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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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1.  GAMER ゲーマー 《ネタバレ》 
予告編に斬新さを感じたので、鑑賞してみたが、このゲームはいわゆるクソゲーという奴ではないか。 ルールも設定も不明瞭なゲームにつき合わされるほど、つまらないものはない。 銃弾を避けながら、銃をぶっ放してセーブポイントに向かい、そのキャラクターをどこかにいるプレイヤーが操作するというゲームだが、ゲーム自体には盛り上がるようなものが全くない。 そもそも全体的に何かが足りないと思われる。 ユニークな世界観ではあるが、世界観が十分練り上げられていないということが最大の問題か。 一生懸命に考えても矛盾だらけになりそうなので、あえてマジメに作り込んでいないのかもしれない。 本作には中身がほとんどないので、個別具体的なことを論じても意味はないと思われるので、それは避けたい。 映像はなかなか凝ったところもあるが、どこかで見たことがあるものばかり(確信的に「ブレードランナー」を意識しているところはある)。 設定やストーリーも陳腐で使いまわされたものばかり。 なんだかんだで最後は娘を取り返すというありきたりな落としどころとなっている。 映像はユニークなところがあるので、これがミュージックビデオならば評価できても、映画としては高い評価をするのは難しい。 しかし、ときたまクレイジーさやエログロさが良い感じまで振り切れたシーンがあるので、捨て切れないところはある。 ゲロなどで車を走らせる辺りや、いきなり踊り出すところなど、見所はあるので、もうちょっと愛すべきクソゲーになって欲しかったところだ。
[映画館(字幕)] 5点(2010-12-07 22:53:03)
2.  決断の3時10分 《ネタバレ》 
撃つか、撃たれるかという緊張感ももちろんあるが、それだけではない独特の緊張感溢れる作品に仕上がっている。 強盗団のボスと、貧乏な牧場主という出会うはずのない二人の人生が交錯するという点が面白い。 出会うはずもない男の人生を知り、お互いがそれぞれの人生を振り返っているようにも感じられた。 強盗団のボスのベンは金だけは死ぬほど持っているだろう。 しかし、逃避行を繰り返しているので、もちろん妻や子ども達とともに幸せで安定した家庭などを築けるはずがない。 確かに女には不自由しなくても、それは一瞬一瞬の出会いでしかない。 自分を助けてくれる仲間もいるが、満たされないモノを抱えていたのではないか。 一方、牧場主のダンは妻や子ども達と幸せには暮らしているが、裕福な暮らしをさせることができず、苦労を強いている。 子ども達に父親らしいカッコいい姿を見せることはできず、いつ降るか分からない雨を待ち望むという不安定な生活を送っている。 ひもじく情けない人生に対して疑問を感じているはずだ。 お互いがお互いの人生を知り、自分の人生が果たしてこれで良かったのかと考えたのではないか。 牧場主のダンが諦めずに、あれほど移送にこだわったのは、この点にあったように感じられた。 もしボスを諦めて簡単に逃がしてしまえば、自分の人生を否定してしまうと思ったのではないか。 楽をして金を得ることもできるが、そういう人生を選択することなく、苦労しても貧乏をしても正直に生きるという人生が間違っていないことを証明したかったように思える。 自分の生き様を示すことによって、妻や子ども達にも「間違いではない」と伝えたかったのだろう。 強盗団のボスのベンは、自分の築けなかった家庭を壊すようなことをしたくなかったのではないか。 また、買収にも応じないダンのオトコの心意気にも感じ入ったことがラストの行動に繋がったように感じられる。 二人の苦悩、そして二人の生き様が見えたような思いがした点を評価したい。 計算し尽くされたムダのない脚本・演出も見事である。 意味のないように見えて、見終わってみると、何もかも全てが繋がっているように感じられるレベルの高い作品だ。
[DVD(字幕)] 8点(2009-08-16 01:49:25)(良:3票)
3.  消されたヘッドライン 《ネタバレ》 
リアリティのある仕上りであり、ラッセル・クロウの演技も見応えがあった。クロウ演じる新聞記者が真相に気付くまでは、もうちょっと高い評価をしようとしたが、予期せぬ“どんでん返し”があったため、評価を下げることとなった。観客が驚くオチを考えようとするあまりに墓穴を掘ったという貴重な例だろうか。 あまり頭が整理できていないので、間違っているかもしれないが、ネタを整理すると「議員が戦友と親友の“友情”を利用して、自分をスパイしていた民間軍事企業を逆に陥れようと画策した」というところか。「スパイ行為を行っていたものの民間軍事企業は殺しまでは手を染めていなかった」ということが真相だろうか。脚本的には上手くオチている気がするが、映像上では上手くオチている感じがしない。新聞記者がカラクリに気付いてから、殺し屋が最後の行動を起こすまでの一連の流れが拙速すぎるという印象をもつ。議員の奥さんの一言だけで全ての糸が解れるというのはあまりにも唐突だ。 殺し屋も最後に何をしたかったのか、なぜあの場所に居られたのかも不明。本作の“肝”になるところなので、もっと丁寧に描いて欲しかったところだ。