196.ピーター・ジャクソンがLOTR3部作を作り終えてそのままのノリと感覚で作ってしまったのか、全部が全部力が入りすぎてしまって、逆に何の物語だったのか分からなくなってしまっている。で、力が入れば入るほど逆に際立つのがキャスティングの問題で、ジャック・ブラックはどこで何をやっていても笑わせにかかっているようにしか見えないし、ナオミ・ワッツはこの修羅場を乗り切ってコングと対峙するには線が細すぎて、基本的な体力とか根性みたいなものを感じない。 【Olias】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2009-10-08 00:56:52) |
195. 超ド級のおバカ映画なんですが、見ているうちに引きこまれてくるからアラ不思議。おすすめできるかどうかまでは定かではないけれど、少なくとも私は見てて面白かった。勘違いされると困るので、念のために言っておきますが、感動的な作品ではありませんよ。 【海牛大夫】さん [地上波(吹替)] 6点(2009-10-06 16:21:45) |
194.《ネタバレ》 監督はキングコングではなく、恐竜島を描きたかったんだろうなあと感じられる映画でした。確かに恐竜島での恐竜大乱闘は迫力があり、見応えも十分でした。力の入れ具合も解ります。その反面、あまりに恐竜島を描くのに力を入れすぎで、島までの航海とNY編が力みすぎた蛇足と感じられ、最後のほうではもういいよ。と胃もたれしていたのも事実です。だれだれですね。幾つかの筋、すべてに力を注ぎすぎて主題が埋もれてしまったような印象でした。 【kirie】さん [地上波(吹替)] 4点(2009-10-03 15:03:32) |
193.《ネタバレ》 ハリウッドの超娯楽大作のお手本のようなもの。次々と映し出されるスペクタクルに心奪われ、息つく暇もありません。主題はコングとアンの心の交流。コングがアンに惹かれてゆく様子は丁寧に描かれています。このときの表情豊かなコングは必見。アンも何度もコングに助けられた経験から感情移入してゆきます。つかの間のスケートの場面は実に見事な演出です。悲劇で終ることを知っていますから、泣けますね。島で一緒に眺める夕焼けとニューヨークで見る朝焼けは二人の愛の象徴で、本当に美しい。映像の美的センスが随所に光ってます。コングが町であばれているのを知ったアンが自らコングの前に姿を現すのは、コングを留められるのは自分しかいないことを自覚しているから。コングが最後にアンを降ろすのは、死を覚悟したから。よく出来ていますが、アンがもっとコングに語りかけた方が、より感動的になったでしょう。また、コングがアンを助けるために暴れだす脚本にすればもっとよかったでしょう。さて人間ドラマの方ですが、こちらは中途半端です。アンとドリスコルの愛が微妙。なのでドリスコルが生命をかけてアンを救出に向かう坑道に説得力がありません。元来この俳優は表情が乏しい上に生気がなく、愛とか冒険とかに向いていません。完全にミスキャストです。その点カールの表情の豊かさはどうでしょうか。欲望にとりつかれた現代人を憎いほど自然に演じていますね。バクスターはもっと悪者キャラにすれば物語にメリハリができました。ヘイズとジミーの友情はカットできます。原住民の扱いがひどいですね。孤島に住んでいれば争いがなく、平和に暮らすはずですが。途中から出なくなるのもマイナス。そもそもあんな恐竜や巨大昆虫、蝙蝠などが大量にいては人間は絶滅すること間違いありません。いくらなんでもやり過ぎです。登場するのはTレックスだけで十分です。他にも岩がコングの顔になっているとか、バクスターのポスターがいたずら書きされるとか、不要なものがある。あの船でコングをどうやって運んだか?大事なとこがカットされてましたね。普通ならコングの他に、原住民、巨大な骨、恐竜、昆虫などどれかを運ぶでしょう。どれもこれも大発見ですから。コングの島での暴れようがすごすぎたので、ニューヨークの場面では、スケールダウンの感が否めません。 【よしのぶ】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-09-10 04:12:31) |
