10.前作のトリックが原作も映画もドラマもそれではそんな死に方にならないだろうというものだったこともあって、原作はミステリーですらない今作にはあまり大きな期待をしていなかったが、意外によかった。シリアスなシーンの中にも笑えるシーンを持ってくるところもアメリカ映画のようで新鮮だった。 【HK】さん [DVD(邦画)] 8点(2009-09-21 00:10:06) |
9.《ネタバレ》 前回に比べ、容疑者や真犯人の動機がより深くなっていてよかった。なんといってもジェネラル堺の好演が光りました。 【osamurai】さん [DVD(邦画)] 7点(2009-09-15 13:49:22) |
8.《ネタバレ》 前作もそうだったんだけど、竹内結子扮する主人公があまりにも無能かつ存在感がないのでがっかりです。原作が好きだとどうしても比べてしまいます。ジェネラルの見せ場も、かっこいいのは演説シーンばかりで実際に修羅場で采配を振るう場面がショボいのが残念。ギャグセンスは邦画にありがちなダサい感じです。原作では殺人は起こらないけど、映画版はきっちりと人が殺されてそこそこおさまりの良いサスペンスに仕上げてあるのは良かったです。 【クレイバード】さん [ビデオ(邦画)] 4点(2009-09-09 21:03:52) |
7.《ネタバレ》 先の展開が読めてしまうが、良かった。堺雅人がカッコイイ。が、一人浮いた感じなく、全体調和で秀でている。こいつは絶対、殺人犯じゃない、容疑者たりえないとわかっているが、真犯人のキャラだけ、ちょっと無理あったか? 凸凹コンビは健在。あまりくどくなくてほどほどなのかが、この映画を前作より前進させている。 医療問題等もあろうが、娯楽作として、力抜いて観て、満足出来る邦画と思います。 【Postef】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-25 15:57:05) |
6.前作「チーム・バチスタの栄光」がドラマ版にさえ負けてしまうクオリティの低さだったので、全く期待しないで鑑賞。だが前作から一転、キャラクターを掴んでいるおかげか今回はすんなりと物語に没頭できた。最近話題のドクター・ヘリや病院の患者収容量のキャパシティの問題などの時事ネタを効果的に盛り込み、本格的なメディカル・サスペンスへと作りこんでいる。更にトレーラー事故による大規模な病院搬送のシークエンスを作ることでモブ・シーンを形成してスケール感を大幅に助長し(いわゆる物量作戦というやつか)、パニック映画の要素を盛り込むことによって、娯楽映画の要素をクリアしたのは歓迎すべき点である。確かに細かく考えると、最後の領収書ネタはあれはないだろうとか、多少誇張された人物描写があるのは事実だが、コミカルなノリと大幅に向上したテンポで最後まで強引に押し切っているので、鑑賞中はそれほど気にならなかった。この調子で次は「イノセント・ゲリラの祝祭」を映画化して欲しいが…興行成績は前作より下回っているらしい。何だか微妙な気分…。 【ドラりん】さん [映画館(邦画)] 8点(2009-04-18 00:17:36) (良:1票) |
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5.自分でも驚きだが、何故か10点である。「はん?これが?」と鼻で笑われそうだが、1作目より全然面白い。特にコメディの質が前作よりやけに高くなっている。 現役医師さんが書いてるだけあってか、原作も相当メディカルエンタティンメントとして面白いんだが。 こちらは原作を読んだ人間でも楽しめるように上手いこと再構成されてて、結果原作よりも面白い。 何より原作で個人的にこうなって欲しかったと思ったことが、ラストに向けて起きたのでスッキリした。 あとジェネラルルージュの本当の意味がわかるシーン。個人的に楽しみにしてたんだが、実際に見るとちょっと気持ち悪かった。 【ひで太郎】さん [映画館(邦画)] 10点(2009-04-17 12:45:12) |
4.俳優陣が自分のキャラをわかってきたのか、前作よりも各キャラがいい意味ではっちゃけてます。ストーリーも静と動、シリアスとコメディをうまく使い分けていて観ていてひきつけられました。1よりも2がオススメの一品です 【猿トビ茶漬け】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-04-03 01:12:27) |
