恋のエチュードのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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恋のエチュード

[コイノエチュード]
Two English Girls
(Les deux anglaises et le continent)
1971年上映時間:130分
平均点:6.00 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
ドラマラブストーリー青春もの小説の映画化
新規登録(2003-07-02)【シネマレビュー管理人】さん
タイトル情報更新(2020-05-15)【イニシャルK】さん
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監督フランソワ・トリュフォー
助監督シュザンヌ・シフマン
キャストジャン=ピエール・レオ(男優)クロード・ロック
フィリップ・レオタール(男優)デュウルカ
キカ・マーカム(女優)アン・ブラウン
ステーシー・テンデター(女優)ミュリエル・ブラウン
アニー・ミレール〔製作〕(女優)(ノンクレジット)
フランソワ・トリュフォーナレーター(ノンクレジット)
原作アンリ=ピエール・ロシェ
脚本フランソワ・トリュフォー(脚色/ダイアローグ)
ジャン・グリュオー(脚色/ダイアローグ)
音楽ジョルジュ・ドルリュー
撮影ネストール・アルメンドロス
配給東宝東和
その他クロード・ミレール(プロダクション・マネージャー)
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1
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11.やっぱり見るに値しない映画。
aimihcimuimさん [DVD(字幕)] 2点(2014-09-30 23:47:06)
10.典雅です。ジョセフ・ロージーの『恋』もこのころだったか。フィルムの色が褪せてきてたのが、また味わいが出てよかった。ジェスチャーごっこ、海近くでのテニス、女性三人による何気ない合唱など、いい。けっきょく愛の執着の話なんだけど、その主観の熱風から離れて描く涼しさがある。池のほとりでの忍びあいの長回しが、まことに美しい。全体俯瞰が多かったが、「運命」って感じかな。姉妹が手相を見てもらうシーンがあったっけ。全体の典雅なトーンに、愛の執着が対立してるよう。老人となったクロードが英語をしゃべる女の子たちのなかから彼女の子どもを探そうとするまさに執着のラストなんだが、作者はそういう生々しさから離れた立場を求めて客観視しようしようとしてるのがいい。やたらナレーションを入れて説明するのも、当事者のことは当事者に任せちゃってるという感じか。
なんのかんのさん [映画館(字幕)] 7点(2013-08-16 10:18:52)
9.明らかに『突然炎のごとく』と似た作風である。
『突然炎のごとく』は感情移入が全くできず、数多く観てきたトリュフォー作品の中でも苦手な作品となってしまったが、本作はそれほど違和感は感じなかった。

しかし主人公が、ここまで姉妹にこだわり続ける男にしては、かなり軽薄であり、その辺も腑におちない。
そしてまた、ジャン=ピエール・レオは名優だが、この作品の主人公としては適役でない気がする。
彼にはもっとガキっぽくて、舌っ足らずな少年(風)が似合うからだ。

卒のないストーリー運びと、尺の長さから、かなり王道なフランス恋愛映画と感じはしたが、トリュフォーにはもっと別の魅力があると思う。
それは、“遊び”を使った軽妙な喜劇、もしくはヌーヴェルヴァーグ全開の馬鹿げた恋愛こばなしとか。
本作のような、王道をいくフランス恋愛映画のような作品では、トリュフォーの魅力は十分には感じることはできなかった。

それと、トリュフォーならではの、体のパーツ、もっと具体的に言えば「足」に対するこだわりが影を潜めてしまっている。
どこか偏執的でマニアックな感じのする捻じ曲がった恋愛映画なんかを撮らせると、天才的な力を発揮する監督だけに、こういった重厚な音楽が背景に流れるような、美しさが前面に出た恋愛映画は向いてないんじゃなかろうか。

