Menu
 > レビュワー
 > やましんの巻 さんの口コミ一覧
やましんの巻さんの口コミ一覧[この方をお気に入り登録する

プロフィール
コメント数 731
性別
自己紹介 奥さんと長男との3人家族。ただの映画好きオヤジです。

好きな映画はジョン・フォードのすべての映画です。

どうぞよろしくお願いします。


…………………………………………………


人生いろいろ、映画もいろいろ。みんなちがって、みんないい。


…………………………………………………

表示切替メニュー
レビュー関連 レビュー表示
レビュー表示(投票数)
その他レビュー表示
その他投稿関連 名セリフ・名シーン・小ネタ表示
キャスト・スタッフ名言表示
あらすじ・プロフィール表示
統計関連 製作国別レビュー統計
年代別レビュー統計
好みチェック 好みが近いレビュワー一覧
好みが近いレビュワーより抜粋したお勧め作品一覧
要望関連 作品新規登録 / 変更 要望表示
人物新規登録 / 変更 要望表示
(登録済)作品新規登録表示
(登録済)人物新規登録表示
予約データ 表示
【製作国 : アメリカ 抽出】 >> 製作国別レビュー統計
評価順1
投稿日付順1
変更日付順1
>> カレンダー表示
>> 通常表示
1.  デス・レース2000年
ロードショーで見て(自慢)、キッチュなウサンクサイ面白さが「なかなか」と思っていたら、いつの間にか「おバカ映画のケッサク」としてカルト化していたのね、これ。幸い、昔に撮ってそのままになっていたTV放映時のビデオが出てきたんで再見したら、キッチュさはそのままなれど、ウサンクサイならぬただのビンボークサイ映画でしかないことに、がっかり。こういう未来の”ディストピア”な殺人ゲームを描いたものでは、(スティーブン・キングが別名義で書いた原作ともども)あきらかにこの映画の影響下にある『バトルランナー』が、質量ともに超えちゃったからなあ(賛同者は少ないかと思いますが…)。ともあれ、いかにもロジャー・コーマン的な”バイオレンス、セックス、そしてささやかな社会派ブリッコ”のなつかしい味わいは珍重に値します。聞けば、トム・クルーズがこれをリメイクするって話だし。…本気か? 《追記》いやぁ~、本当にリメイクが決定したみたいですね。で、監督が『バイオハザード』やら『エイリアンvsプレデター』の人…。いえ、まあいいんですけどね。けど、やっぱり↑の方もおっしゃる通り、ポール・バーホーヴェン作品で見たかったなぁ。せっかくのカルトな「お宝(?)」映画を、単なる頭の悪い本物の「バカ」なヴァイオレンスものにされちゃう気配が濃厚だもんなぁ…。
6点(2005-03-26 10:23:00)(良:2票)
2.  デイ・アフター・トゥモロー
エメリッヒの映画の本質は、その「生真面目さ」にあると思う。いや、「優等生(おりこうさん)」だというんじゃなく、どこか“バカ”がつくほど「一本気(まっすぐ)」なところがあるのだ。  たとえばH・G・ウェルズの古典SF『宇宙戦争』を現代にリメイクしたなら(『ID4』)、やはり「タコ型(イカ型?)」風のエイリアンを登場させてしまう。あるいは、ファンのひんしゅくを買おうとも、あくまでゴジラの造型に生物的なリアリティを優先させる。さらに『パトリオット』みたく、善玉・悪玉をマンガチックなまでにはっきりと区別するのも、むしろ彼の「真面目さ」ゆえだろう。 その上で語られる「世界観」も、これまたボーイスカウト的(!)な単純さ・一本気ぶり。そこではアメリカ大統領が自ら戦闘機に乗って空中戦を演じ、(スパイク・リ-監督には「黒人奴隷の歴史を美化した」と批判されたが)黒人だけのユートピアめいたコミューンが、奴隷制のアメリカに存在しているのだ。いずれもエメリッヒにとって、「かくあらねばならぬ」という大上段の啓蒙的説教くささとはちがった、「かくあってほしい」という“まっすぐ”な理想として。 