ダークナイト(2008)のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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ダークナイト(2008)

[ダークナイト]
The Dark Knight
2008年上映時間:152分
平均点:7.68 / 10(Review 345人) (点数分布表示)
公開開始日(2008-08-09)
公開終了日(2008-12-10)
アクションサスペンスSFシリーズもの犯罪もの漫画の映画化
新規登録(2008-04-01)【マーク・ハント】さん
タイトル情報更新(2024-01-31)【イニシャルK】さん
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監督クリストファー・ノーラン
キャストクリスチャン・ベール(男優)ブルース・ウェイン/バットマン
ヒース・レジャー(男優)ジョーカー
アーロン・エッカート(男優)ハービー・デント/トゥー・フェイス
マイケル・ケイン(男優)アルフレッド・ペニーワース
マギー・ギレンホール(女優)レイチェル・ドーズ
ゲイリー・オールドマン(男優)ジェームズ・ゴードン
モーガン・フリーマン(男優)ルーシャス・フォックス
キリアン・マーフィ(男優)ジョナサン・クレイン/スケアクロウ
エリック・ロバーツ(男優)サルヴァトーレ・マローニ
アンソニー・マイケル・ホール(男優)マイク・エンジェル
マイケル・ジェイ・ホワイト(男優)ギャンボル
ウィリアム・フィクトナー(男優)銀行支店長
チン・ハン〔1969年生〕(男優)ラウ
エディソン・チャン(男優)ラウの部下
コリン・マクファーレン(男優)ギリアン・B・ローブ
トミー・’タイニー’・リスター(男優)フェリーの囚人
キース・ザラバッカ(男優)スティーヴンス刑事
デヴィッド・ダストマルチャン(男優)偽警官
ニッキー・カット(男優)ショットガンのスワット隊員(ノンクレジット)
檀臣幸ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤原啓治ジョーカー(日本語吹き替え版【ソフト】)
木下浩之ハービー・デント(日本語吹き替え版【ソフト】)
小川真司〔声優・男優〕アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【ソフト】)
納谷六朗ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
池田勝ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【ソフト】)
遊佐浩二スケアクロウ(日本語吹き替え版【ソフト】)
本田貴子レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【ソフト】)
鵜飼るみ子バーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【ソフト】)
朴璐美アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【ソフト】)
山野井仁サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【ソフト】)
楠大典ギャンボル(日本語吹き替え版【ソフト】)
草尾毅銀行支店長(日本語吹き替え版【ソフト】)
金光宣明(日本語吹き替え版【ソフト】)
藤真秀ブルース・ウェイン/バットマン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大塚芳忠ジョーカー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
井上和彦ハービー・デント(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
諏訪部順一スケアクロウ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
岡寛恵レイチェル・ドーズ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
糸博アルフレッド・ペニーワース(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
立木文彦ジム・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂口芳貞ルーシャス・フォックス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
山像かおりバーバラ・ゴードン(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
小林由美子ジミー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
江原正士アンソニー・ガルシア市長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
金尾哲夫ジェラルド・スティーブンズ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
楠見尚己マイケル・ワーツ刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
東條加那子アンナ・ラミレス刑事(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
内田直哉マイク・エンジェル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
佐々木勝彦サルヴァトーレ・マローニ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
横島亘銀行支店長(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
大友龍三郎ギャンボル(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
斎藤志郎チェチェン人ボス(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
志村知幸グランピー(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
中尾一貴(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
坂詰貴之(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
仲野裕(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
青山穣(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
村治学(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
間宮康弘(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
かぬか光明(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
原作クリストファー・ノーラン(脚本原案)
デヴィッド・S・ゴイヤー(脚本原案)
ボブ・ケイン(キャラクター創造)
脚本クリストファー・ノーラン
ジョナサン・ノーラン
音楽ジェームズ・ニュートン・ハワード
ハンス・ジマー
Boom Boom Satellites(戦闘シーンのBGM)
編曲ブラッド・デクター
ブルース・ファウラー〔編曲〕
ジェフ・アトマジアン
撮影ウォーリー・フィスター
製作エマ・トーマス
チャールズ・ローヴェン
クリストファー・ノーラン
ワーナー・ブラザース
製作総指揮ケビン・デ・ラ・ノイ
マイケル・E・ウスラン
ベンジャミン・メルニカー
制作ブロードメディア・スタジオ(日本語吹き替え版【テレビ朝日】)
配給ワーナー・ブラザース
特殊メイクコナー・オサリヴァン(補綴スーパーバイザー)
特撮ダブル・ネガティブ社(視覚効果)
フレームストアCFC(視覚効果)
BUFカンパニー(視覚効果)
ニック・デイヴィス[特撮](視覚効果スーパーバイザー)
美術ネイサン・クロウリー(プロダクション・デザイン)
ケヴィン・カヴァナー〔美術〕(美術監督スーパーバイザー)
スティーヴン・ローレンス[美術](美術監督)
衣装リンディ・ヘミング
ヘアメイクジョン・キャグリオーネ・Jr
編集リー・スミス〔編集〕
録音リチャード・キング[録音]
字幕翻訳石田泰子(ソフト)
松崎広幸(NHK)
スタントリック・エイヴリー
その他ヒース・レジャー(献辞)
ブルース・ファウラー〔編曲〕(指揮)
あらすじ
犯罪が犇くゴッサムシティ。 そこに突如として表れた犯罪者。彼は派手なパフォーマンスを好み、人の命など紙くずほどにしか思っていない。その上犯罪をゲームのように楽しむ。 彼が現場に残すのは、山ほどの死体と、爆破された瓦礫 そして、トランプのジョーカー・・・・
ネタバレは禁止していませんので
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85.《ネタバレ》 前作「バットマン ビギンズ」で、“バットマン”という周知のヒーローを、全く新たな「黒色」で塗り替えたクリストファー・ノーラン。
同監督が引き続き指揮を執った新シリーズの続編は、バットマンというヒーロー像に留まらず、“ヒーロー映画”そのものを洗練された「黒色」で塗りつぶし、新たな造形を浮き上がらせてみせたと思う。

