447.観るたびに評価が下がってしまいます。意味のない「専門用語」の濫用も気になるし、飛行機を打ち落としておいて、「ひゃっほー」とガッツポーズされてもね。さんざん人を殴り殺しておいて、「これ以上犠牲者を出したくない」とせつなそうな顔をされても、感情移入のしようがありません。出だしの説明っぽすぎる独り言も、不自然極まりない。印象的なシーンもたくさんあるだけに、惜しいと思います。原作があるせいなんでしょうが、もう少しストーリーを整理できたら良かったでしょうか。 【かねたたき】さん [ビデオ(邦画)] 5点(2008-06-21 00:20:12) |
446.《ネタバレ》 極めてメッセージ色の強い本作だが、なぜか心に響かない。「自然環境は守りたい」「大量破壊兵器の使用は愚かなことである」大変もっともなことだ。いつの時代にも通じるテーマである。しかし、そこには一方的な非難めいた偽善の臭いがするのだ。トルメキアにも事情はあるだろけど、悪い面だけ持ってきて叩いちゃっているし。それに、エンターテイメントとしても退屈な展開であった。 【飴おじさん】さん [地上波(邦画)] 5点(2008-06-14 14:04:53) |
445.《ネタバレ》 今さらながらじっくり観ました。こういう風に何回観ても観られる映画こそが良い映画なんでしょうね。その割に点数が低いのは、ひねくれものの私にはどうしてもナウシカの態度が鼻についてしまうのです。 【SAS30】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-06-10 14:50:09) |
444.「なんどめだナウシカ」(C)TRICK。 今回はデジタルリマスター版だしHD放送だから放送する価値はあった。 【MASS】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-06-09 23:07:26) |
443.映画館に行ったときはまだ小学生、何回ぐらい見てるんでしょうか。放送される度に見てる気がします。何回でも見たくなる映画。今思うと、(自然を大事に≒ECO)の先駆けなんでしょうか。 【きままな狐】さん [地上波(吹替)] 6点(2008-06-09 19:07:20) |
442.名作の誉れ高い本作、既に語りつくされた感があり、いまさらレビューもないだろうという感じですが、これほど有名な作品なのに、実はアタマから最後までキッチリ見たのはこれが初めてなのです。感想としては『もののけ姫』と同じだな、ってとこですが、本作が先に世に出ているわけですから、この感想は一般的には逆ですね。両作品に共通して感じたのは、「自然=善」「文明・産業・科学=悪」という安直な対立軸を描くのに、その善代表が年若いヒロイン、悪代表が年増の女大将(しかも不具者もしくは不具者になる)、としているところです。同じようなコンセプトの映画を2本も作るなら、この対立軸の代表を逆転させてみたらどうでしょう? 悪代表が、一見、純真そうな年若い女の子であっても良いでしょう? どうも、宮崎氏は子ども(しかも少女)に歪んだ幻想を抱いているとしか思えません。また、大人の女性にはよほど痛い目に遭ったトラウマでもあるのでしょうか。今から20年前の公開時に、この映画がアニメとして評判になったのは、ある意味納得です。しかし、内容的には先見性があったと言えましょうが、その描き方は極めて偏狭で固定された視点に立ったものであり、ある意味古典的でさえあります。なので、私は、『もののけ姫』にしろ、本作にしろ、作者の抱えるダブルスタンダード、もっと言っちゃえば(おんな子ども差別を内蔵した)噴飯ものの自然崇拝&平和主義に、辟易とするのです。そして、そこに宮崎氏の自覚が恐らくないであろうことが窺えるのが、さらに嫌悪感を呼ぶのです。 【すねこすり】さん [地上波(邦画)] 4点(2008-06-09 15:50:17) (良:3票) |
441.自分としては、環境保護もそうだが、むしろ人間同士の争いが主要なテーマであるように感じられた。作中ではペジテやトルメキア、風の谷の人々、そして蟲たちの複雑にからみあった利害が衝突し、多少の犠牲を出しながらも物語は一応の収束へと向かう。一方で現実はどうだろうか。巨神兵による王蟲の大量殺戮は、核兵器によるそれを思わせる。あるいは、人間が住処の奪還を試みる度に王蟲の残骸に胞子が宿り腐海が広がってゆく様は、戦争を終わらせようと攻勢に出る度にかえって各地で民衆の怒りや憎しみを煽り泥沼化していくジレンマにも見える。現実では対立関係は簡単には拭えないし、犠牲はもっと甚大になるだろう。それを防ごうとナウシカが示したのが、他者への慈愛だ。ナウシカは他人や動物の命に対して盲目的なほど敏感である。突発的に人を傷つけることもあるが、たとえ理解し合わない相手でも生かすこと、生きていることに何より意味を見出そうとする姿勢はこの物語のように、私たちの望める救いとなるかもしれない。果たして人類は、他者への慈愛を共有し得るだろうか?それに失敗したとき、どれほどの犠牲を払わなくてはならないのか?それが、この作品から現代、そして未来に絶えず投げかけられる問いであると思う。 【プライドだらけ】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-06-07 00:14:58) |
440.《ネタバレ》 20年以上前に、中高生だった私に強い環境意識を しっかりと植え付けた映画です。 ナウシカはそれ以後常にひととして私の理想の人間です。 強く美しく平等で何より周りの全てに優しい。 「働き者の綺麗な手」は素晴らしいセリフですよね。 じっちゃんの一言がこれ以上なくナウシカというひとを 表している。 世間がバブルで使い捨ての時代以前から自然との共存を ずーっといい続けていた監督さんには、ハイジ未来少年コナンなど 沢山の素晴らしい作品で楽しませて頂きました。 大人になって観ると(今でもあちこちで泣いちゃいますが) 最後は助からなかった方がいいと思いますけれど(映画版としてあそこで 終わるなら)子供向けなのでおっけーです。 実際最後にもにょるようになったのも、大人になってからですので。 【梅干御飯】さん [映画館(邦画)] 10点(2008-05-15 22:11:57) |
439.まあ名作ですよ。今観ても楽しめるでしょう。 【デッカード】さん [地上波(字幕)] 7点(2008-03-27 03:06:54) |
438.ナウシカは、僕にとって永遠のヒロインですね。 【Yoshi】さん [地上波(邦画)] 7点(2008-03-12 03:11:41) |
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437.ナウシカのように人は綺麗に生きれるのだろうか?このカタルシスは他と一線も二線も画す。 【マリモ125cc】さん [DVD(邦画)] 10点(2008-03-03 09:12:07) |
★436.初めて観たあと、しばらくこの世界観が頭を離れなかった。せっかく友達に誘われたのに映画館に行かなかったことを激しく後悔した作品。 【クレイバード】さん [地上波(邦画)] 10点(2008-02-23 10:38:38) |
435.20年ぶりくらいに観た。ナウシカの姿を見ていたら自分が汚れてしまってるのに気づいた。 【茶畑】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-13 23:43:40) |
434.過去3度も観てるけど、なぜか一度も楽しめたことがない。『ラピュタ』は大好きなのに。作りはきめ細やかでサスガなんだけど、いかにも優等生っぽいナウシカがチト苦手かな。それと、あのダンゴ虫の親分みたいのが気色悪いので。 【丹羽飄逸】さん [映画館(邦画)] 5点(2008-02-10 21:22:21) |
433.《ネタバレ》 観ていて心が痛みました。人間の愚かさを感じずにはいられない。人間は自然を破壊し、それを再生しようとしている虫をも自分達にとって都合が悪ければ、その存在意義を深く考えることもせず焼き払おうとする。原作を読んでいないので、原作とはずいぶん違うようなので、それも読んでみたいと思いました。 【PINGU】さん [ビデオ(邦画)] 8点(2008-01-25 00:53:13) |
