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鬼談百景

[キダンヒャッケイ]
2015年上映時間:100分
平均点:6.00 / 10(Review 9人) (点数分布表示)
公開開始日(2016-01-23)
公開終了日(2016-01-23)
ホラーオムニバス小説の映画化ネットもの
新規登録(2016-07-16)【かっぱ堰】さん
タイトル情報更新(2023-11-29)【かっぱ堰】さん
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監督中村義洋「追い越し」
白石晃士「密閉」
安里麻里「影男」&「尾けてくる」
大畑創「一緒に見ていた」&「赤い女」
内藤瑛亮「どろぼう」&「続きをしよう」
演出鈴木謙一(ナレーション監修)
キャスト岡山天音(男優)「追い越し」
藤本泉(女優)「追い越し」
吉倉あおい(女優)「追い越し」
森崎ウィン(男優)「追い越し」
三浦透子(女優)「密閉」
根岸季衣(女優)「影男」
山田キヌヲ(女優)「影男」
久保田紗友(女優)「尾けてくる」
田村泰二郎(男優)「尾けてくる」
高田里穂(女優)「赤い女」
加弥乃(女優)「赤い女」
比嘉梨乃(女優)「赤い女」
萩原みのり(女優)「どろぼう」
小橋めぐみ(女優)「どろぼう」
屋敷紘子(女優)「一緒に見ていた」&「赤い女」
竹内結子ナレーション
原作小野不由美「鬼談百景」(角川文庫刊)
脚本鈴木謙一「追い越し」
白石晃士「密閉」
安里麻里「影男」&「尾けてくる」
大畑創「一緒に見ていた」&「赤い女」
内藤瑛亮「どろぼう」&「続きをしよう」
音楽安川午朗(メインテーマ)
企画KADOKAWA(企画協力)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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9.《ネタバレ》 『残穢 -住んではいけない部屋-』のことは全然知らずに観ましたが、まったく独立したホラー・アンソロジーとして予備知識が無くても愉しめるんじゃないでしょうか。十話も盛り込んだオムニバスだけど、一話あたり十分もない尺なのでサクサクと観れます。学校ネタ・JKネタが目立っているような気もしますが、なんと言っても怖いのはナレーターがあの竹内結子だということでしょうか。このナレーションは、彼女の演技力もさることながら五年後に訪れる悲劇が予感されてしまいます。 不条理怪談噺が好物な自分としては、ラスト三話がとくにツボでした。何かに憑りつかれたように墓場を駆けまわる子供たちが強烈な印象の『続きをしよう』、何も語らせないような幕の閉じ方が良かったです。そしてある意味で何も起こらなかったのにとてつもなくぶっ飛んでいる『どろぼう』、つぶされる路上に転がっている果実や水が流れる側溝、これらが何を暗喩しているのか、考えてみたけど腑に落ちる答えは得られませんでした。まあ第十話はオチからすれば完全にブラックジョークでしたけどね、あの元カレじゃ粗大ごみとして処理するのは正解でしょ(笑)。
S&Sさん [CS・衛星(邦画)] 6点(2021-12-06 22:11:13)
8.《ネタバレ》 夜中に放送されていたのに出くわしたら、なんか引き込まれて最後まで。
このパターンは面白い映画のことが多いですね。
面白いから観るわけだし。
なんと10本ものオムニバス。
贅沢ですね。
これだけの数がありながら、どれもそこそこ楽しめた。しかしこの数でこられると、のちのちどれがどれだか記憶もあいまいになってひとつひとつが深層心理に染み込んでしまいそうな怖さがありますね(笑)
ともあれ全編を通しての『こんな手紙が届いた』の竹内結子さんのナレーションは秀逸。
さすが伝説のリングの被害者。
つくづく彼女の最期が惜しまれてならない。
ろにまささん [CS・衛星(邦画)] 7点(2021-12-05 03:00:26)
7.《ネタバレ》 10品も入ってるお得なホラー・オムニバス。ただ、思ったよりお化けをハッキリ「見せてゆく」系統の作品が多く、その見せ方も良かったり悪かったりで、粒揃いと言えるレベル、というワケでもなかったかと。どちらかと言うと前半の方が面白いし、怖さも上回る気がする(ただ、一番気に入ったのはラス前の『どろぼう』ですケドね)。


①追い越し:暢気でコミカルな大部分に比べ、肝心の「追い越し」の場面は中々気味の悪い緊迫感がスウッと盛り上がる。チープなラストの描写もそれなりには不気味だし、掴みとしてはOKだろう。

