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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q

Evangelion: 3.0 you can (not) redo.
2012年【日】 上映時間:95分
平均点: / 10(Review 80人) (点数分布表示)
SFアニメシリーズものTVの映画化
[エヴァンゲリヲンシンゲキジョウバンキュー]
新規登録(2012-10-07)【8bit】さん
タイトル情報更新(2017-10-19)【イニシャルK】さん
公開開始日(2012-11-17
レビュー最終更新日(


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監督庵野秀明(総監督)
摩砂雪
鶴巻和哉
前田真宏
増尾昭一(特技監督)
助監督轟木一騎(総監督助手)
緒方恵美碇シンジ
三石琴乃葛城ミサト
林原めぐみアヤナミレイ(仮称)
宮村優子【声優】式波・アスカ・ラングレー
山口由里子赤木リツコ
石田彰渚カヲル
立木文彦碇ゲンドウ
坂本真綾真希波・マリ・イラストリアス
清川元夢冬月コウゾウ
子安武人青葉シゲル
長沢美樹伊吹マヤ
結城比呂日向マコト
麦人キール・ローレンツ
大塚明夫高雄コウジ
沢城みゆき鈴原サクラ
大原さやか長良スミレ
伊瀬茉莉也北上ミドリ
山崎和佳奈
野田順子オペレーター
原作庵野秀明
脚本庵野秀明
鶴巻和哉(脚本協力)
前田真宏(脚本協力)
音楽鷺巣詩郎
作詞宇多田ヒカル「桜流し」
作曲宇多田ヒカル「桜流し」
編曲宇多田ヒカル「桜流し」
主題歌宇多田ヒカル「桜流し」
製作スタジオカラー
企画庵野秀明
プロデューサー庵野秀明(エグゼクティブ・プロデューサー)
大月俊倫(エグゼクティブ・プロデューサー)
制作スタジオカラー(アニメーション制作)
配給T・ジョイ
スタジオカラー
作画貞本義行(主・キャラクターデザイン)
山下いくと(主・メカニックデザイン)
井上俊之(作画監督)
樋口真嗣(イメージボード・画コンテ)
鶴巻和哉(イメージボード・画コンテ)
庵野秀明(イメージボード・画コンテ)
渡部隆(デザインワークス)
安藤雅司(原画)
轟木一騎(画コンテ)
前田真宏(イメージボード/画コンテ/デザインワークス/原画)
本田雄(総作画監督/デザインワークス/原画)
松原秀典(原画)
竹内敦志(原画)
増尾昭一(原画)
美術加藤浩[美術](美術監督)
その他スタジオカラー(宣伝)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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20.解説サイトとか見てると色々な解釈があるんだなぁと思った。人によって色々な解釈ができる所がエヴァの魅力でもあるんだろう。私が思ったのは、結局この『Q』以降がやりたかったんだなって事。ただ、いきなりこれを新作として公開したんじゃあマニア受けしかしないだろう。総集編という手はもう使えないし、じゃあ新しく『序』『破』を作って今度は解りやすいでしょ、エヴァ見たことない人も見にきてねという作戦さ。それが大ヒットしたもんだからもう後はやりたい放題。ついてこれる人だけついて来いというスタンスだ。実に巧だ。私もまんまと乗せられて全部劇場で観ている一人なわけで……これがエヴァの呪縛か。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-21 15:19:43)
19.《ネタバレ》 製作者の気が変わってしまったのでしょうか?前作までの流れは一切無視し、なんだか登場人物の性格まで変わってしまっています。それにしても、カヲル君が出てこれば「とにかく100%安心」という約束事(何の話だ?)までひっくり返されてしまったのはショックでした。謎めいているのがエヴァンゲリオンの魅力とは言え、せめて、ゲンドウ、ゼーレ、ユイの行動原理だけでもちゃんと説明してもらえないものか。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-21 06:25:05)
18.《ネタバレ》 よく分からなかったけど、面白かったです。
もう一回見たいなって思っていました。
でも、なんだか、ヱヴァっぽくない…。
序、破であった、ミサトさんが美味しそうにビールを飲むシーンのように、ほんわかしたシーンが一切なく、ずーっとシリアスな展開。
戦艦での戦闘が多いせいか、ヱヴァの戦闘シーンが少ない。
ってか、初号機が出てこないヱヴァは寂しい。
破の続きっていうのが、作り手も難しかったのかな…。
個人的には、面白かった順は、破>序>>>Qです。
ぽぽ☆ぽんた (^-^)vさん [映画館(邦画)] 5点(2012-11-21 02:58:21)
17.《ネタバレ》 毎週楽しみにしていた旧版(GAINAX版)の本放送で25/26話で落胆したオールドファンですが、今回の「Q」に関しては今までの展開をすべて覆す可能性を感じ、楽しめました。主人公(と視聴者)のみ時間が継続していて、周囲の時間の方が遙かに経過してしまい、世界が破壊され、敵味方すら混沌としているという展開は、最近の漫画「ジャイアントロボ バベルの籠城」と似た展開ではありますが、エヴァ世界観的には新鮮です。「ふしぎの海のナディア」でGAINAXにはまってからエヴァへ行った世代としては、今回序盤の山場でナディアのBGMが数曲使われていたのは感慨深いものがありました(しかも大塚明夫ボイスの新キャラまで)。不安といえば、これだけ広げた風呂敷をきちんとたためるのか。実はGAINAX旧劇場版の「シト新生」でも、今回と同様の期待を膨らませたものの、「Air/まごころを君に」で変な方向に収束させて、裏切られた経験があります(それでもTV版よりはましでしたが)。死海文書ならぬ新劇場版公開のタイムスケジュールはすでに数年の遅れが出ていますので、完結編「?」の方は早い時期に見せていただきたいものです。
蛇蟇斎狐狸窟さん [映画館(邦画)] 8点(2012-11-20 07:10:36)
16.《ネタバレ》  14年前にエヴァンゲリオンに夢中だったあの時、友人と観に行った劇場版には非常に不愉快な気分にさせられた。ストーリーやオチはまだしも、未完成なんでゆるしてくださいというあのスタンスには憤りすら覚えた。
 今年になって、この作品にある程度の結末というか収束を与えられたのを観て少々の安堵を得た。あの時詰め切れなかった結末に、更に続きを与えて新しい物を作り出したことには驚きを禁じ得ず感動をしてしまった。完璧に憶えたテレビ放映版や劇場版の、その再現を期待していた従来のフリークに対しての決別を図ったかのようなストーリーは、細かいプロットを置き去りにしてでも強引で魅力的な推進をした。
「巧く弾けるようになるまで、綺麗な音色を奏でられるまで、反復練習すれば良い」
 簡単に止めないで欲しい。と言う強い意志のような物を感じた。壊れてしまった世界、これはまさに現世であるこの世界そのものであって、もう戻ってこない物への決別だった。

