パーフェクト・ケアのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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パーフェクト・ケア

[パーフェクトケア]
I Care a Lot
2020年上映時間:118分
平均点:7.60 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2021-12-03)
サスペンスコメディ犯罪もの
新規登録(2021-11-01)【envy】さん
タイトル情報更新(2021-12-14)【Cinecdocke】さん
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監督J・ブレイクソン
キャストロザムンド・パイク(女優)マーラ・グレイソン
ピーター・ディンクレイジ(男優)ローマン・ルニョフ
エイザ・ゴンザレス(女優)フラン
クリス・メッシーナ(男優)エリクソン
ダイアン・ウィースト(女優)ジェニファー・ピーターソン
イザイア・ウィットロック・Jr(男優)ロマックス
メイコン・ブレア(男優)フェルドストロム
アリシア・ウィット(女優)カレン・エイモス医師
脚本J・ブレイクソン
製作J・ブレイクソン
製作総指揮ロバート・シモンズ〔製作〕
配給KADOKAWA
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5.《ネタバレ》 アメリカの後見人制度が社会問題になっている、と報道されていたのはつい最近だったと思うんだけど。早くも映画にしてしまうとは。ハリウッドって時事ネタの掴みが早いなあ。時事ネタと言ってしまうには、しかし行われていることはかなりえげつない犯罪行為と言っていいと思う。
親切づらで高齢者を食い物にして財産を巻き上げるロザムンド・パイクの怪物ぶりが炸裂する前半は、恐ろしくて肝が冷えました。
でもロシアン・マフィアが登場してからは、マーラの超人ぶりはチャーリーズ・エンジェルかスティーブン・セガール並みの不死身の強さ。そうなると映画のリアリティも一気に削がれてしまいました。
善意をベースに法を味方にできていることが悪徳後見人らの手強いところ。安易な犯罪モノの娯楽映画にするのでなく、現実に打てる手立てで対抗する(そして勝つ)ドラマが観たかったです。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2023-06-19 21:33:36)
4.社会の高齢化と、特殊詐欺など高齢者の財産を狙う新手の犯罪が横行する現代。
これは映画の中の出来事だから、だとは思っていられない問題提起も含んだ内容でした。
ここまで胸糞が悪い、善人がいない、共感できる人間が1人もいない映画を久々に見た気がしますが、
サスペンスとしての出来は秀逸。キャスト良し、展開もテンポが良く映画としてもなかなか見応えがあり面白かった。
ロザムンド・パイクが見事な新感覚の悪女っぷり。敵対するマフィアの大物役のピーター・ディンクレイジもまた、
こういう得体の知れない役を演じると、相変わらず何とも言えない独特の味わいを出す人です。
ディンクレイジ演じるマフィアの大物には、側近や大事な命令を下す部下には、
もっと強くてしっかりした人間を置きましょうと言ってあげたくなるようなツッコミ所はありますけどね。
あの悪人のまま大成功を収めたところで終わりかと思いきや、
その存在すら全く忘れていた序盤の登場人物を巧く再登場させてのラストまで面白い作品でした。
とらやさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2023-05-25 17:27:16)
