241.《ネタバレ》 DVDも持ってるし、何度も観た映画なんだけど、時々観たくなる映画の一本。 コメディタッチのゾンビ映画もあるし、最近はそっちの流れが主流(もう最近でもないんだが)に思えるのだが、ちゃんと作るとしっかり怖い、ということを思い知らせてくれる映画。 まあでもこれは、オリジナルのロメロ版がいかにゾンビ映画として優れていたかということの証左なんだろう。ロメロ版には、どうしようもない閉塞感とかやり切れなさがあるのだが、本作はやはりアクション映画としての要素が強く、ドキドキハラハラ感は相当なレベルになっている。その辺は他のゾンビ映画の追随を許さない完成度があると思うのだが、そのプラスマイナスをどう捉えるか、だと思う。 サラ・ポーリー様の信者である私は、のっけからアクション満載の彼女の体当たり演技は素晴らしいと思うし、映画としての完成度も高いと思う。結局最後に残ったのが若いカップルの方だったということに、この二人では生き残れないだろうな、と思わされて希望の見えないラストになってしまったのが少々残念だが、映画としては、ポーリー様の相手がゾンビに噛まれてしまう方が断然ドラマティックだし、ロメロ版でもそうなってるんだからまあ仕方ないか。 走るゾンビ映画としては、「28週後」と並ぶ名作。 |
240.《ネタバレ》 うーん…水準の高いゾンビ映画だとは思うのですが、個人的にはあまり好きではないのですよね今作。その最大の理由はも~シンプルに、この名前だとどーしたって元ネタと比べちゃう(=相手が悪い)というややアンフェア気味なヤツでしかないのですケドも。。 ただ、一点どーしても言っておきたいのは、今作と元ネタの最大の相違点としてのゾンビの属性の差異(=「高速系」か否か)の観点からしても、少なくとも中盤は元ネタと同じ様な人間ドラマ(部分的にはコメディ含み)を高速系ゾンビでやろうとしてる…てのがやはり少し難しかったのではないかな(こんな感じでさも同じ様にやったらば)とゆーコトですかね。コレも少なくとも元ネタの(特に)ロメロ版は、確実に全体としてブラック・コメディとして仕上がる様に(ショック描写に関しても)隅々まで整合していたと思うのですよね。ソコについて今作では(前述のドラマ部分の他にも)アクションのキレの好さやかなりグロテスクなシーンなども交えて多様なゾンビ映画の好さを作中に求めている様に見える、その意味では少し一貫性を欠く様にも思われるのです(重ねて取り分け、中盤のまろやかな人間ドラマの部分が浮いている、と)。ココに関してはもう一つ、個人的にはキャラも多すぎる(=広いけど浅い)という様にも思われます。 もちろん重ね重ね、ソレはゾンビ映画の多様な好さをごくコンパクトに詰め込んだ作品としての”もう一つの側面”でしかないとも思われます。なのでやはり個人の好み次第…というコトでしかないとは思いますケドね。 【Yuki2Invy】さん [インターネット(字幕)] 6点(2022-08-24 20:28:46) |
239.《ネタバレ》 -DAWN OF THE DEAD- “死人の夜明け” 大好きなゾンビのリメイク。ピーター、ロジャーにトム・サヴィーニも出てくるファンサービスに思わず『おぉ!』となってしまった。 ロメロ版との大きな違いはやはり“走る”事でしょう。走るゾンビはバタリアンの頃からあるので、それほど抵抗はなかったかな。ノロノロ歩くゾンビと違い、やっぱり走ると強そうに見えるし、怖い。銃がないと勝てる気がしない。 アナが襲われるまでの前置きが短く、外に出たら近所は地獄絵図。逃走中に事故に巻き込まれる車の不運。バスの中で襲われる人をただ見るだけの悲しさ。正常な人間にレイプされたのか裸の女性…森で車を壊すまでで、世の中の状況がだいたい解る創りが上手い。 話逸れるけどサラ・ポーリーがバスタブに飛び込むところ、小窓から地面に落ちるところなんて、体張ってるよなぁ。 ゾンビといえばショッピングモール。デパートとスーパーのイイトコ取りで、娯楽から何から生活に必要なものが一通り揃っている。設定次第でどんな商品も置けるショッピングモールは、ロメロ版の当時も今も、最も生存率の高そうな籠城施設だと思う。今回ガンショップをモールの外に設定したお陰で、ケネスとアンディの奇妙な友情も描けた。メッセージボードに血で何かを書くシーンは悲しくなった。 だけど何でも揃ってるモールを放棄してまで、未知の無人島に武装バスで向かう必要性は弱い。ロメロ版との違いを出すためかもしれないけど、もっと『コレは仕方ない』って状況を演出してほしかった。銃は沢山手に入ったんだから、私だったらモールを死守するな。 …とまぁ、そうやって『私ならこうするのに』を想像させてる時点で、この映画もゾンビ映画の名作だと思う。 スティーブンの死体から船の鍵を探すアナ。そういえば家で旦那に襲われる時も、真っ先に車の鍵を取ってたっけ。冷静で頭の回転が速い子なんだね。 エンディングで“その後”が描かれているのも良い。プロローグ同様、短い時間で何が起きたのかが伝わる。生存ルートは考えにくいけど… 【K&K】さん [DVD(字幕)] 8点(2022-05-04 19:39:28) |