今回の映画においても、彼のその「生真面目さ」はいつにもまして発揮されている。ここでエメリッヒは、何よりも“寒さ”をいかに面白い映画に仕立て上げられるか、という一点においてひたすら「真面目」に取り組む。そして人類の危機に直面したとき、国家や人々は「どうあるべきか」ではなく、「こうであってほしい」と謳うのだ。…大国はエゴを捨て、人は最期まで愛と気高さを失ってほしくないという。  それを、あまりに単純すぎると失笑するのはカンタンだろう。というか、今どきそんなナイーブな「生真面目さ」など、ほとんど“バカ”扱いされるにちがいない(事実、エメリッヒ作品を「バカ映画」呼ばわりする風潮が、確かにある)。 けれど、“おりこうさん”ばかりがはびこる中、こうしたひたすら“まっすぐ”な人なり映画なりが存在していることは、少なくともぼくにとっておおいなる「救い」に他ならない。何だかんだ言われても、エメリッヒ作品にかくも観客が集まること自体、きっと多くのひとびともその「すがすがしさ」に惹かれてのことなんだ…と、ぼくは勝手に思うことにしている。  ローランド・エメリッヒ(の映画)は、理屈じゃなく、ただただ愛おしい。
8点(2004-06-19 18:31:41)(良:5票)
3.  テキサスの五人の仲間 《ネタバレ》 
こればっかりは、いくらネタバレを認めるこのレビューでも、バラしちゃいかんでしょう。それほど、最初から最後まで見事に仕組まれた展開の完璧さに脱帽。しかも、ネタがわかっても、また見たくなる、映画としても実に上出来のウエスタン・コメディであります。それにしても、さすが名優たちで、その芸達者ぶりがあってこその作品であることも、最後まで見ているとよ~く分かる。…なんて、本当はバレてはいけないネタがあると書いた時点で、もうネタバレの恐れがあることに、気づいた。とにかく、ポーカーがメインとなるストーリーだけに、そういった駆け引きの面白さを最・後・ま・で・楽しみましょう。ジョアン・ウッドワードに、乾杯! 完敗!
8点(2003-10-06 13:37:39)
4.  テルミン
ひとつの電子楽器に、20世紀の歴史と、ひと組の男女の数奇な運命が隠されているなんて、どんなドラマよりドラマチックだなあ。それをひとつひとつ解きあかし、全編をこの不思議な楽器の音色が響きわたる、ドキュメンタリーとしちゃ相当な傑作です。旧ソ連の科学者がアメリカに渡って1世紀近くを生き延び、残された助手で密かに彼を愛していた女性が、テルミン奏者としてこれまた生き続けただなんて。しかも、遂に再会を果たすまでを描いたなんて、スゴすぎる! …それにしても、ビーチボーイズのブライアン・ウイルソンって、やっぱりちょっとアブナイ?
9点(2003-08-12 17:39:30)(良:1票)
5.  テキーラ・サンライズ
大人の男2人と、いい女が1人。もうこれだけで十分じゃないスか。確かに展開とかかったるい部分は否めないけど、それを補ってあまりある情感とゆるやかで上質な時間が流れている。ぼくは好きです。ミシェル・ファイファーって、『恋の行方 ファビュラス・ベーカーボーイズ』同様、2人の男に囲まれると映えるなあ。じゅるじゅる。
8点(2003-08-12 17:15:51)
6.  ディープ・インパクト(1998)
この手のアメリカ映画にしちゃ、「情(ソフト)」と「骨子(ハード)」のバランスが実に適確で、ミミ・レダー監督ってやはりこれからの時代のストーリーテラーなんだと感心(『ペイ・フォワード』だって、そんなに悪くなかったと思うもの)。ドラマの何たるかも、SFの何たるかも分かっちゃいない某『アルマゲ何とか』と比較にもならないよい映画です。すい星を爆破に向かうシャトル内のエピソードがいささか類型的だけど、こういう泣かされ方も悪い気分じゃないし。あと個人的には、大津波を前にティア・レオーニがマクシミリアン・シェルに最後「ダディ…」としがみつく場面。何と言うか、忘れ難いものがありました。
