7.《ネタバレ》 演出に切れがない。ただ、昔見ていたお昼のワイドショーによく似た感じであり、既視感を感じた。tvのワイドショー側が真似していたのに。 【にけ】さん [映画館(字幕)] 5点(2019-01-05 21:31:59) |
6.なんでこの監督はこんな独りよがりを許されているのだろう。私は見事なまでに何の感想も抱けなかった。色彩のセンスがカラフルでこの人らしいですけど、「お話」を聞きたくて映画を観る者には不向き。「俺にだけ分かってりゃいいんだ」ということかい?少なくともワタシは90分時間を提供したのだ。ただただ困惑と退屈の90分。なんでこんな目に。 【tottoko】さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2017-11-26 17:28:25) |
5.《ネタバレ》 こういうエッセイ調の映画は、当然ながらスジの緊張感がない、流れがない、そういう「流れ」の楽しみをゴダールが意図的に拒否するのだからもう仕方がない、のだが、 「流れ」が遮断されるからこそ随所にドキッとするような生々しさが滲み出る。物語に奪取されない生々しさが。 【ひと3】さん [DVD(字幕)] 7点(2012-11-08 18:26:59) |
4.都市問題というナマなところから切り込んでくるのは、60年代のゴダール。女たちの内面の声が、次々カメラに向かって語られてくる趣向。日常をやってて、不意にこちらと目が合うと語り出すの。中心になるのは主婦売春の女だけど、そう特別「都市の孤独」を売り物にしているわけでもなく、日常がそのままつながってる感じ。託児所と部屋貸しを同時にやっているおじいさんのエピソードとか。社会派ならもっと都市論的に突っ込むところだろうけど、そういうことは不得手な人で(『UGETSU』のポスターがあったのはここだったっけ)、それよりもベトナム戦争のほうに気が行っちゃう。ベトナムから遠く離れていることのもどかしさみたいなものも感じられ、またそれを自覚しているから諧謔的な調子になる。パンナムのバッグを頭からかぶって歩かされる。屈辱かも知れないが、ベトナムの屈辱とは遠く離れていて、しかもそれを自覚しているってところにフランス人の(やや鼻につく)屈折がある。故意に撒き散らされる原色、真赤な車、セーターの彩り。 【なんのかんの】さん [映画館(字幕)] 6点(2010-04-15 12:08:04) |
3.ゴダール作品の中でも屈指の・・・ もちろん、つまらないという点においてです 【にじばぶ】さん [ビデオ(字幕)] 2点(2007-09-20 23:43:04) |
【アンダルシア】さん [DVD(字幕)] 4点(2006-11-19 13:34:41) |
1.ゴダールの政治批判が色濃くなってきた時期の作品。『男性・女性』もそうだったが、この手の作品はリアルタイムでこそ真価を発揮できるものであって、時代が変わり、ましてや遠い異国の政治批判となればあまりピンとこないというのが正直なところ。この作品では、政府の都市改造計画によって高尚する生活費の為に売春する主婦をドキュメントタッチで描くことで政策批判をしている。娯楽度は極貧。ゴダールの”遊び”も無いことは無いが、パッとしない。もう少し展開があってもいいような。でないと観ている私が報われません。もちろん個人的な好みによるところの意見です。哲学的、文学的なセリフを字幕で見るのも大変です。かんたーたさんの”聞き流す”は正解かもしれません。 【R&A】さん 3点(2004-04-02 11:53:03) |