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アメリカ アメリカ

[アメリカアメリカ]
America, America
1963年上映時間:170分
平均点:5.40 / 10(Review 5人) (点数分布表示)
公開開始日(1964-09-22)
ドラマモノクロ映画
新規登録(2009-05-11)【TOSHI】さん
タイトル情報更新(2018-07-13)【S&S】さん
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監督エリア・カザン
キャストスタティス・ヒアレリス(男優)スタヴロス
リンダ・マーシュ(女優)トムナ
グレゴリー・ロザキス(男優)ホハネス
ルー・アントニオ(男優)オスマン
ポール・マン[男優1913年生](男優)アレコ
ジョン・マーレイ〔男優・1907年生〕(男優)ガラベト
エリア・カザン(ナレーション ノン・クレジット)
トム・ホランド〔監督/脚本・1943年生〕(ノン・クレジット)
原作エリア・カザン
脚本エリア・カザン
音楽マノス・ハジダキス
撮影ハスケル・ウェクスラー
製作エリア・カザン(ノン・クレジット)
ワーナー・ブラザース
配給ワーナー・ブラザース
美術ジーン・キャラハン〔美術〕(プロダクション・デザイン)
衣装アンナ・ヒル・ジョンストン
編集デデ・アレン
その他バート・ハリス(プロダクション・アシスタント)
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5.《ネタバレ》 自伝的な作品とのことですが、どの程度まで史実なのか、、、。
後期の作品なのに、だいぶ荒削りな印象。どこか心象的な感じもするし不思議な作品でした。
あろえりーなさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2019-08-04 20:33:22)
4.《ネタバレ》 カザン監督、どれ自分の出自を皆に語って聞かせよう、と思っちゃったらしい。彼の叔父がいかに苦労してアメリカに渡ったか、を暑苦しいほどに重ねて描写してます。もう、力入っちゃって、主人公スタヴロスの境遇の悲惨なことといったらそこまでやるかーと言葉失うほど。旅の序盤そうそう悪魔みたいなトルコ人追い剥ぎに出会って一族の全財産盗られたくだりは、田舎モノの主人公の朴訥さがこちらも歯がゆくてねえ。絶対騙されると思ったよお、なんでもっと早く闘わないの。それから状況は厳しくなる一方ですから、そりゃだんだん顔つきも変わって口数も少なくなったでありましょう。ただ、この役者さん、物語のスタートからあまり表情数が多くなく、ずっとむっつりと無表情な印象。経験が顔に出る演技に至ってないのが残念でした。それと、やっぱり説明不足に感じるのが裕福な家の婿になる話を蹴ってまで渡米したがるエピソード。故郷の家族をもっと早く確実にラクにできたのに、とは誰でも思うところではないでしょうか。男娼になってまで貫くアメリカ愛とは相当ですよ。彼のその思いがもっと切実に伝わると良かったのですが。
tottokoさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2018-09-23 23:31:05)
3.《ネタバレ》 「私の名前はエリア・カザン、血はギリシャ生まれはトルコ、伯父の移住でアメリカ人になった」というカザン本人のナレーションで始まります。原作は自身が執筆した長編小説、紆余曲折がありながらもここまでキャリアを重ねてきたところでの自分のルーツ探索をテーマにする、どの分野の人でも頂点から坂を降りだしたときに見られるパターンですが、カザンもこの罠から逃れられず、本作が米国で映画賞をもらった最後の作品となりました。 主人公の若き日の伯父が移民として合衆国に上陸するまでの紆余曲折・波乱万丈のストーリーですが、とにかく長いお話なので気持ちの準備が必要です。主人公がトルコの内陸部の故郷から首都イスタンブールにたどり着くまででも、たっぷり40分はかかるんですからね。この旅はお人好しの田舎青年が狡猾なトルコ人無頼漢に身ぐるみはがされ無一文にされてしまうわけですが、けっきょくこの無頼漢を殺してしまうという大罪を犯してしまいます。治安が乱れ切っていたオスマン帝国ですから、その後に警察が捜査している様子はないのですが、彼の「何がなんでもアメリカに行きたい」という執念を支えるのにこの罪の意識が影響を与えていることは間違いないでしょう。港の荷役労働で旅費を貯めようとしてもうまくゆかずテロリスト・グループに間違われて銃撃されて重傷を負う、もう悲惨の極みです。イケメンなところを見込まれて金持ちの絨毯商人の娘の婿になる幸運をつかみますが、ここからがいけません。嫁は器量の方は並ですが気立てが良いし義父も実の息子のようにかわいがるのですが、それでも青年は婚約破棄してでも単身で渡米しようとします。ここが見る人には最大の?で、確実な幸せを放棄してまでしてなんでこの青年が渡米に執念を燃やすのかが理解できないと思います。殺人の罪の負い目があったのかもしれませんが、とても普遍性がある行動とは思えませんし、この映画の最大の欠点とも言えるでしょう。それでも多民族国家で被支配民族が味あわされる悲哀はひしひしと伝わってきます、これは日本人には決して実感できないことでしょう。 オスマン帝国のギリシャ人は第一次大戦後の混乱期に虐殺されたりして大変な目に遭いますので、結果的にはカザンの伯父の選択は正解だったことになります。
S&Sさん [CS・衛星(字幕)] 7点(2018-06-29 23:01:05)
2.《ネタバレ》 エリア・カザンのルーツ自伝的作品だということなのですが・・・モノクロの映像パワーをはじめ、あちこちで力が入っているのはよく分かるのです。しかし、びっくりするほどに、前と後がつながっていない。そうすると、主人公が何も考えているように見えないし、また内面に一本の筋があるようにも見えない。結果、一番大事な最後のアメリカ到達のシーンが、予定調和にしか見えないのです。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 5点(2018-06-28 00:04:04)
1.《ネタバレ》 貧しい社会ではお人好しは生き辛いんでしょうね。どう見ても頼りない長男に一族の全財産を託してしまうほど事態は切迫していたということなんでしょうか。託された若者はなるべくしてスッカラカンとなり一発逆転狙いのでかい計画とかを夢見ながらできる男風に突然変身する。そんな男に心を寄せる金持ちの娘は嫁の貰い手に苦労するほどの醜女といわれながらもそうでもない。作者の実体験がベースになっているようですが、どうも現実感のない映画でした。
ProPaceさん [CS・衛星(字幕)] 4点(2018-06-27 23:44:09)
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【点数情報】

Review人数 5人
平均点数 5.40点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4120.00%
5240.00%
6120.00%
7120.00%
800.00%
900.00%
1000.00%

【アカデミー賞 情報】

1963年 36回
作品賞 候補(ノミネート) 
監督賞エリア・カザン候補(ノミネート) 
脚本賞エリア・カザン候補(ノミネート) 
美術賞(白黒)ジーン・キャラハン〔美術〕受賞美術

【ゴールデングローブ賞 情報】

1963年 21回
作品賞(ドラマ部門) 候補(ノミネート) 
主演男優賞(ドラマ部門)スタティス・ヒアレリス候補(ノミネート) 
助演女優賞リンダ・マーシュ候補(ノミネート) 
助演男優賞ポール・マン[男優1913年生]候補(ノミネート) 
助演男優賞グレゴリー・ロザキス候補(ノミネート) 
監督賞エリア・カザン受賞 

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