3.《ネタバレ》 序盤はなかなかストーリーの焦点が見えてこず、終盤は上映時間の長さの割りに不透明な部分が残り盛り上がりきれないため満足度はあまり高くはないですね。映画自体のクオリティーは高く、他の映画などでもよくみかける演技派の俳優さん達で脇を固めているので面白いことは面白いんですけどちょっと残念。
<追記>
一緒に見た友人とこの映画について話してたらなんか急に閃いたので追記します。
この村人から強姦されていた女性が、「村長と戦う時は相手に先に武器をとらせなさい、今までの人もそれで死んだから」(見てから時間が経ってしまったので台詞は大分違うと思います)のような意味ありげなことを言ってましたが、これは父親が人の心を掴む不思議な力を持っているように、主人公も自分に危害を加えようとする人間を不幸にする力を持っていることを指しているのではないでしょうか?主人公を陥れようとした検事も左遷されてますし、殺そうとした村人も全員死んでます。この力を恐れた父親は息子を捨てこの村にきたのでは?そしてこの力のことを父親から聞かされていた女性は村長たちに復讐をするために息子を呼び寄せたのではないでしょうか?それが最後の意味ありげなシーンなのではないかと。
あくまでもだったら面白いなといった想像ですけど。