 旧版を観ていたときに強く願った、不可逆的な変異を世界が被ってしまうしまう事への回避願望が今はもう無い。なぜなら、当時はあった壊れていない世界が今は無いからだ。様々な事を様々に繰り返して、望む世界への参画を自分自身が強行しなければならない現実を受け容れる。そうやってこの中身の無い物語に無理をして中身を詰め込む作業から卒業するんだろう。

 そうであれば、14年前、色々な物を忘れてきたあの場所に立ち返ってもう一度自分自身を再構築しなければいけないのだろう。反復と覚悟だけが自分に出来ることと念じながら、あの時劇場版を一緒に観た友人のことも忘れなければならないのかもしれない。あの頃の記憶がもう一度現実になる事は無いのかもしれないけれど、それだからこそ彼女との記憶は綺麗なまま仕舞っていておけるのだと思う。
黒猫クックさん [映画館(邦画)] 8点(2012-11-20 05:21:31)(良:1票)
15.観劇が終って監督がこのシリーズ終らせる気の全くない事が判明。まだまだ次回作では完結しそうにない。パチンコや目薬、コーヒーに楽器のタイアップまでやって制作費をかき集めて本作が当たるかわからないってのに。
上映館も多く満員だったのでまあ当たりそうだけど。私の場合ヤマトもそうだけどヱヴァという必ず観にいくことになる納税先ができてしまった。

