20.両手放しで楽しめる映画です。ジーナ・ローランズが本当にかっこいい。半端なハードボイルド映画や、危機一髪が続くハリウッドのアクション映画よりも、ずっとタフでいけてます。 【omut】さん 7点(2003-07-16 04:10:56) |
19.ジーナローランズのくたびれ加減がいい味だしてる。行きがかり上、自分の子供でもないのに、命を張って子供を守らざるをえなくなるグロリア。ジーナが演ずるタフなオバチャンが格好良い。 【くるみぱぱ】さん 8点(2003-07-10 00:02:33) |
18.《ネタバレ》 個人的には私も、【るーすさん】の意見↓に賛成します。グロリアが、本当に生きているのかそれとも死んでしまったのかは、この映画を観ている個々人の「想い」が決めるべきでしょう。 私は、カサベテスは常に、コミュニケーションが困難な現代にあって、人と人とがいかに分りあえるかについて、そのための人々の悪戦苦闘を真正面から描いてきた人だと考えています。 思えば、『愛の奇跡』(‘63)では、父と子の、『こわれゆく女』(’75)では、母と子ども達の「再会」が実に感動的に描かれていたではありませんか。本作では、只それがクライマックスになっているのだと思います。ラスト、墓場で、グロリアを見出した少年は、長い長い歓喜の時間を駆け抜けていく。グロリアに飛びつき抱きかかえられた彼は、彼女が身に着けていたカツラを放り投げると同時に、何と!スクリーンを見つめる観客達に向かって満面の笑みを投げかける。その瞬間全ての時間はストップし、映画は終わる。これこそは、作者カサベテスが投げかけた我々観客へのウィンク!(ゆえに、私はこのラストに百万遍でも泣けるのだ。) もちろん、誰もが知っているとおり、現実はこれでハッピー・エンドというわけにはいきません。人生はまだまだ続くのだし、分り合うという状態が常にいつまでも続くわけではないだろうから。だからこそ、カサベテスはその後も映画を撮り続け、最期の時まで観客に向けて新たなウィンクを投げかけようとしていたのではないでしょうか? 【なるせたろう】さん 10点(2003-07-06 11:25:01) (良:2票) |
17.オープニングからラストまで、ハードボイルドなのに映像は濡れている。 この映画を観るものすべての願いと祈りの結晶のラスト。 【るーす】さん 9点(2003-06-04 18:52:46) (良:1票) |
16.ジーナ・ローランズ格好いいです。面白いです。 【愛人/ラモス】さん 8点(2003-03-18 10:04:38) |
15.ジーナ・ローランズの演技がいいですねえ。あの位の年齢で海千山千だと、ギャングもたじろぐ貫禄と一種さめた感覚があって、でもひょんなことから子供を面倒見るはめになって、それがかなりのお荷物なのに捨てきれない。全編に漂う街の哀愁と中年女の疲れた表情にハードボイルドを感じてしまう・・・。シャロン・ストーンのは観てませんが、あの哀愁をシャロンが出せるのか疑問。 【たーふじ】さん 7点(2003-03-14 16:55:09) |
14.ファッションセンス最高!!今年の流行にもピッタリマッチするともおもいました。真似した~い!でもあれはあの貫禄がないと無理なのかもしれないです。衣装はたぶんエマニュエル・ウンガロ。そりゃオシャレだわ。敵のシャツまでサイケでかっこよかった。ヴィジュアルいいです。オープニングロールもかわいい。 【jo】さん 7点(2003-02-19 19:14:13) |
13.初めはかなり生意気な子供にイライラしていました(笑)でも見ていると大人ぶろうと生意気に振舞うフィルを見て切なくなりました。騒動に巻き込まれたグロリアが次第にフィルに何かを感じ始め、始末をつけようと敵地に乗り込むあたりは見ていてドキドキしてしまいました。グロリアが拳銃をぶっ放す姿はカッコ良かったです。そして、ラストは少しビックリしました(笑) 【はがっち】さん 7点(2003-02-13 12:25:36) |
12.最近の作品で例えたら<セントラル・ステーション>のハードボイルド盤という感じで、一見の価値のある名作です。ニューヨークの汚い部分もよく描かれていると思います。ジーナ・ローランズ演ずるグロリアは本当にカッコいいです。ただ少し難癖を付けるとすれば、彼女がいくら元ボスの情婦だったからって、ハードボイルド物にしては組織がちょっと甘過ぎはしないか?という点です。関係ないですがジーナ・ローランズってどこか野村幸代さんに似てると思いませんか?あ~それと、猫ちゃんはどうしたの?猫ちゃんは? 【クロマス】さん 7点(2003-02-03 01:56:30) |
