絞殺魔のシネマレビュー、評価、クチコミ、感想です。

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絞殺魔

[コウサツマ]
(ボストン絞殺)
The Boston Strangler
1968年上映時間:119分
平均点:6.00 / 10(Review 11人) (点数分布表示)
公開開始日(1968-12-17)
サスペンス犯罪ものミステリー実話もの
新規登録(2004-04-07)【--------】さん
タイトル情報更新(2019-02-24)【イニシャルK】さん
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監督リチャード・O・フライシャー
演出山田悦司(日本語吹き替え版)
キャストトニー・カーティス(男優)
ヘンリー・フォンダ(男優)
ジョージ・ケネディ〔男優・1925年生〕(男優)
マイク・ケリン(男優)
サリー・ケラーマン(女優)
ジェームズ・ブローリン(男優)
ダナ・エルカー(男優)
ウィリアム・マーシャル〔男優〕(男優)
ジェフ・コーリイ(男優)
ウィリアム・ヒッキー(男優)
アレックス・ロッコ(男優)(ノンクレジット)
マーレイ・ハミルトン(男優)
広川太一郎(日本語吹き替え版)
小山田宗徳(日本語吹き替え版)
島宇志夫(日本語吹き替え版)
家弓家正(日本語吹き替え版)
細井重之(日本語吹き替え版)
翠準子(日本語吹き替え版)
青野武(日本語吹き替え版)
塩見竜介(日本語吹き替え版)
北村弘一(日本語吹き替え版)
沢田敏子(日本語吹き替え版)
徳丸完(日本語吹き替え版)
大宮悌二(日本語吹き替え版)
村松康雄(日本語吹き替え版)
緑川稔(日本語吹き替え版)
千田光男(日本語吹き替え版)
渡辺典子【声優】(日本語吹き替え版)
筈見純(日本語吹き替え版)
加藤正之(日本語吹き替え版)
吉田理保子(日本語吹き替え版)
村越伊知郎(日本語吹き替え版)
脚本エドワード・アンハルト
音楽ライオネル・ニューマン
撮影リチャード・H・クライン
製作20世紀フォックス
ロバート・フライヤー
制作グロービジョン(日本語吹き替え版)
配給20世紀フォックス
特撮L・B・アボット(特殊撮影効果)
アート・クルックシャンク(特殊撮影効果)
美術リチャード・デイ〔美術〕(美術監督)
ジャック・マーティン・スミス(美術監督)
スチュアート・A・リース(セット装飾)
ウォルター・M・スコット(セット装飾)
ラファエル・ブレットン(セット装飾[ノンクレジット])
衣装トラヴィーラ
録音デイヴィッド・ドッケンドルフ
スタントグレン・R・ワイルダー(ノンクレジット)
ネタバレは禁止していませんので
未見の方は注意願います!
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1
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11.《ネタバレ》 犯人の人物像、動機、逮捕までの過程に興味津々だったのですが。中盤であっさりと犯人が判明してからは垂直落下のようにトーンダウン。実話なので仕方ないとは言え超能力者やら二重人格やら脱力感が半端ない。被害者や遺族の無念さが押し寄せてきた自供模様に点数の全てを。
The Grey Heronさん [DVD(字幕)] 6点(2018-05-02 21:28:57)
10.《ネタバレ》 リチャード・フライシャーの実録犯罪もの映画は本作と『10番街の殺人』の二本だが、どちらも怖い。職人監督としてあらゆるジャンルを手掛けた彼だけど、実は犯罪ものがいちばん得意だったんじゃないかな。 前半はスプリット・スクリーンを多用(乱用とも言える)して斬新な撮り方をしていますが、正直あまり効果があったとは思えません。ところが上映時間のほぼ半分あたりでやっとトニー・カーチスが登場してからはスプリット・スクリーンは使われなくなります。そしてヘンリー・フォンダの尋問が始まると前半の小細工感が満載だった撮り方はどこかに吹っ飛んでしまいます。とくにラスト20分、長回しを多用してトニー・カーチスに密着してゆき、カーチスもそれに応えるように彼の生涯一の演技で観る者を引きつけてしまいます。 実際の事件と比べると経過も単純化されアルバート・デサルヴォのことも家庭的な人間として若干美化していますが、事件を再構築して映画化するにはデサルヴォが二重人格だったというのは合理的で最良の脚本だったんじゃないでしょうか。
S&Sさん [DVD(字幕)] 7点(2015-08-28 20:49:09)