上映前の巨神兵は駿の震災へのアンサームービーのような気がする。
stratosさん [映画館(邦画)] 9点(2012-11-20 01:51:49)
14.《ネタバレ》 いや~、面白かった!何がってシンジ君とカヲル君の明らかに狙い過ぎなホモホモしい雰囲気ですよ!シンジ君がピアノを弾くのを躊躇っていると、カヲル君が「思ったとおりに弾けばいいんだよ、いいデュエットだね」とか、「君のことばかり考えているからね」とか言い出してシンジ君が顔赤らめたり、二人で満天の星空の下で寝転がったり、そっち系の人がヨダレ垂らして喜びそうな画が満載でノン気の私は心の中で大爆笑。いつシンジ君がケツをいわされるかとヒヤヒヤしました。
ああ、肝心のストーリーの方は固有名詞が飛び交っていて門外漢の私にはさっぱりワケワカメだったので、今度じっくり考察サイトでも読みます。まあそれだけだと味気ないのでストーリーについて簡単に述べます。私は基本的に『エヴァ』は"選択"を巡る話だと思っています。しかも「他者を受け入れるか拒絶するか」という物凄く単純で普遍的な選択を。シンジ君は自分の選択によって全人類の殆どを死滅させてしまった。彼は劇中で「僕のせいじゃない!綾波を助けようとしてやったんだ!」と言いますし、その気持ちも理解できますが、やっぱり世界をああしてしまった責任を取らなければいけないでしょう。次回作で彼がどういう選択をし、どういう世界を作り、自身の運命に決着をつけるのか。それ次第で映画の質、或いは意味は変わって来るのではないかと思います。
最後に毎度お馴染み予告が流れますが、本当に弐号機と8号機(だっけ?)はあんなザ・センターマンみたいな見た目で戦うのでしょうか?葛城艦長も塗装ぐらいしてやれよ。
なんだか書き終わってみるとファンから怒られそうな感想になったなぁ。まあいいや。
民朗さん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-19 21:36:30)
13.《ネタバレ》 事前知識なしで観た人は金返せ状態でしょう。これが映画と言えるのかどうか・・・説明不足、深読みはヱヴァのウリであるが、もうひとつのウリのリアリティが、あのミサト艦長の戦艦でほとんどぶっ壊れた。ネルフの分裂もガンダムのティターンズとエウーゴみたいだし、単品としての映画としての評価はあえてこの点数で。観終わった後のほとんどの観客は茫然の???状態でした。
SHOGOさん [映画館(邦画)] 0点(2012-11-19 20:12:55)(良:2票)
12.《ネタバレ》 夢オチと思っていたらまさか本当に14年後とは・・・ってところで既にノックアウト。TVシリーズが参考にならないあっという間の展開。相変わらずよーわからんままツッコミどころ満載で終わっちゃたけど次も観ちゃうんだろうなぁ。
すたーちゃいるどさん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-19 18:06:38)
11.《ネタバレ》 本作を単体で評価しようと思ったら、厳しい点数をつけざるを得ない。観客が〈『エヴァ』に求めるもの〉によっても評価は大きく割れるだろう。冒頭から宇宙戦争みたいな展開で「?」となるし、ミサトやリツコの14年後の姿って…。正直製作に3年もかけたわりには、製作サイドがはっきりとした世界観を確立していないようで、基本的な部分だけど、前2作よりも画が雑になっているし、CGの作りこみも甘い。個人的にはアイパッチのアスカが大活躍してくれただけで充分満足できたけど(笑)ところで、本編上映前に『巨神兵東京に現る』なるショートムービーが観られるけど、あれは何だったのか?
フライボーイさん [映画館(邦画)] 5点(2012-11-19 13:02:40)
10.《ネタバレ》 ブルーレイにて再観賞。結論としては0点に変更。
説明・描写不足の部分を観客の想像・推測・議論で補わせる手法はTV版だけで終わりにして欲しい。
完結となる(予定?)次作で挽回するのは不可能では無いかと思える程の観客の突き放し方は余りにも酷すぎる。
「こんな事で怒っている様じゃあ、エヴァを観る資格無し」と言われそうだが、私は単なる一般客でコアなファンでも何でも無い。
何よりも、製作陣が私が書いたこの様な評価を見る事で「こいつも俺達の術中にハマった・・・」とほくそ笑んでいるであろう事を想像するのが一番胸糞悪い。
たくわんさん [映画館(邦画)] 0点(2012-11-19 09:12:31)(良:3票)
9.《ネタバレ》 <大したネタバレはありません>間違いなく「破」よりも賛否分かれる作品だけど、個人的には「破」よりも好きな作品。
特徴を言えば
①とにかく先の読めない展開が待ち受けていること
②ファンにとっても賛否両論なこと
③シンジくん(主人公)マジ可哀想
④意味不明
特に④が恐ろしいことになっていまして、観ていて本気で意味がわかりません。
もちろん、これも悪いことばかりではなく、「先読みが全くできない」という面白さがあります。
秀逸なのはシンジと同じ目線で新しい展開と孤独感を体感できること。いままでのエヴァは「登場人物が理解しているのに自分はわからない」な印象だったので、今回のほうが感情移入できます。
ヒナタカさん [映画館(邦画)] 5点(2012-11-18 20:12:14)
8.ノーチラス号のテーマ(?)が流れたり、完全オリジナルのストーリー、新キャラ、新設定と萌えに燃えるところもあるのですが、一言で言ってしまえば「意味不明」。もう考えるのも面倒くさくなってしまいました。1、2とせっかくいい流れが出来ていたのにここでまた大風呂敷広げて大丈夫なのでしょうか。次回作?…まあ見るけど。 ps.巨神兵は何だったのさ
Kの紅茶さん [映画館(邦画)] 5点(2012-11-18 19:04:51)
7.《ネタバレ》 <2014・9・17、内容を全面的に書き換えました。また点数を9点から10点に変えました>

本当に我ながらおこがましいことだとは思うのですが、庵野監督は一貫して、ご自身のその時その時の率直な「心情」と言うものを、その時その時で携わっておられる作品に惜しみなくさらけだすような作家なのだなと思います。それは例えば、この一連の新劇場版を作られる前の段階、つまり旧作のエヴァンゲリオン(二つの劇場版を含む)を作っておられた頃から全く変わっていないのではないかと、僕自身は思うのです。

ではこの『Q』において率直に現れている心情とは何かという事になりますが、個人的にはそれは、庵野監督自身における、「旧作エヴァ劇場版(特に『まごころを、君に』)の頃と比べて大いに変わったその心境」ということになるのではないかと思います。

具体的に作品に即して言うなら、例えばシンジを徹底的に「ガキ」扱いし、ゲンドウやミサト、そしてアスカたちといった、一言も泣き言を言わずに「やるべきこと」をやっているだけで実は何ら「シンジ」を敵対視しているわけではない人々をただ「やるべきことをやっているだけの人」として描写している点において、庵野監督自身大いに「旧作エヴァ」の頃から心境が大きく変化したのだなと、個人的には思うのです。

新劇場版に関しては、「シンジ自身が一体どうしたいのか」という事は、実は最終的には誰もシンジ自身に強制してはおらず、一貫してシンジ自身の意志に委ねられています。確かにそもそも論としてシンジはエヴァに乗るためにネルフに連れてこられたという事実は存在しますが、だからと言って最後までそのような生き方がシンジに「強制」されている訳ではありません。

