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かごや判官

[カゴヤハンガン]
1935年上映時間:63分
平均点:6.00 / 10(Review 2人) (点数分布表示)
公開開始日(1935-07-14)
時代劇モノクロ映画
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タイトル情報更新(2024-03-24)【イニシャルK】さん
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監督冬島泰三(“冬嶋泰三”でクレジット)
キャスト林長二郎(男優)大岡越前守
坂東好太郎(男優)かごや権三
高田浩吉(男優)かごや助十
飯塚敏子(女優)権三女房おかん
花岡菊子(女優)お春
高松錦之助(男優)米屋 市郎兵衛
石原須磨男(男優)長屋の住人 定斎屋
原作冬島泰三
脚本冬島泰三(脚色)
撮影伊藤武夫
配給松竹
あらすじ
長屋に暮らす、かごやの権三と助十はある夜殺人現場を目撃するが、もし間違いだったらと奉行所に届け出る事ができない。その間に無実の男が捕らえられ、大岡越前守の裁きにより獄死してしまう・・・。
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2.チャンバラより推理ドラマ仕立ての体裁。けっこう戦前って推理ものの時代劇が盛んだったんだ。戦中の名作、マキノ正博の『待って居た男』なんて現在の推理ドラマよりはるかに出来がいい。もっともこれはあんまり期待しないでね。推理より演出。死体からカメラが動いて、塀を乗り越え、外で騒いでいる町人にまで移動していく、なんて同時代の溝口健二というより、半世紀後の相米慎二を思わせる。取り調べでしゃべる女の声に合わせて、回想画面の人物の口が合う、なんてのもかなりシャレている。演出として成功しているかどうかは別にして、楽しい。長屋での権三の夫婦げんかと、助十の兄弟げんかがパラレルに描かれたり。このころは時代劇もモダンの風に吹かれていたのだ。もちろん歌も歌う。馬鹿が愛嬌の江戸町人。でもこの作品の製作は江戸でなく、松竹京都創立15周年記念映画。
なんのかんのさん [映画館(邦画)] 6点(2009-04-23 12:00:14)
1.戦前に長谷川一男(林長二郎)主演で撮られた、コメディタッチのサスペンス風時代劇。冒頭で殺しの現場を捉えていたカメラが上に移動して垣根を飛び越え、野次馬を映し出すなど、カメラワークに工夫が多いのに感心した。ただ、コメディタッチなのに若干テンポが悪く、「もしマキノがこの作品を監督してればなあ」とか、思わないでもない。ところでこの作品、劇中で何度も「無実の罪で拷問されるなんて・・・」とか「お上のあやまちは、お咎めなしなんですかい!」といった台詞が、割と強調されて出てくる。それで思い出したのだけれど、この作品が出た頃ってあの悪名高い治安維持法があった頃だったのだ(ちなみに同法で検挙された小林多喜二が拷問の末獄死したのが公開二年前の1933年)。そうやって観てみると・・・なるほどねぇ。戦前の映画って色んな意味で侮れんな。
ぐるぐるさん [ビデオ(邦画)] 6点(2006-03-22 13:57:56)
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【点数情報】

Review人数 2人
平均点数 6.00点
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