犬神家の一族(2006)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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犬神家の一族(2006)

[イヌガミケノイチゾク]
2006年上映時間:134分
平均点:5.53 / 10(Review 94人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-16)
サスペンスシリーズもの犯罪ものミステリーリメイク小説の映画化
新規登録(2006-08-09)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2022-05-30)【イニシャルK】さん
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監督市川崑
助監督手塚昌明(監督補佐)
キャスト石坂浩二(男優)金田一耕助
松嶋菜々子(女優)野々宮珠代
尾上菊之助[五代目](男優)犬神佐清/青沼静馬
富司純子(女優)犬神松子
松坂慶子(女優)犬神竹子
萬田久子(女優)犬神梅子
葛山信吾(男優)犬神佐武
池内万作(男優)犬神佐智
蛍雪次朗(男優)犬神幸吉
永澤俊矢(男優)猿蔵
石倉三郎(男優)藤崎鑑識課員
尾藤イサオ(男優)仙波刑事
三條美紀(女優)お園
林家木久蔵【初代】(男優)柏屋の九平
深田恭子(女優)はる
奥菜恵(女優)犬神小夜子
岸部一徳(男優)犬神寅之助
大滝秀治(男優)大山神官
草笛光子(女優)琴の師匠
中村玉緒(女優)柏屋の女房
加藤武(男優)等々力署長
中村敦夫(男優)古舘弁護士
仲代達矢(男優)犬神佐兵衛
三谷幸喜(男優)那須ホテルの主人
蓮佛美沙子(女優)犬神家の女中
原作横溝正史「犬神家の一族」(角川文庫刊)
脚本市川崑
日高真也
長田紀生
音楽谷川賢作
大野雄二(テーマ曲)
作詞アンジェラ・アキ「On&On」(イメージソング)
作曲アンジェラ・アキ「On&On」(イメージソング)
主題歌アンジェラ・アキ「On&On」(イメージソング)
撮影五十畑幸勇
製作黒井和男
TBS(「犬神家の一族」製作委員会)
中川滋弘(「犬神家の一族」製作委員会)
角川映画(「犬神家の一族」製作委員会)
企画濱名一哉
プロデューサー一瀬隆重
配給東宝
特撮橋本満明(視覚効果)
編集長田千鶴子
山下健治(編集助手)
録音大橋鉄矢(調音)
斉藤禎一
照明斉藤薫〔照明〕
ネタバレは禁止していませんので
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94.《ネタバレ》 1976年版犬神家はノスタルジーで昭和初期のおぞましさ、古き良きBGMを掛けた迫りくる恐怖が緊緊と伝わってきたが
現代版は小道具から演出、演技まで安っぽくて軽い。なにより怖くないのである。
また、金田一は同様に石坂浩二が務めるが、前作のほうが若くて味がある。

深田恭子の細い眉毛を見て昭和22年設定は無理があると早くも序盤でクオリティの低さを感じてしまった。

比較されるのがリメイクの宿命。
今回は完成度は低く、価値を見出すのが難しいです。初見なら1976版を見るべきです。
mighty guardさん [地上波(邦画)] 4点(2022-07-22 16:50:31)
93.《ネタバレ》 You Tubeで犬神家の短い動画を見たのがキッカケで、アマゾンでDVD買ったんですよ。中古の安いので良いやって。届いたのがこれ。
しばらく観て、岸部一徳って容姿が変わらないなぁなんて思ってたら、松嶋菜々子が出てきたんで???ってなって…
同じ監督、同じ主演でこんなセルフリメイクがあったなんて知らなかった。アマゾンも'76年版と'06年版を同じコーナーに一緒にしたら駄目だよ。

