232.《ネタバレ》 宮崎駿らしからぬ作品。しかし、まるでやがてくる東北の津波をわかっていたのだろうか。風の谷のナウシカで私は環境に対するメッセージ性を感じたのだが、そういう意味で彼は人々の一歩先をいっているように思う。さて、肝心な作品はというと、なんだか全体のストーリーがよくつかめなかった。スタート地点と着地点が非常に曖昧な印象を受けた。 【lalala】さん [DVD(字幕)] 5点(2013-03-30 02:08:22) |
231.宮崎駿の作品は肌に合わないのに、すいません、これも見ちゃいました。結果、やっぱり肌に合いませんでした。いろいろ批判も書けますが、そんなことする気にもなれないくらい、肌に合いませんでした。 【チョコレクター】さん [地上波(邦画)] 3点(2013-03-29 16:27:58) |
230.『人魚姫』に『クトゥルフ神話』を足して『ワルキューレ』を掛け『いやいやえん』で割るという、老境に入った宮崎駿御大の狂気っぷりがスパークを起こした作品。日常性と神話性の交錯を童話的に表現したアンバランス感は明らかに確信犯であり、大人の常識的観点からあれこれ細かい点を詮索するのは野暮というものだろう。ディティールが崩壊していようがストーリーが破綻していようがタレント声優が棒読みだろうが、全国のお子様方をタケモトピアノのCMばりに理屈抜きで夢中にさせてしまった時点でパヤオの大勝利なのである。ポニョの家族関係にクトルーちゃん(『栞と紙魚子』)へのオマージュを匂わせるあたりにニヤリ。本当に諸星先生の事が大好きなんですね。 【オルタナ野郎】さん [地上波(邦画)] 7点(2013-01-01 16:56:09) (良:1票) |
229.登場人物に現実感がない。何というか観念的で、血の通っている感じがしない。おそらく、子供向けというより、幼児向けのアニメなのだと思う。幼児に現実感はいらない。大人の冷静な注意も、心配も制止もいらない。台風や浸水に対する危機感も不要。ピンクや黄色がきらきらしてたり、ぬばあっとしたのがぷるぷる動いていればそれだけで楽しい。ただおかあさんがいなくなるのだけはやばい。一大事。あとトンネル怖い。そんな感じ。ひたすら幼児の目線に立ち、いらない要素はバッサリ切り捨てて、幼児が楽しめるように特化した映画です。ジブリ印なのでお母様方も安心してお子様にお見せできます。私は幼児ではないのでどうしても点数は低くなりますが、一定のお客様に向け真摯に作られた映画だと思います。 【デルモゾールG軟膏】さん [映画館(邦画)] 6点(2012-10-10 23:21:24) |
228.ポニョのママが、なんか怖い!すごい存在感! 【はりねずみ】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-09-16 23:21:49) |
227.《ネタバレ》 「俺は人間をやめるぞ!ギョギョー!(嘘)」な魔導士?の父親、暴風雨の中、黒い大波(巨大魚)の上を笑顔で走るポニョ、ぐた~っとして半魚人顔をさらすポニョ(進化途中の形態がキッカイ過ぎる!)などなど、「これなんて『インスマスの影』?完璧にダークファンタジーじゃねーか!」と思って見ていたのですが…最後のエンドロールは思いっきり「はーいみんなー!この作品はコドモ向けだよ~ん!」と言いたげなほのぼの具合。そしてトドメの「ポ~ニョポニョポニョさかなのこ~♪」の主題歌!いやぁ~相変わらず宮崎さん、ヒネクレてんな~(苦笑) …と思いながら見ていた俺が多分いちばんのヒネクレ者です(笑) 【幻覚@蛇プニョ】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-29 09:34:15) |
226.アニメ好きでもジブリ好きでもない私ですが、娘と鑑賞。絵は相変わらず綺麗であり、構図や人間の仕草の細かい演出は流石ですが、世界観だけが突飛し、物語がただただ平坦で整合性もなく面白くない。終わって一言「なんだこりゃ」と自然に出てしまったくらいです。展開に無理が多過ぎ、不自然さが多過ぎ、声優下手過ぎ、なんでも過ぎたるは及ばざるが如し。トトロには遠く及ばない。 【460】さん [地上波(邦画)] 3点(2012-08-27 16:57:40) |
225.ジプリ作品といえば、子供も大人も楽しめる映画というイメージがありましたが、これは子供向け?ひと言でいうと面白くなかったです。ポニョがただのウザいクソガキにしか見えず、リサのようなキャラも好きになれませんでした。結局、面白いと思った宮崎作品はナウシカとラピュタだけなので、自分には宮崎作品は合わないのかも・・・ 【ramo】さん [CS・衛星(邦画)] 4点(2012-08-26 00:25:40) |