②影男:話の内容は在って無いよーなもんだが、音が単純に結構怖いし、10分近くずーっと緊迫感ある状態が続くので、小品ながら「ホラー観た」感がある。こーいう意味不明なのも短編だとそこそこ悪くないすね。

③尾けてくる:中々奥ゆかしいお化けだし、完全に暗くならないうち、所謂「逢魔が時」に出てくるのも、何故だろうどこか好感が持てるというか。諸々やり過ぎないというのが却って怖い、という良品。

④一緒に見ていた:こっちは割かしアグレッシブなお化け。瞑目させた、と思ったらギロッと目を見開く、というのが中々秀逸でしたね。他はホラー描写としては比較的月並だけど、別に悪くはない。

⑤赤い女:今作、悪霊は見た目の面は抜群だが、惜しむらく(多分)予算が無い所為で襲い方は非常に力技かつチープ、で、結局ちょっとコメディ風に仕上げるしかなかった、という感じかと。結果、見た目のワリにあんまし怖くないという。

⑥空きチャンネル:例えば、スマホだのPCだのからお化けが出てくる、というのはちょっと風情が無いと思ったりするが、ラジオくらいレトロだと今や、まあまあこのお化けセンスが好いな、とも思える。とは言えこの話、クオリティ自体は諸々平凡。

⑦どこの子:件の赤い少女が柱の影から覗いてる最初のシーンのその笑顔には中々悍ましい怖さがあったが、その他の描写はつくりもの感満載で色々とイマイチ。特にラストの特殊メイクとか、意味分からん。

⑧続きをしよう:妖怪ばなしの類だろうが、確かに狐につままれてるかの様な不思議な雰囲気がある。ただ、子供が結構派手に流血してるサマは単純に痛々しい。音も「グシャァッ!」とか心地悪いし。

⑨どろぼう:イイですね~こーいうのが結局一番気味悪いっすよね。陰口を叩く田舎な感じも嫌らしいし、あの奥さんの表情も実に不気味でした。本オムニバスでは一番好きですね。

⑩密閉:ラストはエライ突拍子も無いモンスター系。正直驚かし系なだけで全く怖くないし、意味も分からん。ただ、ラストで「地獄に堕ちろ…」と呟く女の子がほのかにイイ風味を醸してたかと。
Yuki2Invyさん [インターネット(字幕)] 5点(2020-12-18 00:18:48)
6.怖い場面もあるけど、やりすぎてコメディになる場面も多い。ホラー演出がシュールで白ける所もある。声を出して笑った場面が多々ありました。もしかして恐怖がいい感じになった所にコメディを入れて、ホッと一息つかせる狙いだったのでは?と深読みしてみます。竹内結子さんは語りだけでしたが、演技力は流石の一言。ご冥福をお祈りします。
真尋さん [インターネット(邦画)] 6点(2020-09-27 22:09:53)
5.特にオチはありません。現象が怖い、そんなオムニバス。結構ぞわっとします。自分はこういうの好きです。
それと女子の生足多め。これが加点ポイント。
にしきのさん [インターネット(邦画)] 7点(2020-06-17 02:49:26)
4.《ネタバレ》 ほんとにあった怖い話系のよくある怪談話が10本も楽しめるお得な作品。直感的に怖いというよりも、想像を膨らませて色々解釈した方が楽しめるかもしれない。

