みえない雲のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

Menu
 > 映画作品情報
 > 映画作品情報 ミ行
 > みえない雲の口コミ・評価
 > (レビュー・クチコミ)

みえない雲

[ミエナイクモ]
DIE WALKE
2006年上映時間:103分
平均点:7.20 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(2006-12-30)
ドラマラブストーリーパニックもの青春もの小説の映画化
新規登録(2007-02-26)【エスねこ】さん
タイトル情報更新(2023-03-15)【イニシャルK】さん
Amazonにて検索Googleにて検索Yahooにて検索
Twitterにて検索
ブログに映画情報を貼り付け
監督グレゴール・シュニッツラー
嶋村侑(日本語吹き替え版)
浪川大輔(日本語吹き替え版)
小林由美子(日本語吹き替え版)
安藤麻吹(日本語吹き替え版)
配給シネカノン
あらすじ
舞台はドイツ、バイエルン州。旧西ドイツ時代から屈指の工業地帯だ。ここに暮らす高校生ハンナは、出張がちな母親の代わりに家事を見ることが多い毎日なんだな。で、ある日、優等生のエルマーと学校でキスしちゃったわけですよ。高鳴る胸は警報を鳴らし…ってホントに鳴ってるじゃん! ABC(核・生物・化学兵器)攻撃時のサイレンだと気付いたエルマーに引っ張られて学校を出たハンナだったけど、弟のウリを家には置いておけない…厳しい決断を迫られるティーンの姿に託して、極限下の『愛』を問う社会派映画。
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
(ネタバレを非表示にする)

【クチコミ・感想】

別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
>> お気に入りレビュワーのみ表示
>> 全レビュー表示

>> 改行なし表示
※ 「改行」や「ネタバレ」のデフォルト表示のカスタマイズは「カスタマイズ画面」でどうぞ
5.原発が一切出来ない放射能パニック映画というか、パニックロマンス映画というか。原発火災でそんなにも大災害が起こるんでしたっけ?列車に乗れ乗れと大人数の住民が乗り込んだあとの駅の前ってどして人っ子一人いないんですかね?警察のおっちゃんたちは何処へ?時間の経過と立ち入り禁止区間の解除の時間がイマイチあってないようにも思うんだけどなぁ。少し理解に苦しむところがあったりするけど全体的には結構好きな雰囲気だったし主演女優さんの演技はなかなかのもんでした。
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 7点(2009-03-04 11:12:35)
4.《ネタバレ》 製作陣や字幕も含めて一般市民の放射線や原子力に関する知識不足を端的に表現していると思う。
メルトダウンが起きたわけでもないのに(映画では原発火災となっていたが)半径5km以内の住民が全員死亡はあり得ない自体の設定だし、もしかなりの被曝しているのならハンナのお母さんが電話を掛けられるのはおかしい。また、エルマーが最後の方に「放射能を浴びすぎた。いずれ死ぬ。」っていうセリフを言い、自殺しようとするのだけど症状からするとハンナの方が圧倒的に被曝しているんですが・・・
原発事故パニック映画としてみるより、パニック映画の名を借りたラブロマンスとして捉えるのが妥当かもしれない。
あきぴー@武蔵国さん [DVD(字幕)] 6点(2007-12-03 00:23:41)
3.少し監督の力不足を感じたが、それ以外はいい作品。
キャスト◎ ただ、「原発について色々考える映画」というより、「原発事故が舞台のラブストーリー」という感じ。あまり期待していなかったにも関わらず、2日間はこの映画のことが忘れられなかったので+1点。見て損はしない作品。
Leannán-Sídheさん [DVD(字幕)] 8点(2007-07-22 19:09:18)
2.迫り来る放射能という「目に見えない殺し屋」を扱った作品としては、ウォード・ムーアの古典的なアメリカSF「ロト」を映画化したレイ・ミランドの『性本能と原爆戦』がある。被爆世界において勝ち残るために、主人公の親父がブラック魔王ばりの悪どさを発揮する。まるで放射能より人間の方が怖いような話。まあ原作はもっと中年男性の内観に重きを置いて、知的な感じなんだけどね(ていうか原作はオヤジ度爆発な続編「ロトの娘」と共に、SF史に残る傑作です)。
で、本作はというと。
同じネタでも、本作はドイツ映画。「他人を蹴落として幸福を掴む」のを良しとするアメリカ的人生観の対極に位置する映画だ。まず主人公たちは若い。世知に長けた中年じゃないのだ。生死のかかった局面であからさまに判断を間違えるし、自暴自棄のバカもやる。守るべき人を守り通す事の意味や大切さも、理解していない。アメリカ映画なら、最初の30分で脱落してるようなバカ者たち。彼らに焦点をあてた展開が、もう泣けるくらいに素晴らしい。この残酷なまでの無知、救いがたい過ち、人生の重さがわかっていない未熟さ、それらが正直に映像に展開され、とてつもなく愛しくなる。
前半の、誰もいなくなった草原で、必死に自転車のペダルを漕いで風下に逃げようとする主人公。これはまったく、十代のカリカチュアだ。とても痛い姿で噴き出しているが、まぎれもなく純度100%の青春、放射能青春映画だ。『性本能と原爆戦』が放射能ホームドラマだったのと同じくらいに。

『マーズ・アタック!』『宇宙戦争』と比べてみるのも面白いだろう。アメリカは生存競争テーマの宝庫だから、他にもいろいろありそうだ。例えばオイラは…。
この映画の冒頭で、主人公の肢体を披露するちょっとしたサービスシーンが入る。
思うにコレは『13日の金曜日』のクリスタルレイクのパクリで、案の定ニヤッとするような展開になるんだけど、このシーンは監督の宣言…「この映画の主人公はジェイソンに殺られる程度の、ごく普通の若者ですよ~ん」という意味に受け取った。
決してヒーローになれない者たちの、過酷な状況下で描かれる、バカで、必死の青春が、言葉にできないくらい美しい。
終わり方はいかにもドイツなんで好悪の別れるトコロだけど…。
エスねこさん [映画館(字幕)] 7点(2007-03-01 02:38:40)
1.どこにでもいそうな明るい女学生が原発事故により物凄い現実に向き合わされてしまう。人生の転落ぶりに正直言葉が出なかった。ほのかなラブストーリーを絡めたのは原発問題に目を向けさせるためだったのかも知れないが成功していると思う。被爆国ながら原発だらけの日本を思うと考えさせられる内容だった。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 8点(2007-02-28 21:21:46)
別のページへ
【新規登録順】 / 【変更順】 / 【投票順
1
マーク説明
★《新規》★:2日以内に新規投稿
《新規》:7日以内に新規投稿
★《更新》★:2日以内に更新
《更新》:7日以内に更新

【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 7.20点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6120.00%
7240.00%
8240.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 4.50点 Review2人
3 鑑賞後の後味 4.00点 Review2人
4 音楽評価 6.00点 Review1人
5 感泣評価 5.00点 Review2人
chart

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS