シビル・ウォー/キャプテン・アメリカのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ

[シビルウォーキャプテンアメリカ]
Captain America: Civil War
2016年上映時間:147分
平均点:6.58 / 10(Review 45人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-04-29)
アクションSFアドベンチャーシリーズもの漫画の映画化
新規登録(2015-12-22)【DAIMETAL】さん
タイトル情報更新(2023-05-22)【イニシャルK】さん
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監督アンソニー・ルッソ〔監督〕
ジョー・ルッソ〔監督〕
キャストクリス・エヴァンス〔男優・1981年生〕(男優)スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ
ロバート・ダウニー・Jr(男優)アンソニー・"トニー"・スターク/アイアンマン
スカーレット・ヨハンソン(女優)ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ
セバスチャン・スタン(男優)ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー
アンソニー・マッキー(男優)サム・ウィルソン/ファルコン
エミリー・ヴァンキャンプ(女優)シャロン・カーター/エージェント13
ドン・チードル(男優)ジェームズ・"ローディ"・ローズ/ウォーマシーン
ジェレミー・レナー(男優)クリント・バートン/ホークアイ
チャドウィック・ボーズマン(男優)ティ・チャラ/ブラック・パンサー
ポール・ベタニー(男優)ヴィジョン
エリザベス・オルセン(女優)ワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ
ポール・ラッド(男優)スコット・ラング/アントマン
フランク・グリロ(男優)ブロック・ラムロウ/クロスボーンズ
ダニエル・ブリュール(男優)ヘルムート・ジモ大佐
ウィリアム・ハート(男優)サディアス・"サンダーボルト"・ロス
トム・ホランド〔男優・1996年生〕(男優)ピーター・パーカー/スパイダーマン
マーティン・フリーマン(男優)エヴェレット・ロス
マリサ・トメイ(女優)メイ・パーカー
ジョン・スラッテリー(男優)ハワード・スターク
ホープ・デイヴィス(女優)マリア・スターク
スタン・リー(男優)フェデックスのドライバー
ケリー・コンドンF.R.I.D.A.Y.(フライデー)
中村悠一スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(日本語吹き替え版)
藤原啓治アンソニー・"トニー"・スターク/アイアンマン(日本語吹き替え版)
米倉涼子ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ(日本語吹き替え版)
白石充ジェームズ・"バッキー"・バーンズ/ウィンター・ソルジャー(日本語吹き替え版)
溝端淳平サム・ウィルソン/ファルコン(日本語吹き替え版)
宮迫博之クリント・バートン/ホークアイ(日本語吹き替え版)
行成とあワンダ・マキシモフ/スカーレット・ウィッチ(日本語吹き替え版)
木内秀信スコット・ラング/アントマン(日本語吹き替え版)
加瀬康之ヴィジョン(日本語吹き替え版)
御沓優子シャロン・カーター/エージェント13(日本語吹き替え版)
水内清光ブラック・ラムロウ/クロスボーンズ(日本語吹き替え版)
内田夕夜ヘルムート・ジモ大佐(日本語吹き替え版)
菅生隆之サディアス・"サンダーボルト"・ロス(日本語吹き替え版)
森川智之エヴェレット・ロス(日本語吹き替え版)
佐々木敏ティ・チャカ国王(日本語吹き替え版)
仲野裕ハワード・スターク(日本語吹き替え版)
安藤麻吹メイ・パーカー(日本語吹き替え版)
榎木淳弥ピーター・パーカー/スパイダーマン(日本語吹き替え版)
永宝千晶(日本語吹き替え版)
脚本クリストファー・マルクス
スティーヴン・マクフィーリー
音楽ヘンリー・ジャックマン
デイヴ・ジョーダン(音楽監修)
撮影トレント・オパロック
製作ケヴィン・ファイギ
マーベル・スタジオ
製作総指揮ルイス・デスポジート
ヴィクトリア・アロンソ
スタン・リー
配給ウォルト・ディズニー・ジャパン
美術オーウェン・パターソン
衣装ジュディアナ・マコフスキー
編集ジェフリー・フォード
マシュー・シュミット
あらすじ
『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』から約1年後、アベンジャーズの戦いによって発生する人的・物的被害は甚大な規模となっていた。彼らを国際的な政府組織の管理下に置き、組織の許可なしでの活動を禁止する「ソコヴィア協定」が作られ、米国務長官サディアス・ロス(ウィリアム・ハート)はメンバーに署名を求める。トニー・スターク/アイアンマン(ロバート・ダウニー・Jr)はウルトロン計画の後悔から署名するが、スティーヴ・ロジャース/キャプテン・アメリカ(クリス・エヴァンス)は「個人の行いは個人で責任を持つべき」という信念から、協定に強く反対する。
ネタバレは禁止していませんので
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25.《ネタバレ》 キャップのシリーズとしては前作の「ウィンターソルジャー」には及ばないものの、やはり高値安定のマーベルシネマティックユニバース。その中でも面白さ、興奮度はかなり上位。まずこの手の作品にありがちな、なあなあになってもっと悪いやつを一緒に倒すという展開にならず、いつぞやの高山×ドン・フライばりに最後までお互いをボッコボコ。バッキーとの友情タッグでアイアンマンをこれでもかとボッコボコ。最高っす。
そして正義と正義の戦いになりどうしても暗くなりがちなところをアントマンや、会社間の歴史的合意で遂に電撃参戦したスパイダーマンが明るくしてくれるあたり、やはりディズニーマーベルのバランス感覚は素晴らしい。
ただいかんせん、作品が出すぎてさすがにこの作品単体では楽しめなくなってきている。基本的にハズレがないので全部観て損はないと思うんですけどね。
けんじマンさん [映画館(字幕)] 8点(2016-08-30 07:34:13)(良:2票)
24.《ネタバレ》 米主将と鉄男、激しくぶつかり合う二大ヒーロー。アベンジャーズシリーズ、今作はマーベルヒーローが6対6に分かれて夢のチーム合戦。冬戦士、鳥人間、鷹の目、超能力女、さらに蟻男も加わる米主将チーム。スカ嬢、もう一人の鉄男、黒豹、人工知能、さらにまだまだアオい蜘蛛男も加わる鉄男チーム。相変わらずストーリー性はからっきしだが、マーベルヒーローが勢揃いするだけで価値があるのかな。
獅子-平常心さん [映画館(字幕)] 6点(2016-08-21 01:18:49)
23.《ネタバレ》 キャプテンが好きですし、アベンジャーズファンなので楽しく観ました。
キャプテンとアイアンマンの戦いが心に残りました。
それぞれのストーリーを知っているだけに、その心情に共感しながら観ることが出来ました。