「追い越し」シチュエーション自体はかなり怖い、が、オチが完全にコメディ。
「影男」なんかよくわからん系の話だけど、突然あんな音が家の中に響き渡ったら引く。
「尾けてくる」シックスセンスですね。
「一緒に見ていた」この前の話と似てる感じ。突然死体と二人っきりになるという非日常さがいい。主人公が霊を全く怖がっていないというのも斬新。
「赤い女」女子高生のグループの中に確実におばさんが混じってる。赤い女の動き自体は怖いけど、言うほど赤いか?って感じ。
「空きチャンネル」全然怖くないし、よくわからなかった。
「どこの子」結局なんだったのか?オチが弱い。大の男が二人で怯えている様は滑稽だった。
「続きをしよう」あれだけの大惨事が起きているにもかかわらず、遊びを止めない子供達。何なの?何かに操られているの?まず墓場で遊ぶなよ…。
「どろぼう」子供の話が謎過ぎた。怖いというよりも、ゾクゾクと不安を煽る演出だった。
「密閉」あまりの超展開に笑うしかない。あんなチャラそうな元彼はゴミに捨てて正解!笑
ヴレアさん [インターネット(邦画)] 4点(2018-09-05 03:21:25)
3.原作既読。いかにも採取した怪談を最小限の脚色で提供した風の原作と異なり、第三者視点を感じたり、余計と思うオチが付いていたり、Jホラーの影響を受けたらしい演出があったりと少々残念である。それも劇場公開用なら正しい方向なのだろう。怖かったシーンは、①「どこの子」職員室ロッカーの陰から子供の顔が覗いているところ②「続きをしよう」最後に残った子のもとに、もう一人いた子供が走り寄ってくる一瞬のシーン。
次郎丸三郎さん [DVD(邦画)] 6点(2017-06-25 12:40:56)
2.《ネタバレ》 『残穢』の“私”こと、ミステリー作家(竹内結子)の元に届けられた、一般人からの恐怖体験談・短編集。「こんな手紙が届いた」がお決まりのイントロダクション。6人の監督がそれぞれのスタイルで小野不由美ホラーのテイストを再現するという趣向です。残穢も勿論ですが、小野女史の描くホラーの魅力は、淡々とした語り口調の中にあります。気づくと周りは闇だった。そんな静かな怖さ。空手でいうなら、現代主流のフルコンタクトではなく寸止め伝統派といったところでしょうか。10作品の中、出色の一作は『どろぼう』かと。キーアイテム“無花果”の使い方、小橋めぐみ(なんとまあ、綺麗にお歳を召したことでしょう)の怪演。観客の想像力を利用した脚本も好みです。
目隠シストさん [DVD(邦画)] 6点(2017-06-15 19:50:59)
1.《ネタバレ》 作家の小野不由美による同名の実話怪談集(全99話)から、10話を選んで映画化したオムニバスである。6人の監督が脚本を含めて担当している。
【追い越し】 原話の不思議さが不足、無駄話が多い。
【影男】 音そのものが神経に響く。異音が付随しているのも嫌な感じ。窓から見えた空も意味不明だが怖い。最初は睡眠時無呼吸症候群かとも思えるがそうともいえなくなって戦慄。
【尾けてくる】 作業着の男がいかにもそれらしい顔。女子高生~女子大生の見開いた目はいいが若干くどい。ラストの街角遠望は好きだ(渋谷二丁目、青山学院近く)。
【一緒に見ていた】 原話にない背景事情を大きく加えた形。一回やっただけというより人格低劣で因果応報。倒れた男子生徒、ぶつかった女子生徒のいた風景がいい。
【赤い女】 女子高生絶叫ホラー。怖いことは怖いが階段をドタバタ駆け上がるのはなぜなのか(笑)。登場人物が高校生にしては変に大人っぽく、加弥乃さんは可愛らしいがヒガリノ(比嘉梨乃)さんはひときわ色気がある。
【空きチャンネル】 普通。特殊効果はやりすぎだが一瞬怖い。
【どこの子】 小学生のくせに妙にエロい。取り残されるシチュエーションは怖いが方言の男には笑わされる。
【続きをしよう】 子役がいい感じ。出演は9人だが顔が見えるのは8人、声がするときに誰の口も動いていない。流血の連続で児童虐待のようだが、走り回る子どもらを見ていると、この監督は本当に子ども好きなのだろうと思った。
【どろぼう】 難解で意味深。果実の隠喩と時間の経過、スカートの下にジャージをはいていないなど。何にせよ流産監督らしいテーマと思われる。女子高生が美形なのはいいとして、子沢山の母親がこういう顔だとは原作からは想像していなかった。
【密閉】 原話の投稿者が隠していた真相はこれだ、という感じの話。主演女優の顔が好きだ。

第1話を除く各話が「こんな手紙が届いた」で始まるのは、夏目漱石「夢十夜」の趣向に倣ったものと思われる。基本的には全て原話の筋立てに沿っているが、映画的なイメージを膨らませたり独自の解釈を施したものもあり、必ずしも実話とはいえないものが多いと思われる。しかし本物の怖さを出したもののほか怖がりながら笑えるもの、ストーリーとして面白いなど多様であり、映像的にもいい出来のように見える。これまで見たオムニバスホラーの中では最も良質だった。
かっぱ堰さん [DVD(邦画)] 7点(2016-07-16 22:30:45)
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【点数情報】

Review人数 9人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
4111.11%
5111.11%
6444.44%
7333.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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