バットマンというヒーローの誕生秘話を、決して派手な娯楽性に走らず、ビジュアルとインサイドの両面で濃密に描き出した「ビギンズ」は、見事な映画だった。
バットマンというと、大富豪が自らの莫大な資産を使って夜な夜なコウモリ男のコスチュームでヒーロー業を繰り広げるというどこか安直な印象がかつてはあったが、同作の誕生によりそのイメージは一新され、悲哀に溢れたダークヒーローへと進化したと思う。

今作では、このヒーロー特有の“ダークさ”を、更に進化させ、ついにはヒーローのレッテルすら剥奪されてしまう。ヒーロー映画としては、もはや「斬新」と言わざるを得ない。

その映画としての衝撃を成功へと至らしめた最大の要因は、悪役を演じた俳優の功績に他ならない。

ヒーロー映画においては、悪役を演じる俳優の重要性は、主演俳優のそれを遥かに凌ぐ。
かつての「バットマン(1989)」で、悪役ジョーカーを演じたジャック・ニコルソンが、主演のマイケル・キートンを抑え付けたように、今作は、同じくジョーカーを演じたヒース・レジャーの存在なしには考えられない。
そして、このジョーカーという役に限れば、ヒース・レジャーのパフォーマンスは、ジャック・ニコルソンの比ではなく、遥かに凌ぐ。

バットマンの存在性と表裏一体に描かれるジョーカーの異常性は、今作のまさに核心であり、それを120%表現したヒース・レジャーは圧倒的だった。

文字通りのマッドピエロの狂言回しによって、極限まで追いつめられたヒーローの選んだ宿命。

この顛末を、「娯楽」が最優先されるべきヒーロー映画でやり遂げられたのは、クリストファー・ノーランという鬼才監督と、早過ぎる死によって伝説と化した若き名優ヒース・レジャーの奇跡的なコラボレーションに他ならないと思う。

