9.登山家本人によるドキュメンタリー。 登山の実話物は、自分とは最もかけ離れた人達でその心境は到底理解できないことが多いけれど、興味はそそられて見入ってしまう。 【飛鳥】さん [インターネット(字幕)] 5点(2024-06-26 10:52:39) |
8.《ネタバレ》 山がない将来を考えられない。 これをジャンキーと呼ぶこともあるだろう。 誰も成功したことがない、 一度失敗した、 何より死が物凄く近くにある。 それを克服した物語。 その裏でいかに苦しんだかもしっかりと描かれており、 生き様とおもった。 むろん、この映像の裏にさらなる失敗が信じられないほど あることを思いつつも。 (蛇足) 命を駆ける。 いつか自分にも来るような気がする。 【元祖】さん [インターネット(字幕)] 7点(2022-04-21 00:33:05) |
7.《ネタバレ》 『剱岳』でも思いましたが、登山って本当に過酷ですね。見てるだけでも辛い。何十キロもある装備を抱えて、何日も、時には数週間もの時間をかけて山を登って、また降りる。ハイキング程度の山ならまだしも、零下29度をさらに下回るような極寒の吹雪・嵐の中で絶壁にテントを張って夜を過ごさないといけないような山を登ろうだなんてほんと現実の話とは思えない。前述の『剱岳』はまさに日本的というか、「山」というものは人が敬意を払いながら登る者だという精神性が描かれていました。対して本作『MERU』はシンプルに「山」vs「人」という感じ。登れるか、登れないか、そこにいたるまでの過程をただひたすら描いて見せたドキュメンタリーでした。なぜ彼らはここまで山を登ることに命を賭けるんだろう。比喩や誇張ではなく本当に命を賭けて。何が彼らをそこまで駆り立てるのか、そんなところをもっと掘り下げてくれたらよかったかもしれない。いや、きっとそれでも彼らの登山にかける思いが本当に伝わるかというとなかなか難しいんだろうな。 自分も登山をしてみたいとかそんなことは全く思いませんが、登り切った後の頂上からの景色はきっと登った人にしかわからない素晴らしいものなんだろう。誰かの写真やドローンではなく、一度くらい自分の目でその景色を見てみたいとは思いました。 【TANTO】さん [インターネット(邦画)] 7点(2021-09-14 13:25:08) |
6.《ネタバレ》 「運命を分けたザイル」と「イントゥ・ザ・ワイルド」を意識した作りだろうか。登山に挑む様がドキュメンタリーで語られる。登った本人が撮影して映画にしているのが本作品の凄みでもあり、ユニークな点でもある。山のどこに魅了され、なぜ登るのかが、直に伝わってくる。本人たちにしか分からない感性、山の頂点を目指す者にしか理解しえない感情が垣間見える。他者にとっては無謀だなと思う一方で、夢に挑む姿に憧れも抱く。 【カワウソの聞耳】さん [インターネット(字幕)] 7点(2019-12-19 21:31:46) |
5.山ってそこにあるだけで、登りたくなるよね。高山病になって二度と行くかって思うけど、下山して数時間後にはまた登りたいって思う。死ななきゃ治らない。 【センブリーヌ】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-12-06 00:42:48) |
4.6,000メートルの高さで宙吊りのテント。。自分なら発狂するかも。 【noji】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-10-19 21:40:42) |
3.《ネタバレ》 山登りが好きなのでその流れで視聴。 クライミングも楽しそうだなーと思いながら観ました。 でも実際行ったら恐怖で足すくむのかなw 内容はドキュメンタリーなので大したことないのですが あと100mで引き返す判断はまさに苦渋の決断だろうなぁ。 登山してると必ずタイムリミットは決めて登るけど 撤退もまた勇気なんですよね。 【Dry-man】さん [インターネット(字幕)] 6点(2019-04-30 08:12:51) |
2.《ネタバレ》 なかなか理解しがたい衝動ではあるが、挑戦し続けなければ気が狂ってしまうアルピニストの物語。自分の気持ちに正直で純粋で。圧倒的な映像美。彼らの顔を見るだけでも度胸が据わっていて我慢強いのだろうな、と感じることができる。俳優にはないリアルがある。最後の「見てくれ、登ったぞ!」っていうあの達成感、自分も一度味わいたい。気合入ってるよ、あんたたち!男として惚れそうです。 【Keytus】さん [インターネット(字幕)] 8点(2019-01-25 20:23:38) |
1.《ネタバレ》 この映画、実話を基にした映画だと思ってましたが、よく見ると監督、撮影、出演も全部本人達。純然たるドキュメンタリーでした。登山のアタック映像にインタビュー映像を交えて淡々と進んでいきます。何と言うかNHKとナショナルジオグラフィック共同のドキュメンタリー番組を見てるかのような感覚です。それなりに面白く見れますが、3人の行動を振り返ると、頂上まで100メートルの所で「ここで登頂を強行すれば生きて下山できる見込みは低い」と判断して撤退したのは恐ろしいほどの判断力だった。だから今も生きているのだと思うが、最後の登頂に半年前に重傷を負ったレナンを連れて行ったのは正しい判断と言えるのか。また彼が明らかに異状な状態になった時に撤退しなかったのもどうなのか。私には結果オーライだったとしか思えなかった。が、登山家として、また友人としてそれしか決断できなかった事は分かる。が「生きて帰ってこその登山」と言う彼ら自身の掲げる原則と照らし合わせてもそこはやはり疑問に感じる。 んー、どうなのかなぁ。良い作品なんだけどねぇ。 【ぴのづか】さん [映画館(字幕)] 6点(2017-01-14 15:41:10) |