またシンジがやらかしてしまったことに関して、誰も「元に戻す」ことを求めてはいません。ただただ彼に求められているのは、シンジが選択したことを「起こってしまったこと」として受け入れたうえで(つまり誰もシンジの選択そのものは否定していないのです)、その延長線上において発生した状況に対してシンジ自身が「なすべき最善の態度」を取る事なのです。そしてこの場合、シンジに求められているのは、いみじくもミサトやアスカが言ったように「何もしない」事であり、鈴原サクラが言ったように「エヴァにだけは乗ら」ないという事なのだったと思います。

それに対して、シンジは自分のやらかしてしまったことに対してうまく向き合うことができず(つまり自分が「選択」したことに対して、その選択したことを主体的な自分自身の行動と捉えて「不可逆な物」として受け入れたうえでどう対処するべきかという事を考えず)、ただただ退行的に「間違った選択であったのならやり直せばいい」という安易な方法に逃げようとしてしまいました。この点において、彼はこの新劇場版に登場する人物と比べて誰よりも「ガキ」であるとしか言いようのない人物となるのです。またこのようなシンジ自身の「弱さ」が、結果的に一番取ってはならない「エヴァに乗る」という選択をこの『Q』において取ってしまった直接的な原因ではないかと思うのです。

この点、つまり「ある種の選択に対してそれを自分自身のものとして受け入れたうえで、それに対して主体的に向き合って次にどう対処するべきかを考える」という点に関して、庵野監督の認識はとても深まっており、その結果としてこの『Q』における「バカガキとしてのシンジ」の描写が徹底されたのではないかと僕は思うのです。

シンジ君(と、ここで僕は君付けで彼の事を呼びたいと思うのですが)は、この『Q』において自分自身の「ガキさ」加減を嫌と言うほど自覚させられたと思います。そして願わくば、このように徹底的に心を折られ、頭をかち割られたシンジ君が、次作である完結篇において、何らかの「向き合い」、すなわち「自覚」に辿り着いてくれればと、自分自身の弱さを棚に上げても思わずにはいられません。
マーチェンカさん [映画館(邦画)] 10点(2012-11-18 16:56:17)
6.《ネタバレ》  見ている間はとても楽しめ、だけど終わってみるとツッコミどころや疑問点、そして猜疑心でいっぱいになってしまったという感じで。

 前作でテレビシリーズや前世紀末の映画とは違った分岐した道を辿る事を示した上で、今回は全く未知の『ヱヴァ』が展開してゆく、その、これまで見た事のない全く新しい『ヱヴァ』にはワクワクドキドキできる訳ですが(シンジの置かれた状況と観客の置かれた状況とがシンクロするように何が起きたのかが判らない冒頭からしばらく続く「見るもの全てが未知」な感じに心躍ります)、ゼーレ、ゲンドウ、冬月という老害的キーワードが結局は元の方向にあっさりと軌道修正してしまう訳で、カヲルくんの奮闘虚しく同じところに収まってゆこうとしてるじゃん、みたいな感じで。下手をするとこの一作そのものが大して意味のない寄り道になるような危機感すら抱かせ、監督、今度もまたまた逃げるのか?と疑いたくもなるような、そんな展開。

 一方、掴みで東映まんがまつりから『ウルトラマン』、天地真理へと至る世代限定お遊びにウケ、お馴染みキャラ達の一挙一動に心奪われ(もうずっとアスカ好き)、そして何と言ってもシリーズ初のシネスコサイズ、六本木7番の20メートル超スクリーンに展開する壮大なスケールの絵の気持ち良さを堪能しました。
 つまり、そういうオタク的快楽って点ではとても優れた作品であると思うんですよね。それは昔の『ヱヴァ』、いやもうガイナックス、更に遡ってDAICON FILMあたりからの伝統的快楽とも言えるようなモノ。でも、そう受け取ってしまうと、それはそれで停滞もしくは退化だよねぇ、って感じもしてしまって。
 時代の先端、先進的なもののように思えながらその実懐古主義に支配されているという点で同時上映の『巨神兵東京に現わる』と同様、何かパワフルな作風とは裏腹に停滞して淀んだ精神世界が垣間見えるようで、それは自身の嗜好に対する自戒の念も含めて、あまり気持ちのいいものではないなと。

