13.セットなり照明なり、あちこちの場面で貧弱さを感じてしまい、テレビ的な印象が濃厚。映画らしい豪華さみたいなものは感じられません。「テレビでお馴染みの」という売りがあれぱ、カネかけずに映画作っても何とかなるでしょ、みたいなノリ。 とは言え、カネが無ければ無いなりの、語法、のようなものがあったりもして、それなりに外連味と言えそうなものを感じさせたりもします。 内容はこれ、どちらかというと他人の不幸に首を突っ込むだけの普段の仕事人に対して、今回は自分たち自身が事件に巻き込まれる、という、スペシャル版あるある。 でも彼らは基本的に、慌てず騒がず、クールにターゲットの命を奪うだけの仕事人。カッコいいっちゃあカッコいいけど、イマイチ盛り上がらない・・・。 【鱗歌】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2022-01-18 10:04:38) |
12.『必殺仕事人』初の劇場版と言うことで役者、演出などにやる気がみなぎっている。 残念なのはクライマックスのバトルが長過ぎてだれること。 【ガブ:ポッシブル】さん [映画館(邦画)] 8点(2016-10-21 12:36:44) |
11.《ネタバレ》 前半、いろんなキャラを置いて回っていく展開はいい感じだったのですが、結局何もまとめないまま、処理しきれないまま終わってしまいました。特に、最後の決戦のくだりが、進めば進むほどグダグダになっていったのは、何とも痛い。それに、仕事人はやっぱり、名もなき依頼者の恨みを晴らすんでないとね。 【Olias】さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2016-08-02 21:24:58) |
10.テレビで御馴染みの主水グループの、映画に対応した大活躍劇。テレビ放送よりグレードを上げているのでファンは大いに楽しめます。確かにオヤジギャグも入ってますけどね。【2022年追記】一つ書き忘れてました。今回、ゲスト(助っ人)として登場の一匹狼仕事人・此竹朝之助。彼の殺し技は当時を境に過去~現在にいたるまで登場した殺し屋たちの中でも随一の華麗さ・美しさだと思います。彼自身もまた魅力的。天涯孤独な女郎の唯一の生き甲斐だった子猫の敵を討つあたり、孤独な殺し屋の美学が隠されており、粋です。 【役者の魂】さん [映画館(邦画)] 8点(2015-03-07 04:32:09) |
9.リアリズムを無視してるところがけっこう楽しめた。黒ミコシにはついていけなかったけど、三田村君が水中から飛び上がる馬鹿馬鹿しさは許せる。シーンのつながりでの面白さはないが、ワンカットワンカットのビジュアル的な面白さでもってる。急に大きな面が出てきたり、山田五十鈴が三味線弾いてせり上がってきたり、嬉しい。暗い中に照明を絞って効果出す、ってワンパターンなんだけどね。ただ設定がけっきょく連中の内輪な話なわけで、ラスト積極的に主人公たちに共感できないんだよね。別に共感したくもないし、そもそも彼らが仕事に対して抱く疚しさなんてどうでもいいし、こういうのは単純な悪玉のほうがいいね。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2013-04-15 09:55:08) |
★8.《ネタバレ》 テレビシリーズをそのまま2時間にした作り方で、「映画」という特別感がありません。仕事人の面々が命を狙われる設定でそれを出したかったようだけど、無駄に尺を引き延ばしただけでした。最後の30分ほどが決戦のシーンになるのだが、ここがくどい。トランペットの旋律から始まるシリーズのエンディングを何度も何度も繰り返します。ご丁寧にその音楽付きで。なんか、黄門様が何度も印籠をかざしてるようで、一気に評価を下げました。映画とは関係ありませんが、TVシリーズでは中村主水が初登場する「必殺仕置人」がいちばん好きです。小学生だった私は、主水と念仏の鉄(=山崎努)、棺桶の錠(=沖雅也)らのドライな付き合いに大人の男の世界を見ておりました。 【アンドレ・タカシ】さん [CS・衛星(邦画)] 2点(2012-05-31 09:35:30) |