3.《ネタバレ》 チームバチスタのノリが気に入った方にはお勧めの作品です。 堺雅人ファンの方もかなり楽しめると思います。 前回から引き続いて白鳥と田口先生が速水演じる堺雅人の癒着疑惑を追求していくんですが、白鳥が登場した瞬間一気に周りの人達が笑い出したのが面白かったです。 やっぱり皆このコンビが好きなんだな~と思いました。 確かに所々ジェネラルの意味が一番腑に落ちない結果だったり、白に限りなく近い黒にするためにかなり無理な展開になったりするんですが、それを抜きにしても堺雅人は格好良かった。チュッパチャップスも可愛くてクスリとしてしまった。 でもあれだけチュッパチャップスなめ続けた堺さんが虫歯になってないかちょっと心配です。 【ハリ。】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-19 22:11:05) |
2.映画としては面白くないことはないのだけれど、全体的に前作から続いて釈然としないのは、抜群の洞察力とあくの強さで事件をてきぱき解決するヒーローが、できることならみんなで石をぶつけてやりたい、と全国民的に思われている厚生官僚(事件解決の動機も省益の確保といういかにもな設定)であることではないか。本来なら普通の人なら切り捨てるものも大切にする人、目的があって結果が得られることしかやらないという現代人の病、合理主義や成功主義の病に侵されていない対極の非エリートヒーローとしての竹内結子が風貌に合わない意外な活躍をして、ロジックで固まった厚生エリートを凹ませれば胸もすくのに、バチスタを上回ってどうしょうもないただの引き立て役の無能医師にしか表現されておらず、映画としての主役の基本設定に失敗していると思う。言いたいことも病院経営と両立しない現代の救急医療制度の矛盾の告発であり、志の高い映画だとも思うのだが、救急医療が機能しなくなっているのは利益追求する病院がすべて悪いと言いたげな展開になっていて告発ポイントがずれていると思う。医療従事者が過労死寸前の献身や経済的不利益を引き受けなければ成立しないとしたら、それは大もとの制度設計そのものがおかしいからのはず。救急医療従事者に崇高な自己犠牲の職業倫理を押し付けることで問題を解決しようとして、救急医療従事者でも普通の生活できる制度に工夫しようとしない厚生省の無為無策こそ大きな問題のはず。ところがその点は全く追求されない。堺雅人みたいなスーパーヒーローが存在して初めて成り立つような救急体制は、現実にはあり得ない。これでは厚生省の無策への論点ずらしのためのプロパガンダ映画ではないか?原作どおりなら医者(原作者)の厚生省へのゴマすり作品じゃないか?とも思えたりするのだが。 【マンフロント】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-12 00:52:22) (良:1票) |
★1.《ネタバレ》 東城大学医学部付属病院に勤務する不定愁訴担当の田口公子。倫理委員会の委員長でもある彼女のもとにある告発文が送られてきた。そこには、速水救命救急センター長が収賄しており、看護師長も共犯であると書かれている。速水は凄腕だが“ジェネラル・ルージュ(血まみれ将軍)”の異名を取る人物。そして出入りの医療業者担当が転落死する事件から、疑惑の真相を巡る調査に乗り出す・・という話。
「チーム・バチスタの栄光」で「このミステリーがすごい!」にて大賞を獲得した、実際の外科医も兼ねる海堂尊原作の映画化作品。他に「ナイチンゲールの沈黙」「イノセント・ゲリラの祝祭」「ジェネラル・ルージュの伝説」とかもあって、映画化は現在2作目。全て読んではないですが、この「ジェネラル・・」はテンポ良くスカッとしてるんじゃないでしょうか。
厚生労働省役人の白鳥は男。バディ的なキャラとなる田口は、小説では男ですが映画では女性となって、阿部寛と竹内結子が固定キャラで演じています。 今回のメインは堺雅人。やり手で多少傲慢ながら情熱的な医師を演じ、聴聞委員会でも大立ち廻りを演じるんですが、なんだか華奢で甘ったるいマスクのくせに、えらくカッコいい設定でほんとにカッコ良く見えましたよ^^ 最後の落としで出てくる○ュッ○○ャ○スが請求書に出てくるのはテンポアップの上では分かるんですが、実際はそんなの雑貨品とか別勘定でまとめるんじゃない?そんなあからさまに書かないでしょ!とか、医療費節減をお題目にした厚生省のお役人が骨折程度でドクターヘリはいかんでしょ?とか、ルージュの本当の意味がそれかい!などなど、やや突っ込みどころはあるんですけどねw
【尻軽娘♪】さん [映画館(邦画)] 7点(2009-03-07 03:05:38) (良:1票) |