これから先、ジョーカーという役に限られることなく、映画俳優としての功績で、大名優ジャック・ニコルソンを超える可能性を秘めていた俳優の死は、あまりに残念だ。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2008-09-01 14:13:30)
84.タイツをはいたコウモリなんぼのもんじゃワレ!
ヒース・レジャー一世一代の名演がみもの。
みたらいさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:25:49)
83.《ネタバレ》 疲れた・・ジョーカーの毒気にヤラれっぱなしの二時間半でした。
ヒース・レージャーのジョーカーは評判以上の素晴らしさ、
彼の存在感あっての映画とも言えます。
彼の起こす犯罪で事態が悪化し、終盤近くでレイチェルの身に最悪の悲劇が起こりますが
不謹慎ながら『うわぁここまで悪化してどう収拾が付くのか』とジョーカーの行動にハラハラ興奮してしまいました。
気になった点は、検事デントがジョーカーの策略で顔半分焼かれツーフェイスになり
悪に染まるという流れですけど、彼は悪に染まったと言うより、
ただ自分達をハメた裏切り者を復讐してるだけで
彼の本質はあまり変貌してないように思いました(ジョーカーばりに狂気に目覚めていればさらに救いがなく良かったと思いました。)
最後にバットマンはジョーカーを殺さず明確な決着は付けられてません。
ジョーカーは生き残り、バットマン側は検事デント偽りの『正義』の看板を掲げ
バットマン自ら罪を被り、辛うじてゴッサムシティが保たれる結末ですが
そこはジョーカーに試合で勝って勝負に負けた感が強く、後味はあまりいいものではないので、もしかしてジョーカーとの完全決着の続編とか見越しての結末だったのかなぁと少し考えました(ヒース亡き後、それは不可能でしょうが・・
冷静に考えれば8点あたりかなぁと思ったのですがヒースのあの素晴らしい存在感に
興奮し、なかなか収まらないのでもう彼の名演にプラス1点の9点にします。
まりんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-31 19:15:02)
82.《ネタバレ》 やはりこの作品はジョーカーに尽きる。長い上にちょっと説教臭くて、まだまだ改善の余地はあったと思うが、ジョーカーだけはどうしたって賞賛せざるを得ない。あれほど魅力的な悪役はそうはいない。彼を生み出しただけでもこの映画は価値あるものだと思う。ただ、どうせここまで作り込んだならジョーカーの暴力描写をしっかり見せつけるべき。少なくとも黒人ギャングの口を裂くシーンは、直接見せろとは言わないまでももっと苦しむ描写は必要。切る瞬間だけカメラ外して死んじゃいました、では全く怖くない。あの1シーンだけでもあれば、後々の暴力描写は見せなくたって効果出るんだから。
まぁ何はともあれこの役の為に命を落としたと言ってもいいヒース。全身全霊を懸けて演じたヒース。あなたは本当に素晴らしい役者です。
Sgt.Angelさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-31 00:31:17)
81.ヒーローものなのにスカッとしない。僕には期待ハズレでした。。。
AKiさん [映画館(字幕)] 4点(2008-08-29 23:19:28)
80.《ネタバレ》 ジャック・ニコルソンが演じたジョーカーには多少のユーモア的な部分があったが、今回のジョーカーには遊びが無いというか何をするか判らない的な恐ろしさがある。警察に捕まったジョーカーを見ていてもその存在感だけで何かをやらかすのではないか?と思わせる緊迫感があった。あまりの狂気ぶりに戦慄が走った。ヒース・レジャー最高でした。さらにトゥー・フェースのオリジナルとは違う誕生秘話もなかなかの見ごたえでした。逆に主役で有るはずのバットマンが食われる形になってしまった事が少々残念かもしれません。
みんてんさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-29 12:30:04)
79.ああ・・・なんとこわい160分だったことか・・・。びくっびくっと座席から飛び上がり、かつ、もぞもぞと背筋がなんとも不快な160分。目をそらせたいのに、画面に釘付けになりました。完璧にイカれたジョーカーが最悪で最高です。 今回は9点にしましたが、数年後もう一度観たあと10点になるかもしれない。観たいけどこわいなぁ。
longsleeper21さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-29 10:29:45)