9.《ネタバレ》 鏡を見るという行為は鏡の中の自分に見られているという事。この映画では、自分でもまだ気付いていない自分自身に気付かされるという恐怖を鏡という否応なしに現実を突きつける残酷な物の中で表現していた。
またラストの尋問シーンでは、二人の対峙する男の視線を1カットで捉えることで見ることは見られることと同義であるという、考えれば考えるほど恐ろしい事実を感じた。
ちゃじじさん [DVD(字幕)] 8点(2014-12-28 20:19:40)
8.《ネタバレ》 フライシャーの緻密な演出とシンプルな面白さが光る。
フライシャーは「バイキング」や「ミクロの決死圏」等アクションものの監督と思っていたが、まさか「ミクロの決死圏」の後にこんなサスペンスを撮っていたとは。
他の作品に比べるとかなり地味な印象もあるが、それでもフライシャーらしい演出が光る作品だ。
「実在のボストン連続絞殺魔事件」をモデルにした作品。
複数のカットを同時に見せる実験的な仕掛け、淡々と殺しのドラマとそれに歯噛みしながら捜査を続ける警察たちの姿を映していく。
ただでさえ得体の知れない「絞殺魔」が襲いかかるってだけで恐怖だし、もっと怖いのが散々ニュースで注意しているにも関わらずドアを開けてしまう人間心理の怖さ。
開けなくても簡単にドアを突破してしまう「絞殺魔」。
後半の展開は衝撃的。延々とシーンが続く感じなのだが、不思議と飽きない。
“もう一人のアイツ”が出てくる瞬間といったらもう。
すかあふえいすさん [DVD(字幕)] 8点(2014-03-11 21:15:15)
7.映像面での演出が面白いサスペンス。題材としては当時なら新鮮だったと思うが、
総体的に犯人側の人間像の描き方が浅いうえに、物語の核になっている真相もぼんやりめ、
どうしても割り切れない印象を抱いてしまう。実話の映画化作品ということで、
それなりに見応えはあるけど、これなら完全ドキュメントで観たほうが面白いかも。
MAHITOさん [DVD(字幕)] 5点(2012-04-16 15:28:47)
6.《ネタバレ》 【事実】1931年ボストンでデサルヴォ誕生。両親堕落、アル中、暴力、娼婦を連れてくるような悲惨な家庭環境。17歳で軍隊入り。5年間ドイツに赴任。結婚して娘(障害者)誕生。毎日5,6回性交する性欲過多。1956年9歳女子への性犯罪で軍隊除隊。1960年モデルのスカウトマンと偽り、部屋に侵入し、サイズ測量する犯罪300件。不法侵入罪で逮捕、強制猥褻としては裁かれず。11ケ月服役。妻から「あなたが真人間になるまで」と性交渉停止宣言。1962年6月から1964年1月までボストン絞殺魔事件発生。被害者11~13人、19歳~85歳。基本的に紐状のもので絞殺し蝶結び、強姦、性器露出。1964年11月別件の連続強姦事件で逮捕。被害者300人。1965年精神病院。その言動によりデサルヴォが犯人ではないかと怪しんだ同室の男が弁護士に通報。弁護士にあっさり自白。犯人しか知らない事実を知っていた。司法取引。1967年絞殺魔としては裁かれず、強姦罪で終身刑。1968年映画製作。1973年刑務所の独房で刺殺される。犯人不明。40年後最後の事件の精子DNA鑑定で無罪が確認。次の理由で犯人の可能性大。①性犯罪を繰り返す。②全事件でアリバイ無し。③犯人しか知らない事実の自白。④逮捕後事件が止む。【感想】不思議な事件だ。被害者の年齢の幅が極端に広く黒人も犠牲者。女性そのものへの憎悪があるようだ。警察のプロファイルも「母親を憎悪している若い白人男性」だった。最初の事件では部屋が物色されている。映画では二重人格説を採用。オランダの「超能力探偵」が事件に挑んだのも事実。◆物証が無いと言うが、いくつかある。先ず歯型を較べれば簡単に判定がつく。犯人の遺留品と思われる定規、箒、瓶、ドアノブなどの指紋、現場のススと靴のススの照合。◆次々起る殺人と性犯罪者を片っ端から逮捕する様子を描く前半部分。実験的なマルチ画面を多様しているが効果は薄い。画面に集中できないのだ。それでも次々起こる連続殺人には誰でも自ずと興味が湧く。犯人が判明してからは少々退屈。彼の過去に触れられていないのが不満。動機が提示されない。「人格が変わると殺人者」では誰も納得しない。その理由を示して欲しい。ジギル博士とハイド氏じゃないのだから。彼が裁かれた強姦にも触れていないのはどうしたことか。迫真の演技は良いが、密室でのカメラアングルが平凡で画面から緊迫感が伝わらない。
よしのぶさん [DVD(字幕)] 6点(2011-02-12 00:37:41)
