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アウトレイジ 最終章

OUTRAGE 0 CODA
2017年【日】 上映時間:104分
平均点: / 10(Review 13人) (点数分布表示)
アクションドラマシリーズもの犯罪ものヤクザ・マフィアバイオレンス
[アウトレイジサイシュウショウ]
新規登録(2017-09-01)【イニシャルK】さん
タイトル情報更新(2017-09-27)【イニシャルK】さん
公開開始日(2017-10-07
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監督北野武
キャストビートたけし(男優)大友(元大友組組長)
西田敏行(男優)西野(花菱会若頭)
大森南朋(男優)市川(張グループ幹部)
ピエール瀧(男優)花田(花菱会幹部)
松重豊(男優)繁田(刑事)
大杉漣(男優)野村(花菱会会長)
塩見三省(男優)中田(花菱会若頭補佐)
白竜(男優)李(張グループ幹部)
名高達男(男優)白山(山王会会長)
光石研(男優)五味(山王会若頭)
原田泰造(男優)丸山(花菱会組員)
池内博之(男優)吉岡(木村組組長)
津田寛治(男優)崔(張グループ幹部)
中村育二(男優)平山(刑事)
岸部一徳(男優)森島(花菱会若頭補佐)
脚本北野武
音楽鈴木慶一
撮影柳島克己
製作バンダイビジュアル(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
テレビ東京(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
オムニバス・ジャパン(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
ワーナー・ブラザース(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
オフィス北野(「アウトレイジ 最終章」製作委員会)
プロデューサー森昌行
吉田多喜男
川城和実(アソシエイト・プロデューサー)
二宮清隆(アソシエイト・プロデューサー)
配給ワーナー・ブラザース
オフィス北野
美術磯田典宏
尾関龍生(装飾)
衣装黒澤和子
編集北野武
太田義則
録音柴崎憲治(音響効果)
照明高屋齋
その他吉川威史(キャスティング)
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1
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13.「全員悪人」と銘打たれた第一作目から7年。渾身の最終章。

許されざる者たちの鬩ぎ合いの様は、恐ろしさを遥かに通り過ぎ、愚かさを通り過ぎ、滑稽さをも通り過ぎ、もはや「悲哀」に溢れている。
どんなに息巻き、意地と欲望渦巻く勢力争いを繰り広げたとて、彼らが辿り着く先はただ一つ。
生きるも地獄、死ぬも地獄。そんな真理を知ってか知らずか、この映画に登場する悪人たちの眼には、諦観にも似た虚無感が漂っていた。

この映画で描き出される“outrage=暴虐”の世界に生きるすべての人間たちが、自らの生き方に疲弊しきっているように見える。
血管を浮かび上がらせ、怒号と暴力を浴びせつつも、同時に「何故こんなことになったのか?」と己の生き様自体に疑問と虚しさを抱えているようだった。

故に、今作は、前二作と比較すると明らかに地味で、枯れているように見えるだろう。
当然である。描かれるキャラクターたちの血気そのものが薄まり、あらゆる意味で衰退の一途を辿っているのだから。
しかしそれは、前二作と比べて今作の映画的魅力が落ち込んでいるということでは決して無い。
娯楽映画としての分かりやすい迫力は抑えられているが、その分、前二作を礎にした映画作品としての芳醇さに満ちている。

前二作のハードな暴虐性が反動となり、この「最終章」のある種静的な境地へと辿り着いている。
そこに見えたものは、「動」と「静」。別の言い方をするならば、「フリ」と「オチ」。
それはまさに北野武という映画監督の真髄であり、芸人、役者、監督、あらゆる意味での「表現者」としての矜持だと思えた。


シリーズ三作通じて共通することだが、「悪人」としての“雁首”揃えられたキャスト陣は皆素晴らしい。
特に今作においては、塩見三省が凄まじかった。実際に重病を患い、その後遺症が残る中での迫真の存在感。
前作で見せた方幅の広い関西ヤクザの恐ろし過ぎる迫力は消え去り、かわりにフィクションの境界を超えて人生そのものを焼き付けるような老ヤクザの気迫が凄い。
痩せ細り、足が不自由な様子で、呂律も回っていない。それは、前作の風貌と比較すると非常にショッキングな変貌だった。
しかし、以前実際のヤクザ組織の実態を追った或るドキュメンタリーを観たことがあるが、ああいう老いさらばえたヤクザは現実に沢山いる。
時代が変わり、社会が変わり、ヤクザなんて生き方がまかり通らなくなった昨今においては、塩見三省が演じた老ヤクザの醸し出す雰囲気こそが、むしろ限りなくリアルに近いのではないかと思う。