シリーズ物の中ぐらいの作品として秀逸だと思います。
これからのアベンジャーズの活躍を楽しみにしています。
たんぽぽさん [映画館(字幕)] 7点(2016-06-26 15:25:21)
22.《ネタバレ》 4Dにて鑑賞。
キャプテンが敵をボコボコに殴る度に椅子が振動しました。
アクションの量が多いので、見る方は気をつけたほうがいいレベルです(笑)

内容に関してですが、神レベルが2人いないだけで「ほぼアベンジャーズ」でした。
一応ウィンター・ソルジャーがメインにそえられてはいるけど、今までのシリーズと比べて「キャプテン・アメリカ」単体では収められない。
とりあえずアイアンマンシリーズを見た上でアベンジャーズシリーズを見ておかないと相当置いてけぼりです。

他のVSシリーズとは違い、本気でヒーロー同士で戦いあってくれます。…とは言っても超パワーがある方は申し訳程度でした。
空港の戦いがメインどころでしたね。それぞれ自分の技をところ狭しと発揮してくれたのには圧巻。
ただ、アイアンマン側が本気だったら格納庫の飛行機をぶっ壊せばよかったんじゃないのかなぁ…とか思いましたけど。

満を持して登場したブラックパンサーがいい味出してます。
仲違いしたキャップ側のスポンサーとして、自作以降も活躍してくれることを期待。
…というか、次回ソーが帰ってきた時はどっちにつくんでしょうか?第3軍として活躍するのかな?