192.《ネタバレ》 結末はお馴染みなのでそこに至るシークエンスを映像作品として楽しませてもらいました。最近の視覚効果は凄いですね。ジャクソンの悪趣味ぶりが垣間見れるのも良かったです。虫のシーンはもう二度と見たくありません。でもやっぱり最後の集団リンチは見ていられませんでした・・・。あまりにも可哀想で。 【Kの紅茶】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-09-02 01:28:43) |
191.《ネタバレ》 島についてからはテンポも良くて恐竜や巨大虫の迫力に驚きっぱなし。アンとキングコングの感情の移り変わりも丁寧に描かれていて良かった。 中だるみも特に無いけど、それでも3時間は長い。ニューヨークに戻ってからが延々と感じて「いつ終わるの?」って思ったんで-1点。原住民のシーンは本当に必要?? にしても、フィルムに固執し続けた監督カールに特別な仕置きが無いのは納得いかん。 【ちびまり】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-05 14:16:38) |
190.《ネタバレ》 キングコングが出てきて、ジュラシックパーク顔負けの怪獣や巨大生物で画面が忙しくなってきてからが面白いです。さすがピーター・ジャクソンと思ってしまいます。ナオミ・ワッツの美貌には、獣も虜になっちゃう、、、ってか!人間と獣の三角関係・・・何なんでしょう、これ。アンは気持ちが獣に傾いたり、ドリスコルに戻ったり。ズルい女。あと、コングと夕陽によるちょっと哀愁漂う場面で、「美しい」ことを共感することに固執してるアン・・・あれも何なんでしょう。良く分かんないけど、とにかくUMA(未確認動物)の迫力は無茶苦茶あるので、一見の価値ありです。にしても3時間は長過ぎw 【VNTS】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-04 20:55:17) (良:1票) |
189.《ネタバレ》 …長いよ、ピーターさん。これは史劇じゃなくてコングなんだよ。気持ちはわかるけど、三時間かけて語る内容はないんですよ。ゾンビみたいな原住民とか、むしむしうねうねなんか完全自己満足の世界でしょ。削れるとこ多すぎるよ。 それにしてもあの唐突なアクロバットな演舞シーンはなんだったんだ?意味わからなすぎて笑ってしまいました。 ほんと無邪気な監督だなー。これだけやりゃ、もう満足したでしょ? さぁ、そろそろスプラッター映画を撮っておくれ。 【すべから】さん [DVD(字幕)] 6点(2009-07-14 14:56:37) |
188.これは心に響く良い映画だと思います。例えば、私の家の玄関チャイムは、通常は「ビン・ボゥー」と聞こえるのですが、今は「キン・コーン」と聞こえる位には心に響きます。 【あげどん】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-07-08 12:51:09) |
【たくわん】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-07-02 16:22:00) |
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186.《ネタバレ》 見るに耐えずに本気で「ウプ」と吐き気を催した映画はこれが初めてかもしれません。恐竜の島で生きたまま巨大ワームに腕の先から頭から食われていくシーン、四捨五入でオミソの歳になって新たなトラウマが、こんなハリウッドヒット作から与えられようとは予想だにしていませんでした。CGの進化ももうこの辺でストップさせていいのではないだろうか。終盤アメリカでのワッツとゴリラ(ごめん)のスケートシーンに妙な嫉妬を抱いたのは私だけではないはずです。ゴリラのくせに……。 【らいぜん】さん [DVD(字幕なし「原語」)] 5点(2009-06-13 14:18:30) (笑:1票) |
