50.ダニエルデイルイスの演技への賞賛ばかりですと、演じた彼もこの作品に携わった多くの関係者も不本意なんではないかと。大家族の中で一人ハンディキャップを持って生まれ、その豊かな心は不自由な身体に閉じ込められた状態、そんな彼を他の多くの家族は分け隔てなく公平な愛を与えてた。最大の理解者であるお母さんはこの物語の主役と言っても良いだろう。このお母さんが強いからクリスティも強く、このお母さんが優しいからクリスティも兄弟たちも優しいんだ。クリスティは人とは少し違って生まれたけど心は健常で、その健常な「心」は「心でしか愛されたことがない」と訴える。この言葉が彼の全てのジレンマなんだろう。痛いシーンだが、何だかとても腑に落ちる瞬間だった。 【ちゃか】さん [インターネット(字幕)] 8点(2022-02-22 13:35:47) |
49.家族愛、特に母親の愛情は何にも代え難いものです。 ヒューマンドラマとして好きなタイプのやつ。 いい映画でした。 失恋を重ねた末の、最後の思い切った締め方が気持ち良かった。 過去と現在のシーンのつなげ方なんかも秀逸。 脳性まひの演技面なども含め、映画として上質。 【愛野弾丸】さん [CS・衛星(字幕)] 8点(2020-07-01 17:45:24) |
★48.《ネタバレ》 小児性麻痺の画家の半生を描いた実話物なんですが、なかなか面白いです。 ダニエル・ルイスが本当に障害者なんじゃないかと思うくらい迫真の演技に迫っています。 障害者というものの苦労がにじみ出てくる描写がいいです。 少年時代の主人公が必死で床に何かを描こうとするのですが、父親から見放されるんです。 それから数年後、今度は「mother」の文字を描いて家族からビックリされるんですが、とても感動しました。 彼は女医さんに恋するのですが、「愛してる」と言っても本気にしてもらえず、婚約を告げられて、逆ギレするんです。 そのレストランのシーンが痛い…イタすぎる! 障害者だってセックスしたいんです。 以前、テレビの障害者についての番組で、アパートを借り、自立した障害者たちにとって、一番の喜びは何かと聞かれて、 その障害者の人が「アダルトビデオを沢山見れる」と言ってたことを思い出しました。 酒ばかり飲んでる主人公ですが、最後はハッピーエンドでよかったと思います。 【クロエ】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2020-04-11 19:55:41) |
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46. 実話ものは結構好きなんですが、この映画はそこまで入りこめませんでした。 原因は、きっと話が飛び飛びになっているうえ、説明が足りないから。 見ている人の想像力に任せているのか、それとも原作を読み前提を知っているうえでの鑑賞を要求しているからなのかはわかりません。 少なくとも、初見の人誰が見ても大丈夫なようには作られていない不親切さはあります。 よって、行動や動機に共感できない部分があるかもしれませんが、本当の意味での心のバリアフリーと家族愛を実感できる貴重な映画ではあります。 【たきたて】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-04-26 16:04:02) |
45.《ネタバレ》 すばらしい映画、実話ものとしてはトップレベルだと思う。そしてこの映画の感動を与えているのは、文句のつけようのない圧倒的な名演技のダニエル・デイ=ルイス、アカデミー主演男優賞は当然のことだ。しかし忘れてはならないのは、家族を支える強く賢い母の存在があったればこそ、クリスティ・ブラウンの成功があったといえる。 ここに描かれている物語は、天分と努力のサクセスストーリーではない。悩んだり、落ち込んだり、怒りをぶちまけたり、生身の人間クリスティである。 さらにもうひとつ、忘れられないのが少年クリスティを演じたヒュー・オコナー、彼もダニエル・デイ=ルイスに負けてはいない。少年クリスティが、「A」から「1/16」そして「MOTHER」と綴ったときは、私も思わず涙が流れた。 【ESPERANZA】さん [DVD(字幕)] 9点(2011-10-15 13:03:35) |
【akila】さん [DVD(字幕)] 7点(2011-09-11 10:19:08) |