78.《ネタバレ》 妻投稿■■ジョーカーのキャラクターは最高だった。彼の声優にクレヨンしんちゃんの野原ひろしと同じ声を入れた日本吹き替え担当者のセンスも素晴らしい。■■けどねぇ、私バットマンが守りたいものにそんなに共感を感じないんですよ。それは「常に市民がヒーローを求め、それに希望を持つ」という部分。バットマンにとってはそれがハービーだというんだろうけど、私は「何でゴッサム市の市民がジョーカーにおびえ、パニックになり、利己的な暴徒になったのか」と考えた時に「ヒーローに甘えていた」としか思えないんですよ。現実世界って自分自身がヒーローであり悪者であり、そうやって一人一人が生きていくものなのではないでしょうか。■■子供がヒーロー番組を見るときって、「わあ、僕もあんなのになりたい」というもんなんだろうけど、それが大人になると「僕の代わりに彼がヒーローになってくれる」に変わってしまうものなのだろうか。少なくとも映画の中のヒーローとゴッサム市民の関係はそういう関係だ。これは私たちがヒトラー、ブッシュ、オバマに何かを期待するのとあまり変わりはない。ヒーローの在り方はそんなもんじゃないはずだ。■■私はバットマンが最後に下した結論は、結局は何の解決にもならないと思う。ヒーローが去っていく時には、残された子供たち、そして観客、映画の中ではゴッサム市民自身がヒーローにならなくてはいけないはずなのだ。
はち-ご=さん [映画館(字幕)] 3点(2008-08-28 23:10:43)(良:2票)
77.すごい迫力。思わず目をつぶって耳をふさいだシーンもありました。
リブロースさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-28 19:24:48)
76.《ネタバレ》 「ジョーカー」という存在には、クリエイターの創作意欲をかきたてる何かがあるのか。
バットマンシリーズの2つの傑作、「バットマン」1と「ダークナイト」の二つとも、バットマンではなくジョーカーが軸。違うのは、「ダークナイト」のジョーカーが生み出す強烈な緊張感。ジョーカーが画面にいるだけで観客を硬直させるような、強烈な緊張感。
ジョーカーとバットマンの割と単純な対決である前半部分だけでも、充分おもしろい。しかし後半、ジョーカーはただの馬鹿ではなく狡猾な策士として暗躍し、人々の悪意を引き出していく。それがまさか、登場人物中もっとも高潔であると観客の誰もが思っていたであろう、ハービー・デントの転落という形で結実するとは……。腹を切り裂き、臓物をぶちまけるかのごとき醜悪さ。この絶望感。
デントが狂気に陥ることは、原作を読んだ人なら知っている。だからやや衝撃度が小さいだろう。それにしても、ジョーカーの策略によってそうなることは、原作には無い。僕自身は、このことについては一切知らないかった。
バットマンを悩める存在にしたのも、上手い。バットマンのような超法規的存在が実在すれば、同じような状況に陥るはずだ。恨み、恨まれ、際限のない報復合戦になっていく。我々は映画で事態の裏まで見ているから、バットマンが正しいということを知っている。だが市民はそれを知らない。バットマンは法的手続きを経ていない。だから市民からも警察からも、おもてだった援助を受けることができない。
このことを描くことによりダークナイトは原作から独立し、一つのリアルな映画として成立した。
個人的に特に賞賛したいのは、CGらしさをまったく感じさせないアクションシーン。実際にCGが使われていないのかどうかは、僕には分からない。だがCGのあふれる現代の映画界において「どうせCGか」と思われないということは、それだけで大きな意味がある。
クリストファー・ノーランに喝采。ヒース・レジャーに、ひたすら拍手。そして合掌。
佐吉さん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-27 17:53:08)
75.《ネタバレ》 まず、悪趣味でひとりよがりなところがあると思えた。好き嫌いで言うと、この見せ方は好きじゃない。でも、真実が描かれているとも思えた。この映画が伝えようとするところを、本当に理解するのはなかなか難しいと思うし、十分に理解しないで称賛するのは危険だと思う。見た後に大変疲れて、重い気持ちになったのは・・・多分、不十分なんだと思う。ジョーカー、ブルースやデント、ゴードン等々の‘闇’(欺瞞や狂気、恨み・憎しみ・過ち・迷い)をここまで描くんであれば、同じ人々の‘光’の部分をもっともっと前面に出さなければならないと思う(描いてないわけではないんだけど、見終わって思い出すのは闇の部分ばかり・・・)。だから不十分なんだと思う。それと、ここ大事だと思うんですが、バットマンは罪を‘被る’んではなくて‘償う’んだと思いますよ。
ジマイマさん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-27 17:43:39)
74.とにかく観て下さい。
Yoshiさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-26 07:14:25)(良:1票)
73.ほかのアメコミ映画とは比べ物にならないほど、クォリティーが高い内容でした。
シリアスで暗い話ですが、テンポのよいストーリ展開です。