間違い探しレベルに同じ展開をなぞる本作。2作品を見比べると、那須の街の本通りを金田一と古舘が歩く屋根上から見下ろす画なんて、どこかの裏庭だろうか、本通りには見えない。そこまで無理して再現するか?ってくらい似せて作ってる。
'76年版ではセリフのなかった間、いわゆる行間に、「え?」とか「あぁ!」とか、いちいち感情を表すセリフを入れて、見てる側にわかり易く作られてるのかな。そのせいか前作にあったピリッとした空気感までが薄まったような。珠代役の松嶋菜々子からは島田陽子にあった緊張感が感じられない。画面によっては含み笑いをしているようにも見えて、“犬神家の面々より珠代のほうが強いんじゃないか?”って印象。
勝手な想像だけど、'76年の現場って今よりもっとピリピリしていて、島田陽子も先輩大女優に気を使って、それが映画に上手く作用したんじゃないだろうか?それが今は上下関係も昔ほど厳しくなく、みんなフレンドリーな環境で、松嶋菜々子も他の先輩諸氏と対等か、下手したらそれ以上な待遇で撮影されたんじゃないだろうか?残念だけど前作に勝る部分が見つからず、これは全てにおいて前作の劣化コピーと言える。

ウィキを読むと、どうもこれは市川監督が創りたかった企画・内容じゃなかったように思える。90歳にもなる市川監督が本作を意欲的に撮るとしたら、金田一は'96年の八つ墓村と同じトヨエツか、別な若い男優を立てても良かったと思う。昔のままのシナリオで手を加えることすら出来ないなら、もういっそ、自分の好きなお世話になった人を集めて、同窓会的に楽しく撮ろうじゃないかって、開き直りがあったのかもしれない。
監督や俳優が映画人生の末期に、自己満足と揶揄される作品を作ることがある(と思う)。宮崎駿の風立ちぬ、高倉健の鉄道員のように。それは観方を変えれば遺言であったり、身内へのメッセージやお礼であったりで、決して万人の観客を喜ばせる新しいものや意欲的なものではない。自身の最後になるかもしれない自身のための作品。市川崑は'06年犬神家の一族がそれなんだろう。巨匠最後のワガママ。市川監督がかつての仲間たちとワイワイ楽しく撮影できていたなら、それでもう充分じゃないかな。

ヨキ・コト・キクについて、菊も琴も凶器じゃないのにどうして最後、斧(ヨキ)だけ凶器だったのか?キクの時は花鋏だし、コトの時は帯紐が凶器だった。そもそも斧は発見されてないから凶器と断定できないって思ったけど、実は凶器は何でもよくて、スケキヨを逆さにしてヨキケス、下半身だけ湖から出して“ヨキ”にしてたのね。
K&Kさん [DVD(邦画)] 4点(2021-09-23 16:47:13)(良:2票)
92.《ネタバレ》 なんだかみんなのやる気が伝わってこない作品でした。そういう風に撮ってるのかも知れないですけど、見せ場と思われるシーンも淡々と流れていく感じです。もっと不気味さとか執念とか垣間見れたら良かったかな。
いっちぃさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2021-07-01 23:02:42)
91.キャストが懐かしくてつい見てしまいましたが、狂気は足りませんなあ。でもカメラやセリフのかぶせ具合はまだ健在(というか、復古)していましたね。
HRM36さん [CS・衛星(邦画)] 5点(2020-11-30 13:21:05)
90.《ネタバレ》 オリジナルの方は、後半はグシャグシャだったとはいえ途中まではあの「犬神家」の世界をそれなりに頑張って抽出していた。それから30年も経って、こんな単なる劣化コピーを出すことのどこに意義があるのだろうか。内容もさることながら、そもそもそのような制作者としての志の欠如に対しては、腹立たしさを禁じ得ない。●仮面のネタばらしという一番美味しいカードを途中で切ってしまうとか、それに伴って湖の例のポーズも三種の神器すらも意味がなくなってしまうとか、犯人には原作にあった誇り高さがまったくないとか、終盤の事件解明に至る流れはわざとつまらなく変更しているとしか思えないとか、この辺はオリジナルもそうだったっけ?何でそんなところまでわざわざコピーするの?制作者は本気でそれが良いことだと思っていたの?●で、事件がどうのこうのよりもよほどミステリーとサスペンスを感じたのは、30年経ってまったく変わっていない、時空を完全に超越している大滝秀治神官でした。
Oliasさん [CS・衛星(邦画)] 1点(2020-04-25 01:38:29)
89.《ネタバレ》 オリジナルを見る前にこちらを見てしまったのは、後から「失敗」と思った。
深キョンの昔の顔って、なんか違う気が・・・メイクが変わったのかな?
チェブ大王さん [地上波(邦画)] 4点(2019-08-18 16:03:09)
88.みてはいけないものをみてしまった
いそろくさん [映画館(邦画)] 5点(2018-08-01 22:09:53)
87.なんでリメイクしたのだろうか、、、。
movie海馬さん [CS・衛星(邦画)] 3点(2015-03-05 01:45:35)
86.《ネタバレ》 監督は何の勝算があってリメイクしたのだろうか?前作と比べて特筆すべき点が何もない。深きょんは嫌いでは無いが、坂口良子さんの足元には遠く及ばない。他の演者達も前作のほうが圧倒的狂気と悲哀をまとっている。特に再演の金田一はあまりに年齢を感じさせてくれるし、等々力警部は既に崩壊寸前(オーイ起きてますか?みたいな・・・)、草笛さんは琴のお師匠さんには全然見えないし、住職にいたっては、あらあらまたあなたですか、、、みたいな脱力感全開状態。監督には、何故こんなバッタモン映画を撮る必要があったのか?(菊人形の生首なんて初回より何年も立っているのに進歩ゼロです。なんで?)
リニアさん [CS・衛星(邦画)] 4点(2013-05-05 00:35:02)(良:2票)
85.《ネタバレ》  主役俳優と音楽、監督と基本的な演出が同じ映画でも、他の演者が違うだけで、かなり印象が変わる。