185.《ネタバレ》 どの場面も疾走感、臨場感、自然の美しさを良く捉えており、映像が素晴らしい。今までの映画で映像が大迫力の映画は?と聞かれたら、素直にこの映画の名前が出せるほどの出来です。巨大生物達も全然チープな作りではなく、実際に存在するんじゃないか!?と感じさせるぐらい。ぜひ映画館でこの大迫力を楽しみたかった。ストーリーは前半は船旅、中盤スカル島、後半都会をぶらり旅の構成で各1時間ずつの計3時間。長い上映時間であったが、全く飽き、中だるみも無く見れた。それらを感じさせる暇が全然無い。コングの感情の変化も大変良かった。最初は人形を初めてもらったがきんちょのような感じだったが、途中から割れ物注意!の如く、アンを献身的にモンスターから守り抜くマッチョマンに変貌。島から脱出する際には、とても悲しげな顔をしており、咆哮もまるで「アーーン!!」と呼んでいるような印象をうけた。そして、ラストは愛しのアンが美しいと喜んだ景色を見せたくて、無防備なビルの頂上まで行ったんだろうな~。これらの経緯があり、コングが息絶えるシーンは胸にくるものがあった。ヤツはホントに立派な漢でした。 【とむ】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-07 09:48:16) (良:1票) |
184.《ネタバレ》 何の先入観もなく見たんですが、結構面白かったです。 確かに3時間は長いですが、途中の「恐竜vコング」は迫力あって思わず見入ってたし、虫もキモくて良かったです(笑) ナオミ・ワッツ、綺麗でしたね(*^-^)b 【鉄仮面】さん [地上波(字幕)] 7点(2009-01-27 12:45:08) (良:1票) |
183.ピーター・ジャクソン作品におけるVFXは他の監督のものとは異質な印象を受けます。作り物の映像をいかにリアルに見せるかがVFXの勝負所ですが、この人の作品のVFXはCG&ミニチュア丸出し。カメラは巨大建造物をすり抜け、恐竜の肩越しに人間を見下ろし、自由に空を飛びますが、この見せ方では絶対にリアルに見えません(エアフォース・ワンの飛行機大破シーンにおいて、カメラがありえない動きをしたためにCG丸出しになったのと同じ理屈)。とはいえVFXに精通している監督さんですから、恐らく意図的にこれをやっているはず。つまりハナからリアルに見せる気がないのです。ではこの人の映画がダメなのかと言うとその逆で、CGのひとつの使い道を実践しているように思います。CGはリアルな映像を作ることがひとつの使い道ですが、同時に監督の脳内にある映像を自由にビジュアル化するツールでもあるはず。指輪物語では本の挿絵や読者の脳内にしかなかったイメージを見事に映像化しました。決してリアルには見えませんでしたが、イメージの映像化という意味では完璧でした。そしてキングコングでは、伝統的な特撮の魅力を復活させています。昔ながらの特撮映画は、いかにも作り物な映像が味だったりします。ストップモーションのモンスターはチラチラとぎこちない動きでリアリティのかけらもありませんが、そんなキャラが人間臭い動きをすることに愛着を覚え、ミニチュア丸出しであっても大破壊に興奮しました。それは「良いものを見せてもらった」というサービス精神に対する感動も多かったように思います。ピーター・ジャクソンはCGを本物っぽく見せることではなく、怪獣映画に必要なイメージをどう伝えるかに重きを置きました。JJ・エイブラムスがクローバーフィールドにおいて絶対に避けた「神の視点(現実的にありえない俯瞰ショット)」をあえて選択しているのです。怪獣映画においてはリアルに見えることは決して重要ではなく、大量破壊をもっとも見えやすい場所から見せるサービス精神の方が大事だとわかっているようです。また、コングの仕草や表情、巨大昆虫達のいやらしい動きなど、モンスターに味のある動作をさせることで独特の存在感を与えている点もストップモーションの良さを継承しています。本流の大作映画の作りではないため批判的な意見もあるようですが、伝統的なモンスター映画の継承者という意味では完璧な作品だったと思います。 【ザ・チャンバラ】さん [映画館(字幕)] 9点(2009-01-03 19:00:18) (良:3票) |
182.《ネタバレ》 髑髏島にたどり着くまでは長く感じたけど、その後はあっという間でした。ナオミワッツがキングコングの前で踊るシーンや、キングコングの頭を岩が直撃したシーンは館内で笑いがおこるなど、ちょっとした笑いもありました。 【ボクマン】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-12-14 02:31:30) |
181.キングコングを連れて帰ったら、そうなるわー! 【Yoshi】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-03-12 23:31:41) |
