5.《ネタバレ》 バブル当時のやりたい放題な雰囲気が面白い。 とはいえ話の方はあんまり面白くない。 起伏がないので最後もあれ?終わった?って感じ。 これがシリーズ最高傑作なのか・・・ 唯一良かったのはフランキー堺とのやりとり。 【Dry-man】さん [インターネット(邦画)] 4点(2021-06-01 01:56:32) |
4.《ネタバレ》 この映画に限らず、一連の森重の社長シリーズに9点を差し上げます。どの映画もストーリーはマンネリで同じですが、上等の喜劇であり映画の品もよく見終わって面白かったなあ、楽しかったなあと至福感を味合わせてくれるから映画としてはほぼ満点です。それにしても、社長の森重をはじめ頭の固い秘書役の小林圭樹の演技は品がよく滑稽で、特に三木のり平のたいこもち演技は素晴らしい。 【黒部の太陽】さん [CS・衛星(邦画)] 9点(2021-02-09 10:27:32) |
3.日本映画チャンネルによると、シリーズ最高傑作という呼び込みだがどうだろうか。森繁社長の米国かぶれによる弊害さえ感じる。接待禁止、宴会禁止は毎度おなじみの三木のり平宴会部長の活躍を奪っているようにさえ見える。それでもそこそこにおもしろく楽しませてくれるのだがやっぱり盛り上がりに欠けてしまう。常連化したフランキー堺の妖しげな英語や雪村いづみの本場仕込み英語は見ものだが・・・。 【ESPERANZA】さん [CS・衛星(邦画)] 6点(2012-10-09 21:55:40) |
2.《ネタバレ》 オリンピックの前年いうことで、社長のアメリカかぶれはもっと生々しい皮肉になってたのかも知れない。役者のちょっとした仕種なんかにくすぐられるところが多い。これ小林桂樹のトーク付きで観たんだけど(成瀬巳喜男の『女のなかの他人』と、筧正典の『新しい背広』ってほのぼの小品と、小林桂樹が出てるという以外共通点を見つけづらい風変わりな三本立てだった)、かなりアドリブ的に入れたところがあると言ってた。一番光ってたのはやはり三木のり平で、ときにすごく残忍な表情を浮かべながら、それを全体の喜劇トーンにうまく溶かし込んでいる。社長と刺々しくやりあったり、ちょっとした独のあるセリフを付け加えたりするのが、わさび的に絶妙。森繁も、無理にフォークでそばを食べるとこなんか、わざとらしさの極致なんだけど、笑ってしまう。尊大さと、ふっとした卑小さとをくるくる交換するおかしさ。フランキー堺の三世(?)言葉のおかしさ、こんな程度のことで笑ってはいけないと思いつつ、これも笑ってしまう。チームワークの良さで、場そのものが生き生きしてるってことなんだろう。池内淳子の消防芸者ってのは、火事があると野次馬で見に走り出してしまうっての。 【なんのかんの】さん [映画館(邦画)] 6点(2011-03-15 12:28:23) |
1.《ネタバレ》 娘に子供が生まれておじいちゃんになった森繁久彌の社長さんがおじいちゃんと言われるのは嫌でという始まりで、その後は会社の中で英語で話す。日本語は禁止だの、そしたら今度は「社長」という呼び方も駄目だのとあれこれ文句を付けたりと、そんな状況においても相変わらずマイペースを崩さない三木のり平、やっぱりこの人、日本映画史上、最高に笑える人間かもしれないと思う。それはそうと前半は面白いものの、後半はあんまり面白くないというのは、このシリーズの特徴なのかもしれない。今作も途中からは会社の経営について、ライバル会社との戦いが繰り広げられる。どうもその人間模様にしても、もっとハチャメチャにやって欲しい。また、フランキー堺の変てこな外国人役にしても、この俳優は絶対に主役を張る人間である。脇役では輝かない。持ち味が発揮されないのだ。ストーリーよりも出ている喜劇俳優の演技で見せる作品ではあるが、フランキー堺を生かしきれてないのがどうも気になる。あと、今回の作品では司葉子も見られないのが残念でもある。 【青観】さん [DVD(邦画)] 6点(2008-01-05 16:54:33) |