ボルベール/帰郷のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。
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(レビュー・クチコミ)
ボルベール/帰郷
[ボルベールキキョウ]
VOLVER
2006年
【
スペイン
】
上映時間:120分
平均点:
6.77
/
10
点
(Review 52人)
(点数分布表示)
公開開始日(2007-06-30)
(
ドラマ
)
新規登録(2007-05-29)【
ぷりしら19号
】さん
タイトル情報更新(2019-06-17)【
Olias
】さん
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監督
ペドロ・アルモドバル
キャスト
ペネロペ・クルス
(女優)
ライムンダ
カルメン・マウラ
(女優)
ライムンダの母:イレネ
ロラ・ドゥエニャス
(女優)
ソーレ
ブランカ・ポルティージョ
(女優)
アグスティナ
声
林真里花
ライムンダ(日本語吹替)
小松由佳
パウラ(日本語吹替)
脚本
ペドロ・アルモドバル
音楽
アルベルト・イグレシアス
撮影
ホセ・ルイス・アルカイネ
配給
ギャガ・コミュニケーションズ
あらすじ
ダメ夫と娘を養うために、母親のライムンダ(ペネロペ・クルス)が働いているときに、自宅では夫が娘に暴行しようとしていた。ライムンダが仕事から家に帰ってくると娘は放心状態。さらにライムンダの祖母が亡くなったという電話がはいる。しかも祖母がなくなる瞬間、すでに死んだはずのライムンダの母親の亡霊が現れたという。それでもこれは究極の女性賛歌の物語
【
花守湖
】さん(2008-02-10)
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12.
《ネタバレ》
ストーリーは?でしたが、ペネロペ・クルスの美しさが光る映画でした。ハリウッド作品ではアイドル的な女優と思っていましたが、本作品では成熟した美しさと強さを併せ持った存在感のあるペネルペ・ルクスを見ることが出来ました。 ストーリーは、自分の子供でもあるが妹でもある子どもをふつうは産むか?といったところが私には納得できません。
【
ポテト
】
さん
[DVD(字幕)]
6点
(2008-01-27 15:48:40)
11.
《ネタバレ》
よくも悪くも、いい加減さと曖昧さのある国なんだろうな~スペイン。科学捜査だの・家宅捜査だの言わずに「お化けが出るんだわぁ・・」「家を出たわぁ!」で納めてしまう。アメリカや日本のような父権的な社会とは違って、社会自体もいい意味で母性的。「処罰主義」というより「赦し」の温かさがある。母と娘の話であるのだが、親子関係を超えて、娘たちが母親たちを「女性」として「人間」として理解していることが大人だと思う。それが娘たちの「包容力」であり、娘たちの「赦し」が年を重ねた母親たちの「包容力」を引き出し活かしていく。成人した子どもたちが、親をきちんと「個」として理解し受け入れることができるか・・これからの高齢化する日本でも試されるチカラだと思った。
【
グレース
】
さん
[DVD(吹替)]
5点
(2008-01-20 09:04:21)
10.
スペイン独特の「熱情」を礎に、ひたすらに密度の濃い人間模様を映画世界に吹き込んでいくペドロ・アルモドバル監督の最新作。
スペインの宝石であり、アルモドバル監督の秘蔵っ子でもあるペネロペ・クルスが、何をおいてもスゴイ。
円熟味を増した美貌と女優としての存在感が、強烈なまでに溢れ出し、ただ画面に映し出されるだけで、映画の世界と観客を支配してみせる。
彼女は、間違いなく今女優としての最盛期を迎えている。そのタイミングで主演した今作が彼女の代表作の一つになることも、間違いないだろう。
母親として、妻として、そして娘として、「女性」であるが故の本質的な苦悩と本能を、辛辣で際どいテーマをもってぐいぐいと物語っていく。
女としての弱さと強さ。生きることに対する強かさと儚さ。
そういう激動する感情を、ひとりの「女性」そのものの存在で伝えてくる。
ただ、ストーリーの展開に対してあまりにテーマ重々し過ぎるというか、バランスが悪い印象も受けた。
主人公らが背負う運命にあまり説得力がなく、重い十字架を無理矢理背負わされているという違和感が残る。
そういう部分が、もうひとつドラマとして入り込めなかった要因だろう。
【
鉄腕麗人
】
さん
[DVD(字幕)]
7点
(2007-12-29 16:10:25)
★
9.
《ネタバレ》
素晴らしいの一言。
スペイン映画のペネロペは活力に満ちていてより魅力的に感じます。
強く生きる女性たちに重きを置いた今作では、
夫のこと、母のことなどが、それを更に強調するための演出として使われていて、
少々無理があるのではないかと思わされる部分もありますが、
そこは目をつぶって(自分としてはそんなに気にはなりませんでしたが)
全体の構成や演技を見ると本当に良い映画だったと思います。
話の進行に合わせて暖かく変わっていく映画の空気がとても好きです。
【
ご乱心 jet city
】
さん
[映画館(字幕)]
8点
(2007-09-16 13:51:59)
8.
すみません、正直言って登場人物は多くないのに人間関係がよく分からず、最後までのめり込めませんでした。改めて分かったのは、やはり女性はしたたかってことぐらいですかね。はあ。頭悪いな、オレ。
【
mhiro
】
さん
[映画館(字幕)]
3点
(2007-08-27 08:21:37)
7.
シリアスからユーモラス、またはその反対の流れがイマイチしっくりしませんでした。ずっとシリアスな映画だったら、もっと楽しめたと思うのですが。ペネロペ・クルスは少し前まで少女のようでしたが、いつの間にか女っぽくなりましたね。
【
shoukan
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2007-07-28 23:31:28)
6.
