1. イントゥ・ザ・サン
セガール作品はファッションセンス皆無の主人公が自由奔放に独自の正義感をぶっ放す所と、合気道経験者特有の足捌きと徒手空拳でブンブン投げる・打つのが見所。任侠、銃刀法、日本刀、観光気分、が、それらの見所を完璧に邪魔した感じ。ブラックレイン(駄作)ほど「どこの日本やねん!」と突っ込むこともなかった日本の描写があったにもかかわらずに、このテイタラク。それだけに、残念。セガールの日本語はあと70%は脚本から削るべき。 [DVD(字幕)] 2点(2007-08-30 20:45:12) |
2. インサイド・マン
人質感覚で「犯人は天才だ」と単純に鑑賞していました。ありそうでない発想が面白く、無血(とも言いにくいが)計画でトントン拍子に遂行されていく仕事っぷりが心地よく格好イイ。犯人・人質・交渉人・弁護士・頭取それぞれの思惑が、なんともヤヤコしくなく、スッキリと楽しめました。S・リーって、こういうエンタテイメントも撮れる監督なんですねぇ。 [DVD(字幕)] 7点(2006-12-03 13:31:16) |
3. インプラント
《ネタバレ》 ローラ・レーガンの可愛さだけで10点付けてしまいそうになるほど個人的には好みのド真ん中なんですが、内容はというと…伏線の張り方や着眼点、「形容し難い意味不明な何か」に襲われる恐怖はわかるんですが、説明不足というか…。その場の環境を暗くさせることが出来る「they」の能力なんかにはちょっとした「無理矢理感」を感じたりもするしね。何といっても見た後に「大の大人も夜中にトイレに行けないほど」の怖さがない。DVD特典の「もうひとつのエンディング」は、いいな。こっちならプラス1・2点って所かも。 [DVD(字幕)] 4点(2006-03-15 01:19:47) |
4. E.T.
少なくとも今現在の私は、醜く愚鈍で弱々しい異星人とは交流できない。子供の頃なら、まだしも…であるのが、この作品の経絡なのかもね。もう、自転車では空に飛べない世代になってしまっている自分に気付く。そんな事思い出してみても寂しくも悲しくも無いが、当時この作品を楽しく見ていた頃の純粋な自分も、確かにいたのだ。そういう思い出になり得る、上等のファンタジー。子供には、見せときたいなぁ。 8点(2004-06-09 22:55:29) |
5. 生きてこそ
荘厳にして尊大、そして過酷な大自然に囲まれて、未だ「明日」を見ようとする彼等の視線に、ただただ敬意を払うしかない。「此処に留まって死ぬんなら、前に歩いて死のう」は、ノンフィクションな名台詞だと、思う。 8点(2004-01-14 23:54:52) |