52.上川隆也が、ずーっと竹中直人に見えた。いや、ってか竹中直人だった!! 【はりねずみ】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-08-09 20:33:54) |
51.パコがかわいすぎて、役所広司が悲しすぎて良い。泣ける。 下妻も嫌われ松子も良かったですが、パコが一番好きです。中島哲也監督スゲー。 今回全力で3DCGアニメを取り入れていたところで、大丈夫かなぁっと不安でしたが、個人的にはあのCGがなければもっとコジンマリとした話になってしまっていたろうから、アニメと実写の融合映画として、マレに見る成功例だと思います。3DCGがあったからキャラクターのビジュアルもあんなに濃かったんですねぇ。 【六爺】さん [DVD(字幕)] 9点(2009-08-02 01:10:38) |
50.前作前々作では、テクニックと物語とがお互いを引き立て合って成功していたが、今回はテクニックが物語を圧倒し、監督独自の世界ではあるものの、私にはつらかった。テクニックに走っても成功している映画はある、洗練の問題だろう。誰が演じてるんだか分からないメイクってことでは『ディック・トレイシー』なんて映画もあって、あれもテクニックが物語を凌駕した作品だったけど、コミックの原色を生かした世界はとても魅力的だった。こっちは、コミックでなくCGアニメ的な原色の世界を実写(プラスCG)で作り上げてみせたかったのだろうが、やたらウツロなはしゃぎがうるさく、疲れた。もちろん作者の側には「意図的にそのウツロを狙ったのだよ」という決めのセリフがあるわけで、それを言われちゃもう好みの問題でどうしようもない。でもせっかく役者を揃えながらCGで塗りつぶしてしまうのは、なんとももったいない。土屋アンナが「『かわいく』って書いてあるんだよ」と台本振りかざして照れ隠しに怒鳴るところ、などいくつか、俳優が輝く場があることはある。 【なんのかんの】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-07-16 09:10:43) (良:2票) |
49.ティムバートン映画の日本版って感じでした。話の内容もストレートでわかりやすく、CGによる色彩豊かな世界観も相まっておとぎ話のようでした。 【しっぽり】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-07-11 23:22:42) |
48.泣けたー。お笑いはドワハハハと笑う感じじゃないけど、この映画ではこれくらいの感じで十分よかった。心を和ませる程度がいい。そしてそれが逆に泣ける。泣いた後にジンワリくる晴々しさで、いい絵本に出会えたな~って気分で満足しました。親子で観る映画としても、いー感じです。アホっぽい舞台だけど、テーマがちゃんとしてるので、気にならないし。話や構成も良く出来ていて、特に後半の盛り上がり方は、かなりいい。人は人によって変わるのだ。ゲロゲーロ。 【なにわ君】さん [DVD(邦画)] 10点(2009-06-07 18:58:47) (良:1票) |
47.せっかく邦画離れした映像なのに、人物関係や状況を単にセリフで語ってしまうだけでは寂しい気がしました。鑑賞中ふっと、この映画は作ってる側が楽しんでいて、観ている人たちがいることを忘れてるんじゃないかと思ってしまいました。 【ホースケ2号】さん [DVD(邦画)] 4点(2009-05-19 20:39:05) |
46.《ネタバレ》 大貫は、創業者根性丸出しの、昭和の遺物的な人物です。 自分はこうあるべきだ、こうしなければいけない、という役割をひたすら忠実に演じながら生きています。 でも、そういうペルソナに振り回される生き方は少々、いやかなり疲れます。 だから、人には本来の自分を出せる場所、取り戻せる場所が必要なんです。 家族の前でも、友人の前でも、恋人の前でも、夜のネオン街でも、何でもいいんです。 大貫は、パコと触れ合うことで本来の自分を取り戻しました。 そう、この作品は表向きは子供向けっぽくしているけれど、完全に大人、しかも世の中のお父さん対象だと感じました。 役割を演じることに疲れた人々への、監督なりの癒しと回復の提案なんだと思います。 劇中劇も出来が素晴らしく、全篇楽しく見れましたが、個人的には中島監督の前2作(下妻と松子)のほうが好きです。 よって、8点にします。 【なおてぃー】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-17 18:02:45) |