異なるエンディングの1バージョンというような浮ついたものとなっている。 また、本作の「友情と真実」というテーマも上手く描き切れているとは思えない。“真実”の追求するためには友情を利用・犠牲にしてもいいのかという記者の“苦悩”がもっと必要ではないか。この部分が緩いため、逆に“友情”を利用していたのは議員の方だったというオチが効果的に機能していない。 さらに、レイチェル・マクアダムスの演技にも不満が残る。もともとはウェブ版の担当ということであり、冒頭は“軽め”の演技でも問題ないが、終始その“軽さ”が払拭されなかったという思いが強い。目の前で証人が死んでいるにも関わらず、あまり大きな変化が感じられなかった。最後の記事を“送信”できるほど、本物の“ジャーナリスト”に成長して欲しかったところだ。 悪くはない作品だが、“素材”を活かしきれておらず、最高の調理ができたとは思えないので、評価をやや下げたいところ。「大統領の陰謀」を参考にしているようなところもやや気になる。当初はブラッド・ピットが新聞記者を演じることとなっていたが、彼が降板した理由も少々理解できるものとなっている。出演してもあまりプラスにならない映画だ。
[映画館(字幕)] 6点(2009-06-28 11:31:07)(良:1票)
4.  ゲット スマート 《ネタバレ》 
「コメディ」と「アクション」を融合させた新しいタイプの映画だとアメリカ公開時から期待しており、きっと期待通りに楽しませてくれるはずと思っていたが、思い描いた作品ではなかったというのが正直なところだ。 肝心の“笑い”の部分が個人的に全くハマらなかった(楽しめなかった人は少数なので自分が例外と思われる)。 「飛行機内で大男をみたときのリアクション」「トイレ内の格闘」「デブ男を倒したあとの監視役の勘違い」辺りはよかったが、全体的にはあまり笑えなかった。 要するに、“飛行機のシーン”がピークであり、あれ以上おいしいシーンを作れなかったのが問題ではないか。 ビル・マーレーの出演シーンでサムいと思ったのは、自分だけだろうか。 ただ、基本的にはコメディというほど“笑い”には執着していないのではないかとも思われる。 冒頭にスマートが何枚もの鉄の扉を開けるシーンがあったと思う。 たくさんの書類を手に持っており、いくらでも笑いのネタが詰まっているはずなのに、何の笑いを取ろうともしていない(何かありそうで結局何もないという高度なテクニックではまさかあるまい)。あのシーンを見て、「ちょっと様子が変だ」と思っていたが、その危惧はどうやら当たったようだ。 コメディとアクションのバランスを欠いており、あまりにも真面目に取り組みすぎてしまったように思われる。 「コメディ」を見ようと思っていたのに、全く予想外のものを見させられたら拍子抜けしても仕方がない。 いい意味での裏切りが功を奏する場合もあるが、自分にはいい裏切りにはならなかった。 本作のように「コメディとしても中途半端」「アクションとしても中途半端」「スパイモノとしても中途半端」「ラブストーリーとしても中途半端」という中途半端な映画は個人的には好きではない(逆に、いろいろな要素を堪能できるので、その点を好む人もいるだろう)のも楽しめなかった理由のひとつ。 また、主人公の設定が、エージェント合格レベルの能力を持ち合わせているという時点で“笑い”を取るというつもりがないのではないか。 エージェント試験に何度も落ちている奴が、急場しのぎで即席エージェントに仕立て上げられ、素人ならではの手法で事件を解決するというのがコメディの“王道”と思う。 失敗は多いが、普通の優秀なエージェントが活躍する映画ならば、スティーヴ・カレルが演じる必要はあるのか。
[映画館(字幕)] 4点(2008-10-25 19:56:54)(良:2票)
5.  幻影師アイゼンハイム
この手の映画はネタが命なので、詳細なレビューは書けない。 端的に書くと、①このオチは個人的には好ましくなかった、②ストーリーは辻褄が合わず、基本的にはご都合主義満載、③イリュージョンは単なるCGにしか見えないので面白みに欠ける、④全体の雰囲気はそれほど悪くはない、というところか。  これら以外で最も気になったのは、ポール・ジアマッティ扮する警部の内面の変化だ。 キーパーソンは間違いなくポール・ジアマッティ扮する警部であり、彼の内面こそこのイリュージョンの成功のカギとなる。 胡散臭いアイゼンハイムを信用するのかどうかという問題は、ポール・ジアマッティ扮する警部の問題ばかりではなく、本作を見ている観客の問題でもある。 「ポール・ジアマッティ扮する警部の内面=本作を見ている観客の内面」といってもいいかもしれない。 この肝心のポール・ジアマッティ扮する警部へのイリュージョンが、そのまま観客へのイリュージョンに繋がるようには、上手くオチていないのがもったいない。 中盤と終盤のポール・ジアマッティ扮する警部の内面の変化がやや突飛すぎるところがあるのが少々残念だ。 ポール・ジアマッティの内面の変化にももう少し注意を向けて欲しかった。  冒頭にオチは好ましくないとは書いたが、工夫次第ではそれほど悪くはないものになりそうだ。 気になるご都合主義も細部を丹念につぶしていけば、クリアできそうな気がする。 オチで驚かせてやろうという根性を捨てて、もうちょっと全体を通して筋が通るものにすべきではなかったか。
[映画館(字幕)] 6点(2008-05-28 21:31:28)
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