とりあえず、エンドクレジット後におまけがあるのはいつも通りなので立たない方が懸命。
X-MEN以上に無かったことにされてる蜘蛛の未来やいかに!?
HIGEさん [映画館(吹替)] 8点(2016-05-23 10:19:44)
21.一連のアベンジャーズ・シリーズをすべて把握することはもう不可能です。これが何作目だかわかりませんが、10本以上にはなっています。すべて見てはいますが、すべての物語を記憶しているわけではないので、単純に楽しめたかどうかで判断すると、とても楽しめました。戦闘シーンがとても多く、退屈する暇がありません。多少物語についていけなくなっても、これだけすごいアクションが続いてくれれば、文句を言うどころか、うれしいくらいです。アメリカがどこかの地域に軍を派遣するかどうか話題になっているときは、この映画でも語られていたようなことが実際に語られているのでしょう。自分たちが本当に善であるのか、誰にとっての良い行いであるのか。漫画が原作とは思えないくらいの重たいテーマですが、それを楽しい映画にできるのですから、大したものです。
shoukanさん [映画館(字幕)] 8点(2016-05-21 00:31:14)
20.《ネタバレ》 それなりに面白い娯楽大作。

物語はどう考えてもアベンジャーズだがキャプテンアメリカ。おそらく今回超パワー二体も欠席しているところから観ると、
もう一回は内輪もめをアベンジャーズでするのでしょうね。

特段、ファンでもないので悲壮な物語も気にせず楽しめたが、
所詮はアベンジャーズの次回作のためのつなぎであるという感は否めない。
いろいろいて、それが楽しい映画なのだけれども、どうしても個々の力の差が大きくて、
普通の人間の延長線上にいるようなキャラクタは自分のことをどう考えているのかと不安になった。

