1. カンフーハッスル
《ネタバレ》 まず、オーバー過ぎる演出が鼻についた。 「ありえねぇー」という宣伝文句、そして前作「少林サッカー」の存在。 これらから推して知るべしなのだが、どうにも合わない。 CGや合成がわかり易く浮いてるのもだが、基本的にスローモーションが嫌い。 アクションを重視するような作品で余り多用して欲しくないのだ。 場面場面で見ると、カッコよく決めてあるシーンもある。 ただ大仰しさが、映像や音楽に顕著に表れていて冷めたりする。 しかし、話は在って無いような物なのに何故かうっすらと感動してたりもする。 徹夜明けの寝惚け眼のせいだとは思いたくないのですが・・。 もう少し主人公やその相方、聾唖者であるヒロインを掘り下げて欲しかった。 どう考えても火雲邪神と大家夫婦の存在が圧倒的過ぎる。 ハッとしたシーンが「シャイニング」をパロったシーンなのも流石に問題がある。 [CS・衛星(字幕)] 6点(2006-05-29 06:00:34) |
2. ガタカ
自分も劣等・・いや努力してないので全く問題外なんですが そういった視点で見ました。 劣等遺伝子のレッテルを貼られた主人公が最後には夢を叶えるという 至ってシンプルなストーリー。 随所にB級テイストが盛り込まれており、SF色も弱め。 だがシンプルでわかり易い分、グッと心に響いた。 ジュードロウは儚い存在感を漂わせるキャラを熱演、 主人公を食うほどのビジュアルと演技を見せてくれた。 [映画館(字幕)] 8点(2005-03-15 20:31:49)(良:1票) |
3. 完全犯罪クラブ
気づいたらエッチィ絡みシーンで流れに馴染めないままあっという間に終わってた。 原題や内容を見るにどこら辺が「完全犯罪」なのか・・ 邦題を付ける人の考えがわからない。 [CS・衛星(字幕)] 3点(2005-02-12 18:21:02) |
4. カンパニー・マン
キューブを脱しようとしつつもキューブで見せた映像作りはやはりこの作品でも見られます。規則的に統制された世界・映像が好きなんですかね、ナタリ監督は。裏の裏の、そのまた裏を・・とこの監督だからこそ期待しちゃうところですがこじんまりとしちゃった感が否めません。CUBEを自分は楽しんだ口ではないですが今作品もまたハマれずに終わってしまいました。ルーシーリューを好きじゃないのがけっこう大きい。 5点(2004-09-29 07:11:23) |
5. ガープの世界
フェミニズムとか政治とかワカラナイ。ワカラナイがそういった多くの要素が「ガープの世界」を構築しているんだな~(とか〆てみる)。詰め込みまくって混沌としているが妙な高揚感を覚える自分が居る。人間ドラマ、そういった人生を綴った作品って個人的に好きだということに気づいた瞬間だ。オカマなロバータがなんか好印象、男でも女でもない彼が家族を支えるキーマンだった。ヘレンも綺麗。プーの存在が・・不可解。幼少の頃から絡んでたけど。好きだったのか?母親の追悼式に来てたということは男を嫌ってるのはわかるが・・案外ガープの所為だったりして。原作を読んでないので人物像がイマイチでした。 7点(2004-08-23 15:51:57) |
6. カッコーの巣の上で
《ネタバレ》 観た後、その瞬間にはわからなかった事を調べてみた。ラストのマーフィのあの状態は「ロボトミー」という処置を受けたものらしい。初めて聞いた言葉、映画の彼の状態を思い出し凄く衝撃を受けた。そして題の「カッコーの巣(の上で)」、カッコーの巣は精神病院のことだそうな。無気力な患者たち、そして様々な方法で婦長に抵抗するマーフィ。患者たちは彼の行動に次第に生気が戻ってくる。ラスト近くは涙腺が緩みっぱなしだった。最終的に脱走できなかった。だが、しようと思えばチャンスは多々あった。婦長に対する怒り、共に過ごしてきた患者たちは彼の中で大きな存在となっていた・・でいいのかな?喉に出かかった色々な感情があるのですが上手く言い表せず。まだまだ修行が足りませんね・ 7点(2004-06-05 23:34:55) |