リリーのシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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リリー

[リリー]
Lili
1953年上映時間:81分
平均点:7.70 / 10(Review 10人) (点数分布表示)
公開開始日(1953-10-06)
ドラマミュージカルロマンス
新規登録(2004-01-15)【元みかん】さん
タイトル情報更新(2017-01-15)【S&S】さん
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監督チャールズ・ウォルターズ
キャストメル・ファーラー(男優)ポール
レスリー・キャロン(女優)リリー
ザ・ザ・ガボール(女優)ロザリー
ジャン=ピエール・オーモン(男優)マーク
原作ポール・ギャリコ
脚本ヘレン・ドイッチェ
音楽ブロニスラウ・ケイパー
撮影ロバート・プランク
特撮ウォーレン・ニューカム
美術セドリック・ギボンズ
エドウィン・B・ウィリス
編集フェリス・ウェブスター
録音ダグラス・シアラー
その他ウィリアム・タトル(メイクアップ・デザイナー)
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1
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10.最近「ミセス・ハリス パリへ行く」も映画になったハリウッド流ファンタジー作家ポール・ギャリコ原作の映画化作品。
ファンタジー作家といってもこの人、出自がスポーツライターというだけあっていまいちファンタジーに振り切れてないところがあるんだけど、今のように映画でもテレビドラマでもアニメでもゲームでもノベルでもこってこてのファンタジーだらけになってしまっているなかではなんだかホッとできるような作風といえるかもしれない。
この作品の中で最もファンタジー要素といえるのは、たった一人の操作で人形があんなに細かい動作はできないだろ、って部分くらいだし。
わずか5巻の短尺もの、歌は「ハイ・リリー・ハイ・ロー」ただ一曲だけ。ダンスシーンも短いし断片的、華麗な群舞もない。
ダンサー出身のメル・ファーラーの面目躍如、かと思いきやあまり踊らないしレスリー・キャロンもあれ?いつものダイナミックなダンスは?って感じ。
これからMGMミュージカルを観るぞと意気込んでいるときには拍子抜けする映画かもしれない。
でもなんか観ててほっこりする。
これもやっぱりメイドインハリウッド。
ハッピーエンドがものすごくうれしくなる映画。
ただちょっと一人一人の心情の動きが複雑でわかりにくくなっているとこがあるのが難点。
心理描写はもっと単純でいいんだよ、みゅーじかるなんだから、って感じがしたかなあ。
かずくんさん [DVD(字幕)] 8点(2023-12-19 02:23:39)(良:1票)
9.《ネタバレ》 不器用な男が純真無垢な少女に惚れる。
だけど不器用だから、人形劇を通して想いを伝える。
少女はなかなか気づかない。
だけど最後は気付いて・・・

うーん、現実には、こうはうまくいかない気がする。
無骨だったり、不器用だったりする男は、気持ちは伝わったとしても、相手にされないのが現実世界の厳しさ。
表面上は不愛想で無表情だけど、自分への愛を感じ取り、好きになってくれる女性など、そうはいない。
絶対にいないとは言わないけど。

不器用な男の内面を理解してくれる女性が、もしいたとしたら、それは女神だろう。
(大概は、本作のマークの様な愛情表現豊かな男にもっていかれます。もしくは、不器用でもモテるのは、ごく一部のイケメンです。)