いわゆるデートムービー・ファミリー映画なので、
あえて文句を言うにはあたらないだろう。
病気の犬さん [映画館(字幕)] 5点(2016-05-20 17:02:35)(笑:1票)
19.《ネタバレ》 BVSが「ヒーロー活動による街の破壊は見逃してもよいものなのか?」というテーマでやってたけど、全くと言っていいほど同じテーマを扱っている。
そのテーマでの比較でいうと、こちらの映画の方が優れていると言わざるを得ない。
いったいなぜウィンターソルジャーがハメられたのか、ヴィランの目的はなんなのか、その正体は?
そういった謎が物語を引っ張るので、重苦しいテーマだけにとらわれず物語が進む。
また途中で挟まるジョークなどが、映画の雰囲気を重くなり過ぎないようコントロールしている。これがまたいい感じで効いている。
空港のバトルがやはり最大の目玉であり、各ヒーローの持ち味が出された良いバトル。話が合わなくてもここだけは盛り上がったという人もいるのではないだろうか。
原作ではまさに「ウォー」という規模での大バトルだったが、ウォーというにはこじんまりとした人数でのバトルとなったが、逆に原作並に人を増やし過ぎると見る方も収拾がつかなくなるし、これでいいのではないだろうかな。
ヴィラン側の目的達成のためのやり方に疑問があるが、それを勢いで乗り切る最後のバトル。ここは割と予告で流れ過ぎたため、また空港のバトルが盛り上がりすぎたため消化試合なのは否めないが、各人の思いがぶつかり合う熱い戦いだったと思う。
トータル的に見て割と満足いく内容。決して10点満点で10がつくような完成度の高い映画ではないし、前作のウィンターソルジャーに比べれば落ちるが、それでも十分クオリティが高い映画ではないだろうか。
みーちゃんさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-18 15:00:25)(良:1票)
18.《ネタバレ》 もうソーとハルクがいないだけなオールスター映画。しかしそこはキャプテンアメリカの名のつく今回。辛く、悲しい。
己の信念が正義と正義がぶつかり合う結果に。おかげで本作は序盤しか悪役超人は登場しない。今回のボスは凡人だ。起こした理由もやりきれない。
そんでもって洗脳されていたとはいえ、人を殺めすぎたウィンターソルジャーとキャプテンの関係もやりきれない辛さがある。
そしてトニーとキャプテンとのバトル。この誰も望まない戦いにはもう悲しみしか無い。誰も責める事が出来ないのだ。こんなヒーローモノは初めてだ。
いつも軽口を叩くトニーも負けた後「盾は置いて行け!父さんのモノだ!」という台詞は珍しくトニーが感情が爆発させた台詞だった。最後までやりきれない。
…そんかわり大集合大乱闘のシーンはその分痛快に出来ている。アントマンも拉致られたようにやってくるし、初参戦のスパイダーマンもまさかあんなに子供だったとは…。おかげでカッコ良くも、ちょっとギャグな面白いバトルになっていて面白かったです。それにしてもスカーレット・ヨハンソンはさらにキレッキレなアクションが極まってます。すっげえ。ブラックパンサーさんも地味ですがこれから頑張ってもらいたいですね。
そんなわけでアベンジャーズ反省会のような内容で初見さんお断りな、凄まじく濃い内容で大満足でした。
ところでこんな大事な時にニック・フューリーは何してたんでしょうね。
えすえふさん [映画館(吹替)] 7点(2016-05-17 21:24:24)(良:1票)
17.《ネタバレ》 前作ウィンターソルジャーを見て膨らんでいた期待がやや萎む映画でした。どなたかもおっしゃっていましたが、これではアヴェンジャーズ2.5。キャプテン・アメリカとは少し違います。一連のマーブル物を見ていないと完全に置き去りになってしまうでしょう。キャップとバッキーを中心に、5人のウィンターソルジャーとのエピソードを掘り下げて欲しかった。とはいうものの、アメコミ原作物がここまで陰惨に描かれるのは予想外でした。ルパン三世で例えるなら、ルパンと次元が仲違いした挙げ句、激化していく抗争の中でルパン側の不二子が銭形に銃撃されて半身不随に。ルパン自身は次元と五右衛門に叩きのめされた挙げ句利き腕を破壊され、次元は愛銃を、五右衛門は斬鉄剣を喪い、双方ともに満身創痍で完全に袂を分かつ、といった救いのない流れ。良くここまでアヴェンジャーズを破壊するのが許されたもの。ここから一体どのようにリブートしていくのか、想像もつきません。流れとしては政府の管理下に置かれたアイアンマン率いるアヴェンジャーズと、離反したキャップ率いるアンチアヴェンジャーズの誕生が描かれています。この二つの組織がこの先一体どのような展開を見せるのか? 次作があれば見てみたいと思います。
kirieさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-17 16:00:44)
16.《ネタバレ》 中盤の空港での大乱戦を何と形容したものかと思案していたら、他所のサイトで適切な表現を見つけた。曰く、「単なるバカ騒ぎ」。
フルメンバーに拘らずに不要な常連キャラクターは潔く削り、さらにクライマックスも舞台とキャラを限定したのはいいが、
結局は新規キャラとのプラスマイナス。
オールスターということらしいが、そもそもそれほど有難味を感じるキャストか、という話である。

いわゆるハリウッドスター映画のシステムとはいえ、ドラマパートは当然の如くアップショットの連発、アクションパートも毎度お馴染み
エフェクト過多の小刻み編集。相変わらずである。

