エミリー・ローズのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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エミリー・ローズ

[エミリーローズ]
The Exorcism of Emily Rose
2005年上映時間:122分
平均点:6.22 / 10(Review 96人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-03-11)
ドラマホラーサスペンス法廷ものミステリー実話ものオカルト映画
新規登録(2006-03-02)【rothschild】さん
タイトル情報更新(2014-11-25)【イニシャルK】さん
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監督スコット・デリクソン
演出J・J・マカロ(スタント・コーディネーター)
キャストローラ・リニー(女優)エリン・ブルナー
トム・ウィルキンソン(男優)ムーア神父
キャンベル・スコット(男優)イーサン・トマス
ジェニファー・カーペンター(女優)エミリー・ローズ
コルム・フィオール(男優)カール・ガンダーソン
メアリー・ベス・ハート(女優)ブリュースター判事
ケネス・ウェルシュ(男優)ミュラー博士
ヘンリー・ツェーニー(男優)ブリッグズ博士
ショーレ・アグダシュルー(女優)アダニ博士
ジョシュア・クローズ(男優)ジェイソン
ロレーナ・ゲイル(女優)
JR・ボーン(男優)レイ
込山順子エミリー・ローズ(日本語吹き替え版)
小島敏彦ムーア神父(日本語吹き替え版)
てらそままさきイーサン・トマス(日本語吹き替え版)
佐々木敏(日本語吹き替え版)
根本泰彦(日本語吹き替え版)
脚本スコット・デリクソン
音楽クリストファー・ヤング
編曲クリストファー・ヤング
撮影トム・スターン〔撮影・照明〕
製作ゲイリー・ルチェッシ
トム・ローゼンバーグ
配給ソニー・ピクチャーズ・エンタテインメント
特殊メイクキース・ヴァンダーラーン
グレッグ・キャノン
特撮キース・ヴァンダーラーン(特殊効果監督&視覚効果制作)
美術サンディ・タナカ
録音ポール・N・J・オットソン
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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76.《ネタバレ》 なかなか見応えのある作品でしたね。果たして悪魔は実存するのか?それとも単に人の心が作り出すものなのか?興味深いテーマを軸に、ジェニファーさん扮するエミリーの怪演も相まって、最後まで飽きさせない展開となっています。ただ、法廷の最後の弁論でエリンが「可能性」という言葉を持ち出して神父を擁護したり、その判決が有罪だけど刑は今日でおしまいなどという結末を見ていて、おいおいと思ってしまった。果たしてどこまでが「実話」なのか判断しかねます。エミリーが本当に悪魔に取り憑かれていたのかを判断する材料として、この作品は重要な部分を説明していない様に思います。途中事故で亡くなる医者が「彼女は悪魔に取り憑かれていない時は全くの正常なんだ。それが精神疾患ではない証拠だ」みたいなこと言ってましたけど、それだったら同一性障害の部類の可能性はないのか。正常な時のエミリーは、取り憑かれてる時の記憶をどこまで保ってるのかとか、そういう点が説明不足だし、最も重要な「育った家庭環境」を知る上で、家族というものが、ほとんど無に等しい様な描かれ方しかされていないのが、この作品の一番の難点だと思われます。神父に責任があるのかどうか、もし自分が陪審員だったらどうしていただろうと思うと、早急に答えは出てきません。もしも被告人ムーアがキリスト教の神父さんじゃなくて、新興宗教のおっさんだとしたら、たぶん私は迷わず有罪にしていたでしょうが(なんでやねん!笑)。余計なお世話かもしれませんが、ジェニファー・カーペンターの体のけぞらし目をひんむき、金切り声あげて憑依を演じるその様を、澄まし顔でフフンと居座る日本の女優の方々にぜひ見ていただきたい。ああいう演技出来る人、果たして日本にいるかなぁ?
