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アパッチ(1954)

[アパッチ]
APACHE
1954年上映時間:88分
平均点:6.38 / 10(Review 8人) (点数分布表示)
公開開始日(1954-10-08)
ウエスタン
新規登録(2014-01-21)【53羽の孔雀】さん
タイトル情報更新(2021-07-26)【イニシャルK】さん
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監督ロバート・アルドリッチ
キャストバート・ランカスター(男優)マサイ
ジョン・マッキンタイア(男優)
チャールズ・ブロンソン(男優)
ジョン・デナー(男優)
ジーン・ピータース(女優)ナリンリ(サントスの娘)
音楽デヴィッド・ラクシン
撮影アーネスト・ラズロ
製作ハロルド・ヘクト
配給松竹
録音ジャック・ソロモン
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1
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8.《ネタバレ》 かなり昔の映画である事を差し引いても、途中までの女性の扱い方は人権団体から苦情が来るレベル。
最終的にマサイが戦いで華々しく散ると思いきや、赤ちゃんの声を聞いて急遽帰宅、白人側もそれ以上攻め込まないという、なんだか不完全燃焼のようなラストであった。
チェブ大王さん [地上波(字幕)] 5点(2019-07-12 23:42:16)
7.主人公であるアパッチ族の青年マサイをバート・ランカスターが演じていて、先住民の俳優ではないのが、製作された時代の制約なのかも知れませんが、彼の身体能力を駆使したこの演技を見ると、彼の起用は大正解だとも感じさせます。先住民たちが白人たちとの共存の道を選ぶ中、白人社会に背を向け戦い続ける主人公。映画は決して彼に対して同情的な視点では描いておらず、その頑なな態度を、いかにも頑なに描いている。差別され疎外される側の立場を変に理解を持って描くよりも(つまり白人の視点に「翻訳」するよりも)、この映画の描き方の方が、より誠実とも言えるでしょうし、何よりも、善悪や好悪という視点ではなく、信念に生き行動に生きる主人公の姿をそのまま我々の前に描きだすからこそ、我々は心を打たれるのです。そして、彼を単純に支えるのではなく、彼と対峙し、彼に影響を与え続ける先住民の女性。戦いを通じ、また彼女との関係を通じ、自らの手で生きる道を選び、掴み取っていく主人公、バート・ランカスターという俳優の肉体を得て、見事な存在感を示しています。
鱗歌さん [CS・衛星(字幕)] 9点(2014-08-24 14:29:36)(良:1票)
6.《ネタバレ》 女・子供が出来ると、男は争いを止めて安定的な暮らしを求め畑を耕す。結果、平和社会になると。保守系与党が「早く結婚しろ!子供産め!」と議会でヤジとばすのもわかります。が、農耕ならまだ自主性はありますが、現代は会社員として奴隷的に働かされますからねえ。で、年取ると戦いを止めてしまうと。なんだか切ない話でした。 また、インディアンの苦悩を描きつつも、結局は白人=善って描き方してるところはどうにかならないのかと。
東京50km圏道路地図さん [CS・衛星(字幕)] 6点(2014-07-18 11:35:06)
5.《ネタバレ》 戦闘を捨てて安定した生活に目覚める最後の戦士、みたいなのをテーマにしたそうなのは窺えるんだけど、前提としての追いつめられぶりにしても、いったん重心がシフトしてからの農作業の苦労やディテールにしても、ほとんどすっ飛ばされています。なので、無事にコーンが育っても、少しもめでたく見えません。
Oliasさん [CS・衛星(字幕)] 3点(2014-06-29 21:32:55)
4.トウモロコシしっかり育っていましたね。ジェロニモの話だと思っていましたがジェロニモ後の最後の戦士の話でした。
東京ロッキーさん [地上波(吹替)] 5点(2014-06-26 13:11:40)
3.バート・ランカスターが役者として演技開眼した時期に撮られた作品。
アルドリッチとは鮮烈なデビューを飾った「ヴェラクルス」や晩年は「ワイルド・アパッチ」といずれも傑作揃い。
特に本作はアパッチ族の野生の中で生きてきた主人公がマサイが、生きるために農耕技術を取得したり、妻を守り抜くため徐々に変化していく姿に注目。
アルドリッチ得意の豪快でスピーディーな演出が隅々まで輝る傑作。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 9点(2014-04-02 01:23:00)
2.《ネタバレ》 アパッチ役の人もヒロインも、見るからに黒塗りの白人なわけですが、今回そういうのには目をつぶりましょう。そもそもインディアンが主役の西部劇という、それ自体がかなり特異な作品で、白人が先住民族に思いを馳せる、相手方のことを考えることを意図して作られたのならばそれは有意義なものでありましょう。ただまぁ、アパッチのキャラクターが個人的にちょっと感情移入しずらい、いまいち理解しずらい奴なので、本作でインディアンの性格が理解出来たというよりは、むしろ気難しい戦士なのだな、という相違点だけが目に付く感じになっちゃってます。赤ん坊の声で闘いをやめるラストは現実的というよりは映画的という感じで、それ自体は悪くなかったとは思います。
あろえりーなさん [DVD(字幕)] 6点(2014-01-24 13:07:03)
1.《ネタバレ》 先住民は多くの西部劇映画で登場するが、ほとんどが悪役。しかもただの悪役ではなく先住民側の主張はほぼ描かれない絶対的な悪というパターンが多い。しかしこの作品は先住民(アパッチ)が主役という変わり種で、まずそこが良い。
 1886年、インディアンは居留地に移され、偉大なるアパッチのジェロニモが降伏し、主人公のマサイは最後のアパッチとなる。それは人数的に一人というよりもアパッチの誇りを持つ最後の一人という意味合いが強い。「戦いの時代は終わった。白人の文化に歩み寄り生きていく」という選択をする周囲に対し、マサイは断固としてその考えを受け入れない。そんな中、白人の文化に触れ、これからの時代を生きる術を知り、愛する人と子どもができるにつれ少しずつ考え方が変化していくマサイ。子どもの産声を聞いた時、周囲を囲まれているにも関わらず無防備で家に歩み寄る最後の戦士マサイの姿は、白人とインディアンの戦いが終わりを告げたことを意味していた。
 ・・・というストーリーですが、途中歩み寄りを見せようとするマサイを仲間が裏切り、誰にも止められない復讐の鬼と化し、複数人相手に力と知力を活かした戦いっぷりを見せるシーンなど、数の上では勝ち目などあるわけもないがそれでも戦士の誇りを体現するマサイの姿がとても良かった。ただ猪突猛進するわけではなく戦いにおいては冷静さを失わない点も良い。また、個人的には今まで戦士として生きてきたマサイが白人の町で白人の文化に触れるシーンも好きです。
 まあ結局は白人側の思うがままかよってのはちょっと気に食わないですけどね。
53羽の孔雀さん [DVD(字幕)] 8点(2014-01-21 01:02:17)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 8人
平均点数 6.38点
000.00%
100.00%
200.00%
3112.50%
400.00%
5225.00%
6225.00%
700.00%
8112.50%
9225.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 9.00点 Review1人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review1人
4 音楽評価 9.00点 Review1人
5 感泣評価 9.00点 Review1人
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