この一連のコミック映画、一昔以上前の日本アニメのような愛とか正義とか世界の平和とかの所謂「大きな物語」を語るのにうってつけらしい。
程よく紛争情勢や現在的な課題なんかを織り込んでシリアスを気取るが、やはり「単なるバカ騒ぎ」である。
ユーカラさん [映画館(字幕なし「原語」)] 5点(2016-05-17 00:02:52)
15.《ネタバレ》 最近、アメコミヒーローものがインフレ気味で。少々の「夢の共演」程度ではほとんど心に響かなくなってきました。映像や音響にも免疫ができてしまい上映中もついうとうと・・・ところが本作はそんな中だるみを一気に打開してくれました。素晴らしい作品に仕上がっていると思います。  
前半は「アベンジャーズ」を凌ぐかのようなキャストがオールスターゲームばりに躍動。
これだけ沢山出しているのにどのキャラクターも印象に残る、という非常にバランスのとれた作りをしていると思います。その一方で、ただのお祭り騒ぎにならずドラマが渋くて熱い! いい意味で意外な終わり方をしてくれました。う~んまさにカカオ90%(意味不明^^;)  次回作への期待が俄然高まりました。
午の若丸さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-16 22:55:55)
14.《ネタバレ》 キャプテンの拳がアイアンマンを叩く、アイアンマンの拳もキャプテンを叩く。
悲愴感しかない絶え間ない“殴り合い”を目の当たりにして、ただただ心が痛かった。
愛するヒーロー同士が傷つけ合っているという悲しさもさることながら、この「正義」と「正義」のぶつかり合いの根底にあるものが悲しい報復の螺旋であることが、現実世界の混沌そのものを表しているようで、殊更に悲しく、この世界に生きる者としての虚無感を感じにいられなかった。

マーベル映画のヒーローたちは、「悪」と戦い続けてきた。「悪」を叩き、打ち勝つことが、彼らが司る「正義」の存在意義だった。
しかし、この映画に限っては、明確な「悪」は存在しない。真に憎むべき悪への矛先が見当たらなくなり、ヒーローたちは揺らぎ、対立する。
動揺するヒーローたちの姿は、自国の正義を主張し、ぶつかり合い、傷つけ合い、混迷を突き進むこの世界そのものではないか。

ついに彼らは、相容れぬまま袂を分かつ。
己に対する無力感と復讐心に苛まれ続けるアイアンマンは、キャプテンの象徴である「盾」を奪った。
憧れのヒーローが、この愚かな世界と同様に怒りと悲しみに屈して膝をつく様には、失望と絶望が渦巻く。


この重く、悲しいストーリー展開の中で、マーベル映画らしさを保ってくれたのは、頼もしい“新人”二人。
“アリ男”の“大”活躍と、“クモ男”の軽妙なティーン節によって、映画ファンがいろいろな意味で救われたことは間違いない。
両者の存在感が光った空港での“大乱闘シーン”は、「馬鹿馬鹿しい」と言われればそれまでだけれど、諸手を上げて楽しかったのだから何の問題もない。
えげつないまでに痛々しいストーリーテリングを描きながらも、決してスーパーヒーロー映画そのものの“楽しさ”を忘れていないのがマーベルのエライところだ。(そういう部分で“DC”は大きく溝を開けられている‥‥)


スティーヴ・ロジャースも、トニー・スタークも、スーパーヒーローである前に一人の人間である。道を見誤り失墜することもそりゃあろう。
でも、「復活」こそが、ヒーロー映画の醍醐味でもある。この世界が抱える混沌の答えを彼らは見出してくれるはずである。
きっとその時には、再び“スターク”から“スティーヴ”へ「盾」が手渡されることだろう。

心の痛みは残る。この痛みを抱え続けて、ただひたすらに“彼ら”が率いるチームの帰りを待とう。


(2018.5.27 再鑑賞)

タイトル的な位置づけは「キャプテン・アメリカ 3」だが、むしろ、「アベンジャーズ 2.5」。

下手な監督が撮ったならきっと酷く馬鹿みたいなシーンになったであろう、飛行場での“陣取り合戦”を、圧倒的な娯楽シーンとして成立させてみせたルッソ兄弟の手腕は見事。このシーンに限らず、全編に渡って散りばめられたアクションシーンとしてのアイデアが、“VSサノス戦”に活かされていることも明らかだ。