43.障害者モノに少々アレルギーがありまして、あまり積極的には見ないのですが、これは愛するダニエル・デイ=ルイス主演ということで、やっぱり欠かせないと見た次第です。うーん、まあ、こう言ってはなんなんですが、やっぱりダメです、このジャンルは。映画としては良い作品だと思います。彼が主演男優賞とったのも納得です。が、なんといいますか、敢えて言えば「24時間テレビ」とベースが同じ、と思えちゃうんですね。これは、私の根性がひねくれているだけなんです。実話なだけに、余計に。いや、これフィクションだったら成立しないと思いますし。障害者モノでそういうことをほとんど感じずに済んだ作品は、これまでのところ『ヴァージン・フライト』のみです。 【すねこすり】さん [DVD(字幕)] 6点(2010-02-10 14:52:56) |
42.ダニエル・デイ・ルイスは容姿端麗な男優だが、ここでは演技だけで勝負している。自分の知る限りで最も真に迫った心に訴えかける身障者演技は彼のものである。内容もシビアでお涙頂戴ではないし、ブレンダ・フリッカーの母親もすばらしい。 【レイン】さん [CS・衛星(字幕)] 7点(2009-07-13 00:03:22) |
41.ヒューマンものとして期待していただけに、最後までがっかり。 主人公の演技には目を見張るほど素晴らしいのだけれど、ときどき見せるヒステリーはにはへきえきした。 【mhiro】さん [ビデオ(字幕)] 3点(2008-08-30 12:22:30) |
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40.アイルランドなまりの英語で慣れるまでは少し聞き取りにくかったのだけれど、言葉を超えたところにこの映画のよさはある。実話ものにしてはきれいにまとめすぎていないところがよかったと思う。 【HK】さん [DVD(字幕)] 7点(2008-02-11 22:55:47) |
39.《ネタバレ》 ダニエル・デイ・ルイスは素晴らしいし、話の内容も嫌いじゃないんだけど、起伏が少ないせいか、いまいち心に響かなかった。 【コスッタルイ】さん [DVD(字幕)] 5点(2007-07-31 09:32:02) |
38.いつまでも心に残るような作品です。ダニエル・デイ=ルイスが素晴らしいです。 【色鉛筆】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-07-27 06:30:23) |
37.確かに良い話だが、なんか力強さというか訴えかけるものが足りない気がしたかな。当然ダニエル・デイ・ルイスの演技などは良かった。 【TOSHI】さん [DVD(字幕)] 7点(2007-03-30 11:44:10) |
36.なんか今までを振り返ったり戻ったりまた振り返ったり順番がイマイチ分からんかった。ダニエル・デイ=ルイスの演技はすばらしいです。22人兄弟っていうのにはビビビビビリましたけど知能障害を持つ人は何か凄いものを一つ持ってるというのも予想通りでした。英語を習いたい人も結構簡単な英語が出てくるので勉強になると思います。 |
35.デイ=ルイスの熱演は見事だが、全体的に、細かなエピソードが前後のつながりの必然性なく順番に羅列されているだけの構成になっているので、演技に対する感興は湧いてきても、内容に対する感興は湧いてこない。つまり、実話の再現には神経が注入されているが、それによって何を伝えたいのかという点が不足しているということ。したがって、映画の評価としては減点。 【Olias】さん [DVD(字幕)] 6点(2005-07-06 02:38:30) |
34.世の中、なかなか、こう綺麗にはいかないのでしょうね。それにしても、あの歳になるまで、クリスティの知能にだれも気がつかないものでしょうか。 【みんな嫌い】さん [DVD(字幕)] 4点(2005-06-16 14:34:40) |
33.ダニエル・デイ・ルイスも勿論素晴らしかったけれども、あの子役の演技には本当に脱帽。少し良い役に巡り合えただけで「天才子役」などともてはやされてる子供とは、格が違うという印象を受けた。登場人物も各々ちゃんとキャラクターが確立されていて、感情移入がしやすい点もGOOD。しばらく忘れられない作品になりそうだ。 【wood】さん 8点(2005-01-29 09:53:54) |
【ゆきむら】さん 7点(2004-12-20 08:03:06) |
31.演技は凄かったし(あの演技はずっと頭に残って離れません)雰囲気もいいし、ストーリーも悪くないと思うんですけど、そんなに入り込めませんでした。苦しい時代の地味な雰囲気の映画だから?そんな自分が残念。 【るいるい】さん 7点(2004-12-04 00:37:56) |