1. ヴァージン・スーサイズ
これは「少女の為の映画」ではない。むしろR25にすべき映画。十代頃、危うさを持っていたけれど、今はすっかり図太くなった女性たちの心にこそ滲みる映画だと思う。これを論じて自殺の是非とか、命の重さとかいうのはナンセンスだ。「少女たちがどこまでも美しい」ということだけに意味があるのだから。現役十代の女の子たちに見せるのは、とてつもなく危険だろう。ソフィア・コッポラは凄い。ゴットファーザーの娘という気負いがあったろうに、これだけ繊細で独自の世界観を築けるのは凄い。フィールドで、一人目覚めたラックスが、ぎこちなく靴を履くシーンとか、秀逸。応援したい女性監督の筆頭。キルスティンは他のどの映画よりも可愛いし、ジョシュも滑稽だけど、とてもハマっていた。好きだなぁ、この映画。 9点(2004-01-20 10:03:12)(良:1票) |
2. 運命の逆転
ひじょうに興味深い映画でした。グレン・クローズに語らせるというやり方もなかなか! 疑問が残るんだけど、嫌な感じがしない残り方。弁護士たちのやりとりも面白かった。ジェレミー・アイアンズ上手い! ただの「若い女を誘惑するのが大得意」俳優かとおもいきや。声がものすごいダミ声だったのは、役づくりなんですね。あのハゲは・・・? 役づくり、それとも実はハゲ? 気になる・・・ 8点(2003-09-28 07:57:18) |
3. ウィロー
小学生の頃見ました。私はネバー・エンディング・・・よりこちら派でした。すっごく面白かった。今のロード・オブ・ザ・リングを見なれた子供たちの鑑賞には耐えられないかもしれませんが、ファンタジーの楽しいエッセンスがたくさんあって、自分が一緒に冒険出来そうな親近感がわく、いい作品だと思います。 8点(2003-05-10 22:50:28) |
4. ウェインズ・ワールド
中学生くらいの時、友達と映画館に観に行って、無理に笑ってたなぁ~ この映画で「笑える」のが「格好いい」と思ってました。音楽通ってカンジで(爆)。あれ、マイク・マイヤーズだったんですね~! 今このサイトを観て知りました。限りなく下らないのは判ってるんだけど、超主観的に悪い点は付けたくない映画かな。ただオンタイムで見ないと何の価値もないので、他人には決して薦めません! 7点(2004-01-03 01:12:45) |
5. 海辺の家
超ご都合主義、最後はみんな良い人、とにかく詰め込む・・・と、これぞアメリカ感動映画の王道的。見終わった後、感動したけどなぜか疲れた。キャスティングはすごく良い。生意気アナキンに、深刻な不倫劇をやらせたらピカイチのCSトーマスに、若い男を誘惑させたら天下一品のメアリー・スティンバーゲン。ケビン・クラインは勿論上手い。不要なエピソードを外して、気持ち短くしたら良かったのにと、個人的には思いました。 6点(2003-09-26 21:04:45) |
6. 運命の女(2002)
《ネタバレ》 色々な点で、リアリティーに欠ける映画だった(風、死体運び)。まあこの人の映画にリアリティーを求めてはいけない。あと無駄なシーン(不倫相手は結婚していたとか、ギアが目で追ったいたナイフとか)が多い。後半いきなり夫婦愛の話になり、ギアに人を殺めたという罪悪感がまったく感じられない。すごく身勝手な夫婦。エンディングも中途半端に感動的なのが「え~」という感じ。これを邦画でやったら目も当てられないでしょう。これをなんとか見せている主役の二人は、さすがスター! ダイアン・レインのふっきれた演技はとても良かった(やや泣き過ぎでウザイ)。子役がやたら良い子ではなく、そのへんの平凡な男の子風なのもイイ。細かく言えば4.5点! 5点(2003-10-08 14:16:05) |
7. 裏切り者(2000)
キャストも発案も良いのに、つまらない。思うに、演出が筋書きを追っているだけなせいだ。撮り方が場面の寄せ集め的で、「この先どうなっちゃうんだろう」というわくわく感が一切ない。説明過剰で、104分とあったが、もっと長く感じた。画面も全体に暗くて、疲れる映画でした。 4点(2003-11-29 14:36:38) |
8. ウェディング・プランナー
ラブコメ・・・・嫌いじゃないんです。気軽に見られて、安心して見られて、予定調和なんだけど、ヨシヨシ! 主人公のファッションはお洒落だし、小物はスウィーとで、幸せな気持ちになれす。でもでもでも! この作品のジェニファー・ロペスの演技、下手すぎないですか? 英語が喋れない私が言うのもナンですが、声のトーンが・・・学芸会? 表情もわざとらしすぎ。いくら美人で魅力的でも、あの眉毛と唇の動かしかたはいかんともしがたい。いくらラブコメでも、それなりの演技力がないと楽しめませんっっ!!! 3点(2004-10-09 10:05:59) |