5.《ネタバレ》 こりゃおもろいと思ったのだが評価悪いな。前半は連続殺人の犯行シーンと捜査する側の試行錯誤が描かれる。そこで分割画面が多用されるんだけど、捜査する側が全く犯人を追い詰めることなく右往左往してる様がこの分割画面でより顕著に表現されているように思う。見た目のかっこよさより実用性で選ばれた分割画面。で、まずまず面白いこの前半は前フリでしかなく、なので犯人が誰なのかとかどうやって捕まるかなんてのは映画の肝となりえない。犯人は捜査側の懸命の努力とは関係なく市民にいとも簡単にとりおさえられてしまう。ここからが実は見所。犯人は二重人格であって犯行を全く覚えていない。で、本人に少しずつ思い出させようとするんだけど、その悪夢のような回想の見せ方がなかなか凝ってて唸らせてくれる。唸らせてくれるんだけどちょっと冗長な気がしないでもない。だけど本当の見所はまだここからあって、犯人が正常から異常になったときの様相をじーーっくり見せるところ。ここ。ここでこれまでのことが全て前フリと化す。このシーンの重さ、尋常じゃない。
R&Aさん [DVD(字幕)] 7点(2010-12-22 17:20:44)
4.《ネタバレ》 実際に起きた連続殺人を題材にしたドキュメンタリータッチの展開。画面分割は最近あんまり見ないのでなんか新鮮な感じだし後半のトニー・カーティスの演技は強烈過ぎて。見てる方には申し分ないんですが残念ながら見終わった後それしか残らなかったんですよね。で超能力探偵のマヌケっぷりには笑っちゃいましたけど今でも未解決事件なんですがこの映画の原作を書いた人、ディサルボを犯人だと決めつけて原作を書いたんですね。うーん、裁判もまだ終わってないのにそれっていいの?
M・R・サイケデリコンさん [DVD(字幕)] 5点(2010-12-07 11:19:02)
3.《ネタバレ》 創作当時はセンセーショナルだったかも。ゼロ年代に必要なのはこういう二重人格の人がどういう過程を経て、まともになっていくか?そういう映画だと思う。この映画では犯人がなぜ突然、こんな症状を持つに至ったかを描けていれば、もっと面白かったのでは?率直な感想は、最近観たウィリアムワイラーの「コレクター」のように、この頃のミステリーって昼間の犯行が多く、カメラも人物から離れているので、そんなに怖くない。なじみの俳優が追いつめられるとか、悪人はとことん常識はずれとか、そういう展開じゃないから。これはミステリーの古典なんでしょうね。この頃の映画から、客をどう怖がらせるか?という方向に演出が進化していくんでしょう。それでも最初の犯人探しの段階で、一体犯人はどんな人なんだろう?と思わせるとこはフュンチャーの「セブン」を思わせた。超能力まで使ったりして、捜査をたっぷり見せて、1時間もたって、やっと真犯人が出てくるとこは、昔の映画だけど逆に新鮮だった。
トントさん [DVD(字幕)] 6点(2010-12-02 18:49:17)
2.画面分割の多用など、視覚効果は凝っており楽しめましたが、サスペンスやミステリーとしての醍醐味は希薄です。捜査の過程に面白みはありませんでした。もっとも実話とはこんなものかも。見せ場は容疑者の取調べ。犯人の心理描写は重厚で見応えがありました。どうせなら、いきなり容疑者を確保したところから物語を始めても良かったのではないかと。
目隠シストさん [CS・衛星(字幕)] 6点(2007-05-13 00:29:26)
1.《ネタバレ》 超能力に精神病。この2つが登場した時点で、サスペンスとしては駄作決定。
永遠さん [CS・衛星(字幕)] 2点(2006-12-13 19:28:31)
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【点数情報】

Review人数 11人
平均点数 6.00点
000.00%
100.00%
219.09%
300.00%
400.00%
5218.18%
6436.36%
7218.18%
8218.18%
900.00%
1000.00%

【その他点数情報】

No名前平均Review数
1 邦題マッチング評価 10.00点 Review1人
2 ストーリー評価 8.00点 Review2人
3 鑑賞後の後味 9.00点 Review2人
4 音楽評価 10.00点 Review1人
5 感泣評価 10.00点 Review1人
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【ゴールデングローブ賞 情報】

1968年 26回
主演男優賞(ドラマ部門)トニー・カーティス候補(ノミネート) 

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