8点(2003-08-12 16:48:37)(良:1票)
7.  デッドマン(1995)
ジム・ジャ-ムッシュ監督のひとつの到達点だと思う。これだけの深度を持ちながら、しかも軽やかな作品を作り得るのは、たぶんジャームッシュならではじゃないかな(アキ・カウリスマキ? いやいや、彼の映画は良くも悪くも通俗的ゆえに、「哲学」の表出には向いていない…)。ジョニ-・デップ扮する主人公が、少しずつ生者から死者へと移りゆくさまの、何という美しさ。これが映画の詩というものじゃないかな。感動しました。
10点(2003-05-29 14:49:39)(良:1票)
8.  デッドゾーン
この映画を製作したディノ・デ・ラウレンティスッて人、『砂の惑星』のデイヴィッド・リンチといい、『ハンニバル』のリドリー・スコットといい、そしてこの映画のクローネンバーグといい、自社の超大作に何でこうも作家性の強い監督を起用したがるんだろう。やはり、イタリア時代にフェリーニやヴィスコンティと関わった映画屋魂? ということで、おそらくクローネンバーグのなかでも最もコマーシャルな、しかし最も美しい「愛」の映画になってる。ぼくも本当に本当に本当に大好きな1本です。本作のクリストファー・ウォーケンは、永遠なり!
9点(2003-05-29 14:37:43)
9.  デイズ・オブ・サンダー
小生にとって”天敵”とも言えるジェリー・ブラッカイマー製作作品中、たぶん最も好きかも。どうってことのないありがちな展開だしキャラクターなんだけど、そうした劇画調人物たちにこれほど血肉を通わせたロバート・タウンの脚本に1票! トム・クルーズが後に『ミッション・インポッシブル』シリーズでかれを再度起用したのもよく分かるシブイ技量でありました。ご贔屓マイケル・ルーカーも実に実に良かったし。
8点(2003-05-29 14:14:28)
10.  ディープ・ブルー(1999)
皆さんご指摘がないんで、ちょっと自信がなくなってきたのですが、あの女科学者ってジーナ・デイビスに似てません? さてはレニー・ハーリンてば、自分を捨てた元奥さんのデイビス似の女優をわざわざ起用して、鮫に食わしたな。”復讐”にしちゃ気がきいているじゃんハーリン! …と大笑いした、実にそれだけの映画だったんすけどね。
6点(2003-05-29 14:03:12)
11.  デアデビル
日本じゃ映画より漫画の方が、今やより豊かな表現力を見せてくれることが多いけど、アメコミはどうもとうてい映画に及ばない。だから、その映画化は、意外とムツカシイのでは? だって、幼稚になりすぎるんだよね。この『デアデビル』も、キャラクターに映画的な陰影を与えようとしている工夫は認めるものの、やっぱりオトナの鑑賞に耐える代物じゃないなあ。唯一、主人公の少年時代の父親とのエピソードは、素直なリリシズムが好感度大でした。監督は、やはり前作の『サイモン・バーチ』みたく、心にしみるヒューマンドラマの方が絶対向いてるってば。
5点(2003-05-20 13:57:26)
12.  ディレイルド/暴走超特急
実現するには、最低でも5千万ドル以上はかかるだろう脚本を、どう見たって5百万ドル程度で作っちゃいましたってな、トホホな代物。実際、あのチャチな列車やヘリコプターの模型がよろよろと画面を横切った日にゃ…(涙)。小生はヴァン・ダムを深く愛する者ではあるが、そして最近のB級路線への回帰(まあ、落ちぶれて戻らざるを得なかったと、世間じゃ見るんでしょうが…)は、個人的に歓迎だったのだけど、今回は風呂敷を広げすぎた。カエルが牛の真似して腹を膨らませても、所詮は破裂して果てるだけなのだよ。
4点(2003-05-16 14:37:59)
全部

■ ヘルプ
© 1997 JTNEWS