やはり、今までのバッドマンシリーズに比べると深みがあり、続編が期待されます。
ヒースはロックユー!の時のさわやかさとは一転して、うまく狂気を演じていたと思います。いい才能を失ってしまいましたね。
とけいだいさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-25 21:43:26)
72.《ネタバレ》 素晴らしい。何が正義で何が悪か観る者を揺さぶる混沌ぶり。
他のヒーロー物では、とても描けないであろう世界は、バットマンにぴったり。
船のシーン「実は、スイッチを引いた方が自爆する」と言う罠だと思っていた。
「罪人は、死んでも仕方ない。カチッ(一般市民)」自分達が爆破。
「キャハハハ!(ジョーカー)」...と思ってたけど、違った。
ダークなストーリーの中、あそこで「希望の光」を見せるのだが、ある意味で不思議。
「バットマン、顔出しやがれ」「暴露男、殺してしまえ」が市民の本性だったのに...。
直進しか出来なさそうな極太タイヤ・バイク最高!。どうやって、曲がるんだ?。
他の人も書いてるけど、題名「暗黒の闇」だと思ってた。
最後で「騎士」って、そっちか!。素直に驚いて楽しめた。むしろラッキー?。
じょるるさん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-25 00:50:01)
71.《ネタバレ》 評判をいぶかって観にいきましたが、なかなかのモンです。ヒース・レジャーの演技に尽きるが、善悪や、はっきりわからないが何かを風刺しているようなストーリに後々語り継がれるような奥深さを感じてしまう、何か事が起きるたびに観返してしまいそうな映画だ。ジョーカーはバットマンの暗黒面(ダークサイド)なのだろう、バットマン無くしてジョーカーの存在はありえない、バットマンがいたからこそ生み出してしまった悪。いくらお金持ちでも解決が困難になる、彼は普通の人間なのだから、完全無欠のヒーローではない。だから本当はただのサイコ野郎ジョーカーがこれほどの強敵になってしまう恐怖の矛盾。本当に良く出来ていました。それにしてもゴッサムシティがどんどん大都市になってる気が・・・
カーヴさん [映画館(字幕)] 7点(2008-08-24 23:03:50)
70.アメコミ作品でこんなに見応えのある作品は初めてです。二度目の鑑賞時の方が内容をより理解することが出来ておもしろかったです。善と悪について考えさせられました。
ギニューさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 19:35:46)
69.ヒースはこの映画に彼の限りない才能の全てを注ぎ込んでくれた気がします。ジョーカーとのラストシーンでジョーカーがバットマンに「自分がいるからお前がいれる」みたいなことを言っていましたが、善と悪はとても強く結びついていることに再度気付かされました。みんなそれぞれの正義の元、悪の元に生きていて、ある人の正義が時には誰かの悪になってしまう。トゥー・フェイスの言うことさえも共感できてしまい、身をつままれる思いでした。自分もゴッサムに居たらきっとこれからバットマンを非難し生きていくと思います。真実を知ることもなく。そしたらあのジョーカーの嬉しそうな笑い声が聞こえてくる気がします。
よーじろーさん [映画館(字幕)] 10点(2008-08-24 19:24:50)
68.二度鑑賞しました。てんこもりの映画で、一度では満足できませんね。ジョーカーの繰り出すゲームに、バットマンも観客も踊らされます。ヒースのジョーカーは圧巻。ゴッサムシティの描き方は、前作『バットマン ビギンズ』とはだいぶ変わっていましたね。
カワウソの聞耳さん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-24 17:05:45)
67.《ネタバレ》 10点でないのは期待が大きすぎたから。最後のフェリーのエピソードの完成度がいまいちであったことと(時間との勝負のはずなのに投票したりして呑気なんだよね)、バットマンが犬にやられていたのが非常に不可解であったことなどもある(なんで?一撃でしょ)。また、どちらを助けるかのシーンでは逆の住所を教えるところまではいいが、どちらかしか助からないという必然性を見出せない(バットマンのほうが速いから?それを計算して?)。さらに、ジョーカーが警察署から脱走するところでも人質にされた警官があまりにも無防備なのと(尋問室に入るな!明らかに危険だから!)、逮捕が計画されたものだとするには(あの中国人実業家を連れ去るために)あまりにも偶然性に頼りすぎている。くらいかな、、不満、不明点は。後は確かに歴史に残るような完成度でしたね。 P.S. 彼はトゥーフェースというキャラクターになったんですね。あの変化に少し違和感を感じていたんですが知っていれば納得ということですね。 P.P.S. 中盤からバットマンがみせるKnight精神が新鮮でしたね。そして最後も罪をかぶり街を思う。このヒロイズムにアメリカは熱狂したんでしょうね。このような種類の映画が日本からも出てこないかな。。
