★5.《ネタバレ》 ミッキー・ロークもチャールズ・ブコウスキーも好きなんですが、これはどうも…。『ロッキー』を数倍ダサくしたような路上ファイトに、演技派を目指したであろうロークのクサイ演技(実際ブコウスキーの仕草をかなり研究して真似ているようだが、これでは演技というよりただのモノマネ)。なぜだか記憶に残るのは、最後のフェイ・ダナウェイのキャットファイトのみ…。DVDの特典映像でブコウスキーの生きた姿を拝めるのが唯一の救いか(彼はロークのこと褒めてましたね)。 【フライボーイ】さん [DVD(字幕)] 4点(2008-10-26 00:03:22) |
4.《ネタバレ》 ■まずは、ミッキー・ローク、金獅子賞おめでとう!■呑みながら映画を観ると後日内容を思い出せないことが多いので、最近は素面で観るようにしていたが、この作品に限っては、なんか呑まなきゃ悪い気がして、バーボン嘗めつつ観賞した。■主演の二人とも、とってもいい演技だと思う。まぁ、キャラ的にハマるのは当然と言えば当然の二人なワケだが。■二人が出会ってからラストまで、どのくらいの時間が経ったことになってるんだろうか?なんかたった数晩の話にも読めてしまうのだが。仮にそうだとしたら、あれだけ二人の絆が深まり、むしろそれがテーマとなってしまうのには無理があるんじゃないか、とは思った。■私が贔屓にさせて頂いておりますミッキー・ロークは、この辺からセクシー男優から演技派への脱皮をある意味露骨にはかる(当時その目論見は、外れた、というか、握り潰された感があるが)。この度ヴェネチアで随分ロックな言動・行為をしてしまって、ヴィム・ベンダースに「君は男優賞だって獲れるのに」と、ある意味最高の褒め言葉をもって嘆かれてしまったらしいが、「ロックな演技派」ミッキーの原点ともいえる本作、ちょっと感慨深いものがある。■フランク・スタローンが出てたけど、僕はシルヴェスター・スタローンも好きで、この二人は以外にも仲がいいらしく、ファン心理としてそれを示唆する情報を目にすると嬉しくなってしまう。ボクシングに深い縁があるという共通項はもちろんだが、スタローンが『クリフ・ハンガー』のキャンペーンで来日した時、何げにミッキーが同伴していたそうだし、『追跡者』の敵役はミッキーのアプローチによってゲット・カーターしたそうだ。なんとな~くだが、本作の「愛すべきゴロツキ」的役作りに『ロッキー』のそれをヒントにした部分も、少しはあったんじゃないだろうか。■フェイ・ダナウェイは当時50近いはずだが、(脚はもちろん)何とも魅力的なのは、さすがである。 【麦酒男爵】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-09-19 00:37:03) |
3.ブコウスキーだからなぁ。そりゃもう飲んべえのヒドイありさまがリアルに表現されています。ミッキー・ロークが「足短~い」、「汚~い」と当時ちょっとショックだった。撮影はロビー・ミューラーなんですね。そんな映像でしたっけか? 【黒猫クロマティ】さん 6点(2003-12-19 12:28:30) |
2.《ネタバレ》 このとき知ったBARFLY(バーの常連客)の言葉通り、ずーーっと飲んでる二人、ミッキーうつると画面がアルコール臭いよ!、フェイもいかにもって感じで、アンニュイさ出しまくり、得意中の得意役。でもしっかり愛も育ってた。今こういう作品作ってもウケへんやろーな。 【かーすけ】さん 5点(2003-07-06 14:27:21) |
1.『白いドレスの女』で見たときから注目していたミッキー・ロークですが、う~ん・・・結局今こうして振り返って見るとこの映画が一番よかったかも。こういう路線で行って欲しかったのなー。前後の映画とまったく違う臭そうでタプタプした感じのヒトになっていて、でも結構楽しそうに演じているのにナー。この映画から数年後日本でもブコウスキーの小ブームが来たように記憶してますがこの映画ってあんまり話題に残らず残念。知られていない小品ってとこでしょうか。哀しゅうてやがておもろい映画。 【Undead】さん 7点(2003-03-03 23:49:32) |