224.《ネタバレ》 絵はキレイ。躍動感というか迫力がある で、いて夢のような展開 一緒に観ていたカミさんはケラケラ笑ってたけど 個人的には何だかよくわからないうちに終わっちゃった感じかなぁ(エンドロールも超短い!) 子ども向けに制作されているそうですが、まぁかわいいキャラクターが動く絵本的?な印象で これはこれでありでしょうね 皆さんのレビューを読む限りそのコンセプトはうまくいっているようなので&興行的にも成功してますから 制作者側(ジブリや供給元やその他モロモロの大人側ですなw)としては充分だと思います ま、あとは我々観る側がどうとらえるかでしょうけど 私自身にはイマイチだったのでもう子どもの純心さが無いということか(苦笑) まぁ十人十色というコトデスネ 【Kaname】さん [地上波(邦画)] 5点(2012-08-25 11:52:42) |
223.初回テレビ放映を録画をしたのに見る気にならず、今回の2回目テレビ放映にてようやく。いやいや思ってたより楽しくて。『パンダコパンダ』や『トトロ』のような無邪気で絵本みたいな話でした。でもポニョが時々見せる半魚化の顔は小さい頃に観ていたらトラウマ系かも…。あと所さんは宇宙獣とか宇宙戦士しか声をあてない方が良い。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 7点(2012-08-24 23:45:58) |
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222.《ネタバレ》 そーーすけーーー、すきーーーー。 しか覚えてない。。。 【ろにまさ】さん [地上波(邦画)] 4点(2011-11-30 23:31:19) |
221.今回もジブリらしい独特の世界観はしっかりと表現されていた。 絵はきれい、キャラもかわいい。 尻切れトンボなのは相変わらずだけど、 日本のアニメの中ではやはりレベルが違うなという印象。 ただし声優だけは大減点。 特に男の子の母親役の声をあてた人はあまりにもひどい。 全然感情が込もっておらず、ド素人を起用してるのかと思った。 なんでわざわざこんなところで映画の完成度を下げるのか、 さっぱり理解できない。 【MAHITO】さん [DVD(邦画)] 4点(2011-07-12 10:29:09) |
220.これはヒドい。 前半はまだ興味津々で見ることができるが、後半になるにつれてどんどんムリが生じてくる感じ。 最後のほうの展開では頭に?マークしか残らない。 子供向けなら最後まで分かりやすいストーリーにするべきで、大人も子供も両方満足させたうえに、環境問題まで盛り込んだ作品を作ろうとすればムリが生じるのは火をみるより明らかのはず。 【mhiro】さん [DVD(邦画)] 3点(2011-07-11 22:03:56) |
219.《ネタバレ》 取り立てて考証を必要とするほどの主張を、作品から感じ取ることができなかった。映像が醸し出す雰囲気のすばらしさや、子どもたちの素朴で率直な感情表現がもっとも印象に残った一本。急変する展開に、制作者の意図した世界観は感じられた気がするが、それがどういう主張のために必要だったのか、はっきりと伝わってこないまま終わってしまった。 【wood】さん [DVD(邦画)] 5点(2011-05-08 17:49:26) |
218.《ネタバレ》 大人がだらしないのが目立った作品だった。コウスケが波にさらわれそうなときのお母さんの態度やや、コウスケがお母さんを助けに行くとき救助されて船に乗っている大人どもが危機感のない会話をしているシーンなどだらしなすぎる。これは現代の大人を映し出したからなのか? キャラクターの設定の割りにストーリがシンプルすぎるのが残念。ポニョの魔法でもっと活躍することがあると思って観ていたので。 ポニョはかわいかった。1歳になる娘としぐさが似ていて心が和んだ。 【たこちゅう】さん [DVD(邦画)] 7点(2011-04-14 22:30:45) |
★217.《ネタバレ》 もういいかげんレビューします。何回か見ているので、感想が定まっていませんが、、、。 これは日常の風景のデフォルメの仕方が面白いと思いました。 日常の風景を切り取り、それをどう面白くするか、どこまでユニークに出来るかというところに表現を追及した宮崎駿の表現力と、アニメーション作家としての芸術的な才能を窺えると思います。 いちばん最近見たのが1年以上前なんでうろ覚えですが、あの天野喜孝を思わせる波の表現が素晴らしい。他のアニメでああいう表現はしない。 現在のアニメの波の描き方を定着させたのが宮崎駿だったと思うんですが、その定着しすぎたところに新たな表現方法を加えるアニメ作家としての魂がすばらしい。 いろいろな描写で見えてくるユニークな日常世界に引き込まれる。 