1. 愛という名の疑惑
トナカイさんのおっしゃる通り! じゃ、どんなオマヌケな結末なの?と思って観ていたら、「妹にすれば良かったじゃない」の言葉に微笑むギア、やっぱりバカじゃん。こんな間抜けが精神分析なんて出来るわけ無いじゃん。こんなバカだからだまされるんじゃん。そう思いながら観れば、結構面白いのかも。他人のバカみて自分のバカ直そう! [CS・衛星(字幕)] 5点(2005-08-05 16:20:53) |
2. アライバル ファイナル・コンタクト
《ネタバレ》 宇宙人マニアが楽しそうに作った映画ってところでしょうか。メッセージを発信している電波というのは魅力的だったけど、「開けちゃだめよ」はないんじゃない。おきまりごとのように序盤で死んじゃうキャラあり、キレて自分勝手な行動とるキャラあり、最後は正しい行いを全うしたけどなぜか悲しく死んじゃうキャラあり。ツボにはまった型どおりの展開だけど、なんだかB級でも「中の下」どまり。このテの類をもれなくクリアするのだという意思があればそれなりに楽しめるけど、なにか期待しちゃうと腹が立つかも。たま出版さんなら「お薦め!」の作品。 4点(2004-10-03 02:32:05) |
3. アイ,ロボット
《ネタバレ》 人型ロボットといったら鉄腕アトムを想像する旧タイプの人間です。あと30年あまりでこんな世界になるなら、私は長生きしたくないなぁ。ロボットが生活に入り込むだけで、世の中の景色がこんなにも無機質になっちゃうんだもの。映画はといえば、主人公がロボット嫌いというのは判るけど、多くのパソコンに囲まれて仕事していたり、システムコンポがあったり、勝手に目的地まで安全運転で運ぶ車があったり、人型ではなくてもロボットみたいじゃない?なんか納得いかない。また、「ロボットは道具に過ぎない」と言っていたけど、人型にしたのは何故なのかしら。掃除機や洗濯機を人型にしても仕方ないからだと思うけど、道具を人型にする発想って、しかも実にリアルな顔に仕上げるなんて、なんかやだな。もしこの映画が、『ターミネータ3』と『ターミネータ1』の間のお話ですよと言ってくれたら、素直に感動したかもしれないです。 6点(2004-09-23 23:58:15)(良:1票) |
4. アバウト・シュミット
《ネタバレ》 アメリカ社会にも本音と建前が存在しているのだと、改めて認識しました。社会の一員として世の中に貢献してきたと自負していた主人公が、定年退職後、実は自分は何の役にも立たない人間だと感じ始め、ジレンマに悩まされていきます。ジャク・ニコルソンの演技から、そんな悲しさがひしひしと伝わってきました。(自分にとって)納得のいかない娘の結婚をも正してやれない無力感に、壊れてしまいそうな悲しい心をどう癒していくのか、観ていてやりきれない思いでいっぱいになりました。エンディングは多くを語らず、観ているものの想像に任せる形で終わりましたが、優しい余韻にあふれて感動的でした。 9点(2004-03-11 01:55:11)(良:1票) |
5. あなたのために
《ネタバレ》 寂しい身の上の主人公が臨月に男に捨てられるというだけでも、かなり「ひどい!!」って言いたくなる映画です。それなのにいたってポジティブで、健気で、努力家の主人公に皆が魅了されていくあたり面白いですね。捨てる神(はらませた男)あれば、拾う神(ガラスを破って助けに来た男)あり。私もこの「拾う神」に回り逢えるならば、多少(あくまでも多少)の苦労は厭わないでしょう。 7点(2004-02-17 18:23:06)(笑:1票) (良:1票) |