★6.《ネタバレ》 時間も1時間40分ぐらいだけど、非常にテンポの良い映画。あっという間にエンディング。 そんでもってテンポ良く人が死んでいくから全然コワくない(笑) 日本人の好きなシュールさと全く違和感のないブラック・コメディでした。 それにしても、ソン・ガンホが若いね、チェ・ミンシクは既に違和感ないか!? シュリの1年前かあ・・・。先にシュリを見てから二人に興味を持って この映画を見た人は、ひっくり返るだろなあ・・・(笑)良作。 【masaov】さん [DVD(字幕)] 7点(2009-08-10 03:43:57) |
5.数年前にこの映画をリメイクした「カタクリ家の幸福」を観て、監督の三池崇史が好きそうなアイデアだな~などと感じながら楽しんだが、オリジナルの今作を観て尚更に三池が惚れ込んだ理由を納得した。もうほんとに全編通して“怖可笑しい”。韓国映画はこういう雰囲気を作り出すのがとても旨い。韓国の俳優が基本的に持つ表現力や台詞の言い回し自体に、ドスの効いた可笑しさが含まれているように感じる。気だるそうにテレビを観る姿や無言で食事をする姿にさえ、可笑しさがにじみ出る。もはやこれは、この国の国民性自体が持つ、独特のユーモアセンスであると思う。 【鉄腕麗人】さん 8点(2004-11-15 01:51:54) |
【SUM】さん 7点(2003-12-22 17:19:30) |
3.村長から「もうすぐ大きな道路が出来る」と聞いて山頂でペンション経営を始めた家族(もうここからしてオカシイでしょ)が、とんでもない客を次々に迎える、いわゆる巻き込まれ型ホラーコメディーです。日本映画「カタクリ家の幸福」の元ネタですが、こっちのほうが断然面白い! まずタイトルロールで、廊下から部屋、部屋から部屋へとカメラが移動していく。画面が暗いけど暗すぎない、ちょとだけコワイがコワすぎない、絶妙なバランス。舞台っぽいつくりだなあと思っていたら、監督は演劇出身とのこと。冒頭、「マクベス」もどきの(だけどかなりセコイ雰囲気の)不思議な老婆がおかしな予言をしていくあたりから、私はツボにはまりそうな予感がヒタヒタ。もう、ギャッハッハ~と笑いまくりでした。基本的には閉所ものですが、ペンションの周囲のさびれ方が笑えたりホノボノしていたり、とにかく私のツボには完全にはまった! 役者たちもすごくうまいです。昔の新劇俳優みたいな顔したお父さん、かしまし娘の長女みたいなお母さん、このオバカ映画を、なかなかひきしめています。しかも!!「シュリ」に出ていたコワモテの男優2人が、とぼけた長男と、父親の弟役で、口あんぐり。姉妹役のアイドル女優2人(顔がちと似すぎてるけど)も、チョ~かわいい。セリフとか表情がほかの役者よりカタイことがちょっと難だけど、イヤミなほどではない。ま、ストーリーやもろもろは、あーだこーだと解説してもしょうがないシロモノですが、とぼけた味で、飽きさせない。音楽のセンスもいい。ホラーコメディー好きだったら、はずせない1本だと思います!! な~のに、観た人少ないのねん。ざんねんだわー。渋谷のTSUTAYAにはありましたよ。え?遠すぎるって? 追記:「あ、そうだキャンペーンしよう!」でHNを変えたものの、レビューは増えないんで、ガッカリ。でも名前は覚えてもらったかしら? 10点をつけた作品じゃありませんが、でもほんとにオモロイ映画ですから、私がHNを戻しても、皆さん、この題を覚えておいてね~! 【おばちゃん】さん 8点(2003-06-19 21:04:30) |
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1.どことなく少し前の日本映画に通じるような映像でしたが、巻き込まれ型ブラックサスペンスとしては面白かったです。主人公(家族全員?)の慌てふためく姿も含め、お腹いっぱいな展開を楽しむという感じですかね。ちょっとグロい描写は韓国産らしいつくりでしたが、その割には登場人物たちがイマイチインパクトに欠けました。次から次へと増えていく死体の数々。しかも強引ではなくてすんなりと人を殺してくれる。その淡白な展開が逆にこの作品が面白い理由ではないでしょうか?斧を持って「お客さ~ん!」と言いながら追っかけられたら誰でも逃げるって!でもこのシーン笑えました。それにしてもラストで一度終わったのに、あえてあの少女のカットで終わるのには何か意味があるんでしょうか? 【さかQ】さん 7点(2002-05-05 23:02:10) |