トニーとスティーブは、この“殴り合い”以来、「インフィニティ・ウォー」を経てもなお、「対面」していない。
「アベンジャーズ4」の“胸熱”に向けての布石は、十分過ぎる程に打たれている。
鉄腕麗人さん [映画館(字幕)] 9点(2016-05-07 23:36:47)
13.ヒーロー多すぎです。内輪もめだけでここまでできるのはすごい。でもシリアスなのはDCだけにして、マーベルは気楽な内容の方がいいな。社長がまじめになりすぎです。
エイドリアン・モンクさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-05 17:51:43)(良:1票)
12.《ネタバレ》 ワンダがとにかく可愛い。パンサーがカッコいい。キャップってあんなに強かったのね。スパイダーマンは10年以上経ってると言うのにサムライミの呪縛から解き放たれていない感じ。マーベルは7割くらい制覇してますが相変わらず内容がよく分かりませんでした。登場人物多すぎでしょ。結局ケンカ別れになってしまったのもあまり後味の良いものではありませんでしたね。
DCよかマーベルの方が大衆向けなのは分かるけど、一見様お断りみたいなこの雰囲気やノリ、やっぱり好きになれませんでした。
Kの紅茶さん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-04 17:04:38)
11.《ネタバレ》 そこそこ面白かったのですが、アイアンマン=トニー・スタークがどんどんまじめ人間になってしまうのはつまらないなあ。
また、アベンジャーズ系は、過去作を全部見ておいて、ある程度背景を知っておかないと満足に楽しめないというのは不満です。2~3作と言うならともかく、10作越えてるんじゃないですか?全部は観てないし、観てたとしても細かいとこは覚えていませんって。
空港でのスーパーヒーローバトルロワイヤルは、見ごたえあるのですが、結局誰も負けさせるわけにはいかないので、落とし所がなくて、詰まんない結末のなるのが見え見えなんだよな。例えて言うなら、ジャイアント馬場、アントニオ猪木、スタンハンセン、アンドレ・ザ・ジャイアント、ジャンボ鶴田、三沢光春、長州力等々が戦うとして、誰が強いかって言っているようなもんで。今回、大けがしたのがラッシャー木村という感じ。(ラッシャーさんすみません。)
Northwoodさん [映画館(字幕)] 7点(2016-05-02 23:54:38)
10.《ネタバレ》 キャプテンアメリカ/ウインターソルジャーの次の作品なのにアベンジャーズ2の続きのアベンジャーズ2.5になっていた。せっかくキャプテンアメリカの活躍する世界が前作により確立されウインターソルジャーとの共闘が期待されていたのに、アベンジャーズの面々により乗っ取られてしまった。アイアンマン、ブラックパンサー、ヴジヨン、ホークアイ、スカーレットウィッチなどは今作品には不要ではなかったろうか。さらに、アントマン、スパイダーマンの登場に至ってはもうどうにでもしてって感じ。アントマンは個別にアントマン2を期待していたので残念なキャラになってしまった。。スパイダーマンもアメイジングに続いて新たなピーターパーカーのシリーズ予告がされていたのでやれやれもういいよって思ってしまった。
単純過ぎるかもしれないが、シベリアの5人のウインターソルジャーと戦う方向で作ってもらったほうが良かったのではないかと帰り道でふと思った。
ねおやまさん [映画館(字幕)] 4点(2016-05-01 22:47:50)(良:1票)
9.ここまでくると、なんでもありですな。まあまあ面白かったです。
kaaazさん [映画館(字幕)] 6点(2016-05-01 18:49:19)
8.《ネタバレ》 マーベルの大迷走を示す愚作。ヒーローの活躍で一般市民が犠牲になるテーマはDCコミックスに任せて今まで通りにパッパラパーな作品を作り続けた方がまだ良かった。中途半端にシリアスをやった結果がこれだ。シリアスをやるのなら真面目に論評するが、民主主義は大勢が決定に参画する事で少数の暴走を防止するシステムである。即ちこれは民主主義の否定に他ならない。何よりもこのテーマを描くなら、最大の「暴走要因」であるハルクを外してはならないはずだ。ハルクを出したらそれこそシャレにならないと、ワンダあたりでお茶を濁そうと言うその根性が気に食わない。