45.Q:「下妻物語」、「嫌われ松子の一生」の中島哲也が、“ディズニー映画”を撮ったらどうなるか? A:こうなる。非常によろしい。 独特の世界観とセンスに対し、やはり冒頭は面食らってしまうというか、“馴染む”までに時間がかかることは否めない。その時点で「ムリ」と言ってしまう人がいても否定はできないだろう。 でも、映画なんてものはそもそも創作者のエゴイズムの塊であって、良い映画というものは必ずそういう中から生まれてくるものだ。 知らず知らずのうちに、極めて特異な「絵本」の世界に引きずり込まれ、キャラクターたちの飾り気の無い言葉にただ感動し、気がつくとある種の居心地の良ささえも感じてしまっていた。 それは、作り手が、自分たちが作り出す「世界」をどこまでも愛し、揺るぎない自身を持って描き出しているからに他ならないと思う。 悲しいけれど、どこまでもあたたかく、メチャクチャな映画世界にひたすらにまっすぐな思いを詰め込んだ素晴らしい映画だと思う。 【鉄腕麗人】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-05-02 12:26:38) |
44.舞台の映画化ということで、どうしても比べてしまうのが悲しいところ。 とりあえずコメディ部分に関しては完全にすべってたように思います。 舞台版では長谷川京子の大根演技ですらコメディとしての演出なんじゃないかというほど笑えたけど、映画版はどちらかというと泣きに傾いてましたね。 涙の止め方はよくわかったけど、ついでに鼻水の止め方も教えて欲しかったです。 体中の水分が流れ出てしまうんじゃないかというほど涙と鼻水が溢れ出しました。 こんな悲しい物語なのに、ただ悲しいだけじゃないような素敵な作品に仕上がっていましたね。 大切な人の心に何かを残せるとしたら、僕もなんだか頑張れそうな気がします。 【もとや】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-29 18:00:10) |
43.《ネタバレ》 今まで見たことのないような独特の映画。してこの世界観。最初はね。ギャクシーンはつまらないし糞映画だなぁと思ってたみてたけれども徐々に徐々に引き込まれていった。登場人物がみんな生き生きしてたなあ。。 映画見終わったあともしばらくパコの読む絵本の内容が頭ん中から離れなくなってました。それだけ印象に残るような作品でした!! 【青陽】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-27 00:22:50) |
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42.このセンスは凄い。前2作の物語世界は、何だか私にはのめり込めなかったんだけど、少なくとも今回は現実世界ではなく、“絵本の世界”を表現しているのだから、この突飛な映像にも納得がいく。そういった観点で本作を見直すと、その映像表現の卓抜としたセンスに改めて驚かされる。邦画でここまで効果的にCGが使用される作品もなかなかないだろうし、実写との融合しかり、カラフルな絵作りは日本人離れした並々ならぬセンスを感じる。更に最初から最後までカラフルな作風が続くのではなく、ところどころコントラストを落としたシーンも挿入されるので、目が疲れるギリギリの範囲で止めているのはさすがだと思う(この辺りがハリウッドとの違い)。しかもそれでいて物語もしっかり作り込んでおり、バカバカしいまでに役者陣が本気で演技をしているので、非常に説得力がありラストの展開にはホロっとさせられた。役所広司の演技力は言うまでもないが、個人的にはオカマを演じた國村隼の役者魂に改めて驚かされたぞ。 【ドラりん】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-04-18 00:30:33) |
41.こんなビジュアル、なかなか作れないですね。すばらしい。 阿部サダヲの一言にリアルに吹きだしてしまいました。手元に置いておきたい1本。 【しゃっくり】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-04-02 20:24:38) |
★40.あのミスディレクションにはまんまとだまされてしまったが、伏線をいろいろ仕込むための前半が長すぎてつらい。 構成のミスだと思う。 【とと】さん [DVD(邦画)] 5点(2009-03-29 02:30:13) |