繰り返しになるが、「アウトレイジ」シリーズは、北野武による壮大な「フリ」と「オチ」だったのだと思う。
椎名桔平が演じた格好良い武闘派ヤクザや、加瀬亮が演じた分かりやすいインテリヤクザの描写は、“非現実的”だった。だからこそ「フリ」として、ジャンル映画の娯楽性の中で派手に殺される。
一方で、西田敏行や塩見三省が演じた知略と謀略の限りを尽くす無様で姑息な老ヤクザの描写は、“現実的”だった。彼らがヤクザとして最後まで醜くしがみつき、生き残る様こそが、北野武が用意した「オチ」だったのだろう。


映画は、食べさせる相手がもういない“釣り”の哀しさを映し出して終幕する。
全編通して、「これぞ北野武の映画」だと痛感する見事な一作だ。
鉄腕麗人さん [映画館(邦画)] 9点(2017-10-18 16:00:23)(良:1票) 《更新》
12.終わった、終わった、さぁ~次いこう
3作まで引っ張って、この内容かというのが率直な感想

なんだかテクニックばかり上手くなったので
オープニングシーンなどは”来るぞ”感があるが
後は既視感のある話の連続、役者の頑張りによってのみ維持されている

本当に役者は素晴らしい、北野映画に対する思い入れがスクリーンを
通して伝わってくる、気合が違う
唯一、演技に問題があるのは、そう、たけしさんアナタです
もう監督業に専念する方が良いと思います

永遠に支持はしますので、そろそろ初期数作の感覚を取り戻してほしい
カーヴさん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-16 12:38:20)《新規》
11.《ネタバレ》 独特の間はいつもの北野映画であった。この間こそが当該監督の個性であり、普通の映画(?)では絶対にありえない作風となっている。しかしなんだかんだ言っても北野武監督の暴力映画というのは強い集客力があるのだろう。自分も結局このトリロジーは全て映画館に観に行った口だ。やはりそれだけの監督が今他に日本にいるかと考えると、その重要さがわかる。作品自体がそこまで面白いかと問われると、うーんと唸ってしまうのだが(笑)人を土に埋めて、そこを車が通るっていうのは、昔お笑いウルトラクイズで観た気が・・・。
rain on meさん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-15 09:10:27)
10.だめだ、つまらなかった。見終わってガッカリ感が半端なかった。ストーリーがいまいちなのは目を瞑るとしても、その他の過去2作で良かった部分もダメだった。これまでのアウトレイジ感がそぎ落とされてしまった。登場人物たちに今までのような迫力感がないし、新たな登場人物たちもインパクトがない。それと塩見さんが病み上がりで、頑張って演じられたようなのだが、これまでインパクトの半端ない役だったので、出番も多いだけに申し訳ないがどうもいろいろ気になってしまった。ただ、他の役者たちもなんだか演技が今回はおかしい感じがした。キャストの中では松重さんは安定していて、あの役でスピンオフでも見たいとも思った。
スワローマンさん [映画館(邦画)] 3点(2017-10-14 15:54:35)
9.《ネタバレ》 相変わらず日本映画界の実力派による超豪華な学芸会ヤクザ映画。お話は陳腐でいい加減そのもの。
1作目と2作目はよく似ている雰囲気だったが今回は細部を色々変えてきてた。韓国マフィアとヤクザの雰囲気のコントラストがなかなか興味深い。スーツの着こなしや銃声、演技や演出のディテールを楽しむのが正解。タケシと西田敏行とピエール瀧がこの映画の中心なんやけどこの3人の演技が変。わざとなのかはわからないが周りを固める役者が素晴らしかったぶんちょっと不満。
そっと・・・チタラダさん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-14 12:21:33)
8.《ネタバレ》 前作が『ビヨンド』なら、常識的にいって本作は『ファイナル』か『フォーエバー』ですよね。何故に『最終章』だったのか。見終えてその謎が解けた気がします。それは監督からのメッセージ。“お前らの想像どおりには行かないよ”ということ。テンション高い「バカヤロー、コノヤロー祭り」を期待していた私としては完全に一本取られた心境です。でもちょっと嬉しいような。多分、正しい商業監督、あるいは職人監督なら、ちゃんと観客のニーズ通りの映画を撮ったでしょう。でも北野監督は、芸人であり、芸術家。同じコトの繰り返しでは満足しなかったものと推測します。前2作を前フリに使っての見事なスカシ。裏切りこそ笑いの神髄。痺れました。雰囲気激変の静かな『アウトレイジ』ではありますが、基本エッセンスは健在でした。会長、花田のエグ過ぎる殺され方。大友&市川のマシンガン襲撃。カタルシスは十分です。シリーズ映画完結作として、ケツの拭き方も見事なもの。ただ、大友が「なんだよ、お前ら信じちゃったのかよ。コレだよコレ」なんて台詞を吐きながら、トマトケチャップを差し出してきたら、拍手喝采したい気分ではありますが(笑)。(以下余談)それにしても役者「北野武」は全くもって大根だと再確認しました。いや正しくは味わい深いので“いぶりがっこ”でしょうか。好きな演技は塩見さん。印象に残ったのは原田泰造さん。あの小物感、テンパリ感はいいなと。大御所・名優・クセモノ揃いの俳優陣の中で、チョイ役ながらちゃんと輝いていたと思います。
目隠シストさん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-13 23:59:12)