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 7点(2008-07-27 01:52:26)
75.《ネタバレ》 「悪魔憑きかそれとも精神病か?」という難しいテーマで裁判が争われるわけですが、あくまで客観的な中立の視点で描かれており、法廷モノとしてとても見応えがありました。でも裁判以外のシーンがただのオカルトと化していたのが残念。少女の身に起こる超常現象は、悪魔憑き現象なのかもしれないし病気の発作なのかもしれないわけですが、この映画では明らかに前者寄り。法廷シーンでの中立視点はどこに行ってしまったのかと思うほど、ショッキング映像でもって観客の恐怖を煽りまくろうとしていましたね。「怖い映像だけど、病気の発作だとしたらギャーギャー怖がっちゃいけないし・・」と複雑な思いでした。せっかく興味深いテーマなのですから安易にオカルトに走らないで欲しかったです。というわけで4点。
wayfarerさん [DVD(字幕)] 4点(2008-07-21 20:50:01)
74.悪魔払いを法廷とからめるのは無理があったかな。それとも自分が悪魔や幽霊等まったく信用しないからだろうか。なんにせよジェニファーカーペーンターは素晴らしかった。
オニール大佐さん [DVD(字幕)] 5点(2008-07-21 11:20:34)
73.エクソシストのその後みたいなお話。しかし公開当時のTVCM等の展開は
失敗ですね。リメイクなのかと思いました。アメリカ(というかキリスト教)が
抱える矛盾点なども臆することなく表現されていたのは面白い。実際にあった
同じ話を題材にしているのなら、こちらのほうが本当の話に近いのかも。
まぁ、実際は有罪だったらしいけど。ホラーを法廷サスペンスに持っていった
アイデアは私には斬新だったので、楽しめました。ただあのCM展開のせいで
観る気が失せてしまった人がいっぱいいそうで残念です。ホラーが苦手な方でも
観れると思いますよ。
宗教がイデオロギーとして存在する国の話なので、日本人には理解しがたい
お話ですが、意外な展開の法廷での闘争は面白いと思いますよ。
「悪魔もまた、神のしもべ。」以前何かで読んだ、この言葉を思い出しました。
ラジェンドラさん [DVD(字幕)] 8点(2008-06-26 13:38:09)
72.私はこの映画のレビューで一番何が言いたいかというと、ジェニファー・カーペンターが素晴らしい!!ということ。本気で、アカデミー取れ!とか思っちゃいました。
ペケジローさん [DVD(字幕)] 8点(2008-02-09 22:42:18)
71.《ネタバレ》 かなり淡々とことは進んでいきますが、あきさせることはありませんでした。実話に基づくと言う免罪符により、ラストのなんともいえない収まりにも、後日談のスーパーでfollowできますし。映画としての完成度をエクソシストと比較しなければ(比較もできませんが)悪い映画ではないと思います。
かじちゃんパパさん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-06 16:59:56)
70.たまたまつけたWOWOWで観ました。まず、トム・ウィルキンソンだのローラ・リニーだのという俳優が出ていることにいちばん違和感がありました。そしてですね、ここでの評価がまあまあというのにも驚きを隠せません。
実話ということなのですが、映画としたらかなり粗いといいますか一貫性を感じないし、法廷シーンとオカルトチックな部分という相反するものを上手く融合させられなかったと思う、バラバラなの。深く「愛」を感じることもなかったし、何か淡々としてました。映画として観せるということでは失敗じゃない?できる限り関係者ご本人に登場してもらうようなバリバリのドキュメンタリーとして製作したほうがよかったのではないでしょうか。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2007-12-06 09:45:30)
69.《ネタバレ》 実話を元にしているという点でも「エクソシスト」と同系統の話ですが、あちらが“悪魔祓い”に焦点を当ててホラー色を強めていたのに対し、本作は“悪魔祓いは正しかったのか?”ひいては“神と悪魔は実在するか”という点に絞って描かれています。
勿論、ドキュメンタリーではなく、あくまでノンフィクションということで、エンターテイメントな演出も随所に見られますが、悪魔を真っ向から肯定するのではなく、統合失調症等の精神疾患の疑いがあったのでは?という至極まっとうな見解を交えて裁判の模様が描写されていますので、なかなか見ごたえがあります。
また見せ場となる超常現象も、実際に起こった、というより、本人が体験した出来事の再現、及びこういうことが起こった、という回想などで描写されることによって、完全な主観的描写ではなく、またそれらもホラー畑出身な監督ならではの演出のため(特に悪魔祓いの儀式の場面など)はかなりの迫力があり、個人的には(映画の完成度、衝撃度と云う視点ではありませんが)「エクソシスト」よりも面白い作りであると思います。