3.《ネタバレ》 彼女の名は、マーラ・グレイソン。認知症を患い判断能力の衰えた高齢者を対象に、本人に代わって生活の基盤を守ることを目的とした会社を経営する若き成功者だ。身寄りがない、もしくはとてもケアを保証できない身内ばかりの高齢者を、裁判所の正式な許可を取って成年後見人となり、財産の管理、住居の確保、介護サービスの拡充などを行っている。誰もが幸せな老後を過ごせる権利を尊重するそのビジネスモデルは、現代のマザー・テレサと呼ぶにふさわしい素晴らしいものだった――。だが、その実態は、裏で手を回した医師に誇張した診断書を書かせ、結託した介護施設に高齢者をほぼ軟禁すると、その財産を骨の髄まで搾り取るという悪徳後見人だ。どれだけ親族に訴えられようが豊富な資金と優秀な弁護士とで徹底的に退ける。そうして多くの高齢者を生かさず殺さず抱え込み、日々莫大な利益をあげることに成功している。「この世は、奪う者と奪われる者しかいない」と豪語するそんなマーラが今回目をつけたのは、高級住宅地で独り暮らしをしている高齢女性。身寄りがなく、仲の良い友人もいない。しかも金融機関で長年働いてきた彼女は莫大な貯金を貯め込んでいた。「彼女こそ私が待ち望んでいた金の卵だ」。さっそく嘘の診断書を手に裁判所へと向かうマーラ。いつものように彼女を介護施設に無理やり入所させることに成功すると、その財産を徹底的に査定・売却してゆく。だが、マーラはまだ知らなかった。その〝金の卵〟には、恐るべき裏の顔があることを……。冒頭から流れるように見せられる介護ビジネスを巡る暗部には驚くばかり。高齢者を人間とも思わず、ただ金を生み出す家畜のようにしか考えていない介護施設や医師、そして主人公が経営する介護ケアサービス会社。本当にこんなことが行われているのではないかと思わせる、妙にリアルなところがとても恐ろしい。『ゴーンガール』でついた強烈な悪女イメージをさらに更新するようなロザムント・パイクの嵌まりっぷりが見事。新たなターゲットとなった高齢者が実は主人公を上回るような闇組織の加護にあったというのもピカレスク・ロマンとしてぞくぞくするような面白さがありました。とにかく全員悪人ばかり。でも、何故か惹き付けられるこの感覚は、『ナイトクローラー』以来かも。ただ黒幕であるピーター・ディンクレイジが登場してからは、ちょっと自分が求めていたものと違う展開となってしまったのが残念。このまま介護ビジネスの暗部を巡る社会派サスペンスとして更なる闇を見せてくれるのかと思いきや、途中からマフィアの裏金を巡る普通のクライムドラマとなってしまい自分は少し肩透かし感がありました。もう少し、この介護ビジネスの酷い内幕を活かしてほしかったですね。とは言え、ピーター・ディンクレイジの不気味な存在感も良かったし、彼とパイクとの極悪対極悪の対決は見応え充分。最後まで充実した映画体験をさせていただきました。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 8点(2023-02-13 08:03:16)
2.《ネタバレ》 ロザムンド・パイクがお見事です「ゴーン・ガール」以来の知的なクソ女ぶりは見ていて気持ちいいくらい。
実際オックスフォード大学出身だそうで、知性は本物ですね。

まぁ、あんだけのことやったわけですからそうなるだろうなと納得できるラストでした。
やっぱりマフィア親子が一枚上手だったのかもね、そういうシーンは出てこなかったけどそういうふうに想像しました。
ウィキにはブラックコメディ、スリラーとなってたからそのつもりで観始めましたが、クライムサスペンスと言った方があってるかも。
エグい映画だけど、ロザムンド・パイクが演じることでなぜか清涼感のある怖さを感じました。同じボブヘアーだけど前半と後半の違いが良いです。
envyさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2023-01-28 01:07:31)
1.昨今、いい人しか出てこない映画が多くなったのに対して、本作は最初から世の中には善人はいないとうたっているほど徹底的にいい人がいない映画です。ナレーターの声に導かれて没入していくわけですが、非の打ち所がないほど、悪い人ばかりが出てきますのでどうぞ存分にお楽しみください。
ロザムンドパイクの声も何もかもは待っています!!ゴールデン・グローブおめでとうございます。
HRM36さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2022-07-25 14:33:30)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.60点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7120.00%
8240.00%
9120.00%
1000.00%

【ゴールデングローブ賞 情報】

2020年 78回
主演女優賞(ミュージカル・コメディ部門)ロザムンド・パイク受賞 

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