 大劇場が満席状態で老若男女集まった状態ですっかりメジャー化した『ヱヴァ』な訳ですが、その肥大化した知名度に見合っただけのモノが作れるのか否か、そこら辺の覚悟はあるんでしょうかねぇ?
 今回は結局バカシンジのバカっぷりが宇宙規模でした、みたいなところで終わっちゃいましたねぇ。なんだかんだ言いつつ面白かったですけど。
あにやんさん [映画館(邦画)] 7点(2012-11-18 15:01:05)
5.《ネタバレ》 『破』の衝撃のラストから3年もお預けを喰った末の『Q』です。この3年でパンパンに膨らんだ期待を胸に映画館へと足を運んだのですが、その期待に応えるだけのものを出してきたスタッフのみなさんの手腕と才能には恐れ入りました。作品としての完成度も然ることながら、思わぬ形で観客を驚かせるというイベント作りにも長けているのです。本作はネタが割れると楽しみが半減してしまう作品でもあり、初日に鑑賞できた私は幸運でした。。。
【注!ここからネタバレします】
97年の旧劇場版は当初、春に25話と26話のリメイクを、夏に完全新作をという触れ込みとなっていました。しかし製作スケジュールの遅れによって例の形に落ち着いたわけですが、それから15年を経過した現在になって、あの夏に観るはずだった完全新作を目にすることになるとは思ってもみませんでした。リアルタイムでエヴァを鑑賞してきた私のような人間にとって、本作は悲願とも言える内容となっているのです。この点に目をつけてきた庵野氏の鋭さには恐れ入りました。。。
これまでは無理矢理エヴァに乗せられてきたシンジが、今回は「乗るな、何もするな」と冷たく突き放される。このつかみの時点で心を持っていかれました。ネルフは分裂し、エヴァvsエヴァの戦争が開始されるという構図には血が沸いたし、音楽と渾然一体となった素晴らしいアクションの数々には目を奪われました。ハリウッド大作でもここまで見せるものは少なく、エヴァは世界レベルでも最先端を行く娯楽作であることを再認識させられました。ただし問題もあります。【ロカホリ】さんが指摘されている通りドラマ部分が前作『破』と整合していないし、ネルフとヴィレ以外の人類の姿がまったく描かれていないため、彼らが一体何を守りたくて戦っているのかという点もわかりづらくなっています。しかし、それらは些細な問題だと感じさせられてしまうほど、この『Q』には圧倒的なパワーがあったこともまた事実。上記の問題点については完結編を観るまで保留とさせていただき、今回は高評価を下したいと思います。
ザ・チャンバラさん [映画館(邦画)] 8点(2012-11-18 01:24:09)(良:2票)
4.《ネタバレ》 コレまでの近未来的なギミックと異なる飛行戦艦と言うファンタジー演出でいきなりゲンナリ、その後も空飛んだりケーブル無しでファンネル飛ばすエヴァに超違和感。ATフィールドが推進利用されたりもうミノフスキー粒子状態。
その後もたら抽象的だったりふくみを持たせた会話が多く全容が見えない。TV版でも似た演出はあったが、『使従との戦闘』と言う囮が機能しており気にならなかったが、謎部分を前面に出す『エヴァの演出を真似てるアニメの駄目な所』をしてる。最悪ミサトは前回背中を押したんだし、説明する義務があるはずなのにまたダメ大人に戻ってしまった。
他に再び鬱るシンジや笑わないアスカ、『今度こそ・・』と意気込んでたら騙され退場するカヲル等破で築いた人間関係や伏線が意味を成していない。
話は完全オリジナル展開なため次回へ向けての状況展開がメインだが、上述したような不明瞭な演出が続くため退屈で意味不明&説明不足。画は綺麗だがアクション演出は普通、終盤のエヴァ戦も今までの見上げ型ではなく、人間同士が戦っているみたいで迫力が無い。
今回は起承転結の『転』らしいが、SWやBTFの様に各章で完結する起承転結が無く丸々『転』なので、本作一本でも楽しめるように作られていない。TVやOVAならまだしも映画と言う媒体でこの構成は嫌い。やったからにはマトリックスみたく間を空けないで欲しい(元々Qと次は同時公開だったらしいので、監督も気にはしてただろうか)。