238.凄まじく速く動くゾンビ。いくつか新しい観点もあるような感じ。 でもちょっとイライラする展開もあるし、この手のものは自分には普通か。 【simple】さん [インターネット(字幕)] 5点(2021-09-04 19:09:43) |
237.評判良かったので期待値上がり過ぎたせいか、意外と普通でした。全体的に悪くはないのですが、なんだか空気感が違うというか、、まあ普通のアクション映画らしいライトな感じになってしまっていると思います。なんだかんだいってもウォーキングデッドは凄いですよねやはり。 既視感アリアリで「もしかしたら以前見たかも?」そんな印象すら受ける流れでしたが、オリジナルと混同してしまっているのかよく思い出せません。(犬を使ってモノを運ぶのって他の映画にもありましたっけ?) ハードロック系の音楽の使い方が嫌。全体的に何となく軽い感じで、さほど怖さも感じませんでした。個人的にはロメロゾンビのベストは「死霊のえじき」、ロメロ以外では「28週後」の世界観(雰囲気・空気感)かなって結論がでました。CJいいやつ。 【アラジン2014】さん [インターネット(字幕)] 5点(2020-02-25 11:11:21) |
236.レンタルした覚えなくタイトルにも記憶なく、でも見始めたら2度くらいは見た記憶湧き上がってきたから地上波でみたことあるんだろう。見始めたら止まらなくなる構成だったんでしょう。よくできてる。でも大勢が押し寄せてくるのは怖いなあ。ドキドキした。でも脚本はストレート。ちゃんと結末をつけてくれたのはいいよね。 【タッチッチ】さん [DVD(吹替)] 7点(2019-09-17 13:39:29) |
235.ウォーキングデッドがクソがつくほどつまらないので、これは正直楽しめました。 チェーンソーで女性を殺してしまった爺さん。アホとしかいいようがないです。 仮にこの世がゾンビの世界になってしまったら、年寄りとは一緒に行動したくないです。 【クロエ】さん [DVD(字幕)] 6点(2019-05-23 20:33:19) |
234.《ネタバレ》 ロメロのゾンビ(´78)のリメイクとは言いながら、かなりオリジナルとは異なる設定であり、別物と言っても過言ではない。ゾンビが走ってより強くなっており、パワーアップしている。しかも最後、POVになって、かなり凝っている。逃げた逃亡者たちの結末、前作は不明だったが、今回はもうお終いだな。もうゾンビになっちまえよ。そっちのほうが楽だぜ。 ※最後、女のおっぱいは、何だよ。最後のサービスか。この映画。微妙にエログロだな・・・ |
233.《ネタバレ》 ゾンビ映画のセオリーを詰め込んだ、現代版ゾンビ映画のスタンダード。結局のところ今後製作されるゾンビ映画はこの作品に集約されるのではないだろうか。 【いっちぃ】さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2017-06-07 22:52:06) |
232.ゾンビ映画の良作。ゾンビに四の五のなんていらない。 走りまくるゾンビ、生き残りをかけた脱出劇。それで十分だ。CJいいやつ。 |
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231.世界中が『ウォーキング・デッド』の衝撃を知った今では、このようなゾンビ映画は通用しない。 【カニばさみ】さん [インターネット(字幕)] 5点(2016-03-18 07:55:39) |
230.《ネタバレ》 まさに突っ走った痛快ゾンビ映画! 情緒はないけどやりきった感は素晴らしい。 【ろにまさ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2014-04-04 23:30:36) |
229.《ネタバレ》 中盤ぐらいまではオリジナルのイメージを継承しつつオリジナルで少なかった人間ドラマが描かれている 登場人物もかなり多くて飽きない しかしショッピングモールで消費するわけじゃ無いので前作のようにショッピングモールじゃないといけない理由がない 事件が起こった翌日からすでに追いつめられているがゾンビの脇目も振らないダッシュぶりからするとしかたがないか でもあまりにも簡単にパニックを起こすのはリアル感を著しく削ぐ まず事件が起こったその日のうちにモールの警備員が逃げてきた人達と一悶着なんていくらなんでも疑心暗鬼が早すぎる、普通もう少し助け合うだろ そのわりに噛まれたらまだピンピンしてる間に射殺を決めるとか判断早すぎ 若い黒人が、ゾンビになった奥さんを撃ったばぁさんを撃つとかもバカすぎる 犬を助けに行って勝手に窮地に陥る若い娘もバカすぎてリアル感皆無 