432.《ネタバレ》 (2010年7月14日追記)ブルーレイ版を鑑賞。画質は全体的にクリアになっているが、逆にピンボケ部分や彩色の粗などが目立つようになり、そこは好みの分かれるところだろう。宮崎監督自身、デジタル修復によるブルーレイ化にはあまり乗り気ではなく、「古い映画なんだから古く見えるのは当たり前」と思っているようだ。ディズニースタジオからの要請で、鈴木Pがブルーレイ化にGOサインを出したというのが本当のところらしい。改めてDVD版を観直すと、確かに画面は暗くシャープさに欠けるが、自分が子供の頃から何度もTVで観ていた『ナウシカ』はこんな感じだっただろう。最近のCGアニメならともかく、昔のセルアニメは、そもそもブルーレイの高機能に耐えうる素材ではないのかもしれない。作品評価としてはもちろん10点満点だが、映画版は、全7巻の原作漫画のうち2巻までを映像化したに過ぎず、スケールの縮小が悔やまれてならない(映画版で語られなかった部分は、後の『もののけ姫』に継承されている)。しかし、『ハウル』や『ポニョ』の近作を観て、宮崎監督も老いたか…と思っていたが、考えてみればこの『ナウシカ』という映画もかなりおかしな作品だ。大人の目で見てしまうと、ナウシカの優等生すぎるキャラクターはKYな『セルピコ』のようだし、自己犠牲と奇蹟という強引なラストの展開は大嫌いな『E.T.』を思わせる。ほとんど精神論に終始していて、物語として完成されているのは『カリオストロ』と『ラピュタ』くらいなのではないか?それでも子供の頃から大好きな映画なので、ほとんど条件反射的に涙腺が緩んでしまうのだ。 【フライボーイ】さん [ブルーレイ(邦画)] 10点(2007-11-13 17:16:40) |
431.女のコが大変魅力的ですが、それだけに切なさも強く、哀しい作品に仕上がっています。 やはり個人的には『となりのトトロ』の様な、ほんわかした平和な宮崎作品が好みですね。 【にじばぶ】さん [地上波(邦画)] 6点(2007-10-14 17:56:25) |
430.《ネタバレ》 あれは忘れもしない若き春でした。親に無理矢理お見合いをさせられ嫌々出向き、相手様に”映画は何が好きかな?”と問われ、アニメとかぁ。と生半可な返答をした所、無理矢理ナウシカを観ろ!君はナウシカに似ている!と言われてしまい…。一生懸命観ましたが”何故にこんな芋虫女と?”と妙なトラウマが産まれてしまい、それ以降奇声一歩手前の高音で歌われるテーマソングや、ナウシカという文字を観ただけで吐瀉してしまそうになります。見合い相手は褒めてくれたのでしょうけれど、芋虫のイメージがどうしても未だ解けず、ここでこうしてレビューの高得点を観るたびトラウマが・・・トラウマを解くために、ファンの皆様申し訳ございません。初の0点をつけます。ご容赦下さいませ。 【成田とうこ】さん [ビデオ(邦画)] 0点(2007-08-22 22:01:13) (良:1票)(笑:5票) |
429.宮崎駿といえば「未来少年コナン」か「風の谷のナウシカ」でしょ! といっても鑑賞したときは今ほどアニメがメジャーではなく宮崎駿の名前すら知らず、NHKで細々と放送していたり、たまたま友人が薦めてくれた作品だったりと純粋にアニメとして楽しめました。その後、メジャーになり色々な作品を送り出していますが、段々と話が難しくなっていて、私はついていけません。映像やストーリーなんて凝らなくてもいいです。メッセージや世界観なんてのも要りせん。大人をうならせなくてもいいです。それより子どもを喜ばせるアニメを作ってください。そうすれば面白い作品が出来るのではないかと思います。 【ポテト】さん [DVD(邦画)] 10点(2007-07-27 23:02:54) |
428.《ネタバレ》 いい映画であることには間違いない。見てて何か吸い込まれるものがあるのはその通りだ。 ただ、なんと言うのか、主人公があまりにも「完璧なまでにいい人」であるのが見てて恥ずかしくなるような感じがして、ちょっと入り込みにくかった。ラピュタの主人公は、いい人ではあるが「人間味のあるいい人」だったのに対し、こちらは「人間のレベルをはるかに飛び越えたところにいる人」という差があるように思う。 そして、ならばこそ最後はみんなのために命をささげて死ぬ、という方がいい流れだと見てて予測したが、あっけなく奇跡が起きて生き返る。ラストのところも白々しさが残る。 確かに見ていて面白い作品ではあるのだが(だから8点つけている)、だからこそもう少し工夫できたのでは、と思う。 【θ】さん [地上波(邦画)] 8点(2007-07-04 23:22:31) |