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わが恋せし乙女(1946)

[ワガコイセシオトメ]
1946年上映時間:75分
平均点:7.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1946-10-29)
ドラマラブストーリーモノクロ映画青春ものロマンス
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タイトル情報更新(2016-09-17)【イニシャルK】さん
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監督木下恵介
キャスト原保美(男優)甚吾
井川邦子(女優)美子
増田順二(男優)野田
東山千栄子(女優)おきん
勝見庸太郎(男優)草二郎
山路義人(男優)喜造
脚本木下恵介
音楽木下忠司
作詞サトウ・ハチロー
撮影楠田浩之
製作松竹
企画細谷辰雄
配給松竹(提供)
美術小島基司
編集杉原よ志
録音大野久男
照明豊島良三
スタント木下忠司甚吾(乗馬シーン)(ノンクレジット)
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2.《ネタバレ》 木下恵介監督の戦後第2作。牧場を舞台に血のつながらない兄妹を描いた映画で、戦後の開放的な雰囲気も伝わってくるし、「陸軍」のあとに見ると、木下監督が自由にのびのびと本作を手掛けているのが分かる。いつしか妹(井川邦子)に恋心を抱いた兄(原保美)、しかし妹には好きな男(増田順二)がいて・・という展開はシンプルではあるが、この増田順二演じる野田を戦争で足に障害を負った設定にしているのは木下監督らしく社会性があるし、戦後1年ちょっとという時期の映画だけにまだまだ戦争の傷跡が生々しかったのだと感じることができ、これをリアルタイムで見た人々はきっと何か感じる部分も多かったのではと考えてしまった。妹に恋をしていて、母親(東山千栄子)も二人の結婚を願っている中にあって、それでも妹が本当に好きな相手と結ばれて幸せになることを願い、身を引く兄は切なさも感じるが、それ以上に妹の幸せを願う兄としての男らしさを感じられる。このクライマックスからラストにかけてが良いし、見た後の後味もよかった。今までなんとなく見るのを躊躇していて「はじまりのみち」を見たのをきっかけに見た映画だったが、見て正解だった。音楽はこれがデビュー作となり、ここから兄である木下監督の映画の音楽をずっと担当することになる木下忠司で、この点でも重要な映画だと思う。
イニシャルKさん [DVD(邦画)] 7点(2016-09-17 14:04:03)
1.上映時間が短くしかもシンプルなストーリー、それでいてやはり木下恵介、情のこもった映画である。血の繋がらない兄妹、ゆくゆくは夫婦にという母や兄の願いむなしく「私好きな人がいるの」と捨て子の赤ん坊だった妹、よくある物語なのに感情表現が細やかで心打たれる。この映画の主題歌を歌っている栗本尊子、今も90才を超えて美声を持つ奇跡の歌い手である。
ESPERANZAさん [DVD(邦画)] 7点(2014-02-26 17:44:26)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 7.00点
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200.00%
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400.00%
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600.00%
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800.00%
900.00%
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