180.《ネタバレ》 全体として眠い映画だった。 ピーター・ジャクソンと言えば『ロードオブザリング』である。で、この『ロード』シリーズの最大の見どころは何かというと、特殊メイクとCGでできたクリーチャー(化け物)と、同じくCGでできた壮大な戦闘シーンである、と僕は思っている。しかしその二つが映画史上でもまれな高いレベルに仕上がっていたため、それだけでも充分に見る価値があった。 『キングコング』でも、見るべき箇所はCG場面だけ、という意味では『ロード』と同じ。だがこっちは、見る価値のある場面がロードに比べて圧倒的に少ない。 3時間という長丁場のうち最初の1時間は登場人物の事情やら舞台背景やら何やかんやの説明に費やされる。はなはだ退屈な時間帯。 そいで島についたら、驚いたことに「コングの島」じゃなくて「恐竜の島」なんだこれが。コングよりでかい恐竜たちが、何十匹も我が物顔で徘徊しておる。キングコング、島の主役じゃねーじゃん。人間が恐竜に近づいたら、大人しいはずである首長竜(ブラキオサウルス?)が一匹残らず、猛スピードで人間を追いかけ始める。で、なぜか崖っぷちまで追いかけてきて恐竜は足を滑らせてどんどん谷へ落ちていく。そういう意味のない独り相撲を描いてどうする。 それから、例によってコングが女性をさらって住処へと持ち帰るのだが……。コングの身軽なこと身軽なこと。丘から丘へひょいひょいと飛んで、土が崩れないし地面も揺れないてのはどういうことよ。その間、手につかんだ女性をブンブンと振り回しておる。全身粉々になってなきゃおかしいだろありゃ。 それからこの映画の最大の見せ場である、コング対ティラノサウルス?3匹の戦いとなる。ここも化け物どもの動きが速すぎて、重量感が全くないのよ。そういう数々の文句がありながらも、この場面は緊張感があってなかなか良い。 この場面に次ぐ見どころは、人間よりでかい巨大なヒルやらクモが人間を襲う場面。その気持ち悪さに(悪い意味で)背筋がゾクゾクしましたわ。あのキモさからするとこの監督、ホラー大好きだとしか思えん。 映画の見どころ、以上。コングがアメリカへ連れて行かれてからは、特記すべき場面なし。 【佐吉】さん [DVD(字幕)] 5点(2008-01-27 01:45:04) (良:1票) |
179.《ネタバレ》 大迫力のスペクタクルで楽しませてくれる一方、人間ドラマとしても秀作だ。最初のニューヨークからヴェンチャー号での航海の流れはこの映画には不可欠な部分だと思う。スカルアイランドに着くまでの間、多数のキャラクターたちが登場するがその描写に無駄がなく的確であり、アクションの見せ場であるスカルアイランドでのドラマを支えている。暗示的な台詞の使い方も巧い。この一連の流れが物語りに深みと感動を与えている。またスカルアイランドでコングとアンが心を通わせていく過程も丁寧に描かれて、コングがビルに登っていく理由も感動的だった。ピーター・ジャクソン監督のルーツでもあるコングへの情熱や愛をスクリーンから強く感じた渾身の一作。 【サムサッカー・サム】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-14 23:26:51) (良:1票) |
178.《ネタバレ》 B級な香りがしたけれども、3時間あっという間でした。 巷では、CGがダメだの、都合良すぎだの叩かれているけれども、要はジブリとかPIXERだとかの実写版だと思えばいいのです。 冗長すぎるムシのシーンとか恐竜のシーンを削って2時間そこそこなら満点なのですが。 ただ単にあいつはもう一度、アンと一緒に夕日を見たかっただけなのに・・・。 【雲の上から】さん [映画館(字幕)] 8点(2008-01-13 20:24:07) |
★177.《ネタバレ》 最初はなかなかよさそうと思いきや、コングが出てきてからがものすごくがっかり。 ナオミ・ワッツがジャングルを走り回っても服が破れないれないのはともかく、汚れない。 汗もかかない。 息も上がらない。 どうしてこんなに荒が目立つかというと究極は「脚本が最悪」なのでは?と思える。 あれだけのことをされてどうしてコングに情が移るというのだろうか? まるで子供のころから育てているようであった。 迫力あるコングの戦いなのか、コングとの愛情なのか、冒険活劇なのか、何にも残らないただただ我慢の3時間だった。 CGも荒くて映画に集中できない。 【Jane.Y】さん [DVD(字幕)] 3点(2008-01-06 07:45:14) |