289.《ネタバレ》 便器に顔を突っ込んで薬を探すシーンは、「こういう感覚なのか。」と感心させられますね。どこか愛すべきダメ人間たちがオシャレに描かれているなかなかの映画と思います。 【東京ロッキー】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-11-19 12:52:05) |
288.救いようのない登場人物たちのどうしようもないストーリーなのですが、不思議と引き込まれてしまいます。レントン以下のダメ人間たちのキャラが丁寧に描かれているからでしょう。それにしても、「明るい絶望」って何なのだろうか。続編を観てみたい。 【S&S】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-10-23 23:27:38) |
287.《ネタバレ》 一度、悪にハマれば(悪循環が付きまとい)中々、抜け出すのは難しいものだ・・・と改めて思わせてくれる救いようのない映画・・・そして公開当時この映画のTシャツをよく着ていた自分・・・。 【より】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-05-05 23:32:52) |
286.《ネタバレ》 勢いのある映像と音楽。これを見て脳内麻薬が噴き出す人もいるのでしょうね。「trainspotting」は、電車が好きでたむろする人達。転じて、行くあて無くさまよう人達。ヘロイン中毒の暗喩でしょう。主人公の部屋の壁紙が電車だったのが暗示しています。というか一種のユーモア。ディスコで出会った女の子の部屋の壁紙はアンティ・ウォーホール風。ただ顔はモンローじゃなくて、その女の子の顔。これも一種の遊び心。ミゲルのシュートネタとか笑える。こういった小ネタが沢山ある。コメディに分類してもよさそう。うまいと思ったのは、麻薬中毒患者の視点から見た映像で、便器に入り込む場面、床と一緒に沈んでゆく場面、死んだ赤ん坊が天井を這う場面など。日常世界から突如シュールな場面に切り替わるので、強く印象に残るのだ。麻薬を賛美するような表現もあれば、辛く厳しい現実も描いている。一人は脳をやられて死に、一人は強盗で指名手配、父親の不明な赤ん坊は死に、その母親は半狂乱。それなりにバランスが取れている。主人公達は社会から疎外されていると感じており、刹那的な生き方しか出来ない。快楽を得るためのセックスと麻薬。金が必要なのでかっぱらいや強盗もやる。所詮は現実逃避。社会のクズだが、クズなりの生き方もある。主人公は比較的恵まれている。両親がいて、愛されているし、麻薬をやめるとき(意外にも)友達は応援してくれた。かわいい恋人も出来た。麻薬をやめ、不動産会社に勤め、仕事はうまくいっていた。が、ほんのちょっとしたことからまた逆戻り。守るべきものがなかったんですね。部屋は友達に占有され、生活環境は最悪に。最後は、麻薬密売で得たお金を持ってトンズラするわけですが、それで終るはずがない。麻薬に溺れるか、仲間に見つかるか、警察に見つかるか。いずれにせよ、ノーフューチャー、行くあてのない旅。それを見越してのエンディング。さほど暗さを感じさせないのは、彼らが愛されるべき若者としての一面を持つから。怒り狂って部屋を破壊していたベグビーは、やってきた警察に捕まったのかも知れませんね。スパッドは分け前もらったけど、すぐ使ちゃうでしょうね。結論は言わず、観客に想像させる。観客は目の前を通りすぎる電車をただ眺めているような映画。新鮮ですが好みではありません。注射が苦手なんで。それにしてもあの赤ん坊、あの環境で育っていたらどんな若者に成長したことか。 【よしのぶ】さん [DVD(吹替)] 4点(2009-05-05 09:30:59) (良:1票) |
285.スタイリッシュなんだが、だめ人間ばっかりだからね。 【承太郎】さん [DVD(吹替)] 7点(2009-05-04 11:04:33) |
284.ドラックが題材の映画だけど、それを助長するものでもなくかといって説教臭くもなくちょうどいい塩梅の現実的な若者の映画でした。最後のアンダーワールドの音楽のシーンが最高にかっこよかったです。 【しっぽり】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-04-29 21:50:10) |
283.反社会的内容でも、評価すべき映画はある、というのが、映画に対する私の基本スタンスですが、この映画は評価できません。露悪的で、登場人物のどこにも共感できる部分がない。ただの甘いガキと親の映画では。往年のテリー・ギリアムなどは悪夢的シーンを撮っても芸術的に感じさせたが、この映画の中のドラッグによる幻覚のシーンは吐き気を催すしかない。この映画に共感できる人が日本にこれだけいることが不思議。 【satoshi】さん [DVD(字幕)] 3点(2009-04-04 13:03:13) |
【Junker】さん [DVD(字幕)] 8点(2009-02-21 02:37:21) |
281.《ネタバレ》 ストーリーは悲惨。しかし、ブリット・ポップの軽快さでテンポよくみることができる。音楽好きにはたまらない映画。ボーン・スリッピー聴くと、あのラストシーンがいつでも蘇ってくる。 【たっけ】さん [ビデオ(字幕)] 8点(2009-02-16 18:17:45) |