《ネタバレ》
お母さんが登場してからぐっとよくなった。病気の人の面倒を観るというテーマには弱い。
【
yoshi1900ololol
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2007-07-28 20:38:14)
5.
「トーク・トゥ・ハー」「バッド・エデュケーション」とシリアスドラマの続いたアルモドバル映画ですが、今作はかつてのユーモアが戻ってきた感じです。殺人、近親相姦、死とテーマは重いですが、その中で生きる女性たちが笑いを忘れないところに強さを感じ、元気をもらいますね。ペルロペの美しさも光っています。
【
カワウソの聞耳
】
さん
[映画館(字幕)]
9点
(2007-07-25 09:54:53)
4.
ペネロペ・クルスの実力全開の作品。まさかここまで存在感と表現力のある人とは思いませんでした。決して大袈裟にならず、日常生活の中にさりげなく主人公の「業」と「性」をにじみ出させる、かなり難易度の高い演技をクリアしています。それぞれの登場人物がいろいろな背景を内心に秘めて行動しているので、決して分かりやすい話ではないのですが、見終わった後でもあの家に潜む「空気」のようなものがじっと心に残る作品です。
【
Olias
】
さん
[映画館(字幕)]
7点
(2007-07-16 00:27:35)
3.
《ネタバレ》
・ペネロペは典型的スペイン美女だなぁ。ひたすら綺麗。
・実にスペイン映画らしい映画だった。うまく言えないけど...
・色彩がとにかく鮮やか。血の色までも鮮烈。
・ストーリーは細かい事を突っ込んではいけない。スペイン映画のお約束。
犯してしまった殺人を証拠隠滅に奔走して、なかったことにして生きていこうとする姿を諸手を挙げて肯定してしまうのも気がひけるけど、この映画はそんなところはきっとどうでもいいんだろうな。出てくるどの女性も鮮やかに実にたくましく生きている。まさにそれを描きたかったんだろうと思う。
最後、過去に犯してしまった殺人(不倫への復讐?ではあるけれど)の償いとして、旦那の浮気相手の娘(末期がんで余命わずか)の介護をして最後を看取るつもりだと語る母親の姿を見て、ああ、そういえばスペインってカソリック国家だったんだよな...と思い出した。ここ、すごくキリスト教的発想。 こういうのが日本人としてたまにピンと来ない部分だなと思う。
【
ぽん
】
さん
[映画館(字幕)]
6点
(2007-07-05 01:04:49)
2.
素晴らしい。すっかり魂抜かれて帰ってきた。作中男性は蚊帳の外、何かを背負いそれでも日々を生き抜いていく女性が描かれている。その強さと優しさが画面を包み、ヘビーなシーンもなぜか悲壮にはならず、人肌の温もりを絶えず保っていて暖かい。物語への同調というよりも、自分の心の引き出しにある「私もこうありたい」という気持がふわっと沸き上がるような映画だった。いつもは登場人物の心の在処に迷ったりするアルモドバル作品だけれど、今作はそれもなく、コミカルなセリフもあって楽しく見やすい。多くの女性に観て欲しい。それにしてもこの女性を見る視点、女性を語る手腕、アルモドバルという人は侮れない。
【
のはら
】
さん
[映画館(字幕)]
10点
(2007-07-05 00:22:19)
(良:2票)
1.
「トーク・トゥ・ハー」「オール・アバウト~」に続き、アルモドバル監督らしく内容的にとにかく一筋縄ではいかない映画ですね、これも。なんだかスペインの人って、喜怒哀楽表現の仕方からして我々日本人とはそもそも基本的に違うってところから始めないと、ちゃんと理解出来ないストーリーかもしれないです。やたら、チュッチュッチュッと友人に心から親愛の情を示したかと思いきや、すぐそっけなくしたり辛辣な態度に出たりするのは人物の性格以上に、太古からの民族的特性なのではないかと思ってしまいました。何でこの人はそこでこういう行動を取るんだろ?って疑問符もチラホラと散見。まあンな事は置いといて、全編にわたってとにかくベネロペが美しい!胸の谷間を強調した衣装も含め、時に往年のソフィア・ローレンを思わせる、画面に登場するとパッと華が咲いたような大輪の美しさ。監督も明らかにアンナ・マニャーニやソフィアのような、イタリア的大地に根を張った母親のイメージで、彼女を演出しているはず。歌まで披露するサービスぶりにとにかく自分は魅了されました。ハリウッド映画の冒険活劇の彩りヒロインなんかやってる時より遥かに魅力的。彼女がこの作品ででアカデミー賞を逃したのは無念の一言。
【
放浪紳士チャーリー
】
さん
[試写会(字幕)]
7点
(2007-06-16 15:02:43)
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【点数情報】
Review人数
52人
平均点数
6.77点
0
0
0.00%
1
0
0.00%
2
0
0.00%
3
3
5.77%
4
3
5.77%
5
3
5.77%
6
8
15.38%
7
18
34.62%
8
13
25.00%
9
2
3.85%
10
2
3.85%
【その他点数情報】
No
名前
平均
Review数
1
邦題マッチング評価
7.33点
Review3人
2
ストーリー評価
6.33点
Review3人
3
鑑賞後の後味
7.50点
Review2人
4
音楽評価
5.00点
Review2人
5
感泣評価
6.50点
Review2人
【アカデミー賞 情報】
2006年 79回
主演女優賞
ペネロペ・クルス
候補(ノミネート)
【ゴールデングローブ賞 情報】
2006年 64回
主演女優賞(ドラマ部門)
ペネロペ・クルス
候補(ノミネート)
外国語映画賞
候補(ノミネート)
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