11.この映画は大好きで何度も見てます。ジーナローランズのカッコよさったら、もう・・・たまりません!特に車に向けて発砲するシーンなど音楽とハマって鳥肌モンでした。 【がんな】さん 10点(2003-01-31 21:09:00) |
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10.↓他の方も言ってらしたが、まさにハードボイルド。母性愛を持ちながらも、いざとなったら問答無用でいきなりブッ放すジーナ・ローランズの、鉄火肌の姐御ぶりがかっこいい。カサベテス監督の流れるような演出センスもいい。 【アンドロ氏】さん 8点(2003-01-17 00:22:38) |
9. ジーナ・ローランズのハードボイルド、いいですねー満点です。 銃を発砲するシーンなどは、決まってて、痺れます。 【J・ぎゃぐにー】さん 10点(2003-01-02 00:11:31) |
★8.タフな主人公、グロリアを演じたジーナ ローランズの演技がすばらしい。女のハードボイルド。 【本間】さん 6点(2002-11-13 18:32:23) |
7.何度も見ていくうちにどんどんよくなる映画。ヒスパニッシュ系の子役とジーナのやり取りがなんともいい!!ジーナを大好きになった映画です。シャロンストーンがリメイク版に出てるけど、私は、こっちのほうが断然いいと思う。 【ごまちゃん】さん 9点(2002-09-16 08:34:06) |
6.色々な理由があってかなり期待しながら見たのですが、どうも先の展開だけが見えてしまって、映画の内容を味わうところまで気が回りませんでした。ただ、やはりグロリアのカッコ良さは印象的でした。映画全体の雰囲気も個人的に嫌いではありません。 【マーチェンカ】さん 5点(2002-07-11 02:23:25) |
5.最初は普通のおばさんにしか見えなかったが、イーストウッドばりに銃を車に向けて撃ちまくるわ、男を殴るわで、すごい迫力の女でした。ただ、あの子供がいきなり「馬鹿馬鹿」とののしるわ、「愛してる?」とか大人っぽくなったりで極端過ぎ。カメラワークもこなれていない気がする。 【プレデター】さん 6点(2001-12-01 16:53:12) |
4.シャロン・ストーン版は観てないので分かりませんが、この映画のジーナ・ローランズは本当にカッコ良かったですね。ハード・ボイルドの似合う女優って現在少なくなりました。初めて観た当時はものすごく印象的な映画でしたっけ。ということで7点献上。 【sayzin】さん 7点(2001-08-04 10:11:03) |
3.カサベテス監督作品はイマイチ苦手なんだけど、これは文句なしにかっこよい。子役は小生意気ながら結構可愛くなってくるし、ジーナ・ローランズは圧倒的に迫力あります。 【ダイ】さん 9点(2001-05-27 00:41:54) |
2.昼間のテレビで見た覚えがあるのですが、普通でした。特に何の感慨もわかず。でも覚えているって事は何かしら印象に残っていたのでしょう。 【出木松博士】さん 5点(2001-02-08 19:13:18) |
1.生活臭がなく根無し草のような自由奔放に生きてきた中年女性グロリア(彼女はギャングのボスの元情婦)が、ひょんな事でギャングから命を狙われるプエルトリコ系の子供を守るはめになり、ニューヨークで逃避行を続ける。本来子供嫌いの女と、人を信用するなと教えられてきた子供(怯えて、彼女にまとわりつく姿がいじらしく切ない)は、当初互いに反目しあっているが、やがて彼女に母性本能が芽生えていく。「母親になりたい」という、彼女が初めて知ったもう一つの生き方。その志を拒む者を、彼女は先手必勝で躊躇することなく、次々と正確に撃ち倒していく。たびたび描写されるタクシーを呼び止める姿なども含め、とにかくグロリアの男まさりで惚れ惚れするようなカッコ良さは他に類を見ない。哀愁をおびた旋律のテーマ曲も、この作品をさらに引き立てている。(近年のリメイク版は似て非なるもの) 【ドラえもん】さん 9点(2000-11-16 14:07:28) |