しかもその娘を皆で助けに行くぐらいなら最初から犬なんか使わないで皆で行けばいいはずだ だんだんと仲間を失うがほとんどバカだから死んだというべきだ ゾンビは早くて強いがそれにしてもパニックで死にすぎる バスで脱出する時もゾンビが居る訳でも無いのにトチ狂ってバスの中でチェンソー振り回して仲間を切った結果、バスがひっくり返って走行不能とか、とにかくバカのてんこ盛り 畳込む様にここまで連発されるともうスラプスティックギャグだ エンディングもやっぱり救いが無いが、そもそもショッピングモールを捨てて島に行こうとした理由がよくわからない そう言った面ではリアリティからするとオリジナルの方がずっとマシだった しかし映画自体はオリジナルよりも完全にエンターティメントに振れていておもしろくなっていると思った 【にょろぞう】さん [ブルーレイ(字幕)] 7点(2014-02-02 22:22:21) |
228.《ネタバレ》 ゾンビ、走っちゃった。禁じ手だったのに。「遅い」から怖くない、ということには皆気づいてはいたんだけど。おかげでサバイバル数値が一気にUP。“速さ”と“数量”で今作のゾンビは相当手ごわい。生き延びるための必死感、切迫感が実に上手く演出されている。向かいのビルの男性を救出すべく行った犬作戦の顛末や最終脱出のトラックを囲む信じ難い数のゾンビ。この圧倒的な画面でああーこのトラックの中にいたらワタシはきっと正気の栓が抜けるだろうなあと絶望的な気分になる。正攻法で怖がらせようという制作側の術中にすっぽりとはまってしまっている。 おまけに自死を選んだ彼を映すラストシーンたら悲愴な上に美しい。オレンジの陽に包まれて小さくなって遠ざかる彼、遠くから迫る奴ら、響く銃声。ああ、“ゾンビ”で感涙しているってどうなんだワタシは。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2013-11-24 01:04:27) |
【黒ネコ】さん [DVD(吹替)] 7点(2013-08-15 20:04:00) |
★226.《ネタバレ》 グレイトな面白さ。ラン・ゾンビ映画の超傑作。 走るゾンビだとここまで面白い。 しかしロメロのゾンビのリメイクと聞いていたが全くの別物だった。 キレのいいアクションの数々がかなり面白い。 ゾンビは迫力あるしスリル満点。 ゾンビ映画+カッコ良さ。 これが新しいゾンビ映画の時代の幕開けだったかもしれない。 以降、走るゾンビの映画は量産されたと思うがこの作品は超えないんだと思う。 エンターテイメント性が高い。 登場人物たちの細かい演出がされていて面白い。 エンドロールまで面白い。 【ゴシックヘッド】さん [DVD(字幕)] 8点(2013-08-04 15:51:20) |
225.《ネタバレ》 題名聞いたことあるなあと思ってたらロメロのリメイクだったんですね。 年代が新しいからか、ゾンビが安っぽくなくちゃんと恐かったです。 オープニングとエンディングの演出は好き。 文字が溶けるようなところとか、映像が秒単位で挟まれるところとか。 こういうのはありがちだけれど、赤ちゃんが産まれるところは新鮮でした。 【らんまる】さん [CS・衛星(字幕)] 5点(2013-07-23 15:38:28) |
224.《ネタバレ》 ロメロ以外のゾンビ物で最も評価できる作品。 走るゾンビ物としても最も評価できる作品。 冒頭のタイトルが出るまでの演出が秀逸でした。 その後はやや凡庸な出来だったが、ゾンビ物として水準以上の出来です。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 7点(2013-04-14 22:47:41) |
223.一言でいえば、走るようになった「Dawn of the Dead」。 ゾンビの身体能力に比例するように、アクションもスピード感が増している。なかなか良いリメイクなんじゃないだろうか。まあ、俺の中に「ゾンビはかくあるべき」みたいな想いがあまり無いからそう思えるのかもしれないけど。 サクッと楽しめるゾンビアクションが見たいならこれ。 【肛門亭そよ風】さん [DVD(字幕)] 7点(2013-03-30 04:02:33) |
222.《ネタバレ》 いままで数多く創られたゾンビ映画への愛に満ち溢れた良作。もうひたすら生き残った人間を物量作戦で徹底的に追い詰めていくゾンビたちの恐怖に痺れます。そんな極限状況下でショッピングモールに逃げ込んだはずなのに、主人公たちは開き直ったように屋上からゾンビハンティングで暇潰し……、この乾いたユーモアセンスが抜群です。最後の、いままでの鬱憤を晴らすかのように武装バスでゾンビたちを切り刻みながら逃げ出す主人公たちの姿は爽快でした。でも、エンドロールに流れる映像はちょっと蛇足だったかな。 【かたゆき】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-09-06 19:12:29) |