★280.友達がこの映画を観終わった後に、「昔のお前の方がよっぽどひどかった」と言ってました。。。 こんな生活をスタイリッシュに描いても自分にはギャグにしか思えないですね~ 【HAMEO】さん [映画館(字幕)] 5点(2009-02-12 16:41:58) |
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279.唯一クスリをやってないベグビーが一番危ない。彼のぶっ飛んだ行動にはかなり笑わせられた。イギーポップの冒頭の音楽が滅茶苦茶合ってますね。まぁ内容は、重い部分もあるけれど、いい意味でオシャレに軽く作られている。若い人向けって思います。 【おーる】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-02-02 09:31:49) |
【TAKI】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-12-09 00:42:53) |
277.観ていてかなりの脱力感に襲われたが、ラストは心地よい。 挿入歌もGOOD! けど中身は何もない・・・そういう作品だからと言われればそれまで。 【ナラタージュ】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-08-25 17:35:35) |
276.レディオヘッドの某曲みたいな印象的なモノローグから始まり、イメージを連鎖させるような疾走感あふれる流れで物語が展開していく。物語そのものは単純極まりない。なんというか、詩的だと思う。 しかし当時はお洒落映画だったのだろうが、今見ると色褪せた感は否めない。美しい映像というのもどこのことだかわからないし、音楽の使い方もタランティーノなどに比べると格段に下手で、ちょっぴり浮いているようにすら感じる(タラが上手すぎるのか?)。 ユアン・マクレガーやロバート・カーライルの演技は素晴らしく、あきらかにしょうもないダメ人間だし鬱陶しいんだけれども、なんでかちょっと可愛らしい(?)、ほっとけない感が巧みに醸し出されている。インパクトがあるのは便所に潜るところ。えぐさ、汚さにかけては時代を経てもなかなか、強烈だった。 【no one】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-08-06 16:16:14) |
275.ファンの多い映画で、音楽とか雰囲気がかっこよいのはわかりますし、キャラクター達も好きなんですが、山がなかったため個人的にはあまり印象には残りませんでした。 【すべから】さん [ビデオ(字幕)] 5点(2008-07-03 17:27:13) |
274.実は麻薬常習者の主人公が一番まともだったりする。仲間内で最も異常な性格をしてるのが麻薬を絶対しない男だったりする。麻薬を一度断ち切って真っ当な生活を送る主人公のスーツ姿は実にかっこ悪い。薬を打ってダラダラぐだぐだしてる主人公の顔は幸せそうでバックの音楽はかっこいい。間違っても麻薬を推奨している映画じゃない(赤子の悲惨な死や麻薬に金を使い込んで生活に支障をきたす仲間の描写、あるいはHIVの検査という最悪を仮定できる描写もある)けど、麻薬撲滅を謳ったものでもない。むしろイギリスが国をあげて勝ち得た「安定」というものに対する若者の苛立ちと疑問が投げかけられている。麻薬が出てくるからややこしくなる。でも麻薬が青春と切っても切れないものになってしまっているという事実があるということ。けっこう深いかもしれない映画。便所シーンは勘弁してほしい。いや、便所が映されるだけならまだ笑えるんだけど、座らないでほしい。キツイものがある。ウンチが彼女の母ちゃんの顔に!ってのもキツイぞ。 【R&A】さん [DVD(字幕)] 6点(2008-05-07 18:18:10) |
273.十代の時に観れたのが良かったのかな? 音楽といい雰囲気といいストーリーといいテンポといいピッタリした感じがしました。自分自身の青春はこれとはまっったく違うけれど、何となく気持ちが分かというか、鋭いところをえぐっていると思いました。ユアン・マクレガーの熱演。おしゃれとは思わなかったけど、青春ですね。 【Balrog】さん [DVD(字幕)] 8点(2008-04-01 22:24:18) |
272.麻薬中毒を扱った作品では出色の出来だと思います。ただ今回は2度目だったので、それほどは楽しめませんでした。私の中では繰り返し見たくなる傑作というジャンルには入らないようです。 【くろゆり】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2008-03-03 10:02:17) |
271.評価が高かっただけに、期待してみたけどそれほどでもなかった。 10代の頃観ていれば楽しめたのかもしれないが、今は少しさめた目でしか見れなかった。 便所のシーンは嫌いではない。笑えた。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-01-31 23:22:04) |
270.《ネタバレ》 単純に痛い目みて後悔するだけの文芸にもみえますが、麻薬を絶とうという課題に悪友という敵が立ち塞がるといった娯楽作品的内容が窺える。最後はある一手で決めますしね。 まあ、このムードを確立できた演出家の勝利。 【カラバ侯爵】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-01-10 09:38:49) |