1.《ネタバレ》 小説を上手く映画化できているのでしょう(こちらは未見ですが)。ストーリーの転がり方が面白い。これはWOWWOWのシネマシリーズの一作品らしいですが、このくらいの予算だからこそ、きっと原作に近い良い作品に仕上がったのではないかと思います。三池監督は日本の高バジェット作品でなく、こういうスタンスの作品をコンスタントに作ったほうがセンスが光る気がするし、当たり外れにぶつくさ言わなくていいから助かるのですが^-^;とにかくお勧めです。しかし、佐野史郎が真相を見極めるくだりの突飛過ぎる点が難点か。ここは小説にあるだろう説明に沿って、もう少しゆっくり表現してほしかったです。