81. スーパーマン4/最強の敵
これまでのシリーズの持ち味だった要素の欠如も含めて、やはり今作は大きくトーンダウンしてしまった印象がある。安易にスーパーマンと似たようなキャラクターを登場させて「最強の敵」としてしまう段階で陳腐さが伺える。何年か前から話はあったけど、結局リメイクはされないのかな? 3点(2003-10-06 18:24:39) |
82. ステルス
《ネタバレ》 多かれ少なかれ確実に反米感情を持っている各国(実名)に対して、阿呆なくらいに一方的に“戦争の口実”を与えまくり、主人公達が暢気に愛を語り合うラストシーンの同日には、きっと第三次世界大戦が勃発しているだろうと想像するしか無い馬鹿過ぎる映画だった。 ただただドンパチが売りの娯楽映画なので、その馬鹿さ加減も一笑に伏して楽しむべき映画だということは分かっているが、それにしたって酷い。 人工知能を備えたスーパー戦闘機が暴走し人間に攻撃を始めるというプロットは、安直ではあるが、SF的要素も含んでいそうで魅力的には思えた。 「地球爆破作戦」のようなコンピューターの反乱が、人類への警鐘も含めて描かれるのかと思ったが、実際は想像以上に馬鹿な人工知能が何でもかんでも“表面的”に学習して、ただただ暴走するだけだった。 それならそれで、主人公らトップガンたちとスーパー戦闘機の攻防がシンプルに描けばいいものを、実は馬鹿な人工知能以上に大馬鹿な上官が諸悪の対象と移り変わり、結局は主人公とスーパー戦闘機との間に友情めいたものが芽生えるという始末。 そもそも期待も何もないので、残念に思うことも全くないのだけれど、これほどまで全編通して爽快感がなく、むしろ居心地の悪さを感じる娯楽映画も珍しい。 [地上波(吹替)] 2点(2012-09-23 01:30:24) |
83. スペシャリスト(1994)
今になって考えると、この映画からスタローンの落ち込みが始まったのではないかと思う。見応えのないアクションシーンと希薄なストーリー展開には辟易させられる。シャロン・ストーンとの絡みのみをウリにした映画自体、非常に問題だ。 2点(2003-11-30 12:37:12)(良:1票) |
84. スピード2
新たな発想も何もないのに、とりあえず作られたヒット作の続編ほど悲しいものはない。前作の価値を下げてしまうのなら作らないほうがまし。まあ続編というものは常にそういう危険性をはらんでいるものだから仕方ないとも言える。主演のジェイソン・パトリック、この頃米国ではフェロモン系男優として女性を中心に一瞬人気が出たんだけど、日本では受け入れられず、すぐに消えてしまった。 2点(2003-10-25 14:46:31) |
85. スポーン
いや参った。これほどショボい映画だとは予想していなかった。アメコミヒーロー映画は結構好きなので、悪のヒーローというテイストに期待して観たのだけれど、散々な出来栄えに笑ってしまう。怪しく赤黒い巨大なマントをひるがえすビジュアルやジョン・レグイザモのキモすぎる悪役など引きつける素材はあるにはあるのだけれど、何と言っても主人公のビジュアルがよろしくない。一応ヒーローなのだから、終始マスクを装着して闘ってほしかった。焼け爛れた顔で右往左往されては憧れは抱けない。あれならばペプシマンの方がよっぽどカッコイイ。 1点(2003-12-17 12:57:13) |
86. ストリートファイター(1994)
「ストリートファイター」というゲームの設定をまるっきり無視して突っ走ってしまったことが、この映画の駄作さの最大原因であることは言うまでもない。でもここまで無茶苦茶だと逆に面白くもある。ストⅡをある程度やったことがある人なら、ベガがバイソン将軍だったり、ガイルが主役という時点で笑うしかない。 1点(2003-10-23 16:41:40) |