ムランさん [映画館(邦画)] 4点(2012-11-18 00:34:26)
3.《ネタバレ》 全く新しいストーリーが展開された。新鮮さが集中力を増させた。ジェットコースターのように激しい物語は興奮させてくれた。映像は一級品で迫力抜群、キャラたちの細かい描写から激しい部分まで素晴らしい。絵の芝居からは細かい部分を感じさせてくれるし声優の圧巻の芝居には感心させられる。内容は正直言ってぶっ飛んでいる。評価は分かれるだろうが、個人的には良かったと思う。それに、こういう言い方はどうかはわからないが、いい意味でエヴァらしい作品となっていた。それにエンタメ作品としての要素も備えているのも良い。ただ、少し冷静に見ると、シンジが気の毒すぎてなんともと言う感じだった。それだけに、次作で救いのある内容にして欲しいと思う。とにかく次作でどのような結末を用意するのかという所が楽しみだ。
スワローマンさん [映画館(邦画)] 10点(2012-11-18 00:20:09)
2.《ネタバレ》 前作『破』でミサトは「行きなさい!シンジ君!」と背中を押したくせに14年後の世界では新スタッフと一緒にシンジに嫌悪の目を向け拒絶気味。『破』のラストから14年間の経過描写や説明が少なく現状を把握できず、ゲンドウ=ネルフとミサト=ヴィレの善悪の立ち位置も判別しづらいな。実行側と阻止側ってのは分かりますけどね。前作『破』で覚醒してやる気になったシンジが無力化というか無意味な状態になったのが一番ガッカリ。「自分も世界もどうなってもいい!せめて綾波だけは!」とレイのために行ったシンジがレイすらも救えなかったという現実から絶望感でまたダメな子に戻っちゃったのがなんとも。また欝な展開になっちゃうんですかね。今度こそシンジだけは幸せにしてくれるんじゃなかったの?今度はエンターテインメントを目指すって話は?また病んじゃったの庵野?って思いました。完結へ向けて1度絶望感を漂わせるにしても、欝な展開を見せオタ歓喜の「これがエヴァだ!」みたいなのはもう止めていいと思うけどね。結局は何をやっても何度繰り返してもメビウスの輪からは抜けられないのかねぇ。不況と不幸な出来事の連鎖の日本に活力を与える内容が観たかったな。 ただ、希望はラストのあの三人。絶望から立ち上がり歩き出したあの三人に一縷の望みを託したいトコですね。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 6点(2012-11-17 18:52:10)(良:2票)
1.「破」は新しいヱヴァの序章に過ぎなかった。

「序」「破」は、エヴァを観た人間なら、ある程度予想がつく展開であった。しかし、もはや今作において、ヱヴァは既に予測不可能な領域に達している。

ファンであれば、「Q」を観て必ずや、今まで経験したことのない異様な感動・興奮・衝撃を味わうだろう。

次回作への期待も込め、10点を献上したい。
映画省次官さん [映画館(邦画)] 10点(2012-11-17 14:23:37)
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【点数情報】

Review人数 80人
平均点数 5.35点
045.00%
122.50%
2810.00%
345.00%
467.50%
51822.50%
61215.00%
71012.50%
867.50%
967.50%
1045.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.88点 Review9人
2 ストーリー評価 4.69点 Review13人
3 鑑賞後の後味 4.91点 Review12人
4 音楽評価 6.69点 Review13人
5 感泣評価 3.55点 Review9人

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