その女神を、おそらく男性目線で描いた、理想絵巻。
そこに人形劇をからめての、幻想的なまでに美しい物語。
とにかくピュアで、美しい映画だ。
愛情表現が苦手な男性諸氏に、勇気と希望を与えてくれる映画!
にじばぶさん [ビデオ(字幕)] 6点(2016-04-18 18:37:30)
8.《ネタバレ》 いかにも大作ミュージカルという風情の『巴里のアメリカ人』の後でこんな可愛らしい小品も創っていたなんて、さすが全盛期のMGMだけのことはあります。この映画はミュージカルと呼ばれていますが、使われている楽曲は有名な『ハイ・リリー・ハイ・ロー』だけと言ってしまえるほどのシンプルさ。オスカーを受賞していますが、ミュージカル映画音楽賞ではなく劇・喜劇映画音楽賞だったというのも納得です。 この映画自体がレスリー・キャロンのための企画みたいなもので、その彼女の輝きっぷりはもう胸キュンものです。ラストのバレエ・ダンスも良いんですが、やっぱり人形と『ハイ・リリー・ハイ・ロー』を歌うシーンの可憐さはこれからも語り継がれてゆくことでしょう。 DVD化されたのは良いんですが古いプリントのまんまでカラーが完全に変色してました。どこかデジタル・リマスター版をリリースしてくれませんかね。それだけの価値はある作品ですよ。
S&Sさん [DVD(字幕)] 8点(2014-04-01 21:22:29)
7.洋画は初投稿かも。この作品は特に好きなので。。。数年前の早稲田松竹の「ミュージカルミニ特集」で「ウエストサイド」と一緒に観ましたが、レスリー・キャロンの可愛さが物語にガッチリとハマったこの作品が当たりでした。うかつにも泣いてしまった。上映してくれた映画館スタッフに感謝です!
サーファローザさん [映画館(字幕)] 8点(2011-02-23 19:24:28)
6.おぼこ娘のレスリー・キャロンが本当にカワイイですねー。
まさに彼女の魅力を存分に伝える映画であると同時に、メル・ファーラーの、
あそこまで自分を人形に投影しているギリギリ感があってこそ、このミュージカル映画
は楽しいだけじゃない、心の中の微妙な揺れや想いを映し出した類稀な作品になってい
るんでしょうね。
よし坊さん [ビデオ(字幕)] 7点(2007-07-23 00:36:50)
5.《ネタバレ》 元みかんさんじゃないけど、私もこの映画、ずっと観たくて探しに探して、やっと見つけた時の感動、喜び、期待通り、良いもの観させてもらいました。まずは何と言ってもこの映画の主人公であるリリーが本当に可愛いい。それは見た目だけの可愛さではなくて、一人の女性としての可愛さ、この映画を観れば解ってもらえると思います。とにかくリリーの可愛さ、これは男なら誰もが心からなんて可愛い。健気な心の持ち主なんだと応援したくなること間違いなし!少なくとも私はこの映画のリリーは応援してあげたい。そんな気持ちにさせられました。女性が観てもリリーの可愛さをきっと解ると思う。ピンク色の洋服にエプロン姿でレストランで仕事をしている時のリリー、お客さんに対して、飲み物や食べ物を運ぶリリーのおどおどした姿も可愛いじゃありませんか!仕事中に眼の前で行なわれているマジックショーが気になって、仕方のないリリー、そんなリリーの表情、またリリーが仕事をクビになった後の話も見方によってはかなり幼稚に見えるかもしれないけど、そんなことよりもリリーが出合った人形達との交流によって生まれる愛情、これこそ本当の人間愛、みんなで歌う主題歌「ハイ・リリー・ハイ・リリー・ハイロー」の曲の素晴らしさ、作品全体のこの雰囲気、どれも観ていて楽しい。そんな作品です。それにしてもこの映画、私も含めてもたったの五人しかコメントがないなんて、残念だなあ!もっと多くの方に観て欲しいのに!
青観さん [ビデオ(字幕)] 8点(2007-02-10 10:41:16)
4.愛すべき佳品、この言葉に尽きるMGMミュージカル。レスリー・キャロンは「パリのアメリカ人」よりも絶対にこっち。蛇足的なナンバーも無い、時間の短さも好印象。映画会社の皆さま、同じ作品を「~キャンペーン」で飽きるほど繰り返し売るのもいいけどこういった小品にも光を当ててくださいよ。
Nbu2さん [ビデオ(字幕)] 8点(2006-06-11 21:44:15)(良:1票)
