拳銃魔(1949)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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拳銃魔(1949)

[ケンジュウマ]
Gun Crazy
(Deadly Is the Female)
1949年上映時間:87分
平均点:8.50 / 10(Review 4人) (点数分布表示)
サスペンスモノクロ映画犯罪もの
新規登録(2004-12-18)【--------】さん
タイトル情報更新(2022-08-12)【TOSHI】さん
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監督ジョセフ・H・ルイス
キャストジョン・ドール(男優)バート
ネドリック・ヤング(男優)デイヴ・アリスター
ラス・タンブリン(男優)14歳の頃のバート
ドン・ベドー(男優)シカゴから来た男(ノンクレジット)
ロス・エリオット(男優)刑事(ノンクレジット)
ジェフリー・セイヤー(男優)裁判所書記官(ノンクレジット)
脚本ダルトン・トランボミラード・カウフマンに名義貸し
音楽ヴィクター・ヤング
挿入曲ヴィクター・ヤング
撮影ラッセル・ハーラン
配給ユナイテッド・アーチスツ
編集ハリー・W・ガースタッド〔編集〕
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4.《ネタバレ》 冒頭シーンから異様な緊張感で掴みはOK。幼少時から拳銃大好きでヒヨコ殺しのトラウマから殺生はしないと固く誓ったバート。彼の人となりが端的に示される演出も良。旧友二人と行ったカーニバルで出会ったローリー。愛情ではなくバートに寄生する究極のファムファタールだった。こんな事ではいけないと分かっていても純粋な愛情から抗えず泥沼にはまって行き予想通りの結末を見せた起承転結は、脚本(ダルトン・トランボが赤狩り最中で名義を借りたそう)、主演二人の迫真の演技、迫力満点なカメラワーク、による怒濤の展開で87分あっという間。バートが初めて殺生するラストシーンがやるせなく深い余韻を残します。
低予算B級作品ということですが、本作は低予算でも特A級傑作ノワールです。
The Grey Heronさん [インターネット(字幕)] 9点(2022-05-07 22:54:15)
3.《ネタバレ》 昔の作品だが、一見の価値有。ストーリーは、ボギー&クライドだが、犯罪に手を染めるくだり、逃走劇、ラスト。全て、緊迫感があり面白い。特にラストシーンは、池に霧がかかって、幻想的でもある。
にけさん [映画館(字幕)] 8点(2019-01-03 16:06:02)
2.走るキャデラックの後部座席に据え置かれたカメラがフロントガラス越しに進行方向の市街路と前席の主役二人の対話を捉える。路肩に駐車すると、運転席の男は右手の建物に素知らぬ風に入っていく。奥の角から警官が現れ、助手席の女は慌てて車を降り世間話で彼の気を引く。突然、男がドアから飛び出し、女は素早く警官を一撃する。警報が鳴る中、車を急発進させ逃走する二人、、。屋外の一ショットで銀行強盗の一部始終を捉えきった長廻しショットが実に圧巻である。人工照明のない即興風の画面感覚と、同時録音の臨場感によって描写はひたすら生々しい。長廻しによる静的な空間が警報によって一変し、主役二者の機敏な連携アクションが突発的に起動する。カメラは定位置のまま二人の主観に同調するようにフロントの光景が荒々しく流れすぎていく、その緩急の感覚と迫真性が素晴らしい。この後に展開する逃避行の場面はいずれもそのラフな疾走感がただならない迫力を生んでいる。広角クロースアップでひずんだ不安定な構図が合間合間に短く差し挟まれ、二人の顔面を狭いフレームの中に押し込める形の画面処理がまさに追い詰められていく二人の息詰まる閉塞状況を的確に印象づけていく。冒頭の過剰な雨と、それに対応するラストの過剰な朝靄の視覚的インパクト、一旦は別方向に別れた二人が車をターンさせ一台に乗り込むシーンの自然光線の鮮烈さと二人の表情なども忘れがたい。
ユーカラさん [DVD(字幕)] 9点(2009-04-09 22:23:15)
1.《ネタバレ》 ボニー&クライドがもとネタであろう本作は今となっては単純過ぎるお話だが、狂おしいまでの強烈な愛により破滅へと導かれていく様が鮮明に描かれている。襲撃シーンの他に、殊に印象深いシーンが二つある。一つは冒頭で、降りしきる雨の中、拳銃を盗む緊張の場面は拳銃に魅せられた少年と彼の今後の顛末を予見させるようである。もう一つは計画通り別行動できず共の逃避行を決心する場面で、二人の関係性だけではなく拳銃や殺しについて等々、あらゆる面での逃れられぬ宿命を匂わせているだけではなく、とても劇的なシーンになっている。
ミスター・グレイさん [DVD(字幕)] 8点(2006-12-14 18:21:16)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 4人
平均点数 8.50点
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