 中でもすさまじい違和感を感じるのが、松嶋菜々子である。この人の眼力は只者ではない。旧作の島田陽子は絵に描いたような「日向を歩かない」感のある女だったが、松嶋の珠代はうっかりすると「知ってますわよ、お母様の出生の秘密くらい」なんて言いそうな強さを感じてしまう。

 萎びた旅館のセットが妙にキレイだったり、三姉妹の着物が絢爛すぎたり、という物理的な事よりも、この珠代の強っぽさに代表されるような、人物の「現代感」が、本作にのめり込む心を阻害しているのだ。旧作の持っていた「大昔に、とんでもない金持ちゆえに、異常な金の亡者たちの家族が起こした話」という感じがしないのだ。

 映画は時とし時代を超えたりするが、また時として時代から逃れられない事もあるのかも知れない。
Tolbieさん [DVD(邦画)] 5点(2013-03-14 06:05:04)(良:2票)
84.《ネタバレ》 うーむ、、、やっぱり旧作(オリジナル)の方がいいなぁ  機材の進歩が必ずしも「映画の質の向上につながらない」ということが残念ながら証明されてしまった感ありで  荒い画像に暗い照明の旧作と比べ 怨念がうずまく犬神家を  うまく表現できていない  とにかく絵がきれいすぎて雰囲気半減   キャスティングに関しても松子は高峰さんだなやっぱり  松嶋菜々子さん超美人ですが和服が似合わない 現代(2000年以降)では美点の背の高さもこういう設定ではマイナスに働いちゃってるよなぁ  そのほかの方もちと棒読み・浅い演技感が目立つ  あ、深キョンはかわいかったですよ(笑) 監督さんが同じ・脚本,構成もほぼ同じというリメイクは世界的にも珍しいのでは?  比べられること必至の作品を造ると決められた本意はなんだったのでしょうか  過去作への不満か 市川監督の挑戦心か 大人の事情か(苦笑)  でもなんのかんの言いながらオリジナル未観の人には十分面白いものだとオモイマス
Kanameさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-09-20 08:54:46)
83.30年ぶりのリメイクですが、何年経っても生首って作り物にしか見えないですよね。今の技術なら、もうちょっと生首っぽくできそうなのに。30年前の首はちぃちぃだったな(笑)松子、竹子、梅子の三姉妹。萬田久子の演技がひどすぎた。冨司純子、松坂慶子と並ぶのは無理でしょう。主役の冨司よりも松坂慶子の目の芝居がすごかった。数少ない映画女優の貫禄でした。前作に比べて・・・と言うのは仕方がないと思います。でも、金田一がみんなの見送りを避けるように旅立つシーンはリメイク版も好き。
最後の金田一の会釈も、ひとつの時代の終わりを感じさせてキュンとしました。
MILAさん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-04-24 23:10:54)
82.《ネタバレ》 パロディコントを創ったんなら笑わせてくれないと。

ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 5点(2012-03-28 01:02:06)
81.《ネタバレ》 この作品を面白くないと感じている人は、自分も含めて「旧作に比べて」面白くないという人が多いと思います。犬神家はこれが初めて、という人なら、そこそこ面白いと感じるのでは?脚本もほとんど同じですが、ニセ佐清(静馬)が仮面をはがされて倒れている(自作自演)シーン、旧作ではなんの説明もありませんでしたが、この作品で、このシーンの意味を説明してくれていました。観てよかったと思ったのはそこだけです。
ramoさん [映画館(邦画)] 4点(2011-10-14 01:22:48)
80.たしかにリメイクする意味がわからないですね。。。
T橋.COMさん [DVD(邦画)] 5点(2011-09-10 21:35:05)
79.明らかにパワーダウン。リメイクする意味がまったくわからない。
金田一役の石坂浩二は歳喰っちゃったし、横溝作品特有のおどろおどろしさも今ひとつ、
前作と同じような演出シーンが非常に多い。でも面白いことは面白いけどね。
もちろん、オリジナル未見の人なら十分楽しめる作品。
MAHITOさん [DVD(邦画)] 4点(2011-08-23 19:06:06)
78.オリジナルに対する思い入れが強いのでどうしてもこのリメイク版は分が悪いといわざるを得ません。
特に「珠世は島田陽子じゃないとねぇ」とついつい思ってしまいます。
もしもう一度リメイクされることがあれば金田一耕助は松山ケンイチを推薦したいのですが,珠世は思いつかないのです。
まあ,その前にそもそも監督がいないのが最大の問題なんですけど。
まきげんさん [DVD(邦画)] 7点(2011-07-25 13:36:47)
77.非常に乱暴な言い方ですが、横溝正史が描く旧来の日本家屋を用いたミステリは、平成の映像と合わないと確信しました。画面が綺麗過ぎて、映画全体が全く不気味ではなく怖くありませんでした。それっぽい雰囲気はあるんですが、どうも妖しさが無い。
民朗さん [地上波(邦画)] 7点(2010-10-10 12:16:40)
76.旧作と全く同じ内容で、監督も主演俳優も変わらないのに、何故か30年も前の作品より見劣りする。松嶋菜々子ら若手の女優さんたちが現代的過ぎて、「犬神家」に纏わりつく陰惨なイメージにそぐわないのだ。ただ、これを機に横溝文学や市川監督の過去作に触れる人たちが増えればそれでいいのだろう(自分もその一人)。旧作と細かいところまで見比べてみるのも面白い。
フライボーイさん [映画館(邦画)] 6点(2010-06-03 07:26:52)(良:1票)
75.ショッキングな演出はなかなか良いです。しかしキャストは有名どころばかりなのに棒読みが目立ちますね。
もんでんどんさん [地上波(邦画)] 6点(2009-02-18 17:02:11)
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【点数情報】

Review人数 94人
平均点数 5.53点
000.00%
111.06%
211.06%
399.57%
41212.77%
52021.28%
62627.66%
71920.21%
833.19%
911.06%
1022.13%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.00点 Review6人
2 ストーリー評価 7.50点 Review8人
3 鑑賞後の後味 3.71点 Review7人
4 音楽評価 6.33点 Review9人
5 感泣評価 3.80点 Review5人
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