39.《ネタバレ》 役所のじじいに感情移入したくても何度もつっぱねっられてしまい、失敗。パコの幼さだけがリアリティーがありどうも不連続。パコを宮崎あおいくらいの役者でやらせればいい。それで「5歳!」って言えばいい。 あれだけ極彩色でアニメーションと共演できるのだから、『シカゴ』みたく舞台と客席を作ってしまっても、中島監督ならば成功するはず。 雨を降らす劇団ひとりが泣ける。 |
38.《ネタバレ》 いきなりのライオンキングもどきから、賞味期限微妙なおばちゃんフラ軍団、ゆうたろうのジャイアント・ブランデー・グラスと続く濃い目のくすぐりで掴みは十分。これだけでぐっと引き込まれました。 「下妻物語」のロングホーン・リーゼントも素敵でしたが、今作の阿部サダヲさん、とっても素敵。ちょっと恋したかも(嘘だよん♪)。 原作は舞台モノだったのかな?でも映画にして正解ですね。寄り引きや場面切り替えやCG合成でこんなにファンタジックになるんだもの。 キャストも役所・國村・上川・妻夫木と、SinCityにも似てゴージャス。みんな舞台風のハイテンションモードだから、土屋アンナさんがちょっと霞んじゃってますね。小池さんは付いてってるようなのに…なんか惜しい。アヤカさんの屈託無さも良かっただけに、ああ惜しい。土屋さんにはもう一皮剥けて欲しいなっと思いました。 全体としては、えーっと、この監督さんは映画でも舞台でもコミックでもない「何物か」を目指してるような気がしました。それが何なのかわかんないんですけど、これからもこの方の作品を追っかけていきたいなって思いました。 【ごりちんです】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-03-25 19:15:33) |
37.《ネタバレ》 オモチャ箱をひっくり返した子供部屋と大人の妄想とパロディ精神をごちゃまぜにしたドンでもない映画です。出演者みんなハジけていて、とても楽しかった。やくざのティンカーベルと沼エビの魔女と堀込「リコーダーと思春期」はツボにはまりました。 【爆裂ダンゴ虫】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 23:32:20) |
36.印象としては「ピクサー作品に日本的なセンスを詰め込んだ作品」という感じがした。 邦画でこれだけファンタジックな良作はなかなかないと思う。 とは言え、最初の雰囲気と途中からの展開に少し違和感を感じたり、 脇役の人たちの悩みが取ってつけたように感じたりしたのはどうかとも思った。 【邦画好き】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-03-21 15:55:17) |
35.《ネタバレ》 いやはや、、、、これまたどう評価していいか、判断に困る作品ですなぁ。見た目ティム・バートン、中身テリー・ギリアムみたいな。いやね、邦画の新たな開拓という意味では、大いに評価していいと思うんです。病院のお庭の美しい造形なんかは、美術さん大変だったろうなぁと思うし、終盤の寸劇の実写&CGの交錯カットなんかは、とても緻密でスタッフの力量を感じずにはいられない。ただどうもギャグのセンスがねぇ、、、。まぁ失笑しちゃうぐらいのレベル。ラストの大貫&パコのお涙頂戴シーンも、そもそもこれだけ淡白なシナリオで泣けるところまで持っていけるほどの中身はないですよ。ああ、悲しいねぇ~て思う程度。まぁお子さんが観ればまた違うのかもしれないけど、大人のワタシが観るには物足りない。 【あろえりーな】さん [DVD(邦画)] 6点(2009-03-16 23:26:48) |
34.《ネタバレ》 ビジュアル的なセンスはかなりツボでした。現代なのか架空の世界なのか分からないきらびやかな画面は、見ているだけで楽しかったです。ストーリーは…ちょっと行き過ぎなとこもあるかな、と思いました。キャラが個性的なのはいいのですが、ちゃんと決めるべきところでの悪ノリが過ぎるような…。それでいて、一番死んで欲しくない人が死んでしまう。後味の悪さは少ないですが、やっぱり悲しかったです。それでもまあ、おもしろいことはおもしろいんですけどね。惜しいです。あとジャケ写を見て、ずっと長澤まさみ主演だと思っていましたが、全然違いました(笑) |
33.いやいや。泣けました。 まるで絵本の中のような世界観とまるで天使のようなアヤカがすごくマッチしてます。 2008年の邦画では№1ですね。 【bolody】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-01-16 19:20:05) |