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7.映画というかもろTVスペシャル。元祖トンデモ時代劇だよね。時代劇はリアルか逆にトンデモファンタジーでないと(私的)。でも殺しのシーンが殺る人数が多過ぎて間延びしちゃってたかな。しかし黄金期メンバーが個人的には堪らんかった!秀さんカッコイイ!サントラ欲しい。 【movie海馬】さん [地上波(邦画)] 4点(2012-04-22 04:16:47) |
6.久しぶりに観たら、ゆるーい作りだが結構面白かった。 当時のTVシリーズ「仕事人Ⅳ」の拡大版のようなもので、きちんとレギュラー陣それぞれに定番の見せ場がある。テレビシリーズを思い出して懐かしかった。 荒唐無稽さも自分としてはギリギリOKで、ファンサービスという点ではけっこうツボを心得た作品だと思う。オープニングの作りからして、これはテレビのスペシャル版です!というファンサービス丸出しの演出である。テレビよりスケールアップしながら「定番」であるというのがこの映画の魅力です。 おかしなゲストたちを省けば(省いてもストーリーに支障はない)、かなり普通の必殺映画ではないでしょうか。 映画館では物足りないかもしれないが、家でぼーっと見るのに良いです。 【どっぐす】さん [インターネット(字幕)] 6点(2012-01-12 21:18:50) |
5.《ネタバレ》 必殺シリーズのファンだった十代の頃に劇場で観た。ファンと言っても新・仕事人あたりからのソフト路線のファンだが、だからこそか非常に楽しめた。普段テレビで活躍していた彼らの映画版に相応しく、敵の勢力・事件の規模・お馴染みの殺し技のバリエーションがスペシャル版的にバージョンアップされており、しかしあくまで庶民のお話に留めているところが上手い。スペシャル版だからと迎えたゲストの二人、仕事人の朝ノ助は人生の影を感じさせながらも粋な漢を通し(殺し技の美しさはシリーズ随一と思う)、悪役の庄兵衛は子供好きを隠れ蓑にした殺人鬼(替え玉を使って生きながらえるトリックが狡猾さと不気味さを増していた)で、どちらも素晴らしかった。難点は何人かの方も仰る『潜水艦』。加えていえばコメディアンの起用。必殺スタッフってどうしても時流に合わせようとしたウケ狙いのオヤジギャグやるんですよね(笑)。そこを引いても楽しめた映画でした。テレビ番組の映画化の成功例。 【aforkarn】さん [映画館(邦画)] 8点(2010-08-06 10:16:12) |
4.《ネタバレ》 映画は、60分のTVドラマを引き延ばせばいいってもんじゃないだろう・・・ いくらなんでも潜水艦で逃げるのは反則だよなぁ。 もう少し脚本を練って欲しいものだ。 【あきぴー@武蔵国】さん [DVD(邦画)] 3点(2010-06-06 18:16:41) |
3.《ネタバレ》 この辺から必殺シリーズが「面白ギミック満載の殺し屋のチンケな品評会」に成り下がっていたのか。 演出や展開も酷いが、何より脚本が酷い。こんなデコボコした整頓されていない荒地みたいな脚本、よく通ったなぁ。 無事に仕事も終え、後は逃亡経路!という折に、まさかの潜水艦。「中盤に逃げたモグラみたいな仕事人が、穴(トンネル)を掘って逃がすのでは?」というラストを予想していた私の貧困な想像力も相当酷いが、潜水艦とは! 世の中、上には上がいるものである、と、痛感。 【aksweet】さん [DVD(邦画)] 2点(2009-09-06 22:28:59) |
2.終盤の仕事のシーンがあまりにも長い。必殺シリーズは大好きなのに、途中でアクビをかいてしまった。 【次郎丸三郎】さん [DVD(邦画)] 2点(2004-07-07 22:01:15) |
1.中村主水主演第一弾。仕事人壊滅計画って設定は良いんだけど、テレビシリーズの延長レベルといった感じ。でも主水はカッコいいなぁ。 【ロカホリ】さん 6点(2003-12-01 21:10:09) |