まあ、実話と謳っている以上、主人公、及び神父様の体験する“いかにも”な超常現象や、反論側の丁寧な描写も合わせてじっくり描く必要もあるとは思いますが、映画としてのクオリティはなかなか高いのではないかと思います。
クリムゾン・キングさん [DVD(字幕)] 7点(2007-10-24 03:43:15)(良:1票)
68.《ネタバレ》 この作品はおもしろい。そして怖い。ホラー物と思って鑑賞したかたは思い切り肩透かしを食らった感じでしょうね。そして当然ながら評価も下がることでしょう。しかし昨今のCGによる視覚的な恐怖ではない(もちろんこの作品もCGがゼロというわけではない)怖さを私は感じました。無論それはジェニファー・カーペンターの熱演に拠るところが大でしょう。そして法廷のシーンも(かなりホラー物からは逸していますが)なかなか味わえました。全体には地味な流れですがだからこそ合間合間の恐怖シーンが生きていると思います。7点献上。
SITH LORDさん [映画館(字幕なし「原語」)] 7点(2007-09-09 19:07:07)(良:1票)
67.率直に、面白かった!私は悪魔とか幽霊とか特に信じてはいないし、事件を表面上だけ見る限り、この事件も神父の過失で確定と考えてしまう。でも個人的な先入観は捨て去って審判せねばならないのが法廷というもの。本当にこの世に悪魔などいないと言い切れるのか?精神科の医師の診断だって、何の証拠も無い推測にすぎないではないか。悪魔の存在はともかくとして、「儀式」が「成功」していたならエミリーは回復していたかもしれない。医学ではそれを宗教的暗示とでも呼ぶのかもしれないが、いずれにせよ「儀式」も治療行為のひとつと考えられなくも無い・・・と、つらつら思ったことを書き出してみたが、このような思考を重ねながら裁判の行方を見守るのは非常に面白い時間だった。もちろん、これは物語にすんなりのめり込むことのできる下地――脚本、演出、演技etc.がしっかりしているから。検察側が提示する客観的事実と、エミリーと神父2人の間にあった真実の狭間で、陪審員はどのような結論を下すのか。法廷物が好きな人は、オカルティックな内容に嫌悪感を抱かずにぜひ見ることをお勧めします。
Mum,theSanChrysさん [DVD(字幕)] 7点(2007-08-18 23:42:13)(良:1票)
66.ジェニファー・カーペンターの迫力の演技で何度も話に引き込まれそうになったが、法廷ものの要素が強すぎるのが原因なのか、すぐに現実に戻されるのでホラーとしてはイマイチ、ラストのオチも中途半端でなにか物足りないそんな作品だった。この作品どこまでが実話なんだろう?
taka-104さん [地上波(字幕)] 5点(2007-08-12 06:21:09)
65.テーマも面白かったし、構成も良かったと思う。飽きずに見られた。一番面白かったシーンはやっぱり判決を出すシーンかな。エミリー・ローズ役の女優さんが悪魔に乗り移られる前から怖かった。。。
ネフェルタリさん [DVD(字幕)] 7点(2007-06-20 20:57:43)
64.《ネタバレ》 ホラーじゃなくて法廷モノでしたね。だったら逆にドキュメンタリーのように撮ったら別の形で怖い映画にできたように思います。法廷モノなのに弁護士に悪魔が働きかけるから、裁判シーンもリアリティがなくなった気がします。それにしても私は無宗教なのでピンと来ないですが、キリスト教を信じる方々がどう感じるかに凄く興味があります。裁判のような現実の生活に直結したものと神を一緒に並べて考えるのはさすがに辛いんじゃないかなぁ・・・とか。あ、もちろん神の存在の可能性は否定してません。
まるおさん [DVD(字幕)] 4点(2007-06-05 00:11:11)
63.《ネタバレ》 純粋なホラー映画かと思ってみたら、法廷サスペンスでビックリした。
エミリーを演じているジェニファー・カーペンターの演技は怖くなるぐらい迫真の演技だったと思う。
また、神を信じる検事補と不可知論者の弁護士・・・ 「普通、逆だろ!」と思うが以外に面白い。
ドイツで実際に起こった事件らしいが、日本で起こった事件だったら確実に有罪だろう。少なくとも「事実上」無罪の判決は出ないな。
気になったのは、弁護側の最終弁論で「悪魔憑きの可能性を考えて下さい」と言うようなフレーズがあったが、これは『悪魔の証明』そのものであり、法廷で持ち出すのはナンセンスだと思う。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2007-05-23 01:18:20)
62.《ネタバレ》 ちょっと作り方があざとい。 主人公の時計が3時ちょうどに止まったり、主人公も焦げ臭いにおいを嗅いだり、証人が恐るべきタイミングで死んだりといった描写は見る者を惑わすだけ。無いほうが良かった。
Robbieさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-30 12:50:56)