トリュフォー作品の鑑賞数も22本となり、未見の作品はほとんどなくなった。
トリュフォーは、男女を描きつつも、多様な作品に挑戦した監督であった。
トリュフォーを好きな映画ファンが、一番好きなトリュフォー作品を挙げると、それぞれが結構違った作品を挙げたりすることが多いが、それだけトリュフォーという映画作家が、奥行きが広く、チャレンジ精神が旺盛な監督だったということを、伺い知ることができよう。
にじばぶさん [DVD(字幕)] 6点(2009-08-31 22:15:15)
8.共感しようと思ってみると台無しになる。
みんな嫌いさん [DVD(字幕)] 6点(2008-07-15 13:51:20)
7.《ネタバレ》 なかなか結ばれない二人にじれったさを感じました。あの男の立場が羨ましい…。
色鉛筆さん [地上波(字幕)] 4点(2008-03-10 07:22:01)
6.《ネタバレ》 トリュフォーの中で一番好き。かつてそう思った。今見直して、やはり、これが一番いいとおもう。『突然炎のごとく』と似てる設定で、原作者が同じだからもちろんそうなってもいいんだけど、それにしてもなあ、って思ってみていると、ちゃんと映画の中でその理由が明らかにされる。ナルホドなって感じ。主人公は同性から見て共感できない。むしろ、姉妹のいたわりあい、旧習との葛藤、親との確執(ってほどではないけど)というような諸々の描写が、じわりじわりと染み透ってくる。
いのうえさん [CS・衛星(字幕)] 8点(2007-05-27 09:06:37)
5.小説を読む感覚で見ればまだ受け入れやすいのかもしれませんが、いちいち入る解説じみたナレーションに気分を殺がれます。もう少し喋り口に情緒があればまだ良かったが、なんだか無粋にしか感じません。映画の内容も極めて散漫で、行き当たりばったりにしか見えませんでした。
MARK25さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2007-01-13 00:07:10)
4.《ネタバレ》 登場人物たちのアタマ・コトバ・カラダがあっちこっちどっち?・・と、こういう文学的な泥んちょはわかりませんでした。「君は大地から生まれたから」というボンボン青年のセリフに吹いてしまったのは、観るのが四半世紀遅れたから?・・たぶんあと四半世紀考えても私にはわからんままでしょう、すんません。なんともお美しいピエールレオです、でも小さいの、もうちょっとどないかして映せば??と思いました(小柄メン好きな私が思ったんでかなりよ、でも彼トリフォーに似てるわ)。それからカメラの故障?シーンの意味と、フェイドアウトしていく覗き穴みたいなん(すんません、名前わかりません)の多用が不可解でした。ちょっと立腹は、終盤に出てくるベッド上の某シーン・・これやめてほしかった・・こんなオーバーに映す作品があるからかどうか 私、夫に疑われたじゃないですか!(実話)・・と文句ばっかし書きましたが、室内外の映像美と音は完璧でございます。緑と水と「斜め」には息を飲んでしまいまして忘れ難い作品となりました。ムードのないおばさんへのエチュードにならなかったのは残念。
かーすけさん 8点(2004-07-08 20:20:34)(良:1票)
3.トリュフォーは言葉で心情を説明することをフランス映画の悪いところと批判してきたが、この作品では反対に「言葉」の魅力をたっぷりと見せてくれます。イギリスとフランスのちょっとした言葉の壁、クロードが妹のミュリエルにフランス語を教えるシーンなどは「言葉の大切さ」を。母への手紙、ミュリエルとの手紙のやりとり、本の出版などは「言葉のもつ力」を。作品を覆い尽くすナレーションは「言葉の美しさ」をそれぞれ教えてくれる。このナレーションがまた心地よい。まるでBGMのようです。そして面白い恋愛小説を一気に読み進める感覚でこの映画を鑑賞できます(恋愛小説は苦手ですが)。最初の足を怪我するシーンとテニス中に目がくらむシーンは【藤村】さんのおっしゃるとうり、言葉ではなく映像で語るヒッチコックへのオマージュなのかもしれません。この作品の中ではういちゃってますけど。でもそんな遊びもヌーベルバーグならではです。
R&Aさん 8点(2004-06-16 13:39:31)(良:1票)
2.ん~、、恋って複雑。まだ私には分からなかったです。映像的には海辺の家でのシーン全般が綺麗で好きです。この監督ってすごく雰囲気のある人ですねー。主演の男性はとにかく甘いマスクだ!
kanekoさん 7点(2004-03-02 00:16:05)
1.外ロケでありながら完璧な映像。海に向かう斜面で3人が遊ぶときの構図の美しさといったら……。 この作品はとにかく手紙にこだわっている。手紙の内容を書き手がモノローグする不自然さを逆説的に訴えているのではないかとさえ思う。特に妹が恥ずかしい告白をしたためた手紙をジャン=ピエール・レオーが読む際、手紙にかぶさるように内容を読み上げる妹の姿が半透明に浮かぶシーンは、リアルさからはかけ離れている。 また、妹がテニスをしている最中目がくらむシーンもトリュフォーにしてはやや不自然だが、ヒッチコックへのオマージュではないか。
藤村さん 8点(2004-02-13 13:15:39)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
2218.18%
300.00%
419.09%
500.00%
6218.18%
7218.18%
8436.36%
900.00%
1000.00%

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