この作品では日常的な描写に温かみが満ちている。 宮崎駿の作品の素晴らしいところは、その世界の日常生活までも見事に(緻密に)しっかりと描き、その世界の温もりを演出することだ。 何かを食べる場面では、宮崎駿の才能を僕は否定できない。 このポニョでは、暖かなミルク紅茶と蜂蜜が印象的だ。 子供の視点かもしれないが、ここまで温もりのあるアニメを僕は最近見ていない。 宮崎駿の核となるのは水の表現であると、以前に宮崎駿監督の特集でやっていた。 この作品でも宮崎駿の得意とする水の表現が見事である。 それはどこかパンダコパンダを思わせる。 この作品はファンタジーではあるが、絵本のように日常の周りで起こっている感じが好感もてる。 ポニョも宗介も幼い子供であり、その視点で描かれているので子供っぽい印象はある。 DVDパッケージからも、テーマソングからも、子供向けの絵本のような作品だと想像できる。“ナウシカ”や“もののけ”のような深刻なスペクタクルではない想像くらいはできる。 そういった垣根がちゃんとあるにもかかわらずに、大人が子供を押しのけてその塀を乗り越えてきて、わざわざ花畑を荒らして「子供っぽい」などと否定するのは(自分も他ジャンルでよくやるが)とても大人気ない。 体が大きくなってしまった僕たち向けには、この作品は作られていないかもしれない。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(邦画)] 8点(2011-04-13 04:42:19) (良:1票) |
216.《ネタバレ》 脈絡のないメチャクチャな話でも「へえー」って聞いてられるお気楽な性格だからかもしれないけど、アタシはけっこう楽しめたわよ。 確かに船の墓場とか、避難中な割にのんびりしてる赤ちゃん連れとか、ポニョが怖がるトンネルとか、なんの説明もないまま垂れ流しなエピソードが多いのは事実だけど…アニメだしねえ。 夢にしちゃあ案外筋が通ってたわね程度で見たらいいんじゃないかしら??ってなもんで。 話の整合性なんかを求めるタイプの映画ではないと思うわ。 でも…他人の夢の話が決して「へえー」超えしないのと同じで、この映画も残るものはあんまりないわね。 相変わらず映像(特に海の中!)はとってもキレイだったけど。 …でもこれから考えるとラピュタとかトトロとかのストーリーはほんとによくまとまってたわね。 あの頃はいろんな方面から制約があったり大人の事情があったりして宮崎さんの思い通りにはなかなか制作できなかったと思うけど、それが逆に良かったのかしら。 今のジブリに一番必要なものはこの「制約」(=第三者の意見)なのかもしれないわね。 【梅桃】さん [DVD(邦画)] 6点(2011-04-03 09:47:52) |
215.幼少時代はトトロに育てられたと言っても過言ではないほど、365日毎日トトロを見ていた歳の離れた弟がいます。ポニョにはうちの弟を育てられなかったと思うんです。意味わかんないもん。 【なこちん】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-12-20 08:25:15) |
214.宮崎駿の影響を受けた子供達、ピクサーの面々が超天然色、3DCGでゴリゴリの超リアルアニメーションで世界を席巻している中、師匠たる宮崎のこの作品は数十年前から変わらず手書きアニメーションの手法を頑なに守っているが、個人的には、うーん、もうこれはアナクロの域に近づいていると言わざるを得ないほど古さを感じる。 また登場するキャラクターもどれもが宮崎ワールドでお馴染みの性格付けされた何処かで見たような、会ったような人々ばかり。手塚治虫作品でも定番のなキャラクターが様々登場したが、そういうものとは違う、なんというか、宮崎駿の限界を見せられてしまったようなちょっと哀しさがある。 そんなことだから、僕にとってはもう彼らに生き生きとした人間の温もりを感じられなくなっている。 【ロイ・ニアリー】さん [DVD(邦画)] 5点(2010-12-09 13:37:06) |
213.《ネタバレ》 もののけ姫以降の宮崎作品では一番マシな出来だったと思います。見終わった後には結構プラスの感情が残りました。やりたいことは「ポニョや宗助のかわいらしさを見せる」「愛情あふれるコミュニティを描写する」「感情の爆発を描く」というあたりかと思いますし、それはできていたと思います。投げっぱなしでまったく説明なしの世界観もなんとなくなく納得できました。そんなことはどうでもいいんですね。実際の世の中でも理解できていないことなんてたくさんあるし。ただ、絵柄が素朴すぎで迫力が感じられないのはマイナスですね。 【承太郎】さん [地上波(邦画)] 3点(2010-10-09 15:48:47) |