61.《ネタバレ》 『法廷もの』は好きなジャンル。それもフラットな見方が出来るものの方が好きです。その点、本作は自分の嗜好に合いました。悪魔に憑かれた(?)エミリー・ローズ。医学療法を受けさせず、彼女を死に追いやったとして罪に問われた牧師。その弁護人が主人公です。ゆえに自ずと“悪魔憑きは存在する”という立場の描写が多くなります。しかしそれは証人による供述を映像化したもの。“真実”であるとは限りません。そのスタンスを明確にするために、検察側の主張も同じく映像として提供されます。エミリー・ローズが死んだという結果のみが確かなこと。死に至る過程をどう結論付けるか。観客もまた陪審員と同じ立場です。ただ物語の主体が弁護側である以上、客観的とは言えません。法廷以外の描写もありますし。しかし(観客の心情の上では)不利になりがちな検察側の主張を強化する部分が1箇所あります。それはタイトルバック。血の付いた有刺鉄線が映されます。この時点では意味を成しません。ところが最後に効いてきます。重要なのは、この画が“どちらかの言い分に基づくものではない”ということ。だからといって検察側の主張をまるまる肯定することにもなりません。それも含めて“技あり”と感じました。結末も気が利いていて自分好み。これが実話だというのだから驚きです。
目隠シストさん [CS・衛星(吹替)] 7点(2007-04-26 18:42:58)(良:1票)
60.《ネタバレ》 実話ということだけど、証人になるはずだった医師は実際にも事故死したのか知りたいなあ。映画の中の神父さんはとても理性的に見えたけど、医療と信仰が手を組んでエミリーを救うという方向はそれでも無しなのか。
はるこりさん [DVD(吹替)] 6点(2007-04-26 14:12:07)
59.《ネタバレ》 日本でも宗教上の理由で医学を拒否して亡くなり、新聞ネタになった人がいますよね。でもこの映画は、実にアメリカらしい視点でつくられてると思う。実話はドイツの事件で神父以外に両親も告訴されたらしいけど、検察としては当然の行動かもしれへん。うちには神も悪魔も存在するかどうかわからんけど。どうも感情移入しにくい題材の中で、唯一女性学者が語っとった『「悪魔祓い」の儀式が与える精神への働きかけにより改善する「悪魔憑き」と呼ばれる症状は実際にあります』とゆーような発言が一番理解しやすかった。それにしても、ジェイソン君こそ、マリア様やないですか?あんな状態のエミリーに最後まで付き添うなんて。。。(涙)ローラ・リニーは法廷が似合いますね。
海の雫さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2007-04-24 23:07:33)
58.《ネタバレ》 今、このような裁判が通るかっていうと難しいかもわかりません。
それぐらい、実話とはいえ判断が難しい。
主役であるエミリーの演技は鬼気迫るものを感じた。
しかし、悪魔が6体も憑いていたというのは些かやり過ぎでは?
その目的を問うのは可笑しいかもしれないが、ハッキリしないのは気持ちが悪い。
事故で亡くなった医師や、弁護士の体験、これらは不要では?と思えるほど。
運命を受け入れる、その自己犠牲という決断・・あまりに美談にまとめている。
そして、彼氏のジェイソン。彼こそ聖母マリアのような存在であると思える。
で、ラストの手紙にマリア様のことを綴ったのは失敗だと思う、蛇足だ。
これらはキリスト教信者なら深く感銘を受けるんですかね?わかりませんが。
判決の粋な計らい、本日で刑期満了・・それを聞いて「え?」と漏らしてしまった。
演出面における中途半端さ、消化不良感に少々気疲れしてしまった。
HIGEニズムさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-04-23 22:33:47)
57.これってホントに実話なんですかね?全くリアリティーを感じなかったです。法廷も緊迫感が全然ない!まぁ題材が題材だからしかたないか・・。日本でも裁判員制度が始まるけど、もしこんな裁判に当たったと考えると、バカらしくてやってられないなぁ・・・なんて考えながら見ていました。あまりの胡散臭さに、検事のトマスを応援しちゃいました。
はりねずみさん [DVD(字幕)] 2点(2007-03-31 13:55:55)
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【点数情報】

Review人数 96人
平均点数 6.22点
011.04%
100.00%
211.04%
322.08%
41111.46%
51212.50%
61919.79%
73132.29%
81717.71%
922.08%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 5.60点 Review5人
2 ストーリー評価 4.57点 Review7人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review7人
4 音楽評価 3.00点 Review6人
5 感泣評価 1.66点 Review3人
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