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六本木ソルジャーさんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

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コメント数 823
性別 男性

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1.  追憶(1973) 《ネタバレ》 
好きなシーンは色々あるが、一番好きなシーンはケイティが演説しているフィルムをJJ達とたまたま観ていたときのハベルの顔だな。なんとも言い様のないモノ凄い良い表情をしていた。 あれを観て、ハリウッドの10人のためにワシントンに行ったケイティが以前と変わっていない又変わって欲しくないと思ったのではないか。 そのようにハベルは思い直して空港まで迎えにいくわけだが、その時の空港での喧嘩が二人に埋めようのない深い溝が生じて、二人の別れにとって決定的なものとなるわけで、映画のキモとなると思う。 「大切なのは人間だ」と主張するハベルと「主義こそ人間の糧」と主張するケイティ。 この根本の思想の違いこそ、別れの大きな理由となると思うのだが、ただ、このシーンだけでは二人の別れの理由としては、不充分というか、盛りあがりには欠ける気がする。 確かにハベルの浮気など別れにとって副次的なものもあるが、お互いに愛し合っていてもどうしても別れなければいけない決定的なもの。お互いをお互いに理解しようとしてもどうあっても理解できないもの。やり直そうやり直そうと努力しても埋まらない溝をもう少し盛りあがるカタチで描いて欲しかった。 この映画には、二人の再会から、大学シーン、一度目の別れ、ハリウッドでの生活、二人の別れ、そして再会シーンまでを描いている。一度目の別れと復縁する夜のシーン、再会シーンが極めて素晴らしいのだが、上記のどうしても別れなければならないシーンが心に触れないので勿体無いと思う。 個人的には、ケイティを赤狩り時代のハリウッドに閉じ込めておくことは、籠の中に鳥を閉じ込めておくようなものとハベルが感じて、ケイティのために別れを決意するという流れにしても良かった気がする。 DVDで鑑賞したのだが、削除されたシーンとしてケイティが20年前の自分に似た少女(大学のようなところで一人で声を張り上げて社会に訴えている少女)を見かけて涙を流すシーンがあった。 このシーンは、バーブラ自身も削除しないようにとシドニーに頼んだようだが、政治的色合いを薄めたいと考えたシドニーは削除することを決めたようだ。 このシーンも映画のキモになるべく大切なシーンだったと思う。このシーンがあればラストにおいて活動を続けているケイティの気持ちもはっきりと理解できる。
[DVD(字幕)] 7点(2005-05-21 17:30:16)(良:1票)
2.  ツーリスト 《ネタバレ》 
オリジナルのフランス映画「アントニー・ジマー」は未見。デキの良くない駄作という事前情報を得ていたので、思いっきりハードルを下げて、「どんな駄作を見られるのか」という楽しみすら期待していた。ハードルを下げ切っており、恐ろしく古臭いセンス、間抜けな警察、間抜けな組織についても笑えるような状態だったためか、意外と普通の仕上りとなっており、逆の意味で期待を裏切られた。もっとトンでもない映画を見られるかと思ったが、よくあるような普通の古典的な作品だった。バレバレのネタを追認するだけの作業に過ぎず、アンジェリーナ・ジョリーが相変わらず美しいということ(痩せ過ぎでちょっと怖いようなところもあるが)以外には、ほとんど心に残らない作品となっており、もちろん素晴らしいと評価することはできない。 本作の決定的な問題はラストのオチだろう。全てを観客に明かすという愚行を犯している。ハリウッド大作映画を任されて、若いドイツ人監督は観客のレベルを低く設定したのだろうか。本当のプロならば、幾通りの解釈ができるような余地でも残しておいて欲しかったところだ。ハリウッド映画なので曖昧にするのが嫌だとしても、考えられ得るケースにおいて一番最悪なチョイスをしたという印象。フランクが実はただのツーリスト案、全てフランクとエリーズの共謀案よりも酷いチョイス。観客には正体を明かしてもよいが、エリーズには正体を明かす必要はないのではないか。個人的には、ある時に彼女の本当の素性を知り、恋愛と任務の板ばさみから彼女を開放するために、彼女には秘密に一芝居を打つこととして、迫り来る組織を自分の手を汚すことなく片付ける、彼女から共犯者という汚名を晴らす、警察の捜査を打ち切らせる、彼女から本当に愛される、犯罪とは無関係の彼女との新たな生活を手に入れる、という一挙両得の計略を用いたというような解釈ができればよかった。新たな顔、新たな人生を手に入れて、男性は完全に女性を騙したと確信しているが、女性はその嘘を知りながらも黙っているといった解釈がさらに出来るような男女の奥の深い関係や、愛する男がいるのに別の男に惹かれる、愛する男がいる女を惚れさせようとする男女の駆け引きのようなものを描ければよかっただろう。 「大金を掛けてその程度にしか整形できなかったのか」という皮肉的なセリフも面白味はあるが、ラブストーリーとしてはこれでは浅すぎた。
[映画館(字幕)] 6点(2011-03-08 23:35:16)(良:1票)
3.  翼のない天使
「サイン」の内容を宇宙人を使わずに描くとこんな感じになるんですね。 子どもが好きな人なら向くかもしれませんが、自分には少しこのスローな流れは合わなかった。 じじが無事なのかを確かめたいことから始まる神に会うための精神的な旅。 別れることのつらさを知ったためか、嫌ないじめっ子にも向き合えたし、デブも相手にすることができたのも、一人一人がかけがえのない人間ということが分かったんでしょうね。 その答えを自分で出せ、自分を目覚めさせることが出来たから天使にも会うことが出来た。なかなか夢のある話でした。 個人的には、神父とか女の子とか姉貴とか色々いじれるキャラがいる分話をもっと面白くできたと感じる。
4点(2004-09-05 21:45:23)
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