこだけでも観る価値はある。 |
7.題材は感動させるのに十分であると思いますが、演出が不十分ですね。何とも消化不良であります。 【T橋.COM】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-05-21 13:25:09) |
6.回想シーンの多い日本映画にあまり面白いものがないのは何故だろう。 【MARK25】さん [DVD(邦画)] 3点(2006-04-23 23:38:13) |
5.《ネタバレ》 ちおりの中身だけがまり子になるというところが話のポイントのはずなのに、映像上も石田ゆり子が登場しすぎ。混乱することはないけど、服まで変わるのはどうかと思った。原作を全体的に薄めた感じで、原作のほうがよかった。 【HK】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-02-03 19:43:28) |
4.良くは出来ているんだけど..何か物足りない..気がします.. 【コナンが一番】さん [DVD(字幕)] 6点(2006-01-31 12:13:32) |
3.《ネタバレ》 安易に話の展開が読めてしまう。それでもハッピーエンド好きの自分は「真理子が目を覚まして幸せに~」とか考えてしまう。全体的に泣ける作品ではないし,ハッピーエンドではないが面白かった。最後に西田敏行の奥さんが目を覚ますシーンも予測は出来ていたがホロリときた。 【北狐】さん [DVD(字幕)] 8点(2005-12-19 09:58:06) |
2.とっても期待してたんですけど… なんかかなり泣ける感動のお話しだと聞いていましたので… ストーリーはとっても良かったと思いますけど、泣けるまではいきませんでした。原作はもっといいのかもしれませんけど。なんか石田ゆり子さんが吉岡秀隆さんの後輩っていうのがちょっと… 石田さんの方がだいぶ上なのかなって思ってたら、石田さんの方が吉岡さんの1歳年上なんですね。映画館に見に行きたかったのですが、一緒に行く人が『交渉人真下正義』の方がいいって言われてそちらに行ったのですが、正解だったかも… 【mako】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-11-21 15:48:06) |
★1.むむむ。これはいったい…。石田ゆり子がとってもきれいに撮られていて、その点は好感が持てるが、肝心の映画の雰囲気が相当アカンのではないかと思う。映画館の問題かもしれないが、シーンが切り替わったのに前のシーンの音楽がすこし入ってしまってたり、丁寧に作ってるのか疑問。西田敏郎が科学者に見えないとか、国立研究所のスタッフが少なかったりとか、detailにもう少し気を使わないと、映画として何かを伝える力すら生まれてこないよ。 この監督の映画はなんかか主題歌だけやたらと心に残る。 |