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ヘイト・ユー・ギブ

[ヘイトユーギブ]
THE HATE U GIVE
2018年上映時間:133分
平均点:5.67 / 10(Review 3人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリー政治もの青春もの小説の映画化
新規登録(2019-07-13)【かたゆき】さん
タイトル情報更新(2020-05-07)【かたゆき】さん
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監督ジョージ・ティルマン・Jr
キャストアマンドラ・ステンバーグ(女優)スター・カーター
レジーナ・ホール(女優)リサ・カーター
ラッセル・ホーンズビー(男優)マーベリック・マブ・カーター
コモン(男優)カルロス
アンソニー・マッキー(男優)キング
白熊寛嗣(日本語吹き替え版)
榎木淳弥(日本語吹き替え版)
乃村健次(日本語吹き替え版)
脚本オードリー・ウェルズ
音楽ダスティン・オハロラン
製作ジョージ・ティルマン・Jr
あらすじ
低所得者層の黒人居住地区であるガーデン・ハイツに住む女子高生のスター。両親の願いもあって白人中心の私立高校に通う彼女は、幼い頃からの家庭での教えに従い、居住地区での顔と学校での顔という二つの顔を使い分けて生活していた。そんなある日、友人に誘われ参加したパーティで幼馴染のカリルと偶然再会し、自宅まで送ってもらうことに。しかし、突然パトカーに停車を命じられた挙句、彼は白人警官に射殺されてしまう。衝撃を受けたスターの生活はその日を区切りに激変。やがて彼女はカリルの理不尽な死に報いるべく立ち上がるのだった。アルジー・トーマスのヤングアダルト小説「ザ・ヘイト・ユー・ギヴ あなたがくれた憎しみ」(2017)を映画化。
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【クチコミ・感想】

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3.《ネタバレ》 泣ける映画を探していて行き当たった本作。ただし、泣きながら観る作品というよりも未だ根強く存在する人種問題について考えさせられる作品でした。

原作がヤングアダルト小説ということもあり、深刻な社会問題とそれに起因する悲劇を描いている割には意外にもライト。甘く切ない恋心や白人黒人の区別を問わない友人との軋轢、親子の感情・感覚のすれ違い等々、青春ドラマそのものといった作風になっています。

心に深い傷を負ってしまったヒロインが、感情の波に抗え切れずに社会に向かって声を上げるものの、結局は社会が大きく変わることもなくただ日常が取り戻されていくラストは、甘ったるいようでいて現実的に感じました。

原作未読ですが、出演者の確かな演技もあって若い世代をターゲットに人種問題を取り上げた優れた作品だと思います。ヘイト問題を身近に感じない我が国の若者(自分を含め若者に限らないかも知れませんが)にどこまで沁みるのか、その点については未知数ですが。
タコ太(ぺいぺい)さん [インターネット(字幕)] 7点(2024-06-18 10:56:34)
2.全く予備知識なしに鑑賞。
恋愛ドラマかと思ったら男友達が警官に発泡されて死亡。
そこから人種差別を問題にした映画なのかと思ったけど、
全てがお約束の展開というか物語自体に重厚さを感じませんでした。
おまけにヒロインの吹き替えがヘタクソというか、これがラブコメや普通の青春モノだったら
問題ないのですが、如何せん、シビアなモノローグが棒読みでゲンナリしました。
クロエさん [CS・衛星(吹替)] 4点(2020-01-20 06:35:47)
1.《ネタバレ》 貧しい黒人たちが多く住む貧困地区で生まれ育った、何処にでもいるような平凡な女の子、スター。両親の方針から裕福な白人が数多く在籍する私立校へと進学した彼女は、恵まれた白人の子たちに囲まれ、イケメンの白人彼氏とも超ラブラブ、自分が黒人であることなんてすっかり忘れて充実した日々を過ごしていた。そんな折、地元で開かれたとあるパーティで初恋の男の子と再会したスターは、彼の車で一緒に帰ることに。懐かしさから途中で車を停めて、いろんな思い出話に盛り上がる二人。そこにやって来る1台のパトカー。職務質問をしてきた白人警官は、何もしていない彼をまるで犯罪者同然に扱い、反発した彼との間で不穏な空気が流れ始める。すると突発的に白人警官が発砲し、スターの初恋の相手は呆気なく帰らぬ人になってしまうのだった――。当然のようにすぐ捕まると思われたその白人警官は、なんと停職という軽い処分だけで無罪放免になってしまうかもしれなかった。その事実を知り愕然としたスターは、彼のために少しずつ行動を起こすことを決意する…。それまで充実した毎日を過ごしていた平凡なティーンエイジャーが、アメリカに根深く残る人種差別という現実へと静かに立ち向かう姿を描いた社会派青春ドラマ。実際に起きた事件を基にして制作されたという本作、現代のアメリカが抱える闇をあくまでティーンエイジャーの視点から描いたそのスタンスはいいと思います。黒人社会に根深く残る差別意識がより対立を激化させているところなどもきちんと描かれており、そのフェアなスタイルにも好感が持てます。ただ、原作がアメリカのティーンエイジャーを対象としたヤングアダルト小説ということもあり、主人公の恋愛ドラマが非常に甘っちょろいのが本作の評価の分かれるところ。特に全面的に主人公を愛してくれる白人彼氏の存在はどうなんでしょうね。大人が見たら大多数の人が恐らく鼻で笑っちゃうかも。あと、ここまで大風呂敷を拡げたテーマを収束させるラストがけっこう放り投げっぱなしなのもいかがなものか。白人警官は結局無罪放免のままで問題は何も解決していないのに、家族は無事に平和になりイケメン彼氏ともまた超ラブラブに戻りましたとさ、なんてのはちょっと甘すぎやしませんか。あくまでティーンエイジャーの視点から社会問題を描いたその姿勢は良かっただけに、ラストが惜しい。
かたゆきさん [DVD(字幕)] 6点(2019-07-18 21:11:55)
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【点数情報】

Review人数 3人
平均点数 5.67点
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100.00%
200.00%
300.00%
4133.33%
500.00%
6133.33%
7133.33%
800.00%
900.00%
1000.00%

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