7.《ネタバレ》 そもそも北野監督が仰っている通りアウトレイジは「人をいかに殺すか」をコンセプトとした映画だった訳ですが、本作では意図的にかその要素が弱くなっていました。大杉漣やピエール瀧が死ぬシーンも肝心の部分は描写されておらず、言い方は悪いですが物足りなさを感じました。そもそもが暴力ありきの映画だと思いますので。花菱会を宴会場で殺していくシーンも芸がないと思いました。

また塩見三省さんが前作ほどの迫力がなくなっていた点が残念でした。もっと元気になって欲しいです。前作は有名な怒号シーンだけで2点分くらいあったのかなと。

後は皆さんお感じになったことだと思いますが、いくら何でも終わらせ方が雑過ぎるのではないかと。もっと面白く撮れたのではないかと思ってしまいます。以上の理由で5点としました。
なすさん [映画館(邦画)] 5点(2017-10-11 15:00:27)
6.《ネタバレ》 結局、全編通して木村のための復讐劇であり、それにしてはあまり関係のなさそうなエピソードが物語のきっかけであることにバランスの悪さを感じました。これなら、あのラストシーンから直接始まるというストーリーにして、大友が韓国で身を隠しているなんて状況にしなかった方が良かったのでは?時間が経ってしまって、俳優陣がそれぞれかなりお年寄りになってしまい、それもできなかったかもしれませんが。
また、ベタ過ぎかもしれませんが、木村のことを思い出すような回想シーンを入れてもよかったのかもしれません。
新たな登場人物で、魅力のある人がいなかったというところで、点数的にはビヨンドから一つ落ちるかな。
でも、こんなアウトレイジな映画なのにお客さん結構入ってましたよ。みんなこのシリーズが好きなんだなあ・・・
迷惑もハローワークもあるかい!が一番ツボにはまりました。
Northwoodさん [映画館(邦画)] 6点(2017-10-09 17:46:36)(良:1票)
5.《ネタバレ》 前作「アウトレイジ ビヨンド」から5年。引き続き多くの役者が出ているが全体的に衰えが顕著で観ているのが辛い。たけしはTVでもそうだが老いと事故の影響なのか滑舌がかなり悪く常にたどたどしい。映画なんだからもうちょっと体調を合わせ喋れている日を使って撮ったモノを使えば良いのになと思う。西田敏行は頸椎亜脱臼で4か月も入院、その後に胆のう炎にかかり摘出手術。個人的にシリーズ最恐な中田を演じている塩見三省に至っては脳出血で半年近くも入院し賢明なリハビリで復帰。その後に今作の撮影開始。なるべく動かなくていいように撮っていて脚本も変えたのかもしれない。この主要な三人は喋りも顔つきも威圧感が無くなってしまっていて相手を畏怖させる凄みのあるヤクザっぷりが全く見られない。とても良く頑張っているが無理させている感が否めなかった。そのおかげでシリーズにあった周囲の人間が固まってしまうような捲し立てる罵声の応酬や罵り合いなどは見られない。それを担当出来るであろう次世代のピエール瀧や大森南朋に任せればいいのに前者はヘタレで後者は大友のただの従者にすぎず、その他大勢の新キャラクター含めて面白みに欠けたキャラだらけ。場の構築や流れの説明が済むと大友が乗り込んで銃をぶっ放すだけの繰り返しでカタルシスも何も無く単調なのもいただけない。会長への義侠心をチラつかせてはいるけど「全員暴走」じゃなく「大友暴走」なだけだったな。テンポも悪く大友の最後の選択含めてこの内容なら作らなかった方が良かった気がする。 インタビューを読んでみるとビヨンドと同時に最終章の流れも考えてたそうだが敢えて続けず「龍三と七人の子分たち」を挟んだそうだけど、その5年間の空白のせいで各々問題が発生してしまった、と。完全に期を逃してしまったんだなと思った。
ロカホリさん [映画館(邦画)] 4点(2017-10-08 18:14:55)(良:2票) (笑:1票)
4.《ネタバレ》 本シリーズの主要キャストでもある車の艶光りが初っ端から画面を彩り、年季の入った男たちの顔貌の凹凸と対照を為す。
真っ暗な車内に滲むように浮かび上がるビートたけしのどこか枯れた風情にはすでに死相が漂うかのようである。
罵りの科白もどことなくトーンダウン気味、動作もミニマルであるのも意識してのものだろうか。