ハルさん [映画館(字幕)] 9点(2008-08-24 14:38:30)(良:1票)
66.《ネタバレ》 ヒースレジャーの怪演が評価されているが、そのほとんどは脚本によるところであって、ビジュアル面やら純粋な演技力で言えば1作目のジャック・ニコルソンには及んでいないような気がする。にもかかわらず本作のジョーカーが見るものに強烈な印象を与えるのは「狂気」の種類がニコルソン版ジョーカーとは全く違うからである、ニコルソンはただ単に自らの欲望に忠実に暴れまわっており、そこにはピカレスク・ロマンとまでは言わないが、ある種の「美学」が感じられ、エンタテイメントとしての爽快感すら存在したのだが、今回のジョーカーは狂気にあまりにも誠実であり、理性的ですらある、そもそもヒース版ジョーカーはデントの一件を見てもわかるように自分(だけ)を「特別」な人間として見ていない、つまりは人間と言うものは全て自分と同じ「狂気」を持っていると考えている、だとすれば彼の行為は全ての人間の(狂気への)開放であり、彼にとっては自己犠牲を伴った奉仕的な行動といえるのかもしれない、そういった考えは理解できないことはない、(もちろん同意はしないが)しかしそれはエンターテイメントではない、だから彼はひたすら不快で怖いのだ、彼を殺さないバッドマンにイライラする観客はまんまとジョーカーの策略に陥っているわけであり、そのことを理解することもまた不快である。同じような狂気を扱っていてもレクター博士には美学があったし、「バトルロワイアル」にはモラルを突き抜けたユーモアがあったが、この作品には何も無い、言うなれば「無償の悪意」を観客に投げかけてくる、金やら愛やら命やらといった具体的な欲求ではなく心の奥底に潜む「純粋な悪」の部分を直接刺激してくるのだ、誰もレクター博士になることはできない、しかしジョーカーにならなる(なってしまう)ことができる、だからこの作品は怖いのだと思う。
るねさん [映画館(字幕)] 8点(2008-08-24 02:53:19)(良:8票)
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【点数情報】

Review人数 345人
平均点数 7.68点
020.58%
120.58%
241.16%
382.32%
492.61%
5195.51%
6349.86%
74914.20%
88223.77%
98023.19%
105616.23%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 8.82点 Review58人
2 ストーリー評価 8.32点 Review73人
3 鑑賞後の後味 7.53点 Review73人
4 音楽評価 8.10点 Review64人
5 感泣評価 6.12点 Review49人
chart

【アカデミー賞 情報】

2008年 81回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 
撮影賞ウォーリー・フィスター候補(ノミネート) 
視覚効果賞ニック・デイヴィス[特撮]候補(ノミネート) 
音響効果賞リチャード・キング[録音]受賞(音響編集賞として)
音響賞 候補(ノミネート) 
美術賞ネイサン・クロウリー候補(ノミネート) 
編集賞リー・スミス〔編集〕候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞コナー・オサリヴァン候補(ノミネート) 
特殊メイクアップ賞ジョン・キャグリオーネ・Jr候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

2008年 66回
助演男優賞ヒース・レジャー受賞 

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