ぴのづかさん [映画館(字幕)] 3点(2016-05-01 17:46:55)
7.《ネタバレ》 前作「ウィンターソルジャー」が大好きで2年間ずっと楽しみにしていましたが、「シビルウォー」は激戦の末キャプテンが投降して亡くなり、バッキーが後を継ぐ話ですよね。映画ではキャプテンは死なないしただのアベンジャーズの1エピソードになってしまい、とても残念です。前作でS.H.I.E.L.D.がヒドラに乗っ取られていたのに、またすぐに乗っ取られそうな組織を作るという映画版ストーリーは全くノレませんでした。空港でのヒーローチーム激突は、ヤンキー漫画のただの殴り合いみたいな規模の小ささでした。スタークもギラギラしていつも余裕をかましている感じがなくなってつまらないです。
DAIMETALさん [映画館(字幕)] 0点(2016-05-01 07:28:35)
6.《ネタバレ》 今回はヒーローvs敵ではなく、様々な危機を救うも各地に甚大な被害をもたらしているという難しくも現実的なヒーロー映画の先といえるお話。チームへ資金を出し管理運営をしつつ各国との調整や補償など政治面でも大きくバックアップして矢面に立ってきたであろうトニー。ポッツも失い精神的にも拠り所も無く、前作「アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン」で大きな失敗をしたため疲弊しきっている彼が政府のヒーロー管理案に乗るのも分かる。それに異を唱え自らの行動は自らが責任を取るべきと考える、正義に関して強い信念を持った高潔なキャップの意見も一理ある。「キャプテン・アメリカ/ウインター・ソルジャー」での味方組織に裏切られ全て敵になるという体験も加味されているんだろう。そこにヒドラに洗脳され暗殺者として活動してきたキャップの旧友バッキーが絡んでチームの亀裂がどんどん大きくなっていく流れ。図式期には型にハメようとするトニー(親父)vs自由でいたいキャップ(子供)だけど単純に解決させないのがさすがマーベルという感じだった。厳しく辛い話で悲壮感に苛まされそうになると合間に挟まれるユーモアのあるシーンで緊張が解けたかな。アクションやドラマのバランス感覚が良く緩急が上手く出来ている。トニーは様々な思いがあるだろうけど最後のキャップの手紙で救われたかな。 「マーベル・シネマティック・ユニバース」は長い時間をかけ丹念に作り上げてきただけに他の追随を許さないレベルに仕上がってきている。今回新登場のスパイダーマンやブラック・パンサーも違和感なく溶け込んでいていて単独映画や集合映画がますます楽しみになった。アクションやギミックは言うまでもないが、数多くのヒーローが出ているものの誰一人埋没することなくスポットを当て描き切れているのは、ネタ振り効果とキャラクターの心情も丁寧にしている脚本や演出の上手さなんだろう。ただ、トニーの悲壮感を増そうと思ったのか分からないけど妙にキャップとバッキーは強すぎたな。アイアンマン・スーツをなんなく握り潰して壊したりしてるのは力量的にヤリ過ぎ。多くの映画でもそうだけど明らかに能力差があっても簡単に吹っ飛んだりするワンパターンな描写は控えた方がいいと思う。マーベルなら出来るはず。
ロカホリさん [映画館(字幕)] 9点(2016-04-30 21:15:10)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 45人
平均点数 6.58点
012.22%
100.00%
200.00%
312.22%
412.22%
548.89%
61328.89%
71431.11%
8715.56%
936.67%
1012.22%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 6.00点 Review2人
2 ストーリー評価 4.66点 Review3人
3 鑑賞後の後味 5.00点 Review3人
4 音楽評価 6.00点 Review2人
5 感泣評価 2.00点 Review1人
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