3.《ネタバレ》 可愛いなあ、勿論リリーもだけど特にあの人形たちが。レイノルドでしたっけ?中でもあの狼の人形がお気に入りです。レスリー・キャロンは随分と若々しいなぁと思っていたけれど、空想シーンの中でのウェイトレス姿はかなり色っぽくてビックリ。あれだけ無垢で純粋な少女だったら誰でも守ってあげたくなるよ~と思いました。それからこれはどういうわけか、てっきり最初からリリーはポールが人形を操っていることを知っているものとばかり思っていたので最後の方がちょっと混乱してしまったのですが、それでも影からしか彼女を愛することができなかった人形使いのひたむきな姿に胸を打たれました。最後のダンスシーンはちょっとクドいけどあれがMGMミュージカルの醍醐味ですね。そういえばエイドリアン・ブロディ主演で「ダミー」という人形使いの映画がありましたが、あれはおそらくこの作品の影響を受けているのではないでしょうか。ちなみに僕はこの映画のビデオを図書館で見つけました。
かんたーたさん 8点(2005-01-06 22:14:49)(良:2票)
2.いいですよ、この映画。キャロン嬢のファニー・フェイス(個人的にオードリーより彼女こそこの呼称に最もふさわしい女優だったと思う)は、この年齢にしては幼すぎる感のある孤児リリーのキャラクターにぴったりで。「ハイ・リリー、ハイ・リリー、ハイロー」って主題歌もあまり知られてないけど、いつでも口ずさめる名曲だと思います。期待しないで食べた大味そうなデザートが、実は繊細な味で大満足でしたって気持ちにさせてもらいました。って例えが何か変ですかね~、俺甘党なもんですみません・・・。
放浪紳士チャーリーさん 8点(2004-09-19 15:58:39)(良:2票)
1.ずっとずっと探していた作品だったので、レンタルショップの片隅で出会えた時の感動といったら! 観たい観たいと思っていたら、いつかは出逢えるものですね。こちらの作品はMGMミュージカルのカタログとも言うべき『ザッツ・エンタテインメントPart.2』に収録されています。リリーという身よりのない女の子(年齢は16歳ですが、年より随分と幼そうな設定)が、恋に破れ、行き場をなくしたときに、人形劇の人形たちに励まされるといった、一言でいってしまえば幼稚な内容です。でもでも、あのリリーの可憐さ、人形とホンモノとして真っ正面から対峙し、真剣に大切に思って、共に楽しみ共に哀しむ。あの姿は、私が映画(特にミュージカルやファンタジーなど)を観るときの姿なんですよ、実は。私はリリーのような可憐さは、残念ながら持ち併せていませんが……(汗)。とにかく、映画を楽しむってこういうことなんだなぁーと思わせてくれるステキな一本になりました。1週間のレンタル期間で、通算3回観てしまいました(笑)。なかなか出逢えない作品かもしれませんが、この『リリー』はどこかにひっそりと眠っています。こんな作品に出逢えたことを感謝したいと思っています。
元みかんさん 8点(2004-01-16 02:14:40)(良:3票)
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【点数情報】

Review人数 10人
平均点数 7.70点
000.00%
100.00%
200.00%
300.00%
400.00%
500.00%
6110.00%
7110.00%
8880.00%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 7.00点 Review1人
2 ストーリー評価 7.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 8.50点 Review2人
4 音楽評価 8.00点 Review2人
5 感泣評価 Review0人
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【アカデミー賞 情報】

1953年 26回
主演女優賞レスリー・キャロン候補(ノミネート) 
監督賞チャールズ・ウォルターズ候補(ノミネート) 
撮影賞ロバート・プランク候補(ノミネート)カラー
作曲賞(ドラマ)ブロニスラウ・ケイパー受賞 
美術賞セドリック・ギボンズ候補(ノミネート) 
美術賞エドウィン・B・ウィリス候補(ノミネート) 
脚色賞ヘレン・ドイッチェ候補(ノミネート) 

【ゴールデングローブ賞 情報】

1953年 11回
脚本賞ヘレン・ドイッチェ受賞 

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