大森南朋・ビートたけしと西田敏行がまみえる屋上駐車場の、海を遠望する俯瞰ショットなど、
一見ありふれていそうだが異質な世界観とスペクタクルを感じさせるロケーションが眼を引く。
ユーカラさん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-07 21:55:02)
3.前2作に比べ派手さも遊びも抑え目。恒例の指詰めシーンはおろか、視覚的に痛いシーンが少ないので、そういうのが苦手な方にはおススメできる。
私みたいに今回はどんな残虐な処刑方法が見られるんだろうとわっくわっくしながら観に行くという間違った鑑賞方の人には物足りないだろう。
しかし、ヤクザ達のドラマは相変わらず緊迫感に溢れ、シリーズのファンには満足のいく出来だと思う。
映画館が混み混みで、かなり前の方で観た為、画面に所狭しと並ぶ怖い顔のオンパレードには息苦しくなるほどだった。それぐらい皆ヤクザにしか見えないし、気合が感じられた。
ヴレアさん [映画館(邦画)] 7点(2017-10-07 18:46:37)
2.三部作の中で一番よかったです。
あまり好きではなかったデフォルメされた処刑シーンも少なくて、流麗なカメラワークと簡潔で端正な画面処理、抑制されたショットの積み重ね、そして演技者の見応え(聴き応え)のあるダイアローグが素晴らしく、映画の持つ魅力にあふれた卓越したフィルム・ノワールでした。くだんの監督の天才にまた触れさせていただきました。
大通り・ヘップバーンさん [映画館(邦画)] 9点(2017-10-07 16:02:02)(良:1票)
1.《ネタバレ》 舞台挨拶行ってきました!生たけし。
あまりの興奮で手に汗が…。
さておき、監督が言っていたとおり最終章に相応しくまとめ上げておりました。アウトレイジファンとしては堪らない内容でした。
バイオレンスはシリーズで1番の抑え目でヤクザ抗争ドンパチ盛り沢山という感じではなくマイルドになったぶんだけ駆け引きは好展開で見応えあり。
ビヨンドでけりをつけていない復讐を総清算でした。
キャストでは過去に劣るものの西田敏行、塩見三省、ピエール瀧が存在感発揮。衰えが激しかったので心配だが?
特に西田さんのカリスマ性が半端ない。アドリブも半端なかった。
ラストは北野武らしく想定内ですが。満足して涙でそうだった。これでアウトレイジシリーズ完結か…。
秋空とともにポッカリ物悲しく感じてしまいました。
UFC196.さん [映画館(邦画)] 9点(2017-10-07 14:54:18)(良:1票)
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【点数情報】

Review人数 13人
平均点数 6.46点
000.00%
100.00%
200.00%
317.69%
417.69%
517.69%
6